こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。
35〜40坪の平屋まで広さが取れると、4LDKだけでなく5LDK、書斎、ファミリークローゼット、ランドリールームなど、かなり多くの希望を間取りへ入れられるようになります。
一方で、部屋を増やせるからといって全部盛りにすると、せっかく広い家なのに廊下ばかり長くなったり、建物の中央が暗くなったり、LDKが思ったほど広く感じられなかったりします。
平屋は二階へ逃がせないぶん、すべての部屋を同じフロアの中でつなぐ必要があるからです。
私自身は積水ハウスで中庭のある家を建てましたが、間取りを考えたときに痛感したのは、床面積そのものより「何に面積を使うか」のほうが暮らしやすさを左右するということでした。
35〜40坪の平屋なら、個室を確保しながら大空間をつくることは十分狙えます。
ただし、中庭や高窓、回遊動線を目的なく足すのではなく、動線と建物形状をできるだけシンプルにすることが大切です。
記事のポイント
- 35坪で4LDKを暮らしやすくする考え方
- 40坪で5LDKと大空間を両立する方法
- トイレ2つや収納を配置するときの注意点
- 積水ハウスで大空間を相談するときのポイント
35〜40坪でできる間取り
35〜40坪の平屋は、家族向けの平屋としてかなりゆとりを持たせやすい広さです。
ただ、35坪と40坪ではたった5坪の差に見えても、個室、収納、廊下、トイレ、家事室などへ配分すると使い方にはかなり差が出ます。
平屋全体の間取りの考え方から確認したい場合は、親記事の平屋の間取りを家事動線・採光・収納から決める方法も合わせて読んでみてください。
35坪は4LDKと相性がいい
35坪の平屋では、4LDKを基本にしながら、LDK、各個室、収納、水回りへ無理なく面積を配りやすくなります。
30坪前後でも4LDKは検討できますが、部屋数を優先すると収納やLDKへしわ寄せが出ることがあります。
その点、35坪まで広がると、主寝室、子ども部屋2室、もう1室を確保しながら、ファミリークローゼットやパントリーまで考えやすくなるでしょう。
30坪で3LDK・4LDKを検討している場合は、30坪の平屋で3LDK・4LDKをつくるポイントも比較材料になります。
個室よりLDKを先に守る
35坪あるからといって、最初に各個室を大きくしてしまうのはおすすめしません。
平屋では廊下、水回り、収納もすべて同じ床面積の中に入り、それらを差し引いた残りが家族の居場所になるからです。
私は、家族が最も長く過ごすLDKの広がりを先に決め、その後で個室寸法を調整する考え方がいいと思っています。
寝室は眠るための場所として割り切れる家庭なら、個室を少し抑えてLDKへ面積を回すほうが、家全体として満足しやすいこともあります。
40坪なら5LDKも狙える
平屋が40坪前後になると、5LDKもかなり現実味を帯びてきます。
夫婦の寝室、子ども部屋3室、客間や書斎といった構成も考えられますし、4LDKにして一室分を大型収納や趣味スペースへ回す方法もあります。
ただし、40坪あると「あれも入る、これも入る」と要望が増えやすいのが難しいところ。
結果として建物が横へ伸び、玄関から主寝室までかなり歩くような間取りになってしまうこともあります。
40坪の魅力は部屋数を最大化できることではなく、必要な部屋を確保したうえで共用空間へゆとりを残せることだと考えてください。
4LDKは何坪から考えるか
平屋の4LDKは何坪必要なのかと聞かれたら、私は30坪前後から検討でき、35坪ほどあると収納やLDKまで余裕を持たせやすいと考えます。
もちろん、同じ4LDKでも各個室の広さ、トイレ数、ランドリールーム、玄関収納、廊下量によって必要面積は変わります。
つまり「4LDKだから何坪」というより、4LDKに何を付け加えたいのかで必要な広さを考えるべきです。
4LDKを暮らしやすくする
35坪前後の平屋で4LDKをつくるなら、部屋数そのものより各空間のつながり方に注目してください。
