こんにちは。
住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。
「木の温もりを最大限に活かした住友林業の家も素敵だし、圧倒的な実績と技術力を持つ積水ハウスも捨てがたい…」
一生に一度の家づくりにおいて、この「2大巨頭」で迷われる方は本当に多いです。
実は、私自身も家づくりを始めた当初、まさにこの2社を徹底的に比較検討しました。
カタログを取り寄せ展示場に足を運び、多角的に検討した結果、私は最終的に積水ハウスを選び、現在、大きなローンを組んで自宅を建築中です。
どちらも日本を代表する素晴らしいハウスメーカーであることは間違いありません。
しかし、実際に契約し、詳細な打ち合わせを経て建築を進めている「現役施主」だからこそ見えてくる、カタログスペックだけでは分からない「決定的な違い」があります。
この記事では、両社の特徴や強みはもちろん、営業担当者の対応の違い、メンテナンスコストの現実、そして私がなぜ積水ハウスを選んだのかという決断の理由まで、実体験を交えて徹底的に解説します。
記事のポイント
- 「木」へのこだわりとデザイン提案力における住友林業の圧倒的な強みと魅力
- 鉄骨と木造を両立し、工場生産による品質安定性を誇る積水ハウスの技術力
- 30年後のメンテナンスコストで見る、両社の決定的な違いとリスク
- 後悔しない家づくりのために、契約前に必ず知っておくべき「担当者選び」の重要性
住友林業の強み:木の質感とBF構法
まずは、住友林業の最大の魅力について深掘りしていきましょう。
多くの人が住友林業に惹かれる理由は、やはりその圧倒的な「素材感」と、木造住宅の常識を覆す独自の構造技術にあります。
銘木を活かすデザイン提案力
住友林業のアイデンティティは、その社名が示す通り、330年以上の歴史を持つ「木」のビジネスにあります。
1691年の別子銅山備林経営に端を発し、自社で広大な森林を保有。
木材の調達から加工、流通、そして建築までをグループ一貫体制で行うビジネスモデルは、国内のハウスメーカーの中でも唯一無二の存在です。
私が住宅展示場巡りをしていた際、住友林業のモデルハウスに入った瞬間の衝撃は今でも忘れられません。
玄関を開けた瞬間にふわりと漂う「木の香り」、そして靴を脱いで上がった時の「無垢床の足触り」は、他社にはない特別なものでした。
特に、住友林業が得意とするのが「プライムウッド」と呼ばれる高品質な木材の活用です。
世界三大銘木であるウォルナット、チーク、マホガニーをはじめ、オーク、チェリー、メイプルなど、多種多様な樹種から床材を選ぶことができます。
これらの銘木をふんだんに使用した内装は、単なる「部屋」ではなく、まるで森の中にいるような心地よさと、邸宅としての重厚感を演出してくれます。
また、住友林業には「自家自讃」という設計コンセプトがあり、顧客の感性に訴えかけるデザイン提案力が非常に高いと感じます。
私の友人も住友林業で家を建てましたが、「リビングの天井に貼ったウッドタイルの質感が最高で、毎日眺めていても飽きない」と話していました。
このように、「木」という素材が持つ本質的な魅力(経年変化も含めて)を最大限に引き出し、五感で楽しめる住まいを提案できる点が、住友林業の最大の強みと言えるでしょう。
(出典:住友林業『住友林業の歴史』)
大開口を実現する独自の木造技術
「木造住宅は、鉄骨に比べて窓を大きくできない」
「柱や壁が多くなってしまう」
そんな従来の木造住宅の常識を覆したのが、住友林業独自の特許技術である「ビッグフレーム(BF)構法」です。
一般的な木造軸組工法(在来工法)では、耐震性を確保するために「筋交い(耐力壁)」をバランスよく配置する必要があります。
そのため、どうしても窓の大きさや位置、間取りに制限が出ることがありました。
大開口を取りたくても、「ここに耐力壁が必要なので窓は小さくなります」と言われてしまうケースも少なくありません。
しかし、BF構法は違います。
この構法の最大の特徴は、一般的な105mm角の柱の約5倍以上の幅(560mm)を持つ巨大な「ビッグコラム(大断面集成材)」を使用することです。
