こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。
家を建て替えると決めたあと、かなり早い段階で出てくるのが「結局、どこに頼めばいいのか」という問題です。
大手ハウスメーカーへ相談するのか、地元の工務店に頼むのか、それとも先に解体業者へ相談するのか。
私自身も複数のハウスメーカーを比較して積水ハウスで家を建てましたが、住宅会社選びで見た方がいいのは、会社名や坪単価だけではありません。
建て替えでは、新築住宅の提案力に加えて、今ある家の解体、敷地法規、地盤、仮住まい、資金、登記、外構まで一連の流れを扱えるかがかなり重要になります。
この記事では、建て替えをハウスメーカーと工務店のどちらへ頼むべきか、建て替え業者の選び方、相談先、積水ハウスやヘーベルハウスを候補にするときの考え方まで、私の家づくり経験を交えて掘り下げます。
記事のポイント
- 建て替えを頼む会社の選び方
- ハウスメーカーと工務店の違い
- 建て替え業者を比較するチェック項目
- 積水ハウスへ相談する前の注意点
建て替えはどこに頼むべきか
建て替えの依頼先として代表的なのは、大手ハウスメーカーと地域の工務店です。
設計事務所へ設計を依頼し、施工会社を別に選ぶ方法もありますが、一般的な戸建住宅の建て替えでは、まずハウスメーカーと工務店の違いを理解するところから始めると分かりやすいでしょう。
建て替え全体の費用や手順を先に確認したい場合は、親記事の家の建て替えに必要な費用・流れ・期間の総合解説も合わせて読むと、住宅会社選びが全工程のどこに位置するのか見えやすくなります。
ハウスメーカーへ頼む
大手ハウスメーカーへ建て替えを依頼する利点は、住宅そのものだけでなく、敷地調査から資金計画、設計、施工、保証までまとめて相談しやすいことです。
建て替えでは今ある建物を解体して終わりではなく、その後すぐに新築工事へつながります。
解体、新築、外構、住宅ローンなど、それぞれの工程の間に空白ができるほど施主側で調整する仕事が増えるので、窓口をまとめたい人にハウスメーカーは向いていると思います。
さらに全国規模の会社なら、構造や部材の生産体制、施工管理、アフターサービスなどが会社として仕組み化されています。
一方、規格や採用できる部材に一定のルールがあり、地域の工務店より建築費が高くなるケースもあります。
工務店へ頼む
地域の工務店も、建て替えでは有力な選択肢です。
地元で長く施工している会社であれば、その地域特有の道路事情、地盤、敷地形状、職人との関係をよく理解している場合があります。
大手のような全国共通の商品体系ではなく、一邸ごとに材料や仕様を細かく決められる工務店もあり、建築費の配分を柔軟に考えやすい点も魅力です。
ただし、「工務店だから安い」「ハウスメーカーだから高い」と決めつけない方がいいですよ。
高性能住宅や造作家具、自然素材などへこだわる工務店では大手メーカーと同等以上の価格になることもありますし、解体や仮住まいなどを施主自身で手配する会社なら、建物見積額だけ安く見えることもあります。
設計事務所という方法もある
建築家による独自性の高い住宅を希望するなら、設計事務所へ相談する方法もあります。
変形地や狭小地、特殊な中庭住宅、店舗併用住宅など、一般的な住宅とは違う条件で設計をとことん追求したい場合には魅力があります。
ただ、設計者と施工会社が別になる方式では、解体業者、新築施工会社、外構会社などの役割を誰が調整するのか確認が必要です。
建て替えではデザインだけではなく工程管理も大きな仕事なので、あなたがどこまで自分で動けるかも考えて選びたいところです。
最初から解体業者へ頼まない
古い家があると「まず解体しなければ」と思いがちですが、私は住宅会社を決める前に解体だけ先行させるのはおすすめしません。
理由は、今の家を壊してしまったあとで、新しい家に関する法規制や土地条件が判明しても元へ戻せないからです。
現在建っている住宅と同じ大きさ、同じ位置、同じ高さの家を建て直せるとは限りません。
解体契約より先に、新居を建てる住宅会社へ敷地を見てもらうこと。
道路、境界、高低差、建ぺい率、容積率、上下水道などを確認したうえで解体へ進む方が安心です。
建て替え業者の選び方
建て替え業者を選ぶとき、私なら会社の知名度より先に「建て替え全体をどこまで見てもらえるか」を確認します。
普通の更地への新築とは条件が違うので、注文住宅の施工実績が多いだけでは十分とは言えません。
建て替え実績を確認する
最初に見たいのは、実際の建て替え経験です。
