こんにちは。
住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。
「まるで森の中にいるような、木の香りに包まれた住友林業の家。そこで愛犬や愛猫と一緒に、のんびりと豊かな時間を過ごしたい…」
そんな素敵な夢を抱いて、家づくりをスタートさせた方も多いのではないでしょうか。
私自身も家づくりを始めた当初、WEBやカタログで見る住友林業さんのあの圧倒的な「木の質感」と「洗練された空間」に心を奪われた一人です。
無垢材の床に寝転がって、愛犬と戯れる休日。
想像するだけでワクワクしますよね。
でも、それと同時に、現実的な「不安」も頭をよぎりませんか?
「せっかくの無垢床、ペットの爪ですぐにボロボロになってしまうんじゃ…?」
「もし粗相をしてしまった時、木に染み込んでにおいが取れなくなったらどうしよう…」
「ツルツルのフローリングで滑って、愛犬が足を痛めたりしないだろうか…」
その不安、とてもよく分かります。
家は一生に一度あるかないかの、人生最大の買い物です。
建てた後になってから「こんなはずじゃなかった」「もっとこうしておけば良かった」と後悔することだけは、絶対に避けたいですよね。
この記事では、かつて大手ハウスメーカーを比較検討し、最終的に積水ハウスを選んだ施主である私が、住友林業でペットと暮らす家を検討する際に絶対に押さえておくべき「床材選び」の落とし穴や、「におい・傷対策」の現実的な攻略法を、徹底的なリサーチと私自身の家づくりの経験を交えて解説します。
そして、視野を広げる意味で、メンテナンス性や機能性の観点から「積水ハウス」という別の選択肢についても、私の実体験ベースで少しだけ触れてみたいと思います。
記事のポイント
- ペットの関節疾患リスクを減らしつつ、住友林業ならではの「木質感」を損なわない床材選びの極意
- 「強烈なにおい」と「壁へのひっかき傷」を同時に防ぐ、機能性とデザインを両立した内装の黄金比
- 高気密高断熱住宅の冷暖房効率を下げずに、ペットの自由な移動を実現するドア選びのポイント
- 「メンテナンスの手間」と「快適な空気環境」を最優先する場合の、積水ハウスという選択肢
住友林業でペットと暮らす魅力
住友林業の最大の魅力といえば、やはり社名にもある通り「木」へのこだわりです。
彼らが提供する空間には、他社にはなかなか真似できない、本物の木材だけが持つ独特の安らぎと重厚感があります。
私たち人間が森の中で深呼吸するとリラックスできるように、嗅覚や触覚が鋭い動物たちにとっても、化学物質に囲まれた無機質な空間より、自然素材に近い環境の方がストレスが少ないと言われています。
住友林業の家が持つ「Woody Texture(木質感)」は、飼い主である私たちだけでなく、共に暮らすペットにとっても、心地よい居場所になり得る素晴らしいポテンシャルを秘めています。
実際に、住友林業では「ペットと暮らす家」の提案にも力を入れており、木の特性を活かしたキャットウォークや、愛犬のための居場所づくりなど、魅力的なプランがたくさんあります。
しかし、ここで私たちは、ある一つの「残酷な現実」に直面しなければなりません。
それは、「意匠性(見た目の美しさ・質感)」と「機能性(ペットへの安全性・耐久性・掃除のしやすさ)」のトレードオフ(二律背反)という問題です。
柔らかくて温かみのある木は、傷がつきやすい。
硬くて傷つかない床は、冷たくて滑りやすい。
このジレンマをどう解消し、どこで折り合いをつけるか。
それが、住友林業でペット共生住宅を成功させるための最大のカギとなります。
ペットに優しい床材の選び方
家づくりにおいて、間取りや外観デザインももちろん大切ですが、ペットの健康寿命を左右する最もクリティカルな要素、それが「床」です。
私たち人間は、スリッパを履いたり靴下を選んだりすることで調整できますが、犬や猫は基本的に裸足です。
一日の大半を床の上で過ごし、直接肌(肉球)で触れている唯一の建築部位が床なのです。
だからこそ、床材選びは絶対に妥協してはいけません。
滑りと関節への負担を減らす
あなたは、一般的な住宅のフローリングの上で、愛犬がカシャカシャと音を立てて走ろうとし、足が空回りしている光景を見たことはありませんか?