このビッグコラムと梁を、専用の金物(メタルタッチ接合)で強固に接合することで、強靭なラーメン構造を実現しています。
【BF構法がもたらす3つのメリット】
- 圧倒的な大開口: 必要な耐力壁の幅が少なくて済むため、リビングと庭が一体となるような、幅7.1m(最大)もの大開口サッシを実現可能です。
- コーナーサッシの実現: 建物の角(コーナー)に柱を立てずに窓を配置できるため、視線の抜けが良く、開放感が段違いです。これは一般的な木造では非常に難しい設計です。
- 将来の可変性(リフォームしやすさ): 構造上必要な壁(耐力壁)が少なくて済むため、スケルトン・インフィルに近い考え方ができ、将来的な家族構成の変化に合わせて間取りを変更しやすいという特徴があります。
「木造の温かみは捨てがたいけれど、鉄骨造のような大空間や開放感も欲しい」。
そんな欲張りな要望を叶えてくれるのが、このBF構法なのです。
耐震性に関しても、実大振動実験で東日本大震災クラスの揺れにも耐えうる安全性が確認されており、デザインと性能を高次元で両立させた技術と言えます。
積水ハウスの特徴:圧倒的な技術と実績
次に、私が最終的にパートナーとして選んだ「積水ハウス」の特徴についてお話しします。
積水ハウスの強みは、何と言っても「工業化住宅のパイオニア」としての圧倒的な技術力、そして累積建築戸数260万戸超(世界一)という実績に基づく「絶対的な安心感」です。
鉄骨・木造を選べる自由度
ハウスメーカー選びにおいて、「鉄骨にするか、木造にするか」は最初の大きな悩みどころです。
しかし、積水ハウスにはその悩みがありません。
なぜなら、鉄骨造(イズ・シリーズなど)と木造(シャーウッド)の両方において、業界トップクラスの技術と商品を展開しているからです。
多くのメーカーは「鉄骨専門(例:ヘーベルハウス、パナソニックホームズ)」か「木造専門(例:住友林業、三井ホーム)」のどちらかに特化しています。
そのため、営業担当者はどうしても自社の得意な工法を勧めることになります(ポジショントークが発生しやすい)。
しかし、積水ハウスの場合は、敷地条件、予算、そして顧客が「どんな暮らしをしたいか」に合わせて、フラットな視点で最適な工法を提案してくれます。
◆北川の決断プロセス
私自身、最初は「木の温かみもいいな」と思っており、木造も視野に入れていました。
しかし、担当の橋爪店長と設計士の富田さんと打ち合わせを重ねる中で、私の要望が明確になってきました。
・プライバシーを確保した「コートハウス(中庭のある家)」にしたい
・リビングには柱のない大空間と大開口が欲しい
・外壁のメンテナンスの手間を極限まで減らしたい
これらの要望を総合的に判断した結果、橋爪店長から「北川様のご要望であれば、鉄骨の『イズ』に、最強の外壁『ダインコンクリート』の組み合わせがベストです」と提案され、私も心から納得して鉄骨を選びました。
工法ありきではなく、「実現したい暮らし」から逆算して工法を選べるのは、積水ハウスならではの大きなメリットだと実感しました。
ちなみに、積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」も非常に優秀です。
住友林業と比較されることが多いですが、シャーウッドは「型式適合認定」を受けた工業化木造住宅であり、工場での生産比率を高めることで、現場施工のバラつきを極限まで抑えた「品質の安定性」が売りです。
陶版外壁「ベルバーン」を採用できるのもシャーウッドだけの特権であり、これに惹かれて積水ハウスの木造を選ぶ方も非常に多いです。
制震システム「シーカス」の安心感
私が積水ハウスに決めた決定的な理由の一つ、それが独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」です。(※鉄骨造の場合)
今の時代、どこのハウスメーカーも「耐震等級3(最高等級)」は標準仕様になりつつあります。
しかし、耐震等級3というのは、あくまで「一度の巨大地震で建物が倒壊しない(命を守る)」という基準です。
巨大地震が来た後、家が傾いたり、壁にヒビが入ったりして、住み続けられなくなっては意味がありません。
そこで重要になるのが「制震」という技術です。