建て替えでは既存住宅があるため、解体範囲、残す外構、隣家との距離、地中物、既存配管など、更地から始める新築にはない判断が増えます。
担当者へ「この地域で建て替えを担当したことがありますか」と聞くだけでも、経験値はある程度見えてきます。
できれば会社全体の実績だけではなく、実際についてくれる営業担当者や設計担当者が建て替え案件を経験しているかまで確認したいところです。
敷地調査まで対応できるか
建て替えでかなり重要なのが土地の確認です。
境界、道路幅、高低差、上下水道、擁壁、既存設備、地盤などを見ないまま間取りだけ作っても、そのプランを実際に建築できるとは限りません。
私自身、家づくりを経験して改めて感じたのですが、家は図面だけで建っているわけではありません。
土地と道路と地盤の上に建つものなので、最初の調査が曖昧だと後工程でしわ寄せが来ます。
解体前に法規を確認する
昔建てられた住宅では、その後に道路や建築ルールが変わっていることがあります。
つまり、今ある家を壊したあとに「同じ家をもう一度建てられない」と分かる可能性もあるわけです。
建て替え相談の初期段階で敷地調査や法規確認まで行う会社なら、その土地でできることと難しいことを設計前に判断しやすくなります。
解体まで管理できるか
次に確認したいのが解体工事との連携です。
住宅会社が解体会社を手配する方式なら、新築工事へ引き渡す時期や残しておく設備などを連携しやすくなります。
一方で、自分で解体業者を探す分離発注なら、価格を比較できる利点があります。
ただし、建物を壊し過ぎた、残す予定だった塀を撤去した、解体後の整地状態が新築側の想定と違った、といった問題が起きた場合の責任範囲は確認しておきたいところです。
解体について詳しく確認したい場合は、家の建て替えの流れと手順も参考にしてください。
総予算まで出せるか
建て替えのメーカー選びで、私はここをかなり重視してほしいと思っています。
「建物はいくらですか」ではなく、「新居へ戻って生活を始めるまで全部でいくらですか」と聞いてください。
建て替えでは、新築住宅の建築費以外にも解体、仮住まい、引っ越し、家財保管、登記、住宅ローン関連費、外構などが発生します。
国土交通省の住宅市場動向調査でも、注文住宅について新築と建て替えを分けた集計が行われています。
見積書の範囲を見る
建て替え業者の見積もりを比較するときは、「含まれている項目」をそろえてください。
一社は解体費を含んでいて、もう一社は別途。
一社は外構をある程度入れていて、もう一社は最低限の概算だけという状態なら、総額だけを横に並べても公平な比較になりません。
建て替え費用の項目については、土地ありの建て替え総額と費用内訳で細かく解説しています。
工程をまとめられるか
建て替えでは工程管理も会社選びの重要な判断材料です。
いつ仮住まいへ移るのか、解体開始日はいつか、地盤調査はいつ行うのか、新築着工はいつか、引き渡し予定日はいつなのか。
これらが一本につながっていないと、仮住まいの家賃や引っ越し日にも影響します。
保証と点検体制を見る
家は完成した日で住宅会社との関係が終わるものではありません。
建て替え後は、構造、防水、外壁、屋根、設備などを何十年も維持していくことになります。
そのため、初期保証の年数だけを見るのではなく、延長条件、定期点検、必要となる有償工事、設備保証、修理窓口まで確認した方がいいでしょう。
保証期間が長く書かれていても、一定時期の点検や指定補修が条件になっている場合があります。
担当者の提案力を見る
そして、会社名と同じくらい大切なのが担当者です。
私自身、最終的に積水ハウスを選んだ理由には、建物だけではなく担当チームへの信頼がかなり大きく影響しました。
良い担当者は、あなたが言ったことをそのまま図面へ入れるだけではありません。
「その間取りなら洗濯動線が長くなります」「この窓は隣家から見えます」「ここを広げると予算がかなり増えます」と、デメリットまで説明してくれます。
担当者へ聞きたい質問
私は「できますか」だけではなく、「この土地なら何が問題になりそうですか」と質問するのがおすすめです。
さらに「予算を超えた場合、どこから見直しますか」「解体後に地中物が見つかったら誰が調整しますか」と聞いてみてください。
その場で分からなくても構いませんが、確認して具体的に回答してくれる担当者なら、その後の長い打ち合わせでも相談しやすいと思います。
メーカーと工務店を比較
建て替えをハウスメーカーと工務店のどちらへ頼むべきかは、予算だけでは決まりません。
あなたが家づくりのどこを重視するかによって向いている依頼先は変わります。