実はこれ、犬の体にとっては非常に危険な状態なのです。
一般的な複合フローリングや、表面に厚いコーティングが施された床材は、人間にとっては掃除がしやすく、ピカピカと美しい光沢を放ちます。
しかし、犬の歩行メカニズムから見ると、それはまるで「氷のスケートリンク」の上を歩かされているようなものです。
犬は本来、地面に爪を食い込ませ、その摩擦力(グリップ)を利用して推進力を得たり、急激なターンやストップを行ったりします。
しかし、表面がツルツルで硬すぎる床では、爪が全く食い込まず、摩擦抵抗が得られません。
滑る床が引き起こす恐ろしいリスク「パテラ」
滑らないように無意識に踏ん張ることで、犬は常に内転筋などの筋肉を緊張させ、重心を低く保つ不自然な姿勢を強いられます。
これが慢性的な筋疲労やストレスの原因となります。
さらに深刻なのが、関節へのダメージです。
特にトイプードル、チワワ、ポメラニアンなどの小型犬に極めて多く見られる「膝蓋骨脱臼(パテラ)」は、滑りやすい床環境が発症や悪化の大きな要因の一つと言われています。
滑って転倒したり、ソファから飛び降りた着地の瞬間に足が滑ったりすることで、膝のお皿が外れてしまうのです。
住友林業で家を建てるなら、標準仕様として提案されることの多い、お手入れ重視のツルツルしたウレタン塗装の床材は、ペットのいるエリアでは避けた方が無難かもしれません。
代わりに検討すべきなのが、「オイル仕上げ」の無垢床や、表面に「うづくり(浮造り)」のような凹凸加工が施された床材です。
オイル仕上げは、木の表面に塗膜を作らず、木材の導管(木の細胞の穴)を塞がないため、木本来の凹凸やざらつきが残ります。
このわずかな凹凸が、ペットの爪や肉球に引っかかりを生み、物理的な摩擦抵抗を増してくれるのです。
住友林業ならではの「木の質感」を最大限に楽しみつつ、愛犬の関節も守る。
このバランスを狙うなら、マットな質感の仕上げを選ぶことが、ペットの安全を守る第一歩と言えるでしょう。
プライムウッドと傷の許容
住友林業の代名詞とも言えるのが、世界の銘木を使用した高品質なオリジナル床材「プライムウッド」です。
展示場で見て「これにしたい!」と一目惚れする方も多い逸品ですよね。
しかし、無垢材や高品質な挽板(ひきいた)を採用する場合、どうしても避けられないのが「傷」の問題です。
木は自然素材ですから、金属のような硬度はありません。
元気なワンちゃんがダッシュしたり、猫ちゃんが高いところから着地したりすれば、当然ながら爪の跡や凹み傷がつきます。
ここで重要になるのが、樹種ごとの「硬さ」と「特性」を知っておくことです。
木の種類によって、傷のつきやすさや目立ちやすさは大きく異なります。
| 樹種 | 硬さ | ペット適性(北川の視点と分析) |
|---|---|---|
| オーク (ナラ) | 硬い | 非常に人気のある樹種です。硬度が高く、傷はつきにくい部類に入ります。木目がはっきりしているため、多少の傷なら目立ちにくいのもメリット。ただし、硬すぎて滑りやすい傾向もあるため、表面加工や塗装選びが重要です。 |
| チーク | 中程度 | 「木の宝石」とも呼ばれる高級材。油分を多く含んでいるため、耐久性・耐水性が高く、比較的摩擦もあり滑りにくいと言われます。経年変化で飴色に変わり、傷も味わいになりやすい、バランスの良い樹種です。 |
| ウォルナット | やや 柔らかい | シックで高級感がありますが、オークに比べると柔らかく、爪による引っかき傷や凹み傷はつきやすいです。しかし、その柔らかさがクッションとなり、ペットの足腰への負担は軽減されます。傷も「味」と思えるならおすすめ。 |
| メイプル | 非常に 硬い | 白く美しい木肌で、非常に硬く傷には強いです。しかし、表面のきめが細かくツルツルになりやすいため、ペットにとってはかなり滑りやすい床になりがちです。カーペットとの併用などの対策が必要かもしれません。 |
このように、樹種によって特徴は一長一短です。
「傷がつかない床」を求めすぎると硬くて滑りやすい床になり、「滑らない床」を求めると柔らかくて傷つきやすい床になる。
まさにトレードオフです。
無垢床や挽板を採用する場合、「傷は絶対につくもの」という覚悟が必要です。
