大和ハウスの平屋:価格目安・間取りのコツ・後悔しない性能チェック(断熱/動線)

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こんにちは。

住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。

「平屋でゆったりと、階段のないフラットな暮らしがしたい」

そう考えたとき、テレビCMや雑誌で必ずと言っていいほど目にするのが、大和ハウス(Daiwa House)の主力商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」ではないでしょうか。

天井が高く、柱のない大空間。

あのかっこいいリビングには、私も家づくりを始めた当初、強烈に憧れました。

しかし、いざ真剣に検討を始め、ネットで情報を集めたり、将来のライフプランと照らし合わせたりし始めると、どうしてもぶつかる「現実的な壁」があります。

「平屋にすると、2階建てに比べて坪単価が一気に高くなるのでは?」
「鉄骨造の平屋って、夏は暑くて冬は底冷えするんじゃないか?」
「大開口は憧れるけど、外からの視線や断熱性は大丈夫なのか?」

一生に一度の大きな買い物ですから、デザインのかっこよさだけで決めてしまって、住み始めてから「光熱費が高すぎて暖房をつけられない」「冬の朝、寒くて布団から出られない」なんて後悔は絶対にしたくないですよね。

私自身も、妻や子供たちの未来を背負う施主として、大金を動かすプレッシャーの中で、本当に悩み抜きました。

この記事では、施主として真剣に情報を収集し、最終的に積水ハウスで家を建てた私が、競合として比較されることの多い大和ハウスの平屋の特徴や相場観、そして「後悔しないための比較検討のポイント」について、忖度なしで徹底解説します。

カタログのスペックだけでは見えてこない、施主目線のリアルな情報を持ち帰ってください。

記事のポイント

  • 大和ハウスの平屋「xevoΣ」が選ばれる理由と、独自の耐震技術の凄み
  • 30坪の平屋を建てた場合のリアルな総額シミュレーションと、価格が高騰する背景
  • 「寒い・暑い」を回避するために絶対確認すべき、断熱性能と窓選びの基準
  • 私が最終的に積水ハウスを選んだ「決定的な理由」と、担当者選びの重要性

大和ハウス平屋の人気と特徴

大和ハウス「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」の最大3m16cmグランリビングと柱のない大空間のイメージ

大和ハウスといえば、天井が高いリビングや、地震に強い家というイメージが強いですよね。

まずは、なぜこれほどまでに大和ハウスの平屋が、特に子育て世代のあなたから支持されているのか、その核心に迫ります。

xevoΣが選ばれる理由

大和ハウスの平屋、特にフラッグシップモデルである「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」が選ばれる最大の理由は、なんといってもその「圧倒的な空間の開放感」と、巨大地震にも耐えうる「強靭な構造躯体への安心感」の両立にあります。

まず、空間についてですが、一般的な日本の住宅の標準的な天井高は2m40cm程度です。

これに対し、xevoΣは標準仕様で2m72cmという高さを実現しています。

「たかが32cmの違いでしょ?」と思われるかもしれませんが、人間の空間認識において、この32cmの差は劇的です。

頭上の圧迫感が消え、視線が自然と上へと抜けるため、同じ畳数の部屋でも体感的な広さが全く異なります。

さらに、大和ハウスの提案力はここからが本番です。

床面を掘り下げる「ロースタイルリビング」や、屋根形状を活かして天井をさらに高くする「グランリビング」を組み合わせることで、最大で3m16cmもの天井高を実現できます。

これはもう、戸建て住宅というよりは、ホテルのラウンジや美術館に近いスケール感です。

この縦方向の広がりこそが、平屋特有の「土地が狭いと閉塞感が出やすい」という課題を、物理的かつ心理的に一気に解決してくれるのです。

ここがポイント:D-NΣQST(ディーネクスト)の凄み

「そんなに天井を高くして、柱も減らして大空間を作ったら、地震の時に危ないんじゃないの?」
そう心配になるのは当然です。

家は家族の命を守るシェルターでなければなりません。

そこで効いてくるのが、大和ハウス独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」です。

この技術の画期的な点は、耐震(硬く耐える)だけでなく、制震(揺れを吸収する)の機能を壁自体に持たせたことにあります。

断面が「Σ(シグマ)」の形をしたデバイスが、地震の強い力がかかるとしなやかに上下動し、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収します。

これは自動車のサスペンションのような役割を果たし、繰り返す余震に対しても粘り強く耐え抜きます。

この強力なデバイスがあるからこそ、必要な耐力壁の枚数を減らすことができ、結果として「柱や壁の少ない大空間」と「巨大地震への安全性」という、相反する要素を両立できるのです。

