こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。
札幌や北海道で高級注文住宅を建てるなら、東京や大阪の邸宅をそのまま持ってくるような発想では足りません。
天然石、大判タイル、造作家具、大きな窓、吹き抜け、中庭などにこだわれば、確かに見た目は豪華になります。
でも北海道では、真冬にその空間を気持ちよく使えるのか、玄関や窓辺が寒くならないか、雪が積もったときに外構が機能するかという部分まで含めて初めて「良い家」になると私は考えています。
私自身は積水ハウスで注文住宅を建て、実際に暮らしています。
家づくりを経験して感じるのは、高級住宅ほどデザインと住宅性能を別々に考えない方がいいということです。
特に北海道で高級注文住宅を検討するなら、断熱材の厚さやUA値を見るだけではなく、窓、気密、換気、暖房、日射、雪、外構まで一つの住まいとして見ていく必要があります。
全国的な高級住宅メーカーの特徴から先に知りたい場合は、高級注文住宅ハウスメーカー7社の価格・特徴比較も合わせて読んでみてください。
この記事では、札幌や北海道で実際に検討しやすい会社に絞り、地元の住宅会社と全国大手の両方から7社を紹介します。
記事のポイント
- 札幌で比較したい高級注文住宅会社7社
- 北海道で重視したい断熱・気密・暖房性能
- 積雪や大開口まで考えた邸宅設計の見方
- デザインと寒冷地性能を両立する比較方法
北海道の高級住宅で見る性能
北海道の高級注文住宅で会社を選ぶときは、外観写真の好みだけで候補を決めない方がいいですよ。
完成写真では同じように美しく見える住宅でも、その美しさを北海道の冬に維持する方法は会社によってかなり違います。
豪華さより温熱計画を見る
高級住宅で採用したくなる大開口、吹き抜け、高天井、タイル床、大きな玄関ホールは、どれも空間を豊かにしてくれます。
その一方で、暖房する空間が増えたり、外気の影響を受ける窓面積が大きくなったりします。
北海道では「このデザインを実現できます」だけではなく、「このデザインを冬にどう快適にするのか」まで説明できる会社を選ぶことが大切です。
札幌を含む北海道の多くの地域は、住宅の省エネルギー基準でも寒冷な地域として扱われます。
地域ごとの区分は住所によって異なるため、計画地については国の地域区分検索で確認できます。
同じ北海道でも地域条件は一律ではないので、「北海道仕様」という言葉だけで判断せず、自邸の数値と仕様へ落とし込んでもらうのがいいでしょう。
UA値だけでは決めない
断熱性能を比較するときによく使われるのがUA値です。
数値が小さいほど建物から熱が逃げにくいことを示すため、北海道の住宅会社を調べていると必ず目にする数字かなと思います。
ただし、高級注文住宅ではUA値だけを競っても意味がありません。
大きな窓をどこへ設けるか、窓のガラスや枠をどうするか、玄関ドアからどれくらい熱が逃げるか、日射をどう取り込むかで体感は変わります。
気密性能も確認する
さらに見たいのがC値です。
C値は住宅にどの程度の隙間があるかを見る指標で、設計図だけではなく施工精度にも左右されます。
会社を比較するときは、「C値はいくつですか」と聞くだけではなく、全棟で気密測定するのか、希望した場合だけなのか、完成後の実測値を施主へ提示するのかまで聞いてみてください。
北海道の高級住宅では、UA値、C値、窓仕様、換気方式、暖房方式をセットで見ると住み心地を想像しやすくなります。
暖房と換気も重要
北海道では、断熱性能が高くても暖房計画が暮らし方に合わなければ快適にはなりません。
床暖房、パネルヒーター、エアコン、全館空調など、採用できる方式は会社や住宅によって変わります。
高級注文住宅ではLDKが広くなりやすく、吹き抜けや階段を通じて上下階がつながる間取りも増えます。
そのため、「何畳用の暖房を入れるか」という単純な話ではなく、家全体の熱負荷を見ながら計画してもらいたいところです。
換気も同じです。
熱交換型換気を採用するのか、給気口と排気口をどこへ配置するのか、フィルターの掃除はしやすいのかまで聞いてみましょう。
性能表では地味に見える部分ですが、北海道では毎日の暮らしに直結します。
札幌で比較したい7社
ここからは、札幌や北海道で高級注文住宅を検討するときに比較したい7社を見ていきます。