むしろ、その傷を「家族とペットがここで元気に過ごした歴史(味)」として愛せるかどうかが、住友林業で満足できるかどうかの大きな分かれ目になります。
◆北川のワンポイントアドバイス
正直なところ、「新築の床に傷がつくなんて絶対に耐えられない!」「いつまでもピカピカの状態を維持したい!」という方には、リビング全面に高価な無垢床を採用するのはおすすめしません。
どれだけ硬い木を選んでも、犬の全速力ダッシュや猫の大運動会には勝てませんからね(笑)
もし「傷は嫌だけど、どうしても木の質感を取り入れたい」という場合は、住友林業さんが提携している高耐久の「ペット対応コーティング(シリコン系など)」を新築時に施工してもらうか、最初から予算に「フロアコーティング費用」を30万〜50万円ほど組み込んでおくのが正解です。
これだけで、滑り止め効果と耐傷性が劇的に向上しますよ。
ゾーニングで床材を使い分け
「じゃあ、結局どうすればいいの?無垢床は諦めるべき?」
いいえ、そんなことはありません。
私が推奨するのは、家の中のエリアを用途に合わせて明確に分ける「ゾーニング」という考え方です。
家中の床をすべて高価な無垢材にする必要もなければ、すべてを無機質なペット用フロアにする必要もないのです。
1. リビング(くつろぎ空間・来客スペース)
ここは家の顔であり、人間がリラックスするための場所です。
意匠性を重視して、住友林業自慢の「無垢床(プライムウッド)」を採用しましょう。
ただし、ペットが走り回りそうな動線部分(廊下から窓際へのルートなど)や、ソファの前には、インテリアに馴染む「タイルカーペット」や「大きなラグ」を敷いて滑り対策を行います。
これなら、見た目の良さと安全性を両立できます。
汚れたらそこだけ洗ったり交換したりできるタイルカーペットは、ペットとの暮らしの必需品です。
2. キッチン・ダイニング(汚れやすい場所)
ここは水撥ねや油汚れに加え、ペットの食べこぼしや飲み水の飛び散りが発生しやすいエリアです。
ここにも無垢床を使ってしまうと、水シミができやすく、掃除のたびにストレスを感じることになります。
そこで、このエリアだけは床材を切り替えて、「フロアタイル」や「石目調のサニタリーフロア」を採用することをおすすめします。
これらは水に強く、洗剤での拭き掃除もガンガンできます。
最近のフロアタイルはデザイン性も高く、木質空間のアクセントとしてもおしゃれです。
グリップ力も高い製品が多いので、ペットにとっても歩きやすい場所になります。
3. ペット専用スペース(ケージ周り・トイレスペース)
ここは完全に実用性重視です。
滑りにくさと掃除のしやすさ、そしてアンモニアへの耐性を最優先した「防滑性ビニル床シート(クッションフロアの強化版のようなもの)」などを採用します。
このように「適材適所」で床材を使い分けることで、コストを抑えつつ、意匠性と機能性のいいとこ取りが可能になります。
住友林業の設計士さんはこうした提案力も高いので、ぜひ「ゾーニングしたい」と相談してみてください。
気になるにおいと壁の対策
視覚からの情報に頼る人間と違い、犬や猫は鋭敏な嗅覚で世界を認識しています。
同時に、私たち人間にとって、ペット特有のにおい(アンモニア臭、体臭、獣臭など)は、居住の快適性を損なう大きな要因になりかねません。
特に新築の木の香りがする家で、玄関を開けた瞬間に「うっ、ペット臭い…」となってしまうのは避けたいですよね。
におい対策は、換気システムなどの設備面と、壁材などの内装面の両方からアプローチする必要があります。
エコカラットと腰壁の黄金比
住友林業の展示場やインテリアカタログでも頻繁に提案されているのが、LIXILの「エコカラット(エコカラットプラス)」です。
これは「多孔質セラミックス」と呼ばれる素材で、目に見えないナノレベルの孔(あな)が無数に空いており、それが空気中の湿気やにおいの原因物質を吸着・脱臭してくれるという、非常に優秀な建材です。
(出典:LIXIL『エコカラットの機能』)
デザイン性も高く、石積み調やレンガ調など様々なバリエーションがあるため、リビングのテレビ背面などにアクセントとして貼る方も多いです。
しかし、ペットのにおい対策として採用する場合、ただ壁に貼ればいいというわけではありません。
「どこに、どう貼るか」という配置計画が極めて重要です。