大和ハウス独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」のΣ形デバイスが揺れを吸収する仕組み

また、「柱が少なくて済む」ということは、それだけ窓を大きく取れるということです。

幅3mを超えるような巨大なサッシをリビングに連続して配置し、中庭やウッドデッキと室内をフラットにつなぐ。

そんな「ウチとソトの境界を曖昧にする」提案は、鉄骨の強さを最大限に活かした大和ハウスの真骨頂と言えるでしょう。

大和ハウス平屋の価格と坪単価

さて、ここからが家づくりにおいて最もシビアで、避けては通れない「お金」の話です。

「大手ハウスメーカーは高い」という噂は聞くけれど、実際どれくらいなのか。

どれだけ素敵な家でも、予算オーバーで生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。

平屋を検討する際、覚悟しておかなければならない「コストの現実」について、包み隠さず解説します。

30坪の総額シミュレーション

インターネットで検索すると「坪単価70万円〜」といった情報が出てくることもありますが、はっきり申し上げます。

現在の建築資材高騰や、深刻な人手不足による人件費上昇を踏まえると、それはかなり楽観的すぎる数字です。

私が実際に収集した情報や、周囲の施主仲間の事例から分析すると、大和ハウスの「xevoΣ」や積水ハウスの「イズ」といった鉄骨商品でこだわりのある平屋を建てる場合、実際の坪単価は100万円〜(建物本体価格ベース)を見ておくのが現実的です。

しかし、ここで注意していただきたいのは、「坪単価×坪数」だけでは家は建たないということです。

「本体工事費」以外に、給排水工事などの「付帯工事費」、駐車場や庭を作る「外構工事費」、そして「諸費用」が必ずかかります。

では、一般的な30坪(約100平米)の平屋を建てた場合、実際に住み始めるまでに必要な「総額」はいくらくらいになるのでしょうか。

土地代を含まない、純粋な建築プロジェクトにかかる「建物+付帯工事+諸費用」の概算シミュレーションを詳細に作成しました。

項目 費用の目安 内容・備考
① 本体工事費 約3,300万円 坪単価110万円換算。
標準仕様+多少のオプション(キッチンや床材のグレードアップ等)。
② 付帯工事費 約600万円 地盤改良工事(鉄骨は重いのでかかりやすい)、屋外給排水工事、ガス工事、仮設工事など。
※地盤によってはさらに100〜200万円増えるリスクあり。
③ 外構工事費 約350万円 駐車場2台分、アプローチ、フェンス、植栽(5本の樹計画など)、ウッドデッキなど。
「家の顔」となる重要な部分です。
④ 諸費用 約300万円 登記費用、住宅ローン保証料・手数料、火災保険料、印紙代、地鎮祭費用など。
⑤ 消費税(10%) 約455万円 ①〜③の合計に対する税金。これもバカになりません。
総額目安 約5,005万円 ※土地代は含まれていません

いかがでしょうか。

「30坪なら3000万円くらいで建つかな?」と漠然と思っていたあなたにとっては、約5,000万円という数字は、かなりショッキングかもしれません。

しかし、大手ハウスメーカーで、かつ高性能な鉄骨の平屋を建てる場合、これが紛れもない「リアルな相場感」なのです。

ちなみに、私が積水ハウスで建てた家の実例で言うと、46.71坪で建築工事費(税込)は約7,260万円です。

これを坪数で割ると、坪単価は約155万円になります。

さらに諸費用を含めた総費用で計算すると、約163万円/坪にもなります。

この金額を見て「うわ、無理かも…」と諦める必要はありませんが、「本体価格」だけを見て資金計画を立てると、後で数百万円単位の予算オーバーに苦しむことになります。

まずはこの「総額」のイメージをしっかりと持ち、土地代と合わせて無理のない返済計画が立てられるか、冷静にシミュレーションすることが重要です。

もし、もう少し具体的な坪単価の内訳や、私が積水ハウスで建てた際の実例価格(見積書の詳細)を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。私が体験した「値引き交渉」のリアルも書いています。

【最新版】積水ハウスの坪単価はいくら?2026年の目安と実例公開

また、予算を考える上で避けて通れないのが「土地探し」です。ハウスメーカーが決まる前に土地が決まってしまうと、予算調整が難しくなることもあります。

【土地探しのコツ】ハウスメーカーと一緒に探すべき理由とは?