4つの居室をただ外周へ並べるだけでは、中央に長い廊下ができたり、LDKと寝室の距離が近すぎたりすることがあります。
LDKを家の中心に置く
家族が集まるLDKを平面の中心付近へ置き、その周囲へ個室、水回り、収納を振り分ける配置は、移動距離を抑えやすい方法です。
ただし、すべての個室をLDKへ直接つなぐ必要はありません。
子どもが小さい時期は便利でも、成長するとテレビや会話の音、来客からの視線が気になる可能性があります。
LDKと寝室の間には収納や短い廊下を挟み、生活時間の違いを吸収できる距離をつくっておくと使いやすくなります。
トイレ2つは距離で考える
35〜40坪の平屋では、トイレを2つ設置する間取りも十分検討できます。
家族人数が多い場合は朝の混雑対策になりますし、来客用と家族用を分けたい家庭にも便利でしょう。
さらに大きな平屋では、主寝室からトイレまでの夜間の移動距離を短くする目的にも意味があります。
一方で、トイレを2か所へ離して置くと、給排水経路や換気、外壁面との関係も変わります。
単純に家の両端へ一つずつ配置するのではなく、家族の生活時間と水回り全体の位置を見ながら決めたいところです。
夜に使う位置を確認する
平屋でトイレ2つの間取りを考えるなら、昼間の便利さだけでなく就寝後の動きを図面へ書いてみてください。
主寝室から夜間用トイレまで近ければ、年齢を重ねた後にも負担を減らしやすくなります。
ただし寝室の壁一枚向こうに便器を置くと、排水音が気になる場合があります。
収納を一か所に集めすぎない
広い平屋では、大きなファミリークローゼットをつくりたくなります。
もちろん家族の衣類をまとめられるのは便利ですが、日用品まで何でも一か所へ集めると、物を取るためだけに家の中を往復することになります。
タオルは洗面室の近く、掃除用品は家の中央、上着は玄関の近くというように、使う場所に収納を置いたほうが毎日の移動は短くできます。
5LDKは部屋の役割を決める
平屋で5LDKを希望する場合は、5つの個室を同じ大きさで並べる必要はありません。
誰が、何をするために、何年間使う部屋なのかを決めると、面積配分がかなり変わります。
5室を均等にしない
例えば主寝室、子ども部屋3室、客間という5LDKでも、客間を毎日使う家庭は多くありません。
来客が泊まるのが年に数回なら、客間を在宅勤務や趣味にも使える部屋にしておくほうが床面積を生かせます。
一方で、家族それぞれが自宅で仕事や勉強をするなら、個室数そのものに価値があります。
5LDKだから豪華なのではなく、5室すべてに日常の役割があるかを考えてみてください。
子ども部屋は変化させる
子どもがまだ小さい段階なら、最初から完全な個室を3室つくる方法だけが答えではありません。
広めの空間として使い、成長後に壁を設けて分ける方法もあります。
その場合は入口、窓、照明、コンセント、エアコンの位置を、将来分割する前提で決めておく必要があります。
後から壁だけ追加すれば使えるところまで新築時に考えておくと、家族構成の変化へ対応しやすくなるでしょう。
客間と趣味室を兼ねる
40坪の平屋で5LDKを考えると、和室、書斎、音楽室、トレーニングスペースなどを追加したくなるかもしれません。
ここで部屋を用途ごとに一つずつ増やすと、あっという間に面積が膨らみます。
普段は仕事部屋として使い、来客時だけ寝室にするなど、一つの部屋へ二つ以上の役割を持たせると無駄が減ります。
収納と家具まで描いておく
5LDKの間取り図を見るときは、部屋名だけで判断せず、ベッド、机、椅子、収納家具を実寸に近い大きさで入れてください。
5室あるのに家具を置くとドアが開かないという状態では、部屋数を確保した意味が薄れてしまいます。
大空間LDKを両立する方法
35〜40坪の平屋を選ぶ大きな理由の一つが、個室を確保しながら広いLDKをつくれることだと思います。
ただ、床面積が大きいだけで開放的に見えるわけではありません。
柱、壁、窓、天井、家具、庭まで一緒に考えて初めて、大空間らしい気持ちよさが生まれます。
構造を早い段階で確認する
