こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。
積水ハウスノイエについて調べると、「撤退した」「会社がなくなった」「もう買えない」といった情報が出てきて、不安になりますよね。
さらに「積水ハウスの注文住宅まで撤退するのでは?」という話を見かけると、これから家を建てたい方ほど心配になると思います。
先に結論を言うと、積水ハウスノイエの旧運営会社は事業再編によって独立会社としての役割を終えていますが、ノイエという戸建分譲ブランドと住宅事業は撤退していません。
現在は積水ハウス不動産が事業を引き継ぎ、土地と建物を一緒に販売する戸建分譲ブランドとして展開しています。
また、積水ハウス本体の注文住宅も撤退しておらず、鉄骨住宅や木造住宅を含む邸別自由設計の家づくりが続いています。
この記事では、会社の再編とブランド撤退の違いをはっきりさせたうえで、積水ハウスノイエと積水ハウス本体の注文住宅がどう違うのかを、積水ハウスオーナーの立場から分かりやすく解説します。
記事のポイント
- 積水ハウスノイエの撤退情報の真相
- 旧運営会社と現行ブランドの関係
- ノイエと注文住宅の具体的な違い
- 自分に合う住宅を選ぶ判断基準
結論はブランド撤退ではない
最初に、いちばん気になる「積水ハウスノイエは撤退したのか」という点から見ていきます。
ここは、会社名と住宅ブランドを分けて考えると分かりやすいですよ。
旧会社から事業が引き継がれた
積水ハウスノイエは、もともと積水ハウスグループの子会社である積水ハウスノイエ株式会社が販売していた住宅です。
その後、積水ハウス不動産グループの事業再編により、ノイエの戸建分譲事業は積水ハウス不動産へ引き継がれました。
つまり、以前の運営会社がそのまま残っているわけではないものの、住宅事業そのものをやめたわけではありません。
会社の看板を掛け替え、販売主体を変えて事業を続けているイメージです。
積水ハウスの公式な事業再編発表でも、積水ハウス不動産が「SEKISUI HOUSE noie」の住宅事業を引き継ぎ、戸建分譲事業を進めることが明記されています。
現在の公式サイトには各地域の販売物件も掲載されているため、「ノイエが完全に消えた」「今後は一切販売されない」という理解は正しくありません。
要点は、旧会社の終了とブランド撤退は同じ意味ではないということです。
積水ハウスノイエ株式会社という旧運営会社の変化だけを見れば「なくなった」と感じますが、ノイエのブランドと戸建分譲事業は積水ハウス不動産へ移っています。
検索結果で「法人が閉鎖」とだけ表示されると、住宅まで販売終了したように見えますよね。ですが、家を検討するときは会社名だけでなく、誰が事業を引き継ぎ、今どこで物件を販売しているかまで確認することが大切です。
積水ハウスの注文住宅も継続中
積水ハウス本体の注文住宅についても、撤退した事実は確認できません。
公式サイトでは、注文住宅の相談、住宅展示場、建築実例、鉄骨住宅、木造住宅、土地探し、敷地調査などの案内が現在も行われています。
積水ハウスは、土地と建物をセットで販売する分譲住宅だけでなく、施主の土地や希望に合わせて一邸ずつ設計する注文住宅を主要事業として続けています。
したがって、「積水ハウスノイエの会社が変わったから、積水ハウス本体も注文住宅から撤退する」という話にはつながりません。
ノイエの事業再編は、積水ハウスグループ内で戸建分譲事業をどの会社が担うかを変えたものです。
積水ハウス本体の注文住宅をやめる発表ではありません。
撤退の噂が広がった理由
では、なぜ「積水ハウスノイエは撤退した」という話が広がったのでしょうか。
主な理由は、旧会社の閉鎖、公式サイトの移転、商品区分の分かりにくさが重なったことだと考えられます。
旧会社の情報だけが残った
インターネット上には、積水ハウスノイエ株式会社の過去の会社情報や、旧公式サイトの情報が残っています。
そこに法人の閉鎖情報が加われば、「会社が閉鎖されたなら商品も終わったのだろう」と考えるのは無理もありません。