シーカスは、建物の構造躯体(ブレース)に組み込まれた特殊なダンパー(高減衰ゴム)が、地震の運動エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収するシステムです。
これにより、建物の変形量をおおむね2分の1程度にまで抑えることができます。
変形を抑えるということは、建物の骨組みへのダメージを減らすだけでなく、内装のクロスの破れや外壁の損傷も防げるということです。
つまり、地震の後も補修費用を抑え、そのまま住み続けられる可能性が飛躍的に高まるのです。
私は契約前に、茨城県にある積水ハウスの工場見学(住まいの夢工場)に行きました。
そこで、シーカスが搭載された実験棟に乗り、震度7の揺れを体験しました。
激しい揺れの中でも、建物が粘り強く耐え、揺れが驚くほどマイルドに収束していくのを体感しました。
◆工場見学での衝撃
体験もさることながら、スタッフの方の言葉が衝撃的でした。
「この実験棟は、もう9000回以上震度7クラスの揺れを受けていますが、構造体は無傷です」。
9000回ですよ?耳を疑いました。
「繰り返す余震にも強い」という言葉が、単なるセールストークではなく、圧倒的な事実として目の前に突きつけられた瞬間でした。
この時、「家族の命と財産を守るなら、この技術にかけるしかない」と確信しました。
(出典:積水ハウス『地震動エネルギー吸収システム シーカス』)
徹底比較:外壁とメンテナンス費用
家づくりにおいて、多くの人が「坪単価」や「初期費用(イニシャルコスト)」に目を奪われがちです。
しかし、家は建てて終わりではありません。
30年、60年と長く住む上で、ボディブローのように家計に響いてくるのが「維持管理費(ランニングコスト)」です。
特に、家のメンテナンス費用の中で最も高額になりやすいのが「外壁の塗り替え」です。
この点において、住友林業と積水ハウスには決定的な違いがあります。
吹き付け外壁の維持費リスク
住友林業のデザイン性を高めている大きな要因の一つが、「シーサンドコート」や「SODO」といった吹き付け外壁です。
これらは、モルタル下地の上に、貝殻や砂を含んだ素材を職人さんが手作業で吹き付けたり、コテで仕上げたりするものです。
その独特の風合い、継ぎ目のない美しい仕上がりは、和モダンなデザインにぴったりで、私も見た目は非常に魅力的だと思います。
しかし、この吹き付け外壁には宿命的なデメリットが存在します。
それは、「汚れやすさ」と「ひび割れ(クラック)のリスク」です。
表面に凹凸があるため、どうしても埃や苔などの汚れが溜まりやすくなります。
また、地震の揺れや、木材の乾燥収縮によって下地が動くことで、表面に細かいひび割れ(ヘアクラック)が入ることがあります。
美観を維持し、防水性を保つためには、一般的に10年〜15年ごとの再塗装(メンテナンス)が必要と言われています。
一般的な2階建て住宅の場合、外壁塗装には足場の設置費用も含めて、一回あたり100万円〜200万円単位の出費が必要になります。
もし30年間住むとしたら、2回〜3回の塗り替えが必要になり、トータルで数百万円のコストがかかる計算になります。
最近では「LS30(30年耐久)」といった高耐久な部材や塗料も導入されていますが、それでもサイディングやタイルに比べればメンテナンスのリスクは高いと言わざるを得ません。
「デザインのためのコスト」として割り切れるかどうかが、判断の分かれ目になります。
陶版・コンクリート外壁の経済性
一方、積水ハウスの外壁は、メンテナンス性の高さ(=将来のお金の掛からなさ)において、業界でも圧倒的な優位性を持っています。
私が選んだ鉄骨造の「ダインコンクリート」は、厚さ5.5cmのプレキャストコンクリート外壁です。
現場での塗装ではなく、工場で「タフクリア-30」という高耐久塗装が焼き付けられています。
これにより、紫外線や酸性雨に強く、30年間は塗り替え不要とされています。
さらに凄いのが、木造(シャーウッド)専用の「ベルバーン」です。
これは「陶版外壁」、つまりお茶碗や花瓶と同じ「焼き物」でできています。
焼き物は、何百年経っても色が変わりませんよね?