大空間を希望するなら、間取りをかなり作り込んでから構造を確認するのではなく、最初の提案段階から柱や耐力要素の位置を見てください。
積水ハウスの公式「ファミリー スイート」では、条件に応じて鉄骨で最大7m、木造シャーウッドで最大6mの大空間リビングに対応できると案内されています。
ただし最大寸法は、すべての平屋でそのまま採用できる数字ではなく、建物形状やプランなどによって対応条件が変わります。
だからこそ「柱のないLDKにしたい」という要望だけで終わらせず、家具配置や庭への開口まで含めた状態で構造を検討してもらうことが大切です。
視線の抜けで広く見せる
大空間をつくるとき、私は床面積を増やすことと同じくらい、座った場所から何が見えるかを重視しています。
壁までしか見えないLDKより、窓の先に庭や空が続くLDKのほうが数字以上の奥行きを感じやすいからです。
我が家もLDKは約26畳ですが、中庭まで視線が続くため、室内だけで完結する空間とはかなり印象が違います。
中庭は目的から考える
35〜40坪の平屋では建物中央への採光を考え、中庭を取り入れた間取りも候補になります。
中庭は外からの視線を抑えながら室内を開きやすく、道路側へ大きな窓を出したくない土地では魅力があります。
しかし、中庭を囲むほど外壁や窓が増え、屋根形状、排水、窓掃除、植栽管理にも手間が掛かります。
「中庭のある家がおしゃれだから」ではなく、「何を解決するための中庭なのか」から考えてください。
高窓で解決できる場合もある
中央の明るさが目的なら、中庭をつくらなくても高窓、地窓、建物形状、天井の変化などで光を入れられる可能性があります。
プライバシーが目的なら、窓の向き、塀、植栽、軒で解決できることもあるでしょう。
中庭そのものを要望するより、「カーテンを開けたまま明るく暮らしたい」と目的を伝えたほうが、別案まで提案してもらいやすくなります。
家具配置で広さを確認する
LDKが広くても、ソファ、ダイニングテーブル、テレビ、キッチンを置くと使える床は一気に減ります。
特に大きなダイニングテーブルでは、椅子を後ろへ引く場所まで必要です。
間取り図へ家具が小さく描かれているだけでは判断せず、実際に購入するサイズで配置してもらいましょう。
大きな平屋の失敗を避ける
35〜40坪あると、狭さよりも「広げすぎたことで生まれる不便」が問題になりやすくなります。
大きな平屋だからこそ確認したいポイントを見ていきましょう。
廊下を長くしすぎない
5LDKのように個室が増えると、各部屋へアクセスするための廊下も増えやすくなります。
廊下は音や視線を離す役割があるので、すべて無くせばいいわけではありません。
ただ、玄関から一直線に長い廊下を伸ばし、その両側へ部屋を並べると、床面積のかなりの部分が移動だけの場所になります。
LDKやホールを経由地点として使いながら、必要な場所だけ短い廊下を設ける方法も検討してみてください。
中央部の明るさを見る
平屋は建物が横へ広がるほど外壁から遠い場所が増え、中央部へ自然光を届けにくくなります。
35〜40坪では、この問題が間取りにかなり影響します。
住宅の居室には採光に関する基準があり、原則として床面積に応じた有効な開口部が必要とされていますが、法律上の条件を満たすことと体感的な明るさは別の話です。
採光規定については、国土交通省の住宅に関する採光規定の解説でも確認できます。
南側に大きな窓があっても、深い軒や隣家によって光が遮られれば、家の奥まで明るくなるとは限りません。
「窓が多いから明るい家」と決めつけず、季節や時間帯ごとの日差しがどこまで届くのかを確認してください。
外周を増やしすぎない
L字型やコの字型の平屋は、庭へ向かって開きやすく、外観にも変化をつけやすい形です。
その反面、単純な長方形と比べて建物外周や屋根の納まりが増えやすくなります。
凹凸を増やすほど外壁、基礎、屋根、防水などへ関わる部分も増えるため、同じ床面積だから同じ建築費になるとは考えないほうがいいでしょう。
中庭も同様で、床面積に入らない屋外空間であっても、それを囲うための建築工事は必要です。
水回りを離しすぎない