平屋が割高になる構造的理由

「それにしても、なんで2階建てよりも平屋の方が坪単価が高くなるの?」
「同じ延床面積なら、材料費は変わらないんじゃないの?」

そんな疑問を持つ方も多いと思います。

私も最初はそう思っていました。

しかし、建築の構造を少し勉強してみると、平屋が割高になるのには、明確かつ不可避な「構造的理由」があることがわかります。

その最大の理由は、「基礎」と「屋根」の面積が2倍になるからです。

30坪の平屋が2階建てより割高になる理由。基礎と屋根の面積が2倍になることを示した比較図

例えば、延床面積が30坪の家を建てるとします。

総2階建て(1階15坪+2階15坪)の場合、地面に接する「基礎」の面積と、空を覆う「屋根」の面積は、それぞれ15坪分で済みます。

一方、平屋(1階30坪)の場合、基礎も屋根も、まるまる30坪分の面積が必要になります。

住宅建築において、コンクリートと鉄筋を大量に使う「基礎工事」や、防水処理や断熱処理が必要な「屋根工事」は、建築コストの中でもウェイトが非常に高い部分です。

外壁の面積は平屋の方が少なくなる場合もありますが、この基礎と屋根のコスト増を相殺できるほどではありません。

結果として、同じ30坪の家でも、平屋の方が建築費の総額が高くなり、それを坪数で割った「坪単価」も跳ね上がってしまうのです。

【要注意】土地の広さも必要になります

コストの話でもう一つ忘れてはならないのが、「土地の取得費用」です。

平屋を建てるには、当然ながら広い敷地が必要になります。

例えば、「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」が50%の地域で30坪の平屋を建てようとすると、最低でも60坪の土地が必要です。

さらに駐車場やお庭を確保するなら、70坪、80坪と必要になってきます。

同じ30坪の家でも、総2階建てなら30〜40坪の土地で済むかもしれません。

建物本体だけでなく、土地取得費も含めた「プロジェクト総予算」で見たとき、平屋は贅沢な選択肢になり得るのです。

それでも平屋を選ぶ価値があるのか?

メンテナンスコストの安さ、階段のないバリアフリー性、家族の距離感の近さなど、お金には代えられない価値があるのも事実です。

平屋で後悔しない間取りの要点

平屋は階段がなく、ワンフロアで生活が完結する「究極のバリアフリー住宅」であり、その暮らしやすさは一度味わうと戻れない魅力があります。

しかし、間取りの作り方を間違えると、「日中でも部屋が暗い」「外からの視線が気になってカーテンが開けられない」「収納が足りなくて部屋が散らかる」といった、深刻な後悔につながりやすいのも平屋の特徴です。

ここでは、鉄骨造の平屋を検討する上で、絶対に押さえておきたい設計の勘所(コツ)をお伝えします。

天井高と大開口のメリット

先ほども触れましたが、大和ハウスや積水ハウスのような鉄骨メーカーを選ぶ最大のメリットは、「天井高」と「大開口」にあります。

平屋は2階がない(または上階の荷重が少ない)ため、構造的な制約を受けにくく、縦方向の大胆な空間設計が可能です。

例えば、リビングの天井を屋根の勾配に合わせて高くする「勾配天井」を採用すれば、まるで別荘やリゾートホテルのような開放感を得られます。

天井が高いと、シーリングファンを回したり、ペンダントライトを長く垂らしたりと、インテリアの楽しみも広がります。

また、大和ハウスが得意とする「ロースタイルリビング」や、積水ハウスが提案する「ピットリビング」のように、床の高さを下げる工夫も効果的です。

リビングの一角を一段(30cm程度)下げることで、天井高をさらに稼ぐと同時に、空間に「こもり感」や「落ち着き」を生み出します。

段差部分に腰掛けて家族団欒を楽しんだり、カーペット敷きにして子供たちの遊び場にしたりと、単なる広さ以上の「居心地の良さ」を演出できるのです。

中間領域(アウトドアリビング)の創出

大開口サッシをフルオープンにして、リビングとウッドデッキをフラットにつなぐ「アウトドアリビング」も、平屋ならではの特権です。

積水ハウスの「クリアビューデザイン」や「スローリビング」のように、内と外を一体化させ、視線が庭へと抜ける設計にすることで、実際の坪数以上の広がりを感じることができます。

