積水ハウスのファミリースイートが進化!吹き抜け・大開口・断熱等級6を解説

まだ展示場・資料請求前なら、先に“紹介の権利”だけ確保してから動くのが安全です(初回接触前が条件のため)
→ 紹介の権利を確保する(3分で完了)

 

こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。

積水ハウスのファミリースイートが気になっているものの、「大きな吹き抜けは寒くないのか」「幅6mの大開口を入れると価格はいくら上がるのか」「開放感を優先して後悔しないか」と迷っていませんか。

私も積水ハウスで家を建てるとき、大空間や大開口にかなり魅力を感じる一方、冷暖房、音、収納、家具配置、予算まで本当に成立するのかを何度も確認しました。

結論から言うと、ファミリースイートは単に広いLDKをつくる提案ではありません。

家族が別々のことをしていても気配を感じられる空間と、吹き抜けや大開口の心地よさを両立させる考え方です。

ただし、展示場の見た目だけで決めると、寒さや暑さ、生活音、窓まわりの費用で「ここまで考えていなかった」と感じるかもしれません。

この記事では、公式情報と、実際に積水ハウスの大空間・吹き抜けのある家で暮らしている私の経験をもとに、価格や後悔しやすい点まで分かりやすく解説します。

記事のポイント

  • ファミリースイートの新しい特徴
  • 6m吹き抜けと大開口の対応条件
  • 寒さや暑さを防ぐ設計の考え方
  • 価格と後悔を減らす確認項目

積水ハウスのファミリースイートの特徴

積水ハウスのファミリースイートは、柱や間仕切りをできるだけ減らし、リビング、ダイニング、キッチン、学習、仕事、遊びなどを一つの大空間で緩やかにつなぐ提案です。

新しいファミリースイートでは、横方向の広がりだけでなく、吹き抜けによる縦方向のつながり、大開口による屋外への広がり、断熱等級6への対応が大きな軸になっています。

ここでは、見た目の開放感だけでは分からない特徴や、プランを考える前に知っておきたい条件を順番に見ていきましょう。

ファミリースイートとは

ファミリースイートは、家族全員が同じ行動をするための部屋ではなく、それぞれが好きなことをしながら、同じ空間に居られるLDKを目指す考え方です。

例えば、キッチンで料理をする人、ダイニングで宿題をする子ども、ソファで動画を見る人、少し離れた場所で仕事をする人が、完全に分断されずに過ごせます。

昔ながらの間取りでは、リビング、ダイニング、キッチン、和室が壁や建具で分かれていることが珍しくありませんでした。

それに対してファミリースイートは、柱や壁を減らし、家具、床の段差、天井材、照明、ラグなどで居場所をつくります。

つまり、部屋数を増やして用途を固定するよりも、家族の変化に合わせて使い方を変えやすい空間です。

積水ハウスは、この提案をこれまでに累計約3万4,000棟へ提供し、直近の年間採用比率は約66%と公表しています。

数字からも、特殊な豪邸だけの提案ではなく、積水ハウスの注文住宅で広く選ばれていることが分かります。

また、同社の調査では、吹き抜けのない一般的な間取りと比べ、吹き抜けのあるファミリースイートは「家族のコミュニケーションのしやすさ」で非常に満足と答えた割合が約20ポイント高かったとされています。