しかし、企業再編では、旧会社を残さずに別会社が事業やブランドを受け継ぐことがあります。
この場合、法人としては終了していても、商品、施工体制、販売中の物件、購入者への対応が別の会社へ移されます。
積水ハウスノイエも、まさに会社とブランドの動きが別になった事例です。
公式サイトの場所が変わった
以前のノイエ公式サイトをブックマークしていた方がアクセスすると、ページが見つからなかったり、別のサイトへ移動したりすることがあります。
この変化も「販売終了では?」と感じやすい原因です。
現在は、積水ハウス不動産の戸建分譲事業として紹介され、物件情報は積水ハウスグループの不動産サイト内で公開されています。
販売物件の掲載地域も複数あり、戸建分譲ブランドとして動いていることが分かります。
会社名で検索するだけではなく、現在の積水ハウスノイエ公式物件サイトを確認すると、状況を把握しやすいでしょう。
注文住宅と分譲住宅が混同された
もう一つの理由は、「積水ハウスノイエ」を積水ハウス本体の注文住宅商品だと受け取る方がいることです。
ノイエは、積水ハウスグループの技術や暮らしの知見を取り入れた戸建分譲ブランドであり、積水ハウス本体の完全自由設計住宅とは入口が異なります。
ノイエの販売主体が変わっても、積水ハウス本体の鉄骨住宅やシャーウッドの注文住宅が同時に終了するわけではありません。
同じグループで名前も似ていますが、販売方法、土地の選び方、間取りの決め方、構造、仕様、契約先は別々に確認する必要があります。
「積水ハウス」という名前が付いていても、すべて同じ商品、同じ構造、同じ保証条件とは限りません。
検討する物件ごとに、売主、施工会社、構造、保証書の発行元、アフターサービスの窓口を確認してください。
積水ハウスノイエとは
積水ハウスノイエの立ち位置を知ると、積水ハウス本体の注文住宅との違いが見えてきます。
ひと言で表すなら、積水ハウスグループの知見を取り入れながら、土地と建物を合理的に購入できるようにした戸建分譲住宅です。
土地と建物を一緒に買う住宅
ノイエは、基本的に土地と完成済み、または建築予定の住宅を一緒に購入する建売住宅です。
購入者が土地を持ち込み、ゼロから間取りを設計してもらう一般的な注文住宅とは異なります。
販売会社が土地を選び、その土地に合う建物を計画し、価格や完成時期を示したうえで販売します。
そのため、土地探しと建物の打ち合わせを別々に進める負担が少なく、購入後の暮らしを具体的に想像しやすい点が魅力です。
完成物件であれば、日当たり、窓からの景色、収納量、生活動線、道路との高低差まで実物で確認できます。
図面だけでは分かりにくい部分を自分の目で確かめられるのは、建売住宅ならではの安心感でしょう。
選び抜いた間取りを採用する
ノイエは、積水ハウスの住宅実例や暮らしの研究をもとに、使いやすい間取りを選び、物件へ反映しています。
公式サイトでは、家族みんなで収納する考え方、家事を分担しやすい動線、食事を楽しむ空間、子どもの成長を支える居場所などが紹介されています。
注文住宅のように一から希望を積み上げる方式ではありませんが、よくある生活上の困りごとを先回りした計画が盛り込まれています。
「細部まで自分で決めるのは大変だけれど、暮らしやすい間取りは欲しい」という方には合いやすいでしょう。
一方で、販売開始後に壁の位置を大きく変えたり、吹き抜けを追加したり、外観を全面的に変えたりするのは難しい場合があります。
選択できる内容は、建築の進み具合と物件ごとに違うため、早めの確認が必要です。
構造と性能に独自性がある
ノイエは木造住宅で、積水ハウスの木造住宅で培われた考え方を取り入れたダイレクトジョイント構法を採用しています。
柱と基礎を直接つなぐ仕組みが特徴で、積水ハウス本体のシャーウッドとまったく同じ住宅というわけではありません。
公式案内では、長期優良住宅、ZEH基準、断熱性に配慮した窓、積水ハウスグループによる施工やアフターサポートなどが示されています。
ただし、設備、外壁、窓、太陽光発電、保証内容は物件により異なる場合があります。
「ブランド全体の説明」と「購入する一棟の仕様」を同じものとして考えず、物件概要、設計図書、性能評価書、保証書で確かめましょう。