順位ではありません。
建築家との邸宅づくりが得意な会社、寒冷地性能を前面に出す会社、全国規模の品質管理を持つ会社では家づくりの方向が違うからです。
| 会社 | 設計の特徴 | 寒冷地で見る点 | 候補に合いやすい人 |
|---|---|---|---|
| HOP | 建築家による邸宅設計 | 北海道発の高気密・高断熱設計 | 素材と造作までこだわりたい人 |
| ケント・ハウス | 設計から外構まで一体提案 | 高断熱・高気密の木造設計 | 札幌密着で意匠を追求したい人 |
| 土屋ホーム | フルオーダー住宅 | 高断熱仕様と寒冷地ノウハウ | 性能数値を重視したい人 |
| 積水ハウス | 邸宅設計と工業化品質 | 地域仕様と温熱設計を確認 | 設計・構造・外構を総合して考えたい人 |
| 住友林業 | 木質空間と大開口 | 北海道向け窓・屋根・暖房を確認 | 木と庭を生かした家が好きな人 |
| 三井ホーム北海道 | 木造と意匠性の高い空間 | 北海道向け高断熱仕様 | 吹き抜けや洋風・モダン邸宅が好きな人 |
| スウェーデンハウス | 北欧デザイン | 全棟気密測定と3層ガラス窓 | 性能確認を数値で行いたい人 |
HOP
札幌で高級注文住宅を探すなら、HOPことハウジングオペレーションアーキテクツは確認しておきたい会社です。
札幌を原点として、建築家の設計思想、天然素材、職人による施工を組み合わせた邸宅を数多く手掛けています。
札幌市内には大規模な邸宅や傾斜地、中庭、大空間など、いわゆる一般的な注文住宅とは違う条件の施工例もあります。
最大の特徴は、既製品を組み合わせて住宅を完成させるというより、建築そのものを一邸ずつつくり込んでいく方向性でしょう。
造作家具や建具まで空間の一部として考えたい場合は相性を見やすい会社です。
また、北海道で培った高気密・高断熱技術を掲げているため、デザインだけの住宅会社ではありません。
ただし、完全自由設計の邸宅ほど仕様差も大きくなります。
候補にするなら、気に入った施工事例を見せながら、同程度の大開口や天井高を採用した場合の断熱仕様、窓、暖房方式まで具体化してもらうのがいいと思います。
ケント・ハウス
ケント・ハウスは札幌市に本社を置き、注文住宅だけでなくキッチン、家具、建具、外構、造園まで扱う住宅会社です。
高級住宅では、この「建物の外まで同じ目線で考えられる」という部分がかなり大きいですよ。
外観がきれいでも、駐車場、アプローチ、フェンス、植栽の配置がバラバラでは邸宅らしい完成度になりません。
ケント・ハウスでは設計から施工、アフターサービスまで一貫して手掛ける考え方を掲げています。
また、高断熱・高気密の木造住宅では、単純に断熱材を厚くするだけでなく、木材や通気まで含めて建物の寿命を考える姿勢を示しています。
派手な設備を並べるより、素材、光、壁、天井、庭の見え方を丁寧につくった住宅が好きなら、施工例をじっくり見てみたい会社です。
一方で、数値性能を細かく比較したい場合は、自分の計画でUA値やC値がどうなるかを打ち合わせ段階で出してもらうと判断しやすいでしょう。
土屋ホーム
北海道の寒さを踏まえた住宅性能から会社を比べたいなら、土屋ホームも外しにくい候補です。
フルオーダーのCARDINAL HOUSEでは、設計担当を中心にチームで一邸をつくる体制が用意されています。
性能面では外側と柱間の断熱を組み合わせる考え方を採用し、上位仕様ではUA値0.19W/㎡・Kを掲げています。
これはすべての住宅が同じ数値になるという意味ではなく、プランや仕様で変わる点には注意してください。
大切なのは、カタログ上の最高値ではなく、あなたが検討している間取りでどこまで実現できるかです。
特に大開口や吹き抜けを採用する場合は、窓を増やした状態のUA値、暖房負荷、熱交換換気まで一緒に聞くと比較しやすくなります。
性能を優先すると箱のような住宅になりそう、と心配する人もいるかもしれません。
そこをフルオーダーの設計でどう見せるかまで確認できるのが、CARDINAL HOUSEを比較する面白さかなと思います。
積水ハウス
積水ハウスは全国大手ですが、北海道で邸宅を検討するときにも候補に入れられます。
北海道・東北にはDESIGN OFFICEがあり、札幌支店にも邸宅設計を手掛けるトップデザイナーが所属しています。