ファミリースイートの価値は、単なる帖数では測れません。

視線がどこまで抜けるか、家族の声がどう届くか、窓の先に何が見えるか、家具を置いても通路が残るかまで含めて考えると、本当の使いやすさが見えてきます。

積水ハウスのファミリースイートをイメージできる大空間リビングと間接照明

ソファと丸テーブルを置いてもゆとりがあり、家族が別々の過ごし方をしやすい我が家のリビングです。

6m吹き抜けと大開口

ファミリースイートで注目されているのが、最大幅約6mの吹き抜けと大開口を組み合わせた立体的なLDKです。

鉄骨戸建住宅では、条件が合えば最大約6m×6mの吹き抜け空間に対応し、さらに最大幅約5mの天井高サッシを組み合わせる提案があります。

幅だけ聞くと分かりにくいのですが、6mは一般的な住宅の一部屋を超えるほどの距離です。

そこに天井まで届くような窓や上下階の開口が加わるため、ソファに座ったときの視界はかなり伸びます。

一方で、すべての敷地や間取りで最大寸法を採用できるわけではありません。

建物の構造、階数、屋根形状、耐力要素の位置、二階の部屋数、地域の風や積雪、窓の配置などによって、実現できる幅は変わります。

鉄骨のイズでは柱のない大空間リビングで最大約7m、木造のシャーウッドでは最大約6mが一つの目安として示されています。

吹き抜けを含む場合は別の構造条件が加わるため、「大空間は7mまで可能だから、吹き抜けも同じ寸法にできる」とは考えない方が安全です。

また、窓を大きくすれば必ず美しくなるわけでもありません。

窓の先が隣家の壁や駐車場だけなら、開口を広げてもカーテンを閉める時間が増えてしまいます。

大開口を生かすには、軒、庭、目隠し壁、植栽、中庭、道路からの視線まで一緒に計画することが大切です。

◆北川のワンポイントアドバイス

図面では「6mの吹き抜け」に目が行きますが、実際の満足度を左右するのは、ソファやダイニングに座った位置から何が見えるかです。窓の大きさだけでなく、座った目線の完成予想図をつくってもらうと判断しやすいですよ。

積水ハウスの階段と吹き抜けに設けた高窓から光が入る実例

我が家の階段と吹き抜け。高い位置の窓から光が入り、上下階のつながりを感じられます。

断熱等級6で寒くないか

吹き抜けを検討する人が最も不安に感じやすいのが、「冬に寒くならないか」という点です。

新しいファミリースイートは、超高断熱アルミ樹脂複合サッシや邸宅ごとの断熱仕様を組み合わせ、吹き抜けと大開口を設けながら断熱等級6に対応できる提案です。

断熱等級6になると、等級5より外へ逃げる熱を抑えやすくなり、室温の変化や部屋ごとの温度差を小さくしやすくなります。

ただし、断熱等級6という表示だけで、どの家も同じ暖かさになるわけではありません。

実際の体感は、UA値、窓の面積と方位、ガラス仕様、日射、気密、吹き抜けの容積、エアコンの位置、暖房方式、シーリングファンの使い方などで変わります。

吹き抜けでは暖かい空気が上へ動きやすいため、二階ばかり暖かく、一階の足元が寒いという状態を避ける設計が必要です。

例えば、暖房の風を吹き抜け上部へ直接逃がさない位置にエアコンを付ける、サーキュレーターやシーリングファンで空気を循環させる、床暖房を検討する、窓際の冷気を抑えるといった方法があります。