この「ウチとソトをつなぐ中間領域」をうまく設計に取り込むことこそが、限られた坪数でも狭さを感じさせない、豊かな平屋暮らしを実現する鍵となります。

暑さと寒さのリスク対策

一方で、天井を高くし、窓を大きくすることには、明確なリスクもあります。

それは「熱の出入りが激しくなり、冷暖房効率が悪くなる」ことです。

暖かい空気は上に溜まる性質があるため、天井が高い大空間を作ると、冬場は暖房をつけても足元が寒くなりがちです(コールドドラフト現象)。

また、窓は家の中で最も熱が出入りする「弱点」です。

夏に入ってくる熱の7割、冬に逃げていく熱の5割は、窓からだと言われています。

巨大な窓をつければ、それだけ夏は灼熱の太陽熱が入り込み、冬は冷気が容赦なく忍び寄ります。

鉄骨造のデメリットである熱の伝わりやすさと、大きな窓からの熱損失リスクを表現したイメージ

鉄骨造特有の注意点

特に「鉄骨住宅」の場合、構造材である鉄は、木の数百倍も熱を伝えやすいという物理的特性があります。

もし断熱施工や「ヒートブリッジ(熱橋)」対策が不十分だと、外の寒さが鉄骨を伝って室内に侵入し、壁体内結露の原因になったり、底冷えを感じたりする原因になります。

「かっこいいけど、住んでみたら寒くて光熱費も高い家」になってしまわないために、以下の3点を契約前に必ずチェックしてください。

  1. 窓の断熱性能には金をかけろ:
    標準仕様のアルミサッシやアルミ樹脂複合サッシで満足してはいけません。必ず断熱性能の高い「超高断熱アルミ樹脂複合サッシ」や「樹脂サッシ」を選んでください。
    ガラスも、遮熱・断熱機能を持つ「Low-E複層ガラス(アルゴンガス封入)」以上が必須です。予算が許すなら、トリプルガラス(3層ガラス)の採用も検討すべきです。ここへの投資は、日々の光熱費削減と快適性向上で必ず回収できます。
  2. 断熱等級(UA値)を確認する:
    「次世代省エネ基準クリア」などの言葉に惑わされず、そのプランでの具体的な「UA値(外皮平均熱貫流率)」を計算してもらいましょう。
    今なら、断熱等級5は最低ライン。できれば断熱等級6を目指すべきです。積水ハウスの「グリーンファースト・スーペリア」のような高グレード断熱仕様も検討に値します。
  3. 空調計画を綿密に:
    広い空間を快適にするためには、エアコンの配置やサーキュレーターの活用など、空気の流れを計算した空調計画が不可欠です。
    積水ハウスの「SMART-ECS(スマート イクス)」のような、熱交換型の換気システム導入や、足元から暖める「床暖房」の採用を強くおすすめします。特に平屋×高天井の場合、床暖房の快適さは格別です。

(出典:経済産業省『 ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について』

家づくりで失敗しないためのポイント:1.樹脂サッシ・断熱ガラス、2.UA値計算、3.空調計画

積水ハウスの平屋と比較検討

ここまで大和ハウスについて詳しく解説してきましたが、平屋を検討するなら、必ず比較対象として検討しておきたいのが、業界最大手の「積水ハウス」です。

積水ハウスの特徴である「ぐるりん断熱」と、庭と家をつなぐ「軒下」の提案力を示したスライド

根本的に違う断熱思想

大和ハウスと積水ハウス。

どちらも鉄骨住宅を得意とするトップメーカーですが、実は「断熱」に対するアプローチ(思想)が根本的に異なります。

  • 大和ハウスのアプローチ:
    主に「外張り断熱」を推しています。これは、鉄骨の柱や梁の外側を断熱材ですっぽりと包み込むことで、外気の影響を構造体に伝えないようにし、熱橋(ヒートブリッジ)を防ぐという考え方です。
  • 積水ハウスのアプローチ:
    独自の「ぐるりん断熱」という仕様を採用しています。これは、天井・壁・床を、それぞれの部位に最適な高性能断熱材で隙間なく包み込む工法です。
    私が比較した際、特に印象的だったのが、積水ハウスの「微細な部分への断熱へのこだわり」です。
    鉄骨住宅でありながら、窓枠の周囲の断熱処理や、基礎と土台の接合部分の気密処理など、熱が逃げやすい細部まで徹底的に対策されていました。

また、積水ハウスは鉄骨(1・2階建ての「イズ」や3・4階建ての「ベータ」)だけでなく、「シャーウッド(木造)」という非常に強力な木造ブランドも持っています。

もし施主が「鉄骨の頑丈さも捨てがたいけど、やっぱり木の温もりや断熱性を最優先したい」と考えた場合、積水ハウスなら「では、木造のシャーウッドでご提案しましょう」と、同じメーカー内でシームレスに構造を変更して提案してくれます。

