シャーメゾンとは?積水ハウスの賃貸住宅ブランドとアパート経営の特徴を解説

こんにちは。

住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。

土地活用やアパート経営を考え始めたとき、街中でよく見かける「シャーメゾン」という看板に目を留めたことがある方も多いのではないでしょうか。

「あのオシャレなアパートは、一体どこの会社が建てているのだろう?」や、「アパート経営を始めるなら、やっぱりブランド力のある建物が良いのかな?」といった疑問や不安をお持ちかもしれませんね。

この記事では、積水ハウスの施主であり現役オーナーである私が、アパート経営の商品としてのシャーメゾンの位置づけや、その本質的な特徴について、包み隠さず徹底的に解説します。

この記事を読むことで、単なる建物のスペックだけでなく、将来を見据えた資産防衛としての最適解が見えてくるはずです。

記事のポイント

  • シャーメゾンがどこの会社のどのような賃貸ブランドなのかが明確になる
  • 積水ハウスの高度な建築技術がもたらす圧倒的な居住性能について理解できる
  • 高い入居率と長期安定経営を実現する仕組みやサポート体制がわかる
  • 相続税対策や自宅併用賃貸など、資産形成の具体的な選択肢が見つかる

シャーメゾンとは?どこの会社のブランド?

「そもそも、シャーメゾンって何?」という基本的な疑問にお答えします。

ここでは、ブランドの生い立ちや、背後にある強力な企業グループの存在について整理していきましょう。

シャーメゾンとは積水ハウスの賃貸住宅

アパート経営を検討する初期段階で、「シャーメゾンってどこの会社が建てているの?」と疑問に思う方は少なくありません。

結論から言うと、シャーメゾンは国内トップクラスの住宅メーカーである積水ハウス株式会社が展開している賃貸住宅の主力ブランドです。

街を歩いていて、重厚感のある外壁やホテルを思わせるような洗練されたアパートを見かけたとき、そこに「ShaMaison」という上品なロゴがあれば、それが積水ハウスの賃貸住宅です。

多くの方がアパート経営を始める際、どうしても「建築費をいかに安く抑えて、表面上の利回りを高く見せるか」という短期的な視点に陥りがちです。

安く建てて、とりあえず入居者が入れば良い、という考え方ですね。

しかし、積水ハウスのシャーメゾンが目指しているのは、そうした「単なる部屋を貸すための箱」を作ることではありません。

数十年という長い期間にわたって建物の価値を維持し、安定した家賃収入を生み出し続ける「優良な資産」を構築することに主眼を置いています。

従来のアパートと本ブランドの比較。従来は建築費を安く抑えるが10年後に空室と修繕費で苦しむ一方、本ブランドは長期間価値を維持し利益を残すことを示した図

私自身、積水ハウスの施主としてマイホームを建てた経験がありますが、その際に痛感したのは、建物の骨組みの頑丈さや、細部に至るまで計算し尽くされた居住性の高さです。

アパート経営においても、この「長期資産思考」が根底にあるかどうかで、10年後、20年後の手元に残る利益が大きく変わってきます。

新築時はどの物件も満室になりますが、本当の実力が試されるのは建物が古くなってからです。

その点、積水ハウスの圧倒的な建築技術が詰め込まれたシャーメゾンは、時代が移り変わっても入居者から選ばれ続ける強い力を持っています。

つまり、アパート経営の商品としてシャーメゾンを選ぶということは、目先のコストの安さではなく、将来の安定したキャッシュフローという「結果」を買うということに他ならないのです。

シャーメゾンの意味と名前の由来

「シャーメゾンという言葉には、一体どんな意味が込められているの?」というのも、よくいただく質問の一つです。

この洗練された響きを持つブランド名の由来は、実はとてもシンプルで分かりやすいものです。

積水ハウスの社名の一部である「シャ(Sha)」と、フランス語で「家」を意味する「メゾン(Maison)」を組み合わせて作られた造語なのです。

豆知識
直訳すると「積水ハウスの家」という意味になります。

しかし、このシンプルな名前の裏には、積水ハウスという企業が賃貸住宅にかける非常に熱い思いと強い決意が込められています。

かつての日本のアパートと言えば、壁が薄くて隣の音が丸聞こえだったり、冬は寒くて夏は暑いといった、いわゆる「安かろう悪かろう」の仮住まいというイメージが定着していました。