夏は逆に、上部へたまった熱を排出しやすい窓や換気計画が役立ちます。

我が家では吹き抜けの高い位置に電動開閉式の窓を設けました。

手が届かない場所なので電動式を選びましたが、採光だけでなく、季節によって上部の空気を逃がせる点も便利です。

より詳しい考え方は、積水ハウスで寒い家にしない断熱・気密設計でも解説しています。

「断熱等級6対応」と「自分の見積住宅が等級6」は別です。

エリアやプランによって対応条件が変わるため、契約前に住宅性能評価書へ記載される予定等級、UA値、窓仕様、追加費用を確認してください。

積水ハウスの吹き抜け上部に設けた2つの電動開閉式窓

吹き抜け上部に設けた2つの電動開閉式窓。高い場所でも操作しやすく、採光や換気に役立っています。

大開口の日射と視線

大開口を成功させるには、窓の断熱性能だけでなく、太陽の入り方と外からの視線を同時に考える必要があります。

南側の窓は、冬に日差しを取り込みやすい一方、夏の高い太陽を軒や庇で遮る計画が欠かせません。

東側は朝日、西側は夕方の日差しが入りやすく、特に西日は室温上昇やまぶしさにつながりやすい傾向があります。

設計打ち合わせでは、夏至と冬至だけでなく、春や秋の朝夕に光がどこまで届くかも見せてもらうと安心です。

床、家具、テレビ画面へ直射日光が当たる時間が長いと、暑さだけでなく、日焼けや映り込みが気になる場合があります。

カーテンを閉めれば解決できますが、せっかくの大開口を一日の大半で閉じてしまうのは少しもったいないですよね。

そこで、深い軒、外付けスクリーン、植栽、目隠し壁、低反射のガラス、室内側のレースカーテンなどを組み合わせます。

道路側に大きな窓を設ける場合は、立った位置だけでなく、ソファに座った目線、夜に照明を付けた状態、隣家の二階からの視線も確認してください。

中庭へ向けて開く、窓の下端を上げる、外壁を少し伸ばすといった方法なら、明るさを残しながらプライバシーを守りやすくなります。

また、大開口の前に何を置くかも重要です。

テレビ、ソファ、ダイニング、ピアノ、観葉植物などの位置を決めずに窓を最大化すると、完成後に家具の置き場がなくなることがあります。

大開口は「窓を大きくする計画」ではなく、「光、景色、視線、家具を一枚の図面で考える計画」です。

昼と夜の室内写真に近い完成予想図をつくってもらい、カーテンを開けたまま暮らせる時間を想像してみてください。

鉄骨と木造で何が違うか

ファミリースイートは、鉄骨住宅のイズと木造住宅のシャーウッドの両方で検討できます。

どちらが優れているかを一言で決めるのではなく、希望する幅、外観、天井の見せ方、二階の構成、外壁、予算に合わせて選ぶのが現実的です。

鉄骨は、高性能な梁を使って柱や壁を減らしやすく、大きな窓と連続する広いLDKをつくりやすい点が魅力です。

木造は、木の質感やあらわし梁を生かしながら、吹き抜けや大開口を計画できます。

公式の目安では、吹き抜けを含む大空間について、鉄骨は最大約6m×6m、木造は最大約8m×4.5mに対応する例が示されています。

ただし、木造の最大寸法には耐風柱や梁の見せ方に関する条件があり、必ず同じ形にできるわけではありません。

あなたが欲しいのが「とにかく最大幅」なのか、「木質感のある落ち着いた空間」なのか、「外壁や外観まで含めた一体感」なのかで、選ぶ構造は変わります。

私は鉄骨住宅を選びましたが、決め手は数値だけではなく、大開口、中庭、外壁、間取りを一つの邸宅としてまとめやすかったことでした。

構造を決める前に、鉄骨案と木造案の両方で簡単なプランと概算を出してもらうと、違いがかなり見えやすくなります。

家族がつながる間取り

大空間をつくっただけでは、家族が自然につながる間取りにはなりません。

大切なのは、家族それぞれの居場所を、近すぎず遠すぎない距離に配置することです。

例えば、キッチンの横に小さな学習場所を設ければ、料理をしながら子どもの様子を見られます。

吹き抜けに面した二階ホールを書斎や読書場所にすれば、一階の家族の気配を感じながら集中できます。

窓辺にベンチを設けたり、リビングより少し床を上げたりすれば、壁をつくらなくても別の居場所になります。

一方で、テレビを見たい人と静かに仕事をしたい人が同じ空間にいると、音の問題が出ることもあります。

個室をなくしすぎず、扉を閉められる書斎や多目的室を一つ残しておくと、暮らしの変化へ対応しやすくなります。

収納も後回しにできません。

開放的なLDKでは、床に物が出ると空間全体が一気に散らかって見えます。

掃除道具、文房具、学校用品、おもちゃ、薬、書類、充電器など、リビングで使う物の住所を設計段階で決めておきましょう。

ファミリースイートは、何も置かない展示場ではなく、家具と生活用品を置いた状態で考えることが重要です。

ソファ、ダイニング、テレビ、収納の実寸を図面へ入れ、通路幅とコンセント位置まで確認してください。

積水ハウスのファミリースイートの後悔対策

ここからは、ファミリースイートを採用したい人が特に気になる価格、寒さや暑さ、音、におい、掃除、家具配置について掘り下げます。

魅力の大きい提案だからこそ、できることだけでなく、費用が増えやすい部分や暮らし始めてから困りやすい部分も先に知っておくことが大切です。

価格はいくら上がるか

ファミリースイートには、全国共通の固定価格や一律の追加料金があるわけではありません。

同じ広さでも、構造、吹き抜けの大きさ、サッシ、断熱仕様、天井材、照明、空調、階段、二階の床面積、外構によって金額が大きく変わります。

特に費用が動きやすいのは、大開口サッシ、断熱等級6への対応、吹き抜け部分の構造、電動窓、高所用カーテン、照明、空調設備です。

吹き抜けそのものは二階床が減るため、単純に床面積分だけ安くなるように見えるかもしれません。

しかし、実際には大きな窓、手すり、階段まわり、高所の内装、足場、空調、照明などが加わり、期待したほど総額が下がらない場合があります。

我が家は延床46.71坪の鉄骨住宅で、建物本体価格が49,987,650円、オプションなどを含む建築工事費が72,600,000円、建物関連費用と諸費用の合計が約76,084,814円でした。