トイレ周りの最強ソリューション「腰壁+エコカラット」の黄金比
エコカラットは湿気を吸う性質があるため、もしペットが壁におしっこをかけてしまった場合、その尿をグングン吸い込んでしまいます。
一度内部に染み込んだ尿のにおいは、表面を拭いても絶対にとれません。
つまり、トイレの真横の低い位置にエコカラットを貼るのはNGなのです。
そこで私が推奨する、掃除のしやすさと消臭効果を両立させる「黄金比」の施工方法は以下の通りです。
- 下半分(床から高さ90cm程度まで): 尿や汚れを完全に弾き、水拭きや洗剤拭きができるツルツルした素材を施工します。具体的には「キッチンパネル」「メラミン不燃化粧板」「ホーローパネル」などです。これを「腰壁」として施工することで、万が一の粗相やマーキングもサッと一拭きで解決します。また、猫の爪とぎ防止としても最強の防御力を発揮します。
- 上半分(腰壁から天井まで): 尿がかかるリスクのないこの高さに、消臭機能を持つ「エコカラット」を配置します。においは空気中を漂って上昇していくため、この位置でも十分に吸着・脱臭効果を発揮します。
この「下はガード、上は消臭」というハイブリッドな壁面構成こそが、ペットと暮らす家における正解です。
住友林業なら、内装の雰囲気に合わせて、腰壁部分を木目調のシート貼りにしたり、上部の見切り材(ボーダー)をおしゃれな木製にしたりと、デザイン性の高い提案をしてくれるはずです。
壁紙(クロス)についても、一般的なビニールクロスではなく、「表面強化クロス(スーパー耐久性クロス)」を選ぶことが必須です。
これは表面硬度が高く、猫の爪とぎや犬のひっかきに対して一般的なクロスの数倍〜数十倍の強度を持っています。
住友林業の標準カタログにも含まれていることが多いので、ペットの動線となる廊下やリビングは、必ずこの仕様に変更しておきましょう。
ペットドアによる動線管理
「冷暖房効率を良くするために、部屋のドアは閉めておきたい。でも、ペットには家の中を自由に行き来させてあげたい。」
高気密高断熱住宅において、このジレンマは必ず発生します。
いちいちペットが通りたがるたびに飼い主がドアを開け閉めするのは大変ですし、就寝中などは不可能です。
そこで活躍するのが「ペットドア(くぐり戸付きドア)」です。
空調効率と安全性の両立
住友林業では、建具メーカー「ダイケン(DAIKEN)」などのペット対応製品がよく採用されています。
ペットドアを選ぶ際のポイントは、単に通れればいいというわけではありません。
- 軟質素材のフラップ: くぐり抜ける扉部分(フラップ)が、硬いプラスチックではなく、柔らかい樹脂素材でできているものを選びましょう。万が一、通過中に体が挟まれても痛くありませんし、尻尾が挟まる事故のリスクも低減できます。
- マグネットストッパーと気密性: フラップの下部にマグネットがついており、ペットが通過した後は定位置でピタッと止まる機能も重要です。これがないと、エアコンの風や隙間風でフラップがゆらゆらと開きっぱなしになり、冷暖房効率が著しく低下してしまいます。
- ロック機能: 来客時や掃除中、あるいは料理中など、ペットを部屋から出したくない(入れたくない)シーンは意外とあります。そんな時に、フラップを簡易的にロックできる機能がついていると非常に便利です。
また、将来を見据えた視点も大切です。
ペットが高齢になった時、あるいは私たち自身が高齢になった時のことを考えると、床にレール(敷居)のある引き戸はつまずきの原因になりますし、車椅子での通行の妨げにもなります。
住友林業の家づくりでは、可能な限り床にレールのない「上吊り引戸」を採用することをおすすめします。
上吊り引戸なら床面がフラットに続くため、老犬が足を引っ掛ける心配もありませんし、掃除ロボットもスムーズに移動できます。
積水ハウスも検討すべき理由
ここまで、住友林業でペットと暮らすための対策を見てきました。
「やはり木の家はいいな」と思われた方も多いでしょう。
住友林業は本当に素晴らしいハウスメーカーです。
しかし、ここで私が施主として選び、実際に家を建てた「積水ハウス」についても、ペット共生住宅において非常に強力な選択肢となることをお伝えしておきたいと思います。