大きな平屋では、キッチン、洗面室、浴室、トイレを別々の場所へ自由に配置できてしまいます。
しかし自由に置けるからこそ、毎日の移動が長くなりすぎないよう注意が必要です。
料理をしながら洗濯する家庭なら、キッチンとランドリーを近づけるだけでも日々の歩数を減らせます。
入口の位置まで見る
図面上でキッチンと洗面室が隣り合っていても、入口が反対側なら大回りになります。
部屋同士の距離だけでなく、どの壁にドアが付いているかまで確認してください。
家事動線と収納をつなげる
広い平屋を使いやすくする鍵は、部屋を増やすことより、日常の行動を短くつなぐことです。
洗濯、料理、片付け、帰宅、身支度をそれぞれ図面上で歩いてみると、無駄な往復が見えてきます。
キッチンと洗濯を近づける
共働きの家庭では、夕方から夜に料理と洗濯を同時進行することも多いでしょう。
キッチンからランドリールームへ数歩で行ければ、調理の合間に洗濯機や乾燥機を確認できます。
さらにランドリーの近くへ衣類収納を置けば、洗う、乾かす、しまうという流れを短い範囲で完結できます。
回遊動線を増やしすぎない
キッチンの両側を通れる、玄関からパントリーへ抜けられる、洗面室からファミリークローゼットへ回れるといった回遊動線は便利です。
ただし、通り抜けできる場所を増やすほど壁面が減ります。
壁が減れば、収納棚、冷蔵庫、テレビ、机、コンセントを配置できる場所も減ることになります。
一周できること自体を目的にせず、実際によく使う二つの場所を短くつなぐ意識で考えてください。
パントリーを通路にしすぎない
玄関からパントリーを通ってキッチンへ入れる間取りは、買い物後の荷物を運びやすいのが魅力です。
しかしパントリーへ出入口を二つつくれば、その部分には棚を置けません。
飲料や食品のストック量が多い家庭では、通り抜けをやめて壁一面を棚にしたほうが使いやすい場合もあります。
壁面も面積の一部と考える
間取りを見るときは床の広さだけでなく、家具や収納を置ける壁が何メートル残っているかも見てください。
35〜40坪あるのに収納家具の置き場所がない家は、通路や開口を増やしすぎている可能性があります。
土地と駐車場から逆算する
35〜40坪の平屋を考えるときは、建物面積だけを見て土地を選ばないでください。
平屋は同じ延床面積の二階建てより一階部分が大きくなるため、駐車場、庭、アプローチ、隣地との余白まで含めて配置できる土地が必要です。
建物だけで土地を埋めない
敷地に35〜40坪の建物が入ることと、暮らしやすい平屋が建つことは同じではありません。
車を停めたあと玄関まで歩けるか、自転車をどこへ置くか、室外機をどこへ置くか、窓の外に必要な余白があるかまで確認します。
建ぺい率いっぱいまで建物を広げた結果、外構が窮屈になってしまうケースは避けたいところです。
駐車台数を先に決める
車を2台、3台と置く家庭では、駐車スペースが平屋の形を大きく左右します。
現在の台数だけでなく、子どもが将来自動車を持つ可能性や来客時の駐車も考えてみてください。
ただし将来使うか分からない駐車場のために、今のLDKや庭を犠牲にする必要があるかは家族で話しておきたいですね。
道路と方位で建物形状を決める
南道路だから南側へLDKを並べれば正解というわけではありません。
道路からの視線が気になる土地なら、南側へ大開口を設けてもカーテンを閉めっぱなしになる可能性があります。
反対に北道路なら、玄関や駐車場を北側へまとめ、南側に家族だけの庭とLDKをつくりやすいこともあります。
長方形から検討する
私は最初からL字やコの字ありきにするより、まず単純な長方形で希望がかなうか検討する方法がいいと思っています。
そのうえで採光、視線、庭との関係に課題が残るなら、L字やコの字、中庭へ発展させていく流れです。
建物形状を複雑にする前に、窓の向き、植栽、目隠し、軒などで同じ目的をかなえられないか確認すると、面積と費用を使いやすくなります。
積水ハウスで大空間を考える
積水ハウスで35〜40坪の平屋を考えるなら、単に「5LDKにしてください」「LDKを広くしてください」と伝えるだけでは少しもったいないです。