しかし積水ハウスは、賃貸住宅であっても、そこに住む人にとっては大切な「自分の家」であると考えました。

戸建て住宅の建築で長年培ってきた、家族が安心して快適に暮らすための技術とノウハウを、賃貸住宅にも一切の妥協なく注ぎ込む。

単なる「借り物の部屋」ではなく、入居者が誇りを持って暮らせる「ひとつの確固たる『家』を提供する」という強い設計思想が、このシャーメゾンという名前に宿っているのです。

入居者の方々が「この家に住んでよかった」と心から思える空間を作ることができれば、おのずと長く住み続けてもらえます。

それは結果として、オーナーの皆様にとって最も頭の痛い問題である「退去」や「空室」のリスクを減らすことに直結します。

つまり、シャーメゾンというブランド名は、入居者の幸せを追求することが、最終的にオーナーの賃貸経営を成功に導くという、積水ハウスの「三方良し」の理念を象徴しているとも言えます。

単なるネーミングの枠を超えて、商品そのものの価値と直結しているのが、シャーメゾンというブランドの面白いところです。

運営会社と盤石なサポート体制

アパート経営において、建物を立派に完成させることは、実はまだスタート地点に立ったに過ぎません。

本当に重要なのは、建てた後、何十年にもわたってどのように建物を維持管理し、入居者を集め続けるかという「運営力」です。

ここで多くの方が不安に感じるのが、「シャーメゾンを建てた後、実際の管理はどこの会社がやってくれるの?」という点だと思います。

シャーメゾンの最大の強みの一つは、積水ハウス本体による高い建築技術に加えて、積水ハウス不動産グループを中心とした、とてつもなく強固な管理・運営体制が全国規模で敷かれていることです。

このサポート体制の歴史は古く、1976年に設立された積和不動産という会社が源流となっています。

そこから数十年にわたり、首都圏をはじめ全国各地で地域に密着した管理体制を築き上げてきました。

入居者の募集から、日々の家賃集金、クレーム対応、建物の清掃、そして退去時の立ち会いや原状回復工事まで、賃貸経営に関わるあらゆる面倒な実務を、同じグループ内で一気通貫してサポートしてくれます。

◆北川のワンポイントアドバイス

不動産経営において、建築会社と管理会社がバラバラだと、トラブルが起きた時に「それは建物の構造の問題だ」「いや、管理の仕方が悪い」と責任の押し付け合いになってしまうことがあります。

しかし、積水ハウスグループのように「三位一体」でサポートしてくれる体制があれば、オーナーは実務を丸投げして本業に専念できるので、精神的な安心感が全く違いますよ。

建物を設計・建築する「積水ハウス」、管理と運営を担う「積水ハウス不動産グループ」、そして入居者募集に強い特約店ネットワークである「MAST(マスト)」などががっちりとスクラムを組む「三位一体の運営力」を持っています。

最高峰の建築技術、全国規模の管理体制、強力な入居者募集網の3つが合わさることで、オーナーが煩わしい実務から解放されるサポート体制を示すベン図

この盤石なサポート体制があるからこそ、普段は本業で忙しい会社員や経営者の方でも、安心して実務を丸投げし、ストレスのない不労所得の仕組みを作ることができるのです。

積水が誇るシャーメゾンの特徴と性能

シャーメゾンが周辺の競合物件よりも高い家賃設定で入居者を惹きつける理由は、その圧倒的な居住性能にあります。

ここでは、積水ハウスならではの具体的な技術と特徴を見ていきましょう。

戸建てレベルの圧倒的な居住性能

徹底した断熱と気密性による光熱費削減、高遮音床システムによる音のカットなど、長く住み続けたくなる戸建てレベルの快適さを説明したスライド

シャーメゾンが周辺の似たようなアパートよりも少し高い家賃設定であっても、次から次へと入居者が決まっていく最大の理由は、その「圧倒的な居住性能」にあります。

一言で言うと、積水ハウスが高級注文住宅で蓄積してきた最先端の技術が、賃貸住宅にも惜しみなく詰め込まれているのです。

まず基本となるのが、優れた断熱性と気密性です。

夏のうだるような暑さや、冬の厳しい寒さの外気をしっかりと遮断し、少ないエアコンの稼働で部屋中を快適な温度に保つことができます。

これは、毎月の光熱費を抑えたい入居者にとって非常に大きな魅力となります。

さらに最近では、太陽光発電システムを搭載し、入居者が自分たちで使う電気をまかなうだけでなく、余った電気を売って収入を得ることができる環境配慮型賃貸住宅「シャーメゾン ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」も急速に普及しています。