この「鉄骨と木造、どちらも超一流レベルで比較・選択できる」という懐の深さは、積水ハウスならではの強みだと感じました。

軒下空間と庭との調和

平屋の魅力を最大限に引き立てる要素の一つに、「深い軒(のき)」があります。

軒が深く出ている家は、重厚感があり、デザイン的に美しく見えるだけでなく、夏の日差しを遮り、雨の日でも窓を開けられるという機能的なメリットもあります。

この「軒下空間」の作り方において、積水ハウスは「クリアビューデザイン」「スローリビング」という独自のコンセプトを掲げ、非常に洗練された提案をしてきます。

積水ハウスの設計士は、「庭も家の一部」と捉える意識が非常に高いです。

深い軒の下にウッドデッキを設け、そこを「中間領域」として、内と外を曖昧につなぐ。

そして、その先にある庭の植栽(「5本の樹」計画など)と建物を一体的にデザインする。

このトータルコーディネート力によって、数値上の広さ以上に「精神的な豊かさ」を感じられる空間を作り出すのが、積水ハウスは本当に上手だと感じました。

大和ハウスももちろん軒の出を深くすることは可能ですが、庭木を含めた外構全体との調和や、窓を開け放った時の「風の通り道」や「光の入り方」まで計算し尽くされた心地よさの演出については、積水ハウスの提案力に一日の長があるというのが、私の率直な感想です。

私が積水ハウスを選んだ理由

最終的に、私は大和ハウスではなく積水ハウスを選びました。

もちろん大和ハウスも素晴らしいメーカーであり、xevoΣの大空間には最後まで惹かれました。

しかし、私にとっては積水ハウスの方が、より「後悔しない選択」だと思えたのです。

その「決定的な理由」をお話しします。

鉄骨でも寒くない断熱技術

正直に言うと、最初は私も「鉄骨の家は、木造に比べて寒いんじゃないか?」というネガティブなイメージを持っていました。

しかし、積水ハウスが実施している「住まいの夢工場」での体験や、実際にオーナーさんが住んでいる家の「完成見学会」に参加し、そのイメージは完全に覆されました。

私が体験したのは真冬の時期でしたが、暖房一台稼働させているだけで、広いLDKはもちろん、廊下や脱衣所まで家の隅々まで暖かく、足元の冷えもほとんど感じなかったのです。

鉄骨住宅の寒さを覆す積水ハウスの居住性能。暖房1台で足元まで暖かいリビングでの家族団欒

「鉄骨でも、ちゃんと作ればこんなに暖かいんだ!」

この感動は大きかったです。

これは、先ほど紹介した「ぐるりん断熱」や、標準仕様で採用されている高断熱サッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシなど)の効果に加え、施工精度の高さによる気密性の確保が効いているのだと実感しました。

カタログのUA値などのスペックも重要ですが、やはり「実際の体感」に勝るものはありません。

店長連携による提案力の差

そして、最も決定的だったのが「人」です。

私の担当になってくださった店長は、こちらの「プライベート空間を完璧に確保しつつ中庭が欲しい」といった漠然とした要望を深く汲み取り、それをはるかに超える提案をしてくれました。

そして、積水ハウスのチーム力、特に我が家の設計を担当してくれた一級建築士(設計士)の方が描いてくれた図面には、単なる間取り図を超えた「家族の暮らしの物語」がありました。