注文住宅との違いを比較
ここからは、積水ハウスノイエと積水ハウス本体の注文住宅を比べます。
どちらが上か下かではなく、購入者がどこまで家づくりに参加したいかで向き不向きが変わります。
| 比較項目 | 積水ハウスノイエ | 積水ハウスの注文住宅 |
|---|---|---|
| 住宅の種類 | 土地付き戸建分譲住宅 | 敷地に合わせる邸別自由設計 |
| 土地 | 販売物件の土地から選ぶ | 所有地や探した土地で計画 |
| 間取り | 計画済みのプランが中心 | 家族の要望から個別に設計 |
| 構造 | 独自の木造軸組住宅 | 鉄骨や木造などから検討 |
| 仕様選び | 物件と工事段階により限定 | 予算内で幅広く打ち合わせ |
| 費用の見え方 | 土地建物の販売価格が明確 | 設計と仕様で見積もりが変動 |
| 入居時期 | 完成済みなら比較的早い | 設計と工事の期間が必要 |
| 主な魅力 | 手間を抑えて実物を選びやすい | 暮らしに合わせて作り込める |
設計自由度が大きく異なる
もっとも分かりやすい違いは、設計自由度です。
積水ハウス本体の注文住宅では、敷地の形、道路の方向、周囲の視線、家族構成、家具、持ち物、将来の暮らし方を踏まえて、一邸ごとに計画します。
リビングの広さ、窓の位置、天井高、中庭、吹き抜け、家事動線、収納、外壁、照明、外構まで、打ち合わせを重ねながら決めていきます。
私の家も、室内と中庭のつながり、家族が過ごす場所、外からの視線、植栽の見え方を考えながら、一つずつ決めました。
ノイエでは、こうした設計を購入者ごとに一から行うのではなく、販売会社が計画した住宅の中から自分に合う一棟を選びます。
自由度は限られますが、完成度の高いプランが自分の暮らしに合えば、打ち合わせの負担を抑えられます。
構造と外壁の選択肢が違う
ノイエは木造の戸建分譲住宅であり、積水ハウス本体の鉄骨注文住宅やシャーウッドと同一の商品ではありません。
積水ハウス本体では、鉄骨一・二階建て、木造住宅、鉄骨三・四階建てなど、希望する階数や空間に応じて構造を検討できます。
鉄骨住宅では大開口や大空間、重量感のある外壁を選びやすく、木造住宅では木の質感や陶版外壁を活かした住まいを検討できます。
一方のノイエは、決められた構造と仕様を合理的に組み合わせることで、販売価格と品質のバランスを取りやすくしています。
構造名だけで良し悪しを決めるのではなく、耐震等級、断熱性能、窓、屋根、外壁、防水、メンテナンス計画を一棟ごとに確認してください。
価格の決まり方が違う
ノイエは土地と建物をセットにした販売価格が示されるため、購入時の総額をつかみやすい傾向があります。
完成済み物件なら、付いている設備や外構も確認しやすく、「最終的にいくら増えるのか分からない」という不安を抑えられます。
ただし、登記費用、住宅ローン費用、火災保険、固定資産税の精算、追加工事、家具、家電、引っ越し費用まで販売価格に含まれるとは限りません。
注文住宅は、間取りや仕様を決めるたびに見積もりが変わります。
こだわりを反映できる反面、窓、外壁、設備、造作、照明、カーテン、外構などを追加すると総額が膨らむこともあります。
だからこそ、建物本体価格だけではなく、土地、付帯工事、外構、諸費用を含む総予算で比べる必要があります。
私は注文住宅を経験して、自由に決められる楽しさと同時に、決める項目の多さも実感しました。すべてを自分たち向けに作りたい方には魅力ですが、打ち合わせの時間をあまり取れない方には、完成形が見えるノイエのほうが気持ちよく選べる場合もあります。
入居までの時間が違う
完成済みのノイエであれば、契約、住宅ローン、引き渡しの手続きを進め、比較的早く入居できる可能性があります。
転勤、進学、賃貸契約の更新、子どもの入園など、入居したい時期が決まっている方には大きな利点です。
注文住宅は、土地探し、敷地調査、間取り、見積もり、契約、詳細設計、工事を順番に進めます。
急いで決めると後悔しやすいため、余裕を持った計画が必要です。