また、共用部分の作り込みも他の追随を許しません。

オートロックの玄関を抜けると、そこにはまるで高級ホテルのようなカーペット敷きの内廊下が広がり、間接照明が優しく足元を照らします。

雨の日に濡れることもなく、外部からの視線も遮断されるため、特に女性や小さな子供のいるファミリー層から絶大な支持を得ています。

部屋の中に入れば、使い勝手を徹底的に研究した「スマートユニバーサルデザイン」が採用されており、スイッチの押しやすさや、ドアの開閉の滑らかさに至るまで、日々の生活の小さなストレスを感じさせない工夫が凝らされています。

私自身、積水ハウスの家に住んでみて毎日感じていることですが、この「住んでいて気持ちが良い」「守られている」という肌感覚こそが、入居者が長く住み続けたくなる最大の理由であり、他のアパートには真似できないシャーメゾンならではの強みなのです。

騒音を防ぐ高遮音床システムシャイド

集合住宅における入居者同士のトラブルで、圧倒的に多く、かつ深刻なのが「騒音問題」です。

上の階の足音や、物を落とした時のドンという音が響くと、日々の生活は一気にストレスに満ちたものになります。

騒音トラブルは入居者の早期退去に直結し、結果としてオーナーに「空室期間の損失」や「原状回復費用の発生」という大きな経済的ダメージをもたらします。

この賃貸経営における最大の弱点を構造的に解決するために積水ハウスが開発したのが、独自の高遮音床システム「シャイド」です。

シャーメゾンでは、上階からの床衝撃音を一般的な鉄骨造のアパートの約2分の1にまで大幅に低減させる「シャイド55」というシステムが標準仕様として採用されています。

さらに、どうしても音に敏感な入居者層をターゲットにする場合や、より付加価値を高めたい場合には、鉄筋コンクリート(RC)造の分譲マンションと同等レベルの遮音性能を誇る「シャイド50」という上位オプションを選ぶこともできます。

システム名 特徴と効果のメカニズム
シャイド55
(標準仕様)

上階からの衝撃音を一般的な鉄骨造の約2分の1に低減。
ALCスラブによる剛性確保と、防振天井吊り金具による振動の遮断を組み合わせた構造。
多くの物件で採用され、十分な静けさを実現します。

シャイド50
(高付加価値仕様)

RC造マンションレベルの遮音性能。
上階からの衝撃音を約3分の1に低減。
特殊な床下地工法を用いることで、音の伝播をさらに徹底的にカットし、最上級のプライバシー空間を提供します。

このシャイドの仕組みは非常に精巧です。

軽量気泡コンクリートであるALCスラブでしっかりと床の剛性を確保し、さらに防振天井吊り金具を使って、上階の振動が下階の天井に直接伝わらないように物理的に切り離す工夫がされています。

その間の空間にはたっぷりと吸音材が敷き詰められており、音の反響を徹底的に吸収します。

実際にシャーメゾンに住んでいる方の口コミを見ても、「隣の部屋の音が全然気にならない」「アパートなのに信じられないくらい静か」といった驚きの声が多数寄せられています。

この「静かで平和な暮らし」を提供できることこそが、退去を防ぎ、結果的にオーナーの利益を守る強力な盾となっているのです。

資産価値を保つ高級外壁材と設計力

最高級の外壁材による美観保持や設計力により、一般的なアパートと比較して30年後も家賃を下げない価格維持力を示したグラフ

建物を長期にわたって収益を生み出し続ける「優良な資産」として維持するためには、建物の骨組みの強さはもちろんのこと、外観の美しさと耐久性が極めて重要な役割を果たします。

アパートを探している入居希望者が現地を見学に来た際、一番最初に目にする建物の第一印象(ファサード)が、その物件の価値を大きく決定づけるからです。

シャーメゾンの強みは、外壁材に積水ハウスの最高級オリジナル部材を使用できる点にあります。

例えば、重厚感と彫りの深いデザインが特徴の「ダインコンクリート」や、焼き物ならではの温かみと圧倒的な耐久性を誇る陶版外壁「ベルバーン」などです。

これらの高級外壁材は、見た目が美しいだけでなく、紫外線や雨風に対する耐性が非常に高く、一般的なアパートで使われる外壁材のように、数年で色あせたり、汚れが目立ったりすることがありません。