それと同じで、紫外線による色あせが半永久的に起こらないのです。
理論上、ベルバーン自体は塗り替えが不要です。
パネル同士をつなぐ「目地(シーリング)」の交換は必要ですが、外壁全体を塗り替える費用に比べれば微々たるものです。
| 比較項目 | 住友林業(吹き付け) | 積水ハウス(ダイン/ベルバーン) |
|---|---|---|
| 素材 | モルタル+塗装(シーサンドコート等) | コンクリート / 陶器 |
| 30年間のコスト | 再塗装費用(150万×2回=300万〜想定) | 基本的に不要(目地メンテのみ) |
| メリット | 継ぎ目のない美しさ、自由な色彩 | 重厚感、圧倒的な高耐久、低維持費 |
| デメリット | 汚れ、ひび割れリスク、維持費が高い | 初期費用が高い、重量がある |
【30年目の「壁」について】
誤解のないように補足しますが、積水ハウスの外壁も「一生メンテナンスフリー」というわけではありません。
保証が切れる30年目のタイミングで、耐久性の高い目地の打ち替えや、ダインコンクリートの場合はトップコート(保護塗装)の再塗装などが必要となり、ここで数百万円規模(300万円〜が目安)の費用がかかるケースが多いです。
しかし、重要なのは「いつかかるか分からない修理費」ではなく、「30年後に必ず来る、予測可能なコスト」であるという点です。
30年間メンテナンスの手間がかからず、その間に計画的に修繕費を積み立てておけば、恐れることはありません。
この「維持管理の読みやすさ」も、私が積水ハウスを選んだ大きな理由です。
このあたりのメンテナンス費用のリアルな数字については、以下の記事でも詳しくシミュレーションしています。
積水ハウスの外壁塗装は30年持つ?オーナーが明かす保証条件と費用
結論:長期視点で積水ハウスを推す理由
ここまで、デザイン、構造、メンテナンス性について比較してきました。
住友林業の「木」へのこだわりやデザイン性は本当に素晴らしく、感性重視の方には最良の選択肢の一つだと思います。
しかし、「性能」「保証」「長期的な資産価値」という観点から総合的に判断すると、私は積水ハウスをおすすめします。
「人」と「保証」が作る信頼
私が積水ハウスを選んだ最終的な決め手は、実はスペック以上に「人」でした。
担当の橋爪店長の対応は群を抜いていたんです。
比較検討していた住友林業の担当者からは資料請求をしても10日以上連絡がなく、ようやく来たメールも自分本位な内容だったのに対し、積水ハウスの橋爪さんは翌日には資料を届け、電話でのヒアリングも非常に丁寧で的確でした。
「この人なら、一生に一度の買い物を任せられる」
そう直感しました。そしてその直感は間違いではありませんでした。
契約後も、設計士の富田さん、現場監督の工藤さん、ローン担当の銀行員の方に至るまで、積水ハウスがアサインしてくれたチームは全員がプロフェッショナルで、「北川様のために良い家を建てよう」という熱意に溢れていました。
また、保証制度の手厚さも決め手です。
積水ハウスには構造躯体と雨水浸入防止部分に対する「初期30年保証」に加え、建物がある限り保証を延長できる「ユートラスシステム(永年保証)」があります。
これは、自社の建物に対する絶対的な自信の表れであり、子供や孫の代まで安心して住み継げるという安心感につながりました。
デザインの好みは人それぞれですが、「安心」と「信頼」は家づくりの土台です。
その土台が最も強固だと感じたのが、積水ハウスでした。
優秀な担当者と出会うための紹介制度
もし、あなたがこの記事を読んで少しでも「積水ハウス、いいかもな」と思われたなら、一つだけ強くお伝えしたいことがあります。
それは、「最初に会う営業担当者で、家づくりの質が決まる」ということです。
ハウスメーカーの満足度は、担当者の質に大きく左右されます。
優秀な担当者は、社内でも影響力を持ち、設計力の高い建築士(チーフアーキテクトなど)を自分のチームに引き入れることができます。
そして、こちらの予算や要望を深く理解し、プロとして最適な提案をしてくれます。
一方で、経験の浅い担当者や相性の悪い担当者に当たってしまうと、提案力が弱かったり、無駄なコストがかさんでしまったり、最悪の場合は言った言わないのトラブルに発展するリスクさえあります。
お得に家づくりを始める方法
では、どうすれば優秀な担当者に出会えるのでしょうか?