ただし、ノイエでも建築中の物件や販売開始直後の物件は、完成まで時間がかかります。
引き渡し予定日は契約前に書面で確認し、現在の住まいの退去日を先に決めすぎないようにしましょう。
保証は契約書で確かめる
ノイエは、積水ハウスグループのカスタマーズセンターがアフターサポートを担当すると案内されています。
これは安心材料ですが、積水ハウス本体の注文住宅とすべて同じ保証制度だと決めつけないほうが安全です。
初期保証の期間、無料点検の時期、延長条件、有料工事の必要性、設備保証、地盤保証は商品や契約によって異なる可能性があります。
購入前に保証書の見本を見せてもらい、誰が保証責任を負うのかを確認してください。
正確な保証条件は、公式サイトだけでなく、重要事項説明書、売買契約書、保証書、アフターメンテナンス資料を基準に判断しましょう。
ノイエが向いている人
ノイエは、注文住宅より自由度が低いから劣るという住宅ではありません。
自分の希望と物件の計画が合っていれば、時間と費用の見通しを持ちながら、積水ハウスグループの戸建住宅を選べる方法です。
土地探しを早く進めたい人
家づくりで時間がかかりやすいのが土地探しです。
希望地域に土地が少なかったり、建築条件や高低差が複雑だったりすると、良い土地を見つけても建物計画がまとまらないことがあります。
ノイエは土地と建物が一体で計画されているため、「この土地に希望の家が入るのか」と悩む段階を減らせます。
周辺環境、通学、通勤、買い物、災害リスクを確認し、立地が気に入れば具体的に購入判断へ進みやすいでしょう。
完成形を見て決めたい人
図面や完成予想図だけでは、部屋の広さを想像しにくい方も多いですよね。
完成済み物件なら、ソファやダイニングテーブルを置いたときの余白、洗濯動線、収納の奥行き、窓からの視線まで確認できます。
朝と夕方で日当たりを見比べたり、窓を閉めたときの道路音を聞いたりすることも可能です。
注文住宅のように完成まで答えが見えない不安を減らしたい方には向いています。
打ち合わせの負担を抑えたい人
注文住宅では、床、壁、建具、取っ手、コンセント、照明、設備、外構まで、想像以上に多くのことを決めます。
家づくりが好きな方には楽しい時間ですが、仕事や子育てで忙しい方にとっては大きな負担になることもあります。
ノイエは、専門家が選んだ仕様や間取りが形になっているため、選択疲れを減らしやすい住宅です。
「全部を自分で決めたいわけではないけれど、安心できる会社の住まいが欲しい」という希望に合います。
注文住宅が向いている人
一方で、土地や暮らし方に明確な希望があるなら、積水ハウス本体の注文住宅が合いやすいでしょう。
費用だけでは測れない、自分たちの生活に合う価値を作れるからです。
間取りの希望が明確な人
中庭が欲しい、車を建物に取り込みたい、ピアノ室を作りたい、二世帯で暮らしたい、在宅仕事の空間を分けたいなど、はっきりした希望がある場合は注文住宅が有利です。
土地の形や隣家の位置を見ながら、窓、壁、庭、収納を一体で考えられます。
既成プランに自分を合わせるのではなく、自分たちの生活に家を合わせたい方に向いています。
素材や外観にこだわりたい人
外壁の質感、軒の深さ、窓の並び、室内の素材、照明、造作収納まで統一したいなら、注文住宅のほうが希望を反映しやすいでしょう。
私の家でも、建物だけではなく、駐車場、植栽、玄関までの見え方を一緒に考えました。
こうしたこだわりは、見た目のためだけではありません。
雨の日の乗り降り、道路からの視線、玄関までの歩きやすさ、庭の管理まで、毎日の暮らしに関わります。
将来の変化を見込む人
子どもの独立、親との同居、仕事の変化、介護など、将来の暮らしを見越して間取りを作りたい方にも注文住宅が向いています。
最初は一室として使い、将来二室に分けられるようにしたり、手すりを付けやすい下地を入れたり、寝室を一階へ移せるようにしたりできます。
目の前の便利さだけでなく、十年後、二十年後に家族がどう暮らすかを設計へ反映できる点は大きな魅力です。
価格だけで決める注意点
ノイエと注文住宅を比べるとき、どうしても販売価格に目が向きます。