もしあなたが、「木の質感も好きだけど、それ以上に毎日のメンテナンスの手間を減らしたい」「とにかく家の中の空気を、科学的にきれいに保ちたい」と考えているなら、積水ハウスを比較検討のテーブルに乗せる価値は大いにあります。
空気環境を変える換気システム
私が最終的に積水ハウスに決めた大きな理由の一つ、それが独自の次世代室内環境システム「SMART-ECS(スマート イクス)」の存在です。
これは、単なる換気扇ではありません。
「家全体の空気の流れ(ゾーニング)」を緻密にコントロールするシステムです。
具体的には、家族が長く過ごすリビングを新鮮な空気が入ってくる「風上」に設定し、においや湿気が発生しやすい廊下や水回りを「風下」に設定して排気を行います。
これにより、生活空間に汚れた空気が滞留せず、常に一方向に流れていく「空気の道」が作られます。
さらに、天井設置型の空気清浄機「Air Me」がシステムに組み込まれており、空気中に漂う微細なホコリ、ペットの毛、花粉、PM2.5などを強力に除去します。
◆北川の実感
実際に積水ハウスの展示場や実例を見学し、打ち合わせを進める中で感動したのは、この「換気システム」に対する設計思想の深さです。
ペットの「におい」問題に対して、壁材(エコカラットなど)で吸着するという「対症療法」だけでなく、そもそもにおいを滞留させない換気計画という「根本治療」でアプローチしている点に、積水ハウスの技術力と、住環境への執念のようなものを感じました。
特にアレルギー体質の方や、においに敏感な方にとっては、このシステムの有無は生活の質を大きく左右するポイントになるはずです。
メンテナンス性と耐久性の高さ
住友林業の「無垢床」や「木の質感」は唯一無二の魅力ですが、正直なところ、美しさを維持するためのメンテナンスにはそれなりの手間と覚悟が必要です(定期的なオイル塗装など)。
一方、積水ハウスも「シャーウッド」という木造ブランドを持っており、住友林業に負けず劣らずの木の温もりを活かした提案が得意です。
その上で、積水ハウスは「実用性」と「耐久性」に非常に長けています。
例えば、積水ハウスの鉄骨住宅で採用される最高級外壁「ダインコンクリート」や、木造住宅「シャーウッド」専用の陶版外壁「ベルバーン」。
これらは、圧倒的な強度と耐久性を誇り、将来的な塗り替えなどのメンテナンスコストを大幅に抑えてくれます。
特にベルバーンは「焼き物」なので、爪でひっかいても傷がつかず、汚れも雨で流れ落ちるため、いつまでも新築のような美しさを保ちます。
家は建てて終わりではありません。
これから数十年続くペットとの暮らしの中で、「掃除が楽」「壊れにくい」「保証が手厚い(初期30年保証・有料点検等による永年保証など)」ということは、日々の心の余裕に直結します。
私の家づくりの過程や、積水ハウスの仕様決定におけるリアルな悩み、そして決断の様子は、以下の記事でも詳しく記録しています。
「なぜ積水ハウスを選んだのか?」その理由をより深く知りたい方は、ぜひご覧ください。
▶ 【積水ハウス 仕様決定までの道のり Vol.1】比較検討スタート! 運命の出会いは電話から
比較して見つける理想の家
「住友林業の圧倒的な木の質感とデザイン性」か、「積水ハウスの総合的な技術力、空気環境、メンテナンス性」か。
これはどちらが正解というものではなく、あなたのライフスタイルや、家づくりにおいて「何を最優先するか」によって答えが変わります。
ペットのために「足触りや素材感」を重視し、経年変化も楽しみたいなら住友林業は素晴らしい選択です。
一方で、「機能性と維持管理の楽さ、空気の質」を重視し、長く手間なく暮らしたいなら積水ハウスがフィットするかもしれません。
大事なのは、「最初から一社に絞り込まず、両方の話を聞いて、実際に展示場で体感してみること」です。
私自身も、最初は「大手ハウスメーカーならどこも同じだろう」と思っていました。
しかし、それぞれの強みや明確な違いが見えてきました。
そして、その比較検討のプロセスがあったからこそ、納得して積水ハウスを選ぶことができました。
後悔しない家づくりのためには、フラットな目線での比較検討が不可欠です。
紹介制度でお得に建てる方法
もし、比較検討の候補として「積水ハウス」も見てみたい、話を聞いてみたいと思われたなら、ぜひ私が提供している「オーナー紹介制度」を活用してください。