鉄骨と木造シャーウッドの両方を扱えるため、希望する外観、空間、敷地条件に応じて構造から考えられるのも特徴です。
高級注文住宅で積水ハウスを見るなら、私は単に「大手だから安心」という見方はしません。
大開口、中庭、吹き抜け、外構、照明、家具まで、誰が全体をまとめるのかを見ます。
私の自宅も建物だけを豪華にするのではなく、中庭、植栽、窓から見える景色まで考えながら進めました。
北海道で検討する場合は、全国共通のイメージだけでなく、北海道仕様の断熱、窓、換気、暖房、屋根を自邸へどう採用するかまで確認してください。
住友林業
木を主役にした高級住宅が好きなら、住友林業はかなり比較しやすい会社です。
BF構法による大空間や大開口と、無垢床、木質天井、深い軒、庭を組み合わせた空間は住友林業らしさがあります。
札幌にも複数の住宅展示場があり、積雪を考えた屋根や北海道産材を取り入れた展示例があります。
北海道で住友林業を検討するときに私が見たいのは、木質感だけではありません。
大きな窓を採用したときのガラスとサッシ、玄関まわり、床や壁の断熱、暖房方式まで見ます。
木の質感に予算を使うほど空間は格好よくなりますが、同時に北海道で必要な住宅性能にも十分な予算を残しておきたいところです。
価格については会社名だけで決めつけず、住友林業の坪単価と総額の考え方も参考にしながら、同じ間取りと仕様条件で比べてみてください。
三井ホーム北海道
三井ホーム北海道は、札幌を拠点に北海道向けの三井ホーム住宅を設計・施工しています。
三井ホームというと洋館のような外観を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、現在はモダン、シンプル、吹き抜け、高天井など幅があります。
北海道向けには高断熱仕様が用意され、断熱等級6へ対応できる仕様もあります。
樹脂サッシやLow-Eトリプルガラスなど、寒さを踏まえた開口部の提案も確認できます。
三井ホームを比較するときに面白いのは、屋根断熱を生かした吹き抜けや勾配天井との相性です。
北海道で開放的な高級住宅を建てたい人にとって、「大きな空間をつくったときにどう暖めるか」はかなり重要になります。
全館空調を含め、設計と空調を一緒に提案してもらえるかを見てみるといいでしょう。
スウェーデンハウス
寒冷地性能を数値で確認しながら家を建てたい人には、スウェーデンハウスも分かりやすい候補です。
北海道支社が札幌にあり、道内にも複数の展示場があります。
木製サッシと3層ガラス窓はブランドを象徴する仕様で、北欧らしい外観にもつながっています。
さらに、一邸ごとに断熱性能を計算し、完成した住宅ではC値を実測して性能を表示する仕組みを採っています。
高気密・高断熱という言葉は多くの住宅会社が使いますが、実際に自邸の数値を確認できる点は比較するときに分かりやすいですね。
一方で、北欧デザインには明確な個性があります。
シンプルモダン、ホテルライク、石やタイルを多用した無機質な邸宅を希望するなら、デザイン面で自分の好みと合うかは施工例で確認した方がいいでしょう。
寒冷地性能の比較方法
7社を並べても、結局どこを比べればいいのか迷うと思います。
そこで、私なら札幌で高級注文住宅の見積もりを取るときに何をそろえるかを説明します。
同じ間取りで性能を見る
最初にやりたいのは、できるだけ同じ延床面積、窓面積、吹き抜け条件で比較することです。
一社は小さな窓だけのプラン、もう一社はリビング全面ガラスという状態でUA値だけ比べても公平ではありません。
高級住宅では窓がデザインの中心になる場合が多いので、希望する大開口を残した状態の性能を出してもらうことが重要です。
性能は書類でも確認する
営業担当者から「暖かいですよ」と言われるだけでは比較できません。
設計住宅性能評価、BELS、長期優良住宅など、自邸について確認できる書類があるなら数値を見てください。
断熱等級だけではなく、一次エネルギー消費量、窓や設備の仕様も確認すると、提案内容がかなり見えやすくなります。
窓の仕様までそろえる
北海道で大開口をつくるなら、窓はかなり大切です。
同じトリプルガラスでも、ガラスの構成、枠、ガス、スペーサー、窓の大きさで性能は変わります。