しかし、住宅は価格表だけで決めると、住み始めてから「思っていたのと違った」と感じることがあります。
土地の価値も含めて比べる
ノイエの価格には土地が含まれるため、注文住宅の建物価格だけと比べてはいけません。
駅や学校への距離、道路幅、土地の形、日当たり、周辺の将来計画によって土地の価値は変わります。
同じ広さの住宅でも、土地条件が良ければ価格が高くなるのは自然です。
逆に安く見える物件でも、擁壁、浸水、騒音、交通量、隣地との高低差などに注意が必要な場合があります。
価格の差を見つけたら、「建物が安い」と決めつけず、土地と建物を分けて考えてください。
含まれる工事を確認する
建売住宅は価格が明確に見えますが、カーテン、照明、エアコン、家具、外構の一部が別費用になっていることがあります。
注文住宅も、見積書の初期段階では、外構、地盤改良、給排水、空調、太陽光発電などが仮の金額になっている場合があります。
比較するときは、同じ条件までそろえた入居可能な総額で見てください。
住宅ローンの返済額だけでなく、固定資産税、火災保険、修繕費、光熱費も含めると、長期的な負担を判断しやすくなります。
売却時の説明しやすさを見る
将来売却する可能性があるなら、立地、長期優良住宅の認定、性能評価、点検履歴、修繕記録が重要になります。
ノイエは土地付きの分譲住宅なので、地域の需要に合う広さや間取りであれば売却時に説明しやすい可能性があります。
注文住宅は個性を反映できる反面、非常に特殊な間取りにすると買い手を選ぶこともあります。
どちらを選ぶ場合も、設計図書、認定書、保証書、点検記録を保管し、住宅の履歴を残しておきましょう。
購入前に確認したいこと
ノイエに限らず、建売住宅は完成した見た目だけで判断しないことが大切です。
見えない部分と契約条件まで確認すると、購入後の行き違いを減らせます。
売主と施工会社を確認する
まず、売買契約の相手となる売主、実際に工事を行った施工会社、アフターサービスの窓口を確認してください。
同じ積水ハウスグループでも、担当する会社の役割は分かれています。
不具合が起きたときに、どこへ連絡し、誰が補修を判断するのかを契約前に聞いておくと安心です。
性能を一棟ごとに確認する
「ノイエは長期優良住宅」「ZEH基準」といったブランド説明だけで終わらせず、購入する物件の書類を確認しましょう。
長期優良住宅認定通知書、設計住宅性能評価書、建設住宅性能評価書、断熱性能の数値、太陽光発電設備の内容などが確認項目です。
地域や物件により仕様が変わる場合があるため、口頭説明だけでなく書面を見せてもらうことが大切です。
現地を時間帯別に見る
現地見学は一度だけで終わらせず、平日と休日、朝と夕方、晴れの日と雨の日など、条件を変えて確認するのがおすすめです。
通勤時間の交通量、近隣の生活音、ごみ置き場、街灯、雨水の流れ、日当たりは、訪れる時間で印象が変わります。
室内では、窓を閉めた状態と開けた状態の音、携帯電話の電波、家具の搬入経路、コンセントの位置も見てください。
修繕条件を確認する
保証が長く見えても、定期点検や指定工事を受けることが延長条件になっている場合があります。
外壁、屋根、防水、設備の点検時期と、おおよその修繕項目を確認しておくと、将来の資金計画を立てやすくなります。
正確な情報は公式サイトと契約書類をご確認ください。
住宅購入に関する最終的な判断は、宅地建物取引士、金融機関、税理士など必要な専門家へ相談してください。
注文住宅なら順番が重要
ノイエではなく積水ハウス本体の注文住宅を検討するなら、最初にどこへ連絡するかが意外と重要です。
注文住宅は、最初に付いた営業担当者と長い期間をかけて家づくりを進めることになるからです。
展示場へ行く前に相談する
積水ハウスの展示場を予約したり、公式サイトから資料請求したりすると、その窓口で担当者が決まる場合があります。
後から担当者を変えたい、オーナーから紹介してもらいたいと思っても、すでに商談が始まっていると対応が難しくなることがあります。
注文住宅で担当者選びを重視するなら、展示場訪問や資料請求の前に紹介ルートを確認しておくほうが安全です。