通常、展示場に予約なしでいきなり行ってしまうと、たまたまその場にいた手の空いている営業さんが担当になってしまいます。
家づくりは「担当者ガチャ」で決まると言っても過言ではありません。
経験の浅い担当者に当たってしまうと、ペット共生住宅のような専門知識が必要な提案において、満足のいくプランが出てこない可能性もあります。
しかし、オーナー紹介制度を利用すれば、私の信頼する優秀な店長を通じて、あなたの地域の店長と直接連携を取り、強力な後押しによって、設計士や経験豊富な「エース級」の担当者をアサインしてもらうことが可能です。
(※単純に店長を紹介するのではなく、あなたの地域の店長と連携して最適な担当者を選出する仕組みです)
さらに、一般の来場では適用されない、建物本体価格からの割引などの金銭的なメリットも受けられます。
正確には「公式の3%割引ルール」というものは存在しませんが、私のようなオーナーからの紹介という形で交渉に入ることで、結果として「建物本体価格の3%相当、あるいはそれ以上」の割引実現が十分に期待できます。
(※たとえ住友林業を本命に考えている方であっても、比較対象として積水ハウスの「好条件な見積もり」を持っておくことは、住友林業側との価格交渉において非常に強力なカードになりますよ。これは施主としての裏技的なアドバイスです。)
ペットと暮らす家づくりに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 無垢床の傷は、実際どのくらい目立ちますか?
A. 樹種と塗装によりますが、室内で犬が走り回れば確実に傷はつきます。
特にウレタン塗装などの光沢がある床だと、光の反射で爪のひっかき傷が白く浮き出て目立ちやすいです。逆に、オイル仕上げのオークやウォルナットなどのマットな質感の床であれば、傷も木目に馴染んで「味わい」として見えやすく、比較的目立ちにくいです。「傷を完全に防ぐことは不可能」と割り切り、「傷も家族の思い出」と愛せるかどうかが、無垢床採用のポイントです。
Q2. ペット用フロアコーティングは必要ですか?
A. 滑り防止の観点からは、非常に有効ですので強くおすすめします。
特にトイプードルなどの小型犬のパテラ(膝蓋骨脱臼)予防には、床の適度なグリップ力が不可欠です。市販のワックスではなく、新築施工時にプロによる「ペット対応コーティング(シリコン系やガラス系で滑りにくいもの)」を依頼するのがベストです。ただし、無垢材本来のサラサラした「足触り」や「調湿効果」はコーティング膜で損なわれる場合があるため、必ずサンプルで質感を確認してください。
Q3. ペットのにおい対策で一番効果的なのは何ですか?
A. 「適切な換気計画」と「浸透しない素材選び」の合わせ技です。
エコカラットや消臭壁紙などの「素材」も効果的ですが、それらはあくまで補助的な役割です。最も重要なのは、においが生活空間に溜まらない「空気の流れ(換気計画)」を作ること。そして、粗相をした時ににおいが内部に染み込まないよう、トイレ周りの床や壁を「水分が浸透しない素材(タイル、パネル、クッションフロアなど)」にすることです。この基本対策をした上で、エコカラットなどをプラスするのが最も効果的です。
Q4. 住友林業と積水ハウス、ペットと暮らすならどちらが良いですか?
A. 「木の質感」重視なら住友林業、「メンテナンス性と総合力」なら積水ハウスです。
住友林業はやはり木材の扱いがうまく、ペットが落ち着く空間作りが得意です。一方、積水ハウスは「スマートイクス」などの空気環境配慮や、汚れに強い外壁・内装の提案力、そして何より長期保証(初期30年保証+ユートラスシステムによる永年保証※)とアフターサポートの厚さに定評があります。長く住む家ですから、初期のデザインだけでなく、10年後、20年後のメンテナンスの手間も含めて比較検討してみてください。
※保証の延長には有料点検・有償補修工事が必要です。
※本記事の情報は、執筆時点での著者の経験やリサーチに基づく一般的な目安です。建材の仕様や価格、ペットの個体差による影響は状況により異なります。最終的なプランニングや素材選定については、必ずハウスメーカーの担当者や専門家にご相談の上、ご判断ください。