運任せで展示場に行くのはおすすめしません。
実は、積水ハウスには、既存のオーナーからの紹介で家づくりを始めると、建物本体価格の割引や優秀な担当者のアサインといった特典が受けられる「紹介制度」が存在します。
ただし、この制度には一つだけ、非常に厳しいルールがあります。
それは、「積水ハウスとのファーストコンタクト前(=展示場でアンケートを書く前)」でなければならない、ということです。
一度でも展示場に行ってアンケートに名前を記入してしまうと、その時対応した営業マンが自動的にあなたの担当になってしまいます。
後から「紹介制度を使いたい」と言っても、原則として適用することはできません。
当サイト「すまつな」では、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長を通じて、全国の優秀な営業担当者(店長クラスやエース級)をご紹介することが可能です。
「まだ検討段階だけど、話だけ聞いてみたい」
「他のメーカーと迷っているけど、比較のために提案を見てみたい」
そんな段階でも全く構いません。
むしろ、比較検討の初期段階だからこそ、優秀な担当者の話を聞く価値があります。
無理な売り込みは一切ありませんので、安心してご活用ください。
紹介制度の詳しい仕組みや、実際にどれくらいお得になるのかについては、以下の記事で私の実体験(割引額など)も含めて赤裸々に解説しています。
展示場に行く前に、ぜひ一度目を通してみてください。
積水ハウスと住友林業に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 坪単価はどちらが高いですか?
A. 一般的には積水ハウスの方が高くなる傾向にあります。
特に私が選んだような鉄骨(イズ・シリーズ)で外壁に「ダインコンクリート」を採用したり、木造(シャーウッド)で「ベルバーン」を採用したりすると、建物本体の坪単価は100万円〜130万円、諸費用込みの総額では150万円/坪を超えることも珍しくありません。
住友林業も、銘木をふんだんに使ったり、複雑な設計をしたりすれば同様に高額になりますが、一方で「フォレストセレクション」のようなセミオーダー(規格)商品を活用することで、比較的コストを抑えて建てる選択肢も用意されています。
「予算内でどこまで要望を叶えられるか」は、担当者の提案力次第ですので、まずは予算を正直に伝えてプランを出してもらうのが一番です。
Q2. 積水ハウスでも住友林業のような「木の質感」は出せますか?
A. はい、十分に可能です。
「積水ハウス=鉄骨・無機質」というイメージをお持ちの方も多いですが、それは誤解です。
積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」はもちろん、鉄骨住宅であっても、床材に「無垢挽板」を採用したり、天井に「クリアメイプル」などのリアルな木質パネルを貼ったりすることで、木の温かみ溢れる空間を作ることができます。
実際に私の自宅(鉄骨イズ)も、リビングの天井に本物の木を採用し、非常に質感高く仕上がっています。
住友林業のような「銘木オタク」レベルのこだわりまではいかなくとも、一般的な「木の家」として求められる質感は、積水ハウスでも高レベルで実現できます。
Q3. 断熱性能はどちらが上ですか?
A. カタログ上の数値(UA値)では、両社ともZEH基準を余裕でクリアする高い性能を持っており、決定的な差はありません。
ただ、アプローチが異なります。
積水ハウスは「ぐるりん断熱」という独自の断熱仕様を工場生産でパッケージ化しており、施工精度によるバラつきが出にくいのが強みです。
一方で住友林業は、大開口(大きな窓)を取ることが多いため、窓からの熱損失が弱点になりがちです。そのため、トリプルガラスや高性能サッシの採用が必須となります。
「標準仕様で安定して暖かいのが積水ハウス」、「設計次第で性能を担保するのが住友林業」というイメージでしょうか。
Q4. 契約直前ですが、今から紹介制度を使えますか?
A. 残念ながら、原則として不可能です。
積水ハウスのオーナー紹介制度は、「積水ハウスとのファーストコンタクト前」であることが絶対的な適用条件となります。
既に展示場に行きアンケートに記入していたり、特定の営業担当者が付いていたりする場合は、後から紹介制度を利用することはできません。
これが、私が「まずは展示場に行く前に相談してください」と口酸っぱくお伝えしている理由です。
まだ特定の担当者が付いていないご友人やご家族がいらっしゃれば、その方にはぜひ教えてあげてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの家づくりの迷いを解消し、最高の一邸を建てるための一助となれば幸いです。