リビングの南側だけではなく、北側の窓や玄関ドアも含めて確認してください。
高級住宅では「窓を大きくすると格好いい」という方向へ進みやすいのですが、外から丸見えになってカーテンを閉めっぱなしでは少し寂しいですよね。
景色、プライバシー、日射、断熱を同時に考えた窓配置が理想です。
暖房と換気を一体で見る
北海道では、住宅性能と暖房設備を切り離して比較しない方が分かりやすいです。
断熱性能を高める目的は、カタログの数値を良くすることではなく、少ないエネルギーで家を快適にすることだからです。
全館と個別暖房を比較する
高級注文住宅では全館空調を採用したくなる人も多いでしょう。
家中の温度差を抑えやすく、機器が目立ちにくい設計にできることは大きな利点です。
ただ、北海道で採用するなら外気温が下がったときの能力、補助暖房の考え方、故障時の対応まで聞いておきたいところです。
個別エアコンや床暖房を組み合わせる方法なら、機器交換が比較的行いやすく、部屋ごとに運転を変えやすくなります。
どちらが上という話ではなく、住宅の広さと暮らし方に合うことが重要です。
換気の熱損失を見る
せっかく室内を暖めても、換気によって大量の熱を外へ捨てれば暖房負荷が増えます。
そのため北海道では、熱交換換気の採用状況を確認する意味があります。
さらに、フィルター交換のしやすさ、給気口を掃除できるか、交換部品はいくらくらいなのかも見ておきたいところです。
高級設備ほど、数十年使う間には更新が必要になります。
新築時の美しさだけではなく、交換できる設計になっているかまで聞けると安心です。
雪と外構まで設計する
北海道の高級住宅で忘れたくないのが雪です。
建物写真が格好よくても、積雪後に玄関や駐車場が使いにくければ毎日の満足度は下がります。
屋根の雪処理を決める
屋根形状は外観デザインを決める大きな要素ですが、札幌では雪の落ち方まで考える必要があります。
落雪させるのか、屋根上に載せる設計なのか、融雪を使うのかによって敷地の使い方が変わります。
隣地境界の近くへ雪が落ちないか、カーポートや植栽へ影響しないかも重要です。
デザインを決めたあとに雪対策を付け足すのではなく、最初から外観設計の一部として考えてもらいましょう。
駐車と除雪動線を見る
高級住宅では2台、3台の駐車場やビルトインガレージを希望することもあります。
雪が積もる地域では、車を置ければ終わりではありません。
除雪した雪をどこへ置くのか、道路から玄関までどう歩くのか、屋外設備が雪に埋もれないかまで図面で確認してください。
ロードヒーティングを採用する場合は、設置範囲だけでなく日々のエネルギー使用まで含めて判断したいですね。
庭は冬の姿も考える
北海道でも庭を諦める必要はありません。
むしろ雪国だからこそ、窓から見る庭を室内デザインの一部にすると、冬の景色まで楽しめる住宅になります。
ただし、植栽の耐寒性や雪囲い、落雪位置、除雪機の動線まで考える必要があります。
札幌で外構まで美しく仕上げたいなら、建物完成後に外構会社へ丸投げするより、窓位置を決める段階から庭を考える方が完成形を想像しやすいでしょう。
高級住宅で後悔しやすい点
豪華な住宅ほど選択肢が増えるので、予算をかければ自動的に住みやすくなるわけではありません。
私自身も実際に注文住宅を建てて、「見た目」と「毎日の使いやすさ」は必ず両方見ないといけないなと感じました。
大開口を増やしすぎる
床から天井までの大きな窓は、高級住宅らしい開放感をつくってくれます。
でも、窓には熱、視線、結露、掃除という現実もあります。
北海道なら特に、全部の方向へ大きな窓を付けるより、見せたい景色へ絞って開く方が住みやすい場合があります。
私なら「窓を何平方メートル入れられるか」ではなく、「この窓から何を見るのか」を設計者へ聞きます。
吹き抜けを見た目で決める
吹き抜けは空間の印象を一気に変えてくれます。
一方で、暖房、音、照明交換、窓掃除まで考えておかないと入居後に困ります。
札幌で大きな吹き抜けをつくるなら、上下の温度差をどう抑えるのかを設計段階で聞いてください。
高所窓を採用する場合は、開閉方法や掃除方法も要確認です。
標準仕様だけで比べる
高級注文住宅で「標準仕様は何ですか」と聞くこと自体は悪くありません。
ただ、高級住宅では標準仕様から変更する項目が多いため、最終的には標準仕様の豪華さより、自分の完成仕様で比較した方がいいと思います。