大空間を得意とする構造を生かしながら、暮らし方そのものを設計担当者へ伝えることが重要になります。
構造を先に決めすぎない
積水ハウスには鉄骨と木造シャーウッドがあり、どちらでも平屋を検討できます。
ただし、希望する開口、建物形状、外観、構造、敷地条件によって提案内容は変わります。
「鉄骨でなければ大空間は無理」「木造だから自由」と先に答えを決めるより、欲しい空間を伝えたうえで複数の可能性を見せてもらうほうがいいでしょう。
積水ハウスの実際の間取りの考え方は、積水ハウスの間取り実例と暮らしやすい設計の考え方でも詳しく紹介しています。
設計担当者へ暮らしを伝える
大空間を得意とする住宅会社へ依頼しても、あなたの日常が伝わっていなければ、暮らしやすい間取りにはなりません。
朝は何人が同時に洗面室を使うのか、料理中に誰がキッチンへ入るのか、洗濯物はどこへ干すのか、在宅勤務は何時間するのかまで具体的に伝えてください。
私は「広いリビングが欲しい」という要望より、「家族がそれぞれ別のことをしながら同じ場所で過ごしたい」という要望のほうが、設計者に意図が伝わりやすいと思っています。
担当者選びを軽く考えない
35〜40坪の平屋で4LDK・5LDKと大空間を両立しようとすると、部屋を並べるだけでは済みません。
構造、採光、空調、外構、家具、収納まで同時に考える必要があり、担当チームの提案によって完成形は大きく変わります。
要望を全部そのまま図面へ入れてくれる人ではなく、「その中庭は別の方法でも目的をかなえられます」「この廊下は短くできます」と別案を出してくれる担当者に相談したいところです。
すまつなから相談する
積水ハウスで35〜40坪の平屋や大空間LDKを検討していて、まだ展示場訪問や具体的な商談を始めていないなら、すまつなから相談していただくこともできます。
私は実際の積水ハウスオーナーとして、あなたの建築地域や希望内容を確認したうえで、積水ハウス側の窓口を通じ、経験を踏まえた担当体制につながるよう橋渡ししています。
紹介特典や価格条件は地域、支店、建築内容、商談状況によって異なるため一律ではありませんが、最初から担当者選びを意識して家づくりを始められる点は大きいと思っています。
積水ハウスで大空間の平屋を考えているなら、展示場で担当者が決まる前にすまつなの積水ハウス紹介サポートへご相談ください。
35坪と40坪を比較する
最後に、35坪と40坪で迷ったときに何を比較すればいいのか見ておきましょう。
数字だけではなく、同じ要望を入れた図面を並べて比べるのがポイントです。
| 確認項目 | 35坪の考え方 | 40坪の考え方 |
|---|---|---|
| 部屋数 | 4LDKを中心に検討しやすい | 4LDKにゆとりを持たせたり5LDKも検討しやすい |
| LDK | 個室との面積配分が重要 | 大空間と個室を両立しやすい |
| 収納 | 必要な場所への分散を重視 | 大型収納も設けやすい |
| トイレ | 2か所なら他空間との配分を見る | 2か所を配置しやすいが動線確認は必要 |
| 注意点 | 部屋を増やしすぎない | 廊下と建物外周を増やしすぎない |
同じ条件で図面を比較する
35坪案では4LDK、40坪案では5LDKというように条件を変えてしまうと、5坪増やした効果が分かりにくくなります。
まず4LDK、同じ収納量、同じ駐車条件などで35坪と40坪の案をつくり、増えた面積がどこへ使われるのか見てください。
LDKの余白になるのか、大型収納になるのか、廊下が増えるだけなのかで、5坪を増やす価値は変わります。
家具と建具を動かしてみる
図面では家具を置くだけでなく、椅子を引き、収納扉を開き、冷蔵庫を開け、人が横を通る状態まで想像してください。
特に5LDKでは壁と扉が増えるため、家具配置できる場所が思ったより少ないことがあります。
部屋数を一つ減らしただけでLDK、収納、廊下の全部が使いやすくなるなら、そのほうがあなたの家族には合っているかもしれません。
35〜40坪の平屋FAQ
Q1. 平屋の4LDKは何坪あれば建てられますか?