| 比較項目 | ハウスメーカー | 工務店 |
|---|---|---|
| 建て替え全体の管理 | まとめて相談しやすい | 会社により対応範囲が異なる |
| 設計 | 独自構法の範囲で自由設計 | 柔軟な会社が多い |
| 価格 | 高くなる場合がある | 会社や仕様による差が大きい |
| 品質管理 | 会社の仕組みが整っていることが多い | 施工会社ごとの差を確認 |
| 保証 | 長期制度を用意する会社が多い | 内容を個別に確認 |
| 地域対応 | 全国や広域に対応しやすい | 地元事情に詳しい場合が多い |
| 部材の自由度 | 会社独自のルールがある | 柔軟に選べる場合がある |
ハウスメーカー向きの人
仕事や子育てをしながら建て替えを進めるなど、自分で複数業者を調整する時間を取りにくい人は、ハウスメーカーが合いやすいでしょう。
解体、設計、新築、外構、住宅ローンなどについて窓口をまとめられるメリットは、建て替えでは思っている以上に大きいです。
また、長期保証や全国規模のアフターサービス、工場生産された部材などを重視する人にも大手メーカーは候補になります。
工務店向きの人
地域に詳しい会社へお願いしたい人や、使いたい材料、設備、造作家具などを細かく指定したい人には工務店が合う場合があります。
施主が建築について調べることを楽しめて、解体会社や外構会社との調整も苦にならないなら、分離発注によって選択肢を広げる方法もあるでしょう。
ただし、工務店を選ぶ場合は会社規模だけでは判断せず、建て替え実績、現場監督の体制、保証、完成後の修理窓口まで確認してください。
どちらも相見積もりする
迷っているなら、ハウスメーカーだけ、工務店だけに限定する必要はありません。
大手ハウスメーカーと地域工務店を含めて比較すると、何に費用差が出ているのか分かりやすくなります。
ただし、比較するなら同じ要望を伝えることが前提です。
延床面積も窓も設備も外構も違う状態で「A社は500万円安かった」と比べても意味が薄くなります。
相見積もりの条件のそろえ方は、注文住宅の相見積もりを同条件で比較する方法も参考になります。
建て替えランキングの見方
建て替えでおすすめのハウスメーカーを探すと、「人気ランキング」「おすすめメーカー10社」といった情報もたくさん出てきます。
候補を知る入口としては便利ですが、ランキングだけで建て替え先を決めるのはおすすめしません。
一位があなたに合うとは限らない
建て替えランキングの難しいところは、評価基準がサイトによって違うことです。
販売棟数なのか、知名度なのか、価格なのか、設計なのか、保証なのかで順位は変わります。
しかもあなたの土地が狭小地なのか、二世帯住宅なのか、平屋なのかによって適する会社も変わります。
建て替えで見るべきなのは「人気の会社」より「この敷地と家族に合う会社」です。
坪単価だけで選ばない
建て替えメーカーを調べると坪単価も必ず目に入ります。
ただ、坪単価は建物本体だけを基準にしている場合もあれば、付帯工事をある程度含めて計算している場合もあります。
建て替えではさらに解体や仮住まいもあるので、坪単価の差がそのまま最終支払額の差になるわけではありません。
見積書を並べるなら、建物本体だけではなく「新居へ戻るところまでの総額」で比較してください。
比較条件をそろえる
同じ敷地へ同じ程度の大きさの住宅を計画し、必要な設備と性能をある程度そろえて見積もりを依頼すると会社ごとの差が見えてきます。
そのうえで、金額だけではなく間取り、構造、断熱、外壁、保証、解体対応、外構、担当者の説明まで横に並べます。
私は住宅会社選びを点数だけで決める必要はないと思っています。
むしろ「この会社には高くても任せたい部分がある」「この会社は安いけれど自分で手配する仕事が増える」と違いを言葉にできれば、かなり判断しやすくなります。
建て替え会社の比較で見る項目
- 建て替えの施工経験
- 敷地と法規の調査力
- 解体会社との連携
- 仮住まいを含む工程管理
- 総額の分かりやすさ
- 構造・断熱・設計
- 保証と定期点検
- 担当者の提案力と対応速度
建て替えに向くメーカー例
ここでは、検索されることの多い大手ハウスメーカーの中から、積水ハウスとヘーベルハウスを例に考えます。
どちらが上という話ではなく、あなたが希望する建物や土地条件に対して、どんな提案が出てくるかを見ることが大切です。
積水ハウスで建て替える
積水ハウスは、鉄骨1・2階建て、木造住宅シャーウッド、鉄骨3・4階建てという複数の構造体系を持つハウスメーカーです。