キッチン、床、外壁、窓、空調、照明、造作家具、外構まで入れた状態の総額を見ることが重要です。
モデルハウスの雰囲気と標準価格を直接結び付けないでください。
モデルハウスには大きな面積、高い天井、造作、照明、家具、外構など多数の追加仕様が採用されている場合があります。
展示場の見方については、住宅展示場の見学方法と初心者が確認したいポイントでも詳しく解説しています。
札幌の土地で確認すること
札幌で高級注文住宅を建てるなら、住宅会社を決める前から土地と建物を同時に考える方がいいです。
高級住宅ほど大きな窓、庭、ガレージ、長い軒などを希望するため、土地条件による影響が大きくなります。
南向きだけで判断しない
土地探しでは南向きが人気ですが、邸宅設計では道路方向だけで良し悪しは決まりません。
道路から視線が入る南面を閉じ、中庭から光を取る方法もあります。
反対に北側の景色が美しければ、そちらへ大きな窓を設ける設計も考えられます。
土地の方角より「どこを開き、どこを閉じるか」を考えてくれる設計者かどうかを見てください。
雪置き場も面積に入れる
土地面積だけを見て「十分広い」と判断するのは少し早いです。
建物、駐車場、アプローチ、庭に加えて雪を置く余地が必要になります。
ビルトインガレージをつくるなら、前面道路からの入り方や道路勾配も確認したいところです。
高級住宅では建物が大きくなりがちなので、建ぺい率や容積率だけではなく、実際に残る屋外空間まで配置図で見てください。
室外機や設備位置も見る
外観を美しくしたいほど、室外機、給湯設備、換気フード、メーター類を隠したくなります。
ですが、雪で埋もれる場所や点検しにくい場所へ無理に押し込むのは避けたいところ。
道路から見えにくく、なおかつ積雪時にも管理できる位置を設計段階から決めると外観を崩しにくくなります。
積水ハウスを検討するなら
ここまで7社を紹介しましたが、積水ハウスを候補に入れている人には、少しだけ私自身の経験もお伝えします。
私は積水ハウスの鉄骨住宅を建て、現在は実際に暮らしています。
施工床面積は46.71坪で、建物本体価格は49,987,650円、オプション等を含む建築工事費は約7,260万円でした。
これは私の家だけの実例なので、札幌で同じ金額になるわけではありません。
ただ、高級注文住宅では本体価格から仕様を積み上げると総額がかなり変わる、という実例として参考になると思います。
北海道にも設計体制がある
積水ハウスには北海道・東北のDESIGN OFFICEがあり、札幌支店所属のトップデザイナーも公開されています。
高級住宅を検討するなら、このような邸宅設計を経験している設計者へつながれるかは確認する価値があります。
会社が同じでも、誰が担当し、誰が設計するかで提案内容は変わります。
これは私自身が家づくりをして、一番実感した部分かもしれません。
性能とデザインを両方見る
北海道で積水ハウスを検討するなら、「積水ハウスだから暖かいだろう」で終わらせないでください。
あなたの家で採用する断熱等級、窓、換気、暖房方式を具体的に出してもらうことが重要です。
大開口や吹き抜けを希望するなら、そのプランで冬の温熱環境をどう考えるのかまで話してみるといいでしょう。
私の家でも大きな窓や吹き抜けを採用していますが、設計時には空調や窓の仕様をかなり考えました。
直接接触する前に相談する
そして、積水ハウスが候補になった段階で一つ注意してほしいことがあります。
展示場への来場、公式サイトからの資料請求、営業担当者との商談などによって顧客登録が行われると、あとから紹介ルートへ切り替えることが難しい場合があります。
札幌で積水ハウスも比較したい場合は、直接予約する前に「すまつな」へ相談してもらう方が、担当者を含めた選択肢を残しやすいです。
私は積水ハウスの社員ではなく、実際に家を建てたオーナーとして紹介活動をしています。
北海道で建てたいこと、高級住宅としてどこまでこだわりたいかを確認したうえで、積水ハウス側の窓口を通して地域担当へつなぐ形になります。
紹介特典や価格調整については地域、支店、建築内容、商談状況によって異なるため、一律の金額を約束するものではありません。
札幌・北海道の高級注文住宅FAQ
Q1. 札幌の高級住宅はいくら必要?