築年数が10年、20年と経過しても、新築時と変わらないような美観を保つことができるため、周辺の古びた競合物件に対して、常に高い家賃水準を強気に維持する「価格維持力」を発揮します。

資産価値を維持するポイント

初期費用はかかりますが、外壁の耐久性が高いことで将来の外壁塗装や大規模修繕費用を最小限に抑えられ、長期的な実質利回りが圧倒的に高くなるのが積水ハウスの強みです。

さらに、積水ハウス独自の設計自由度の高さも見逃せません。
「フレキシブルβシステム」などの強靭な構造体により、柱の位置や窓の配置をミリ単位で細かく調整することができます。

これにより、いびつな形をした変形地や、法規制が厳しくて建物を建てにくい土地であっても、無駄なデッドスペースを極力なくし、入居者が暮らしやすい無理のない間取りを実現できます。

結果として、土地が持つ潜在的な価値を最大限に引き出し、貸し出せる面積(レンタブル比)を広げて、家賃収入を極大化させることができるのです。

シャーメゾンが選ばれ続ける経営メリット

アパート経営の収益は「設定家賃 × 入居率」で決まります。

ここでは、なぜシャーメゾンがこの方程式を最大化できるのか、その理由に迫ります。

指名検索される高いブランド力と入居率

アパート経営の良し悪しを最終的に決めるのは、「いかに高い家賃で、いかに空室を作らずに運営できるか」という一点に尽きます。

その点において、シャーメゾンは他の追随を許さない圧倒的な実績を叩き出しています。

積水ハウス不動産グループが管理している物件全体での入居率(稼働率)は、なんと約97.9%という驚異的な数字を誇っています。

入居率約97.9%という数字と、家賃が少し高くても住みたい層を確実に掴む指名買いの力について説明したスライド

全国的に空室率の悪化が叫ばれる中で、これだけ高い稼働率を長年維持できている背景には、市場に深く浸透した強力な「ブランド力」が存在します。

「土地統計調査」などを見ても、全国の賃貸用住宅の空き家率は決して低くなく、非常に厳しい競争環境にあることがわかります。

(出典:総務省統計局『令和5年住宅・土地統計調査』

その中で97.9%が埋まっているというのは、本当に並大抵のことではありません。

今の時代、部屋を探している人の多くは、スマートフォンを使って不動産ポータルサイトで物件を検索します。

昔のように、とりあえず不動産屋の店舗に飛び込んで紹介してもらう、というスタイルは減っています。

その検索の際、単に「駅から徒歩何分」「家賃いくらまで」といった条件を入力するだけでなく、「シャーメゾン」という特定のキーワードを入力したり、専用のチェックボックスにチェックを入れたりして探す「指名買い」の層が確実に増えているのです。

これは、高級ブランドのバッグや時計を指名して買うのと同じ感覚です。

「少し家賃が高くてもいいから、安心で快適なシャーメゾンに住みたい」と考えるアッパーミドル層(情報感度が高く、生活の質を重視する層)の心をがっちりと掴んでいる証拠です。

オーナーの視点から見れば、これは「一生懸命に入居者を探さなければならない物件」から、「入居者のほうからわざわざ探してくれる物件」へと立場が逆転することを意味します。

このブランド力こそが、アパート経営における最大の恐怖である空室リスクを極限まで下げる、何よりの特効薬なのです。

長期安定を生む充実の保証と一括借上

建物を建てた後、10年、20年と時間が経過していく中で、オーナーの頭を悩ませるのが「メンテナンス費用」と「空室への不安」です。

シャーメゾンは、この賃貸経営における二大不安要素を、充実したサポート体制によって見事に解消してくれます。

まず建物のメンテナンスについてですが、積水ハウスには「ユートラスシステム」という業界トップクラスの長期保証制度が用意されています。

一般的な住宅の保証期間が10年であるのに対し、シャーメゾンでは建物の骨組みや雨水の侵入を防ぐ重要な部分について、初期の段階で「30年」という非常に長い無償保証が付いています。

これだけでも驚きですが、さらに凄いのは、この30年の保証期間が終わった後も、積水ハウスが定めた必要な有料点検と補修工事をきちんとおこなうことで、建物が存在する限り10年ごとに保証を延長していくことができる「永年保証」の仕組みがあることです。