敷地条件や希望する階数、間取りに応じて構造を検討できるため、建て替えでも幅広い計画を相談できます。
私は実際に積水ハウスで鉄骨住宅を建てましたが、営業だけではなく設計、インテリア、外構、施工、引き渡し後の対応までチームで動いてもらえたことには大きな安心感がありました。
建て替えの場合も、新しい建物だけでなく、今の敷地で希望する住宅を実現できるのかを最初に確認することが重要です。
積水ハウスでは建て替えや所有地への建築を検討する人向けに敷地調査も案内しており、土地の状況を見ながら計画を進める考え方は建て替えと相性がいいと思います。
ヘーベルハウスで建て替える
建て替えでヘーベルハウスを候補にする人も多いでしょう。
ヘーベルハウスは鉄骨住宅を中心とし、都市部の限られた敷地や3階建て、二世帯住宅などにも対応しています。
特に実家の建て替えで親世帯と子世帯が一緒に暮らす場合には、二世帯住宅の実例や生活分離の考え方も比較材料になります。
また、重鉄構造を使った商品では柱と梁を中心に建物を構成し、将来の間取り変更を考えた提案も行われています。
積水ハウスとヘーベルハウスを比較する場合も、「鉄骨だから同じ」とは考えず、自分の敷地へ出されたプラン、構造、保証、総額を比較してください。
おすすめは条件で変わる
建て替えにおすすめのメーカーを一社だけ挙げるのは簡単ですが、本当はそれほど単純ではありません。
大空間を優先するのか、木の雰囲気を重視するのか、3階建てなのか、二世帯なのか、将来リフォームしたいのか。
そして何より、その希望を予算の中で実現できるか。
これらが違えば、おすすめの建て替えメーカーも変わります。
だから私は、最初に会社を決めるのではなく、敷地を見てもらい、プランと総額と担当者を比較してから会社を決めるという順番をおすすめします。
建て替え相談はどこにするか
「まだ建て替えるかどうかも決まっていない」という段階なら、いきなり契約を前提にする必要はありません。
相談先ごとに得意分野が違うので、目的に合わせて使い分ければ大丈夫です。
住宅会社へ相談する
新しい住宅を建てられるか知りたいなら、まず有力候補のハウスメーカーや工務店へ相談するのが分かりやすい方法です。
敷地条件、新居の希望、家族構成、予算を伝えれば、どの程度の建物を計画できそうか見えてきます。
この段階では豪華な設備を決めるより、「今の家を解体したらどの程度の建物が建つか」を確かめる方が先です。
金融機関へ相談する
今の住宅ローンが残っている場合や、新しい住宅に大きな借り入れが必要になる場合は金融機関への相談も早めに行います。
建て替えでは既存ローン、新築工事の支払い、自己資金のタイミングが重なることがあります。
住宅会社から魅力的なプランが出たあとで資金が足りないと分かるより、先に借入可能額と無理なく返済できる額を把握しておく方が動きやすいでしょう。
家族とも早めに話す
実家の建て替えでは、住宅会社より先に家族の考えを確認した方がいいケースもあります。
親名義の土地へ子どもが家を建てるのか、二世帯にするのか、将来誰が住むのかによって計画は変わります。
建て替えの話を「新しいキッチンをどうするか」から始めると、そのもっと前にある所有関係や資金負担の話が後回しになりがちです。
家族で長く住んできた土地だからこそ、思い出の庭木や家具、仏壇、物置など、残したいものも早めに確認してください。
相談前に準備したいこと
住宅会社へ初めて相談するとき、すべてを決めておく必要はありません。
ただ、少し準備しておくだけで担当者から出てくる提案の精度は上がります。
土地と建物の資料を集める
手元にある範囲で、土地の登記関係書類、測量図、現在の建物図面、固定資産税関係書類などを用意しておくと話が進みやすくなります。
古い住宅では図面が残っていない場合もあるので、その場合は無理に探し続ける必要はありません。
「資料が何もない」ということ自体を住宅会社へ伝え、何を調査すればよいか確認すれば大丈夫です。
今の家の不満を書く
建て替えは、長年暮らした家の経験を次の住まいへ生かせる貴重な機会です。
「LDKを25畳にしたい」と数字だけ伝えるより、「家族が集まる場所を広くしたい」と理由まで伝えた方が設計者は提案しやすくなります。
収納が少ない、冬の脱衣所が寒い、洗濯動線が長い、駐車しにくい、道路から室内が見えるなど、今の家で毎日感じていることを書き出してみてください。
長く暮らしたからこそ分かる不満は、新築する人にはない大きな情報です。
総予算の上限を考える