詳しい流れは、積水ハウスのオーナー紹介と割引の仕組みで解説しています。
担当者との相性も比較する
注文住宅は、商品だけでなく担当者の提案力や連絡の速さも完成度に影響します。
希望をそのまま受け取るだけでなく、予算、土地、構造、将来の暮らしを踏まえて別案を出してくれるかを見てください。
説明が分かりやすいか、都合の悪いことも話してくれるか、見積もりの増減理由を示してくれるかも重要です。
住宅展示場で確認したいポイントは、積水ハウスのモデルハウスで見るべき点も参考になります。
注文住宅は、同じ積水ハウスでも誰と家づくりを始めるかで体験が変わります。建物の性能だけでなく、相談しやすい担当者と出会える入口を先に作っておくと、打ち合わせがかなり進めやすくなりますよ。
比較中でも相談できる
積水ハウスに決めていない段階でも、注文住宅の紹介相談はできます。
他社と比較した結果、積水ハウスを選ばなくても契約義務はありません。
すまつなでは、積水ハウスとまだ接触していない方を対象に、希望地域の担当者へつなげられるかを無料で確認しています。
注文住宅を選ぶ可能性が少しでもあるなら、担当者が付く前に店長ルートで紹介できるか確認しておくと安心です。
ノイエの分譲住宅を購入する相談と、積水ハウス本体の注文住宅を紹介する相談は同じではありません。
検討している住宅が土地付き建売なのか、土地から設計する注文住宅なのかを伝えたうえで、窓口と契約先を確認してください。
積水ハウスノイエのよくある質問(FAQ)
Q1. 積水ハウスノイエは撤退したのですか?
A. ブランドと戸建分譲事業は撤退していません。
旧運営会社から積水ハウス不動産へ住宅事業が引き継がれ、現在も公式物件サイトで販売物件が案内されています。
旧会社が独立法人として役割を終えたことと、ノイエの販売終了は分けて考える必要があります。
Q2. 積水ハウスの注文住宅も撤退するのですか?
A. 積水ハウス本体の注文住宅が撤退した事実は確認できません。
公式サイトでは注文住宅の相談、展示場、鉄骨住宅、木造住宅、建築実例などが現在も案内されています。
ノイエの事業再編は、グループ内の戸建分譲事業の担当会社を変えたもので、注文住宅の終了を意味しません。
Q3. ノイエは注文住宅と同じ構造ですか?
A. 同じではありません。
ノイエはダイレクトジョイント構法を採用する木造の戸建分譲住宅で、積水ハウス本体の鉄骨住宅やシャーウッドとは商品と構造が異なります。
購入する物件の耐震性能、断熱性能、外壁、保証は設計図書と契約書類で確認してください。
Q4. ノイエの間取りは変更できますか?
A. 大幅な変更は難しいことが多いでしょう。
ノイエは計画済みの戸建分譲住宅なので、変更できる内容は物件と建築の進み具合によって限られます。
内装色や設備を選べる場合もありますが、壁の移動や窓の追加などは対応できない可能性があります。
Q5. ノイエと注文住宅はどちらがおすすめですか?
A. 完成形と立地を重視するならノイエ、設計自由度を重視するなら注文住宅が向いています。
ただし、価格だけで決めず、土地、間取り、構造、保証、入居時期、将来の暮らしまで比べてください。
家族が譲れない条件を書き出し、実際の物件や設計提案と照らし合わせると判断しやすくなります。
積水ハウスノイエまとめ
積水ハウスノイエの撤退情報は、旧運営会社の終了と住宅ブランドの継続が混同されたものです。
ノイエの戸建分譲事業は積水ハウス不動産へ引き継がれ、現在も土地付き建売住宅として展開されています。
また、積水ハウス本体の注文住宅も撤退していません。
ノイエは、計画済みの土地と住宅を選び、完成形や総額をつかみやすい点が魅力です。
一方、積水ハウス本体の注文住宅は、土地や家族の暮らしに合わせ、間取り、構造、外観、設備を一邸ごとに作り込めます。
どちらを選ぶべきかは、ブランド名や価格だけでは決まりません。
早く入居したいのか、立地を優先したいのか、間取りを自由に作りたいのか、家づくりの打ち合わせを楽しみたいのかを考えてみてください。
あなたが「この暮らしなら長く満足できそうだ」と感じるほうが、あなたにとっての正解です。