A. 30坪前後から検討できますが、LDK、収納、ランドリールームなどにもゆとりを持たせたいなら35坪前後は考えやすい広さです。
ただし必要面積は各個室の広さ、廊下、トイレ数、収納量によって変わるため、部屋数だけで決めないようにしてください。
Q2. 35坪の平屋で5LDKは可能ですか?
A. 間取り次第では検討できますが、5室すべてを大きくするとLDKや収納へ影響が出やすくなります。
35坪で5LDKにするなら、客間と書斎を兼ねる、子ども部屋を必要以上に大きくしないなど、各部屋の役割を明確にすることが大切です。
Q3. 40坪の平屋なら5LDKでもLDKを広くできますか?
A. 40坪前後なら5LDKと広めのLDKを両立しやすくなりますが、廊下や大型収納を増やしすぎると期待したほどLDKへ面積を回せません。
5LDKを先に固定するのではなく、家族が集まる場所へ必要な広さを確保してから各個室を決める方法がおすすめです。
Q4. 平屋の4LDKでトイレ2つは必要ですか?
A. 必須ではありませんが、家族人数が多い家庭、朝の利用時間が重なる家庭、主寝室と水回りが離れる大きな平屋では便利になることがあります。
設置する場合は、便器だけでなく手洗い、換気、収納、排水音まで含めて配置を考えてください。
Q5. 35〜40坪の平屋に中庭は必要ですか?
A. 中庭は必須ではなく、採光やプライバシーなど解決したい目的がある場合に検討するのがいいと思います。
窓の位置、高窓、植栽、目隠し壁などで同じ目的をかなえられる場合もあるため、中庭ありと中庭なしの両案を比べてみてください。
35〜40坪の平屋まとめ
35〜40坪の平屋は、4LDK・5LDKの個室数と、広いLDK、収納、家事スペースを両立しやすい魅力的な広さです。
その一方で、面積に余裕があるからこそ要望を足しすぎやすく、長い廊下、暗い中央部、増えすぎた外周、遠い水回りといった問題も起こります。
35坪なら4LDKを基本にLDKと収納へゆとりを残し、40坪なら5LDKを含めながらも部屋数を目的にしないことが大切です。
そして大空間を求めるなら、床面積を増やすだけではなく、柱や壁の位置、窓からの視線、庭とのつながり、家具を置いた後の余白まで見てください。
中庭、高窓、回遊動線も、付ければ付けるほど良い設備ではありません。
あなたの暮らしに必要な理由があるものだけを残し、動線と建物形状をできるだけ分かりやすくすることが、35〜40坪という面積を使い切るコツです。
- 35坪は4LDKと収納を両立しやすい
- 40坪は5LDKと大空間を検討しやすい
- 廊下や回遊動線を増やしすぎない
- 中庭は採光や視線対策など目的から考える
- トイレ2つは家族人数と夜間動線から判断する
- 家具を置いた状態で間取り図を確認する
積水ハウスで35〜40坪の平屋や柱の少ない大空間を希望するなら、最初の担当者選びから設計力を意識してほしいと思います。
まだ積水ハウスとの具体的な商談を始めていない段階なら、すまつなの積水ハウス紹介サポートからご相談ください。
私自身が積水ハウスで建てて暮らしているオーナーとして、あなたが良い担当者、良い提案、納得できる家づくりの入口へ進めるよう橋渡しします。