建て替えの予算を決めるときは、新居の建築費だけで限界まで使わない方がいいでしょう。
解体や仮住まい、引っ越し、外構、家具、家電などにもお金が必要になります。
さらに解体後に地中物が見つかったり、地盤対策が必要になったりすると予定外の支出が発生する可能性があります。
「住宅会社から借りられると言われた額」ではなく、建て替え後も生活できる予算から逆算してください。
比較する会社を絞る
最初から十社近くへ相談すると、打ち合わせだけでかなり疲れます。
構造、価格帯、デザイン、保証などを見て候補を絞り、そこからプランを比較する方が現実的です。
ただし一社だけで契約まで進めると、その価格や提案が本当に自分に合っているのか判断しにくくなります。
複数社を見る目的は値引きを競わせることだけではなく、違う設計者から違う解決策を見せてもらうことでもあります。
積水ハウスへ相談する注意点
ここは、積水ハウスで家を建てた私から特にお伝えしておきたいところです。
建て替え先として積水ハウスが少しでも候補に入っているなら、資料請求や住宅展示場への予約をする前に一度立ち止まってください。
最初の接点で担当が決まる
住宅会社では、最初の問い合わせや展示場訪問をきっかけに担当営業が決まることがあります。
家づくりでは営業担当者と長期間やり取りするので、誰とスタートするかは軽く考えない方がいいと思います。
特に建て替えは、新築だけではなく解体、土地、仮住まい、資金など相談内容が多くなるため、担当者の経験や調整力がかなり重要です。
紹介制度は先に確認する
積水ハウスで建て替える場合、「紹介なら必ず建物価格から3%割引になる」という全国共通の公式制度が公開されているわけではありません。
実際の紹介特典や値引き、担当者の調整可否は、地域、支店、建物、契約時期、商談状況などで変わります。
一方で、すでに資料請求や展示場予約を行い、営業担当者との商談が始まっていると、後から紹介ルートへ切り替えにくくなる場合があります。
先に相談する理由
そのため、積水ハウスが候補なら、資料請求や展示場予約より前に「すまつな」へ相談しておくことをおすすめします。
私は積水ハウスの社員ではなく、実際に積水ハウスで家を建てて暮らしているオーナーです。
当サイトでは、私が信頼する積水ハウス側の管理職ルートを通じ、建築地域に応じた担当者へつないでもらえるよう相談しています。
紹介したから契約しなければならないわけではありませんし、他社と比較して最終的に別の住宅会社を選ぶのも当然ありです。
建て替えで避けたい選び方
最後に、建て替え業者を選ぶときに避けたい判断についてまとめます。
どれも最初は合理的に見えるのですが、後から費用や工程へ影響しやすいものです。
一番安い会社だけで決める
建て替えでは数百万円の差が出ることもあるため、安い見積もりが魅力的に見えるのは当然です。
ただ、その差が企業努力によるものなのか、そもそも見積もりに含まれている工事が違うのかは確認してください。
外構、照明、カーテン、地盤、解体、給排水などが別途なら、後でかなり増える可能性があります。
安さは大切ですが、最終的に払う金額で比較すること。
解体だけ先に契約する
建て替えを決めた勢いで、解体業者へ先に依頼するのも注意したいところです。
新しい住宅会社が決まる前に壊すと、残したかった外構や設備、新築工事で必要になる情報まで失うことがあります。
また、解体後に想定していた建物が法規上建てられないと分かれば大問題です。
住宅会社から新居の見通しが立ってから解体へ進む方が安全でしょう。
担当者を見ずに契約する
大手ハウスメーカーだから誰に担当してもらっても同じ、とは私は思いません。
同じ会社の商品でも、あなたの要望を聞き取る人、設計へつなぐ人、費用を説明する人によって家づくりの進み方は変わります。
質問への返信速度、分からないことへの対応、都合の悪い話も説明してくれるかなど、契約前のやり取りにはかなり情報があります。
契約前に違和感が続く相手なら、「契約したら変わるだろう」と期待し過ぎない方がいいでしょう。
仮住まいを後回しにする
建て替え会社選びと同時に、仮住まいについても少しずつ考えてください。
短期間だけ借りられる賃貸住宅は、希望地域や家族人数によって探しにくいことがあります。
ペット、大型家具、駐車場、学校、仕事などの条件が加われば、さらに選択肢は限られます。
住宅会社へ相談するときも、「仮住まいをどう考えていますか」と聞いてみると、建て替え全体をどこまで見ている会社なのか分かりやすいですよ。
建て替え業者のよくある質問(FAQ)
Q1. 建て替えはどこに頼むのがおすすめですか?