いつ、どのタイミングで、どのくらいの修繕費用がかかるのかという「ライフサイクルコスト」があらかじめ明確になっているため、オーナーは突然の莫大な出費に慌てることなく、家賃収入の中から計画的に修繕資金を準備することができます。

一括借上システムに関する注意点

サブリースは大変便利ですが、定期的な賃料の見直しにより減額となるリスクや、適用には一定の基準がある点には注意が必要です。契約書の内容をしっかりと確認し、自分たちの経営の方向性に合っているか判断してください。

また、毎月の家賃収入の変動リスクを完全に排除したい方には、「一括借上システム(サブリース)」という選択肢もあります。

これは、オーナーが建てたアパートを積水ハウス不動産がまるごと借り上げ、空室が出ようが家賃の滞納があろうが、毎月決まった一定の賃料をオーナーに支払い続けるという仕組みです。

入居者からのクレーム対応や、夜間のトラブル駆けつけ、退去時の面倒な手続きなどもすべて管理会社が行ってくれるため、オーナーは文字通り「何もする必要がない」状態を作ることができます。

本業が忙しいドクターや会社経営者の方々にとって、この「手間のかからない安定感」は非常に魅力的です。

資産防衛の最適解となる経営戦略

現金を不動産に換えることによる相続税対策や、家賃収入でローンを相殺する自宅併用賃貸など、資産防衛の盾となる仕組みを解説した図

アパート経営は、単なる利回り追求ではなく、一族の財産を守るための「資産防衛」という側面を持っています。

ここでは、具体的な戦略について解説します。

相続税対策として効果的な仕組み

アパート経営を検討される方の中には、単に毎月の家賃収入(お小遣い)を増やしたいというだけでなく、ご自身が苦労して築き上げた財産や、先祖代々受け継いできた大切な土地を、なるべく無傷で子供や孫の世代に残したいという「資産防衛」の目的を持っている方が非常に多くいらっしゃいます。

実際、本当の資産家や富裕層が数ある選択肢の中からシャーメゾンを選ぶ最大の理由は、この強力な「相続税対策」としての効果にあります。

日本の税制では、現金や預金で財産を持っていると、その金額がそのまま相続税の計算の対象(評価額100%)になってしまいます。

しかし、その現金を不動産(建物)に換えるだけで、固定資産税評価額という基準で計算されるようになり、実際の建築費用の約50%〜60%程度まで評価額を圧縮することができます。

さらに、その建物を他人に貸し出してアパート経営を行うことで、「貸家建付地(かしやたてつけち)」や「貸家(かしや)」としての評価減が適用され、土地と建物の相続税評価額をさらにガクッと下げることができるのです。

また、条件を満たせば「小規模宅地等の特例」という非常に強力な税制優遇制度を使うことができ、土地の評価額を最大で50%も減額できる可能性があります。

極端な話をすれば、1億円の現金を持ったまま亡くなると多額の相続税を持っていかれますが、その1億円でシャーメゾンを建てて満室稼働させておけば、相続税の評価額を3,000万円や4,000万円程度まで劇的に下げることができ、結果として支払う税金を大幅に減らすことができるのです。

さらに、昨今のように物価が上がり現金の価値が目減りしていく「インフレ時代」においては、現物資産である優良な不動産を持っておくこと自体が、一族の資産を守るための最強の盾となります。

自宅併用賃貸という新たな選択肢

これまでアパート経営というと、すでに広大な土地を持っている地主の方や、資金に余裕のある高齢の資産家が行うもの、というイメージが強かったかもしれません。

しかし近年、20代後半から40代後半の、まさにこれから自分たちのマイホーム(注文住宅)を建てようと考えている若い世代の間で、シャーメゾンを活用した新しい資産形成の形が急速に注目を集めています。

それが「自宅併用賃貸(賃貸併用住宅)」というアプローチです。

これは、一つの大きな建物の中に、自分たちの家族が住む「自宅部分」と、他人に貸し出して家賃をもらう「賃貸部分」をうまく組み合わせる設計手法です。

例えば、1階をアパートとして貸し出し、日当たりが良くて見晴らしの良い2階と3階を自分たちの広々とした自宅にする、といった具合です。

この最大のメリットは、賃貸部分の入居者から毎月入ってくる安定した家賃収入を使って、自分たちの自宅の住宅ローン返済を大きくカバー(相殺)できる点にあります。

条件が良ければ、ローンの返済額よりも家賃収入のほうが上回り、実質的なローン負担がゼロ、あるいは毎月手元に現金が残る「黒字化」状態を作り出すことも夢ではありません。