これはファミリースイートだけの価格ではなく、中庭、大開口、内装、設備、外構などを含む我が家固有の実例です。

それでも、本体価格だけでは完成時の支払額を判断できないことは伝わると思います。

確認する費用 見落としやすい内容
構造と開口 梁、耐力要素、大型サッシ、搬入費
断熱 サッシ、ガラス、壁・天井・床の仕様
空調 大型エアコン、床暖房、ファン、電源
内装 木質天井、間接照明、高所クロス
窓まわり 電動カーテン、ロールスクリーン、足場
屋外 軒、テラス、目隠し壁、植栽、排水

見積もりを依頼するときは、「ファミリースイート込みの総額」だけでなく、通常案との差額を項目別に出してもらってください。

そうすると、吹き抜けを少し小さくする、大開口を一面に絞る、天井材を変更するなど、満足度を落としにくい減額案を考えやすくなります。

後悔しやすい七つの点

ファミリースイートで後悔しやすいのは、広さそのものより、広い空間に伴って起きる生活上の変化です。

代表的なのは、寒さ、暑さ、音、におい、収納、掃除、家具配置の七つです。

寒さと暑さ

大開口は光を取り込みますが、方位や軒の長さによっては夏の日射も入りやすくなります。

冬は窓の近くで冷気を感じる場合があるため、断熱等級だけでなく、窓の仕様と日射計画を確認しましょう。

音とにおい

吹き抜けは上下階へ声やテレビ音が届きやすく、キッチンのにおいも広がりやすい空間です。

二階の寝室を吹き抜けに直接面させない、換気扇の能力や給気経路を確認する、音が出る家電の位置を離すといった工夫が役立ちます。

収納と生活感

壁が少ないため、壁面収納や家具を置ける場所も減ります。

大きな窓の前には背の高い収納を置けないので、パントリー、リビング収納、階段下、キッチン背面へ必要量を振り分けてください。

掃除と維持管理

高い窓、照明、シーリングファン、吹き抜け上部の手すりには、ほこりがたまります。

長い掃除道具で届くか、足場が必要か、窓拭きや照明交換を業者へ頼む場合はいくらかかるかまで考えておくと安心です。

家具とテレビ

窓と通路を優先しすぎると、テレビを置く壁がなくなったり、ソファの向きが決まらなかったりします。

家具は完成後に選ぶのではなく、設計と同時に寸法を入れるのが失敗を減らす近道です。

吹き抜けを採用するか迷ったら、「見た目が好きか」だけでなく、朝、昼、夜、平日、休日の過ごし方を図面上で再現してください。

家族が寝たあとにテレビを見る人がいるか、在宅勤務をするか、料理のにおいをどこまで気にするかで、向いている形は変わります。

北川家で感じたこと

私の家にも、階段とつながる吹き抜け、高い位置の窓、大開口、中庭へ続くリビングがあります。

実際に暮らして感じる一番の良さは、単に天井が高いことではなく、家の中にいても空や光の変化を感じられることです。

朝は高窓から光が入り、日中は中庭まで視線が抜けるため、同じ床面積でも圧迫感がかなり減ります。

家族がリビング、ダイニング、キッチンに分かれていても、同じ場所で過ごしている感覚があります。

一方で、空調は小さな個室と同じ考え方では決められません。

我が家では快適性を重視して高性能なエアコンを選びましたが、エアコン本体だけでなく、設置位置、吹き出し方向、窓の日射、吹き抜け上部の空気の動きが重要だと感じています。