A. 一律の金額では決められません。
高級注文住宅は延床面積だけでなく、大開口、中庭、ガレージ、造作家具、キッチン、石材、空調、外構などで総額が大きく変わります。
札幌では寒冷地向けの窓、断熱、暖房、雪対策にも費用が必要になるため、本体価格だけではなく外構や設備まで含む総額で比べてください。
Q2. 北海道ではC値も必要?
A. UA値と一緒に確認すると住宅の性能をより具体的に見られます。
UA値は熱の逃げにくさを見る指標ですが、C値は建物にどれくらい隙間があるかを見る指標です。
会社ごとに測定方針が異なるため、自邸で測定するのか、完成時の実測値を受け取れるのかまで確認して比較すると分かりやすいです。
Q3. 大開口でも冬は暖かくできる?
A. 大開口と寒冷地性能は両立できますが、窓だけで考えないことが大切です。
ガラス、サッシ、方位、窓面積、断熱、気密、暖房能力、吹き抜けの有無まで一緒に設計する必要があります。
「大きな窓を付けられるか」ではなく、「その窓を付けた状態で室内環境をどう計画するか」を聞いてみてください。
Q4. 地元工務店と大手はどちら?
A. 会社規模だけでは決められません。
札幌の地元会社には北海道の気候や敷地に合わせた経験があり、大手には構造開発、工場生産、全国的な保証やサポート体制があります。
高級注文住宅では、会社規模よりも希望するデザインの施工実績、自邸の性能数値、担当する設計者、施工管理、完成後の対応まで比べる方が現実的です。
Q5. 展示場へ先に行ってもいい?
A. 複数社を比較するだけなら展示場はとても役立ちます。
ただし、積水ハウスを候補に含めていて紹介ルートも検討したい場合は、来場予約や資料請求より前にすまつなへ相談してください。
先に顧客登録や商談が始まると、紹介条件や担当者の調整が難しくなる場合があるためです。
まとめ
札幌・北海道で高級注文住宅を建てるなら、豪華な外観や内装だけで住宅会社を決めないことが大切です。
断熱、気密、窓、暖房、換気、積雪への対応があってこそ、北海道の気候の中で心地よく暮らせる邸宅になります。
HOPやケント・ハウスのように札幌を拠点として設計と素材へこだわる会社、北海道で長く住宅性能を追求してきた土屋ホーム、全国規模の設計・施工体制を持つ積水ハウスや住友林業、三井ホーム北海道、寒冷地住宅を得意とするスウェーデンハウスでは、それぞれ家づくりの入口が違います。
だからこそ、会社名だけで決めるのではなく、同程度の面積、大開口、設備条件でプランをつくり、自邸の断熱性能、窓、暖房、換気、外構を並べてみてください。
そして高級住宅では、担当する設計者の実例を見ることも忘れないでほしいです。
同じ予算でも、誰が土地を読み、どこへ窓を開け、何を隠し、庭をどう見せるかで完成する家は驚くほど変わります。
私も自分の家を建てて、豪華な設備そのものより、リビングから中庭へ視線が抜ける瞬間や、照明を落とした夜の雰囲気の方に「この家を建てて良かったな」と感じることが多いです。
高級注文住宅とは、高価な材料をたくさん使った家ではなく、あなたの暮らしに必要な性能と空間へ、きちんと予算を使った家なのだと思います。
札幌で積水ハウスも候補にしているなら、北海道・東北のDESIGN OFFICEや札幌の設計体制も含めて検討できます。
まだ展示場訪問や資料請求をしていない段階なら、すまつなの積水ハウス紹介サポートから気軽に相談してください。