積水ハウスの技術力があれば、自宅部分のプライバシーを完全に守りつつ、賃貸部分の生活音が自宅に響かないようにする間取りの工夫も自由自在です。

自宅にいながらにして、戸建てレベルの極上の快適さを味わい、同時にアパート経営の恩恵を受けることができるのです。

しかも、管理の実務はすべて積水ハウス不動産に丸投げできるため、忙しい働き盛りの世代でも全く負担になりません。

ローンを完済した数十年後には、「優良な土地と、まだまだ収益を生む頑丈なシャーメゾンの建物」という確固たる実物資産が手元に残り、それをそのまま子供たちに資産として残すことができます。

人生の早い段階からこの仕組みを作り上げることは、将来の老後資金の不安を消し去るための、極めて賢い選択肢と言えるでしょう。

成功の鍵は事前の情報収集と担当者選び

アパート経営の成功の鍵は事前の正しい情報収集と、展示場へ行く前に信頼できる紹介ルートで優秀な担当者を見つけることであると説明したスライド

ここまで、シャーメゾンによるアパート経営の魅力をお伝えしてきましたが、最後に最も重要なことをお話しします。

それは、同じ積水ハウスで建てるにしても、「誰に相談し、誰と進めるか」で結果が天と地ほど変わってしまうという事実です。

土地のポテンシャルを見抜く力、緻密な事業計画の立案、金融機関との折衝力など、担当者の実力によって、将来のキャッシュフローや資産価値は数千万円単位で変わることも珍しくありません。

「大手の営業マンだから」と完全に任せきりにするのではなく、事前に正しい知識を持ち、優秀なプロフェッショナルと出会うことが成功への第一歩です。

より詳しいメリットや、失敗しないための考え方については、私が執筆した積水ハウスのシャーメゾンで賃貸経営するメリットを徹底解説の記事も参考にしてみてください。

シャーメゾンのアパート経営に関するよくある質問(FAQ)

Q1. シャーメゾンは建築費用が高いと聞きますが、本当に投資に見合うのでしょうか?

A. 確かに、シャーメゾンは一般的なアパートに比べて初期費用が割高になる傾向があります。

しかし、それは圧倒的な居住性能や高い耐久性を実現するための必要なコストです。

初期費用が高くても、高い入居率による安定した家賃収入、家賃下落の抑制、そして将来の修繕費用の削減により、数十年というスパンで見れば、結果的に実質的な手残り(利回り)が多くなるケースが非常に多いです。

目先の安さよりも、長期的な資産価値で判断することが重要です。

Q2. 狭い土地や変形した土地でも、シャーメゾンを建てることはできますか?

A. はい、十分に可能です。
積水ハウスはミリ単位で柱や窓の位置を調整できる独自の設計自由度を持っています。

そのため、法規制が厳しい土地や変形地であっても、デッドスペースを極力減らし、敷地のポテンシャルを最大限に活かした収益性の高いプランを提案してくれます。

Q3. アパート経営の経験が全くない素人でも、管理や運営はできるのでしょうか?

A. ご安心ください。
積水ハウス不動産グループが提供する一括借上システム(サブリース)や総合的な管理委託を利用すれば、入居者の募集から家賃の集金、クレーム対応、退去時の手続きまで、煩わしい実務をすべてプロに任せることができます。

本業が忙しい方でも、安心して経営をスタートできる体制が整っています。

Q4. 良い担当者に出会うためには、どうすればいいですか?

A. 住宅展示場などに直接行ってしまうと、たまたまその場にいた営業マンが担当になってしまい、後から変更することが難しくなります。

アパート経営は大きな金額が動く事業ですので、事前に信頼できる紹介ルートを活用し、経験豊富で優秀な店長クラスの担当者に最初からつないでもらうことが、最も確実で安全な方法です。

当サイト「すまつな」でも、私が全幅の信頼を置く店長ルートを通じたシャーメゾン建築の紹介サポートを行っておりますので、展示場へ行く前にぜひご相談ください。

 

  • この記事を書いた人
プロフィール画像

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。