また、高所の窓を電動式にしたのは正解でした。

手動では開閉が面倒になり、結局ずっと閉めたままになった可能性があります。

照明も、交換方法を考えずに高い位置へ付けると将来困ります。

ペンダント照明や間接照明は空間の印象を大きく変えますが、掃除と交換の方法を必ず確認してください。

天井高や吹き抜けの寸法については、積水ハウスの天井高と開放感の考え方も参考になります。

ファミリースイートの大空間を快適にするため設置した高性能エアコン

大空間の快適性を考えて選んだ高性能エアコン。機種だけでなく、設置位置と風の流れも大切です。

床材も大空間の印象と暮らしやすさを左右します。

我が家では明るい木目の無垢フローリングを採用しており、広い面積で木の表情が続くため、吹き抜けや木質天井との相性がとても良いと感じています。

その一方、無垢材は物を落としたときの傷や水分への配慮が必要です。

ファミリースイートでは家族が集まる時間が長くなりやすいので、見た目だけでなく、足触り、掃除のしやすさ、傷の目立ち方、床暖房への対応まで確認しましょう。

音の響き方も床、天井、カーテン、ソファ、ラグで変わります。

完成直後の家具が少ない状態では声やテレビ音が響きやすくても、布製の家具やカーテンが入ると落ち着くことがあります。

反対に、石やタイル、ガラスなど硬い素材を広い範囲へ使うと、音が反射しやすくなる場合があります。

ホームシアター、ピアノ、楽器演奏を考えているなら、吹き抜けと一体のLDKに置くのか、扉を閉められる部屋へ分けるのかを早めに決めてください。

積水ハウスのファミリースイートと相性がよい明るい木目の無垢フローリング

大空間に採用した無垢フローリング。見た目と足触りが良い一方、傷や水分への配慮も必要です。

積水ハウスの木質天井と大空間に合わせたペンダント照明

木質天井に合わせたペンダント照明。大空間では照明の高さと交換方法も確認しておきたいポイントです。

向いている人と向かない人

ファミリースイートが向いているのは、家族が同じ空間で別々のことをして過ごしたい人、庭や空まで視線が抜ける家をつくりたい人、家具や照明まで含めて空間を計画したい人です。

小さな子どもの様子を見ながら家事をしたい家庭や、二階のワークスペースと一階のLDKを緩やかにつなぎたい家庭にも合いやすいでしょう。

反対に、家族それぞれが音を気にせず個室で過ごしたい場合や、冷暖房費を最優先で抑えたい場合、掃除や窓の維持管理をできるだけ簡単にしたい場合は、吹き抜けを小さくする案も検討する価値があります。

大空間は欲しいけれど吹き抜けまでは不要なら、天井高を上げる、窓を連続させる、建具を天井まで伸ばす、庭へ視線を抜く方法もあります。

ファミリースイートは「採用するか、しないか」の二択ではありません。

吹き抜けの幅、大開口の面数、二階とのつなぎ方、天井高を調整しながら、あなたの暮らしに合う濃さへ変えられます。

見積もりで減額する順番

ファミリースイートの見積もりが予算を超えたとき、最初から吹き抜け全体をやめる必要はありません。

満足度への影響が小さいところから順番に見直すと、開放感を残したまま費用を調整できる可能性があります。

まず確認したいのは、窓の枚数と種類です。

同じ幅でも、一枚の大型サッシにするか、複数の窓を連続させるか、開く窓と開かない窓をどう分けるかで価格や使い勝手が変わります。

高所の窓は、すべてを電動開閉式にせず、換気に必要な部分だけを開閉式にする方法もあります。

次に、天井と壁の仕上げを見直します。

木質天井を大空間全体へ広げるのではなく、ダイニングや軒とつながる部分だけへ使うと、印象を残しながら減額しやすくなります。

間接照明も、数を増やすほど美しくなるわけではありません。

視線が集まる壁や天井の一部へ絞り、通常のダウンライトやペンダント照明と組み合わせた方が、夜の雰囲気がまとまりやすい場合があります。

吹き抜けの面積を少し縮め、二階に収納や書斎を戻す案も現実的です。

幅6mが魅力でも、4mや5mで十分に視線が抜ける敷地なら、構造や窓まわりの費用を抑えられるかもしれません。

ただし、断熱や日射対策を安易に削るのはおすすめしません。

見た目の設備はあとから変更できることがありますが、壁、天井、床の断熱や大型サッシは完成後に直すと大きな工事になります。

減額の基本は、性能を守りながら、面積、仕上げ、設備の数を調整することです。

「この項目を外すと見た目と住み心地がどう変わるか」を担当者に聞き、変更後の完成予想図も確認してください。

契約前の確認項目

後悔を減らすには、契約前に最大寸法の可否だけでなく、暮らしと費用に関する質問を具体的に投げかけることが大切です。

  • このプランの断熱等級とUA値はいくつか
  • 等級6へ変更する場合の差額はいくらか
  • 夏至と冬至の日射は室内へどこまで入るか
  • 一階と二階の室温差をどう想定しているか
  • エアコンの容量と設置位置は適切か
  • 窓、照明、ファンの掃除や交換方法は何か
  • テレビ音やキッチンのにおいは二階へ届くか
  • カーテンと電動設備を含む総額はいくらか
  • 家具を置いたあとの通路幅は十分か
  • 通常のLDK案と比べた差額はいくらか