A. 建て替え全体を任せたいなら、建て替え実績があり、敷地調査、解体、新築、資金、外構までまとめて相談できるハウスメーカーや工務店がおすすめです。
建物価格だけではなく、解体から新居への入居までの役割分担を確認して選んでください。
Q2. ハウスメーカーと工務店はどちらが安いですか?
A. 工務店の方が必ず安いとは限りません。
採用する構造、断熱、設備、造作、外構などによって費用は変わるため、同じ程度の住宅条件と同じ見積範囲で比較する必要があります。
建て替えでは解体や仮住まいまで含めた総額で判断すると分かりやすいでしょう。
Q3. 建て替え業者は何社比較すればいいですか?
A. 一社だけで即決せず、現実的に打ち合わせできる範囲で複数社を比較するのがおすすめです。
会社を増やし過ぎると打ち合わせの負担が大きくなるため、構造や価格帯、デザインなどで候補を絞ってから具体的なプランと見積もりを比較すると進めやすくなります。
Q4. 建て替えは最初に解体業者へ相談しますか?
A. 私は新居を建てる住宅会社への相談を先におすすめします。
現在の敷地で希望する住宅を建てられるか確認してから、住宅会社と連携して解体範囲や時期を決めた方が、残す設備の撤去や工程の食い違いを防ぎやすくなります。
Q5. 積水ハウスの建て替え割引はありますか?
A. 積水ハウスで建て替えるから一律で何%割引になる、という全国共通の条件として考えない方がいいでしょう。
紹介特典や価格調整の内容は地域、支店、建物、契約時期、商談状況などで変わります。
また、最初の接点によって紹介制度や担当者調整の可否が変わる場合があるため、積水ハウスを候補にしているなら資料請求や展示場予約より前にすまつなへ相談してください。
建て替えの依頼先まとめ
建て替えをどこに頼むか迷ったら、ハウスメーカーと工務店の名前やランキングを見る前に、あなたの建て替えで必要になる仕事を書き出してみてください。
敷地調査、法規確認、解体、仮住まい、新築設計、地盤、外構、住宅ローン、登記、保証。
建て替えは、これだけの工程が一つにつながって完成します。
だからこそ、一番安い会社より「全体を理解して提案できる会社」を選ぶことが重要だと私は考えています。
ハウスメーカーには、一連の工程をまとめて相談しやすいことや、施工・保証体制が仕組み化されている利点があります。
一方、地域の工務店には、地元事情への詳しさや設計・材料選びの柔軟さなどの魅力があります。
どちらが正解というものではありません。
同じ敷地、同じ希望、同じ見積範囲で提案を受けて、「この会社なら自分たちの建て替えを任せられる」と思えるところを選んでください。
そして積水ハウスが候補に入っている場合は、住宅展示場へ行ったり公式サイトから資料請求したりする前に、一度すまつなへご相談ください。
紹介制度や担当者の調整は最初の接点が関係する場合があるため、先に選択肢を残しておいた方が動きやすいからです。
家を建て替えるということは、単に古い建物を新品へ交換することではありません。
長く暮らしてきた土地に、これから先の暮らしをもう一度つくる大きなプロジェクトです。
あなたなら、その大仕事を「一番安かった会社」に任せますか、それとも「この人たちなら最後まで任せられる」と感じた会社に託しますか。
私は自分の家づくりを終えた今でも、後者を選んでよかったと思っています。