「この窓からは、朝食の時にお庭の紅葉が見えますよ」
「ここにベンチを造作すれば、お子様が勉強しているのを奥様がキッチンから見守れますよ」

彼らの提案は、「どんな家(ハコ)を建てたいか」ではなく、「この家でどんな時間を過ごしたいか(コト)」にフォーカスしていました。

最終的な決め手となった提案力。想像を超えた設計図面と、そこで過ごす豊かな時間を描いたイメージ

積水ハウスが提唱する「life knit design(ライフニットデザイン)」という思想が、まさに具現化されていたのです。

そこまで踏み込んで、私たちの人生に寄り添った提案をしてくれるパートナーに出会えたこと。

これこそが、私が積水ハウスを選び、そして今、家づくりを心から楽しめている最大の理由です。

失敗しない家づくりの第一歩

家づくりは、多くの人にとって人生で最も高い買い物であると同時に、家族の夢を形にする最も楽しいプロジェクトでもあります。

大和ハウスの平屋「xevoΣ」も、積水ハウスの平屋「イズ」や「シャーウッド」も、それぞれに素晴らしい技術と特徴があり、どちらを選んでも間違いではありません。

大切なのは、一つの会社やブランドネームだけに固執せず、しっかりと複数社を比較検討すること。

そして何より、カタログのスペックだけでなく、「この人たちとなら、一生の付き合いができる」と思える、信頼できる担当者を見つけることです。

家づくりの成功の鍵は比較検討と担当者選び。カタログスペックよりも信頼できる人を見つけることの重要性

平屋づくりに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 平屋にすると、2階建てよりも固定資産税が高くなるというのは本当ですか?

A. はい、その傾向はあります。

固定資産税の評価額は、土地の面積や、建物に使われている資材の量(再建築価格)によって決まります。

平屋は2階建てに比べて、コンクリートを多く使う「基礎」や、面積の広い「屋根」など、資産価値が高いとみなされる部分の比率が高くなります。

そのため、同じ延床面積であれば、平屋の方が建物の評価額が高くなりやすいです。

また、平屋を建てるには広い土地が必要になるため、土地の固定資産税もその分高くなる可能性があります。ランニングコストとして計算に入れておく必要があります。

Q2. 大和ハウスのxevoΣは寒いという噂を聞きますが、実際はどうですか?

A. 一概に「寒い」とは言えませんが、鉄骨造は木造に比べて熱を伝えやすい(ヒートブリッジ)という物理的な特性があるのは事実です。

ただ、近年のxevoΣは断熱仕様が強化されており、寒冷地仕様などを選べば十分快適に過ごせるレベルにはあります。

重要なのは、「標準仕様」のままにするのではなく、予算をかけてでも「窓をトリプルガラスにする」「断熱材の厚みを増す」など、お住まいの地域や気候に合わせたアップグレードを行うことです。

ここをケチると、後で「寒い」と感じる原因になります。

Q3. 積水ハウスと大和ハウス、平屋を建てるならどちらがおすすめですか?

A. どちらも一流メーカーですので正解はありませんが、選び方の基準はあります。

「天井高2m72cm以上の圧倒的な開放感」や「独自の制震デバイスD-NΣQST」を重視するなら大和ハウス

「設計の自由度・提案力」や「邸宅としての質感(デザイン)」、「長期的なアフターサポートと資産価値」を重視するなら積水ハウスをおすすめします。

私個人としては、積水ハウスの提案力と断熱性能(住み心地)に魅力を感じて選びましたが、まずは両社の展示場や実例を見て、あなた自身の肌感覚で比較するのが一番です。

Q4. 平屋の間取りで失敗しないためのコツを教えてください。

A. 「採光(明るさ)」と「プライバシー」の確保が最大のカギです。

平屋は、家の中心部が窓から遠くなるため、どうしても暗くなりやすいです。

中庭(パティオ)を作ったり、屋根に天窓(トップライト)や高窓(ハイサイドライト)を設けたりして、上からの光をうまく取り込む工夫が必要です。

また、1階で生活が完結するため、道路や隣家からの視線が気になりやすいです。

建物と同時に、目隠しフェンスや植栽などの「外構計画」もしっかり考えることが重要です。

家事動線については、ランドリールーム(洗濯室)とファミリークローゼットを隣接させる「洗濯完結動線」を作ると、毎日の家事が劇的に楽になりますよ。

最後に:最高の家づくりを始めるために

もし、この記事を読んで「積水ハウスの平屋、ちょっと気になるな」「話だけでも聞いてみたいな」と思われたなら、ご相談ください。

当サイトでは、積水ハウスに公式の「紹介割引3%」という制度は存在しませんが、私のような現役オーナーからの紹介を通じて、結果として3%相当、あるいはそれ以上のメリットを享受できる可能性があります。

特に積水ハウスに関しては、私が全幅の信頼を寄せる店長を通じて、全国各地の「店長」と直接連携を取り、強力な後押しによって最良の担当者をアサインできる体制を整えています。

通常、ふらっと展示場に行っても、その時たまたま手の空いている若手の営業さんが担当になることが多いですが、当サイト経由であれば、最初から経験豊富なエース級の担当者と家づくりを始められる可能性がグッと高まります。

「まだ建てるか決めてないけど…」という段階でも全く問題ありません。

失敗しない家づくりの第一歩として、展示場に行く前に一度、以下のリンクからお気軽にご相談いただければと思います。

 

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プロフィール画像

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。