さらに、同じ広さでも担当者の経験や提案の深さで完成形は変わります。

展示場へ行ってから偶然担当者が決まるより、初回接触前に、吹き抜けや大空間の実例を多く扱った担当チームを希望しておく方が安心です。

積水ハウスで優秀な営業担当者と出会う方法では、担当者を見極めるポイントを詳しく紹介しています。

◆北川のワンポイントアドバイス

「6mの吹き抜けができますか」と聞くだけでは、できます・できませんで終わってしまいます。「この家族構成と予算で、寒さや音まで含めて満足できる大空間を提案してください」と伝えると、担当チームの提案力が見えやすいですよ。

ファミリースイートのよくある質問

Q1. ファミリースイートは標準仕様ですか?

A. ファミリースイートは空間提案の名称であり、全国一律の完成パッケージではありません。構造、吹き抜け、大開口、断熱、内装、空調など、採用する内容によって見積もりが変わります。自分のプランに何が含まれているかを項目ごとに確認してください。

Q2. 吹き抜けがあっても本当に寒くないですか?

A. 断熱等級6へ対応し、窓、日射、気密、空調まで適切に計画すれば、吹き抜けでも快適な室温を目指せます。ただし、対応できる仕様はエリアやプランで変わります。等級だけでなくUA値、窓仕様、エアコン位置、室温シミュレーションを確認するのが確実です。

Q3. 幅6mの吹き抜けはどの家でも可能ですか?

A. どの家でも可能とは限りません。最大寸法は、鉄骨か木造か、二階の間取り、屋根、耐力要素、地域条件などで変わります。敷地と希望間取りをもとに構造確認をしてもらい、実現可能な寸法を図面で確認してください。

Q4. ファミリースイートの追加費用はいくらですか?

A. 一律の追加費用は公表されていません。吹き抜け、大型サッシ、断熱仕様、空調、照明、カーテン、内装によって差額が変わります。通常案と希望案の二つを同じ条件で見積もり、何にいくら増えるかを比較してください。

Q5. 展示場へ行く前に相談した方がよいですか?

A. 担当者や紹介サポートを重視するなら、展示場訪問、資料請求、来場予約などで顧客登録される前に相談する方が安心です。紹介特典や担当調整の条件は地域や商談状況で異なるため、正確な情報は担当支店へ確認してください。

積水ハウスのファミリースイートの結論

積水ハウスのファミリースイートは、最大幅約6mの吹き抜けや大開口、断熱等級6への対応を組み合わせ、家族のつながりと開放感を両立しやすくした提案です。

大きな魅力は、広いこと自体ではなく、家族が別々のことをしながら自然に気配を感じられる点にあります。

一方で、寒さや暑さ、音、におい、収納、掃除、家具配置、カーテンや空調の費用まで考えずに進めると、完成後の後悔につながるかもしれません。

だからこそ、最大寸法をそのまま採用するのではなく、あなたの暮らしに必要な吹き抜けの大きさ、大開口の位置、断熱性能、個室との距離を決めることが重要です。

おすすめは、通常のLDK案とファミリースイート案を同じ条件で作り、総額、室温、家具配置、生活音まで比べること。

数字と完成予想図の両方を見れば、「本当に欲しい開放感」がはっきりしてきます。

また、ファミリースイートのような大空間は、担当者や設計チームの経験によって提案内容が変わりやすい部分です。

まだ積水ハウスへ資料請求、展示場予約、問い合わせをしていない場合は、先にすまつなの無料相談で状況を教えてください。

 

積水ハウスで後悔したくない方へ

現役施主の北川が、オーナー紹介割引(3%)+αの交渉サポートを無料でご提供します。 まずは詳細をご確認ください。しつこい営業は一切ありません。

割引適用の流れとQ&Aを見る(無料)

  • この記事を書いた人
プロフィール

北川 晴夫

住まいをつなぐ「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。積水ハウスで建てた自宅が2026年3月に完成し、現在は実際に暮らしている「現役オーナー」です。住み心地は非常に快適で、「絶対に後悔したくない」という想いから徹底的に比較・検討した判断は間違っていなかったと実感しています。元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に、積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「すまつな」を設立しました。当サイト経由のご相談で公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を現役オーナーとして全力でバックアップします。