大和ハウスの太陽光・V2H・HEMS:費用対効果と、後悔しない設備の組み方

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こんにちは。

住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。

「電気代、これからもっと上がるのかな…子供も大きくなるし、光熱費が家計を圧迫するのは避けたい。」

「大和ハウスの太陽光や蓄電池、V2Hって高そうだけど、本当に元が取れるの?35年ローンを組んでまで導入する価値はある?」

「営業マンは『光熱費ゼロ』と言うけれど、シミュレーション通りにいくのか不安。この設備投資は正解なんだろうか。」

家づくりを進める中で、こうしたエネルギー設備に関する悩みは尽きませんよね。

特に最近は、電気代の高騰や災害対策の観点から、ハウスメーカー各社も「創エネ・蓄エネ」の提案に力を入れています。

私自身、積水ハウスで自宅を建てるにあたり、大和ハウスさんも含めてカタログやネット情報で徹底的に比較検討を行いました。

そして、設備機器のスペックだけでなく、「家の本質的な性能」とのバランスがいかに重要かを痛感しました。

正直なところ、最初は「パネルを載せれば載せるほどお得」だと思っていたのですが、調べれば調べるほど、そんな単純な話ではないことが分かってきたのです。

この記事では、大和ハウスが展開する先進的なエネルギー戦略を深掘りしつつ、一施主として「本当に後悔しない設備の選び方と優先順位」について、本音で解説していきます。

記事のポイント

  • 大和ハウスの太陽光発電やV2Hシステム「eneplat」の具体的なメリットと経済性が分かる
  • 売電収入に頼らず「自家消費」で元を取るための最新の運用戦略が理解できる
  • 高額な設備投資をする前に必ず押さえておくべき「家づくりの正しい順序」が分かる
  • 積水ハウス施主が選んだ「設備のスペック以上に大切な家の性能」について知ることができる

大和ハウスの太陽光とV2Hの実力

大和ハウスは「Smart xevo Eco Project」を掲げ、エネルギー自給自足を目指すスマートハウス戦略において、業界でも非常に先進的な取り組みを行っています。

彼らは単に家を売るだけでなく、家を「発電所」に変えようとしている、そんな気概すら感じます。

まずは、その中核となる技術と、私たちユーザーにとってのメリットを整理してみましょう。

売電単価下落と自家消費の重要性

まず、これから太陽光発電を導入する上で避けて通れない、少々シビアな現実からお話ししなければなりません。

それは、「売電で儲ける時代は完全に終わった」ということです。

かつて2010年代前半は、固定価格買取制度(FIT)の単価が40円台と非常に高く、屋根いっぱいにパネルを載せて売電収入を得ることで、ローンの支払いを大幅に軽減するのが主流でした。

「太陽光御殿」なんて言葉もありましたよね。

しかし、現在は売電単価が10円/kWhを切る水準まで低下しています。

一方で、私たちが電力会社から買う電気代はどうでしょうか。

燃料調整費の高騰や再生可能エネルギー発電促進賦課金の上昇により、実質的な買電価格は30円〜40円/kWh、場合によってはそれ以上に高騰しています。

つまり、「電気を売る価格」は「電気を買う価格」の3分の1以下になってしまったのです。

今の時代の鉄則:売るより使うが3倍お得     

計算はシンプルです。

・売電:1kWhあたり約10円の収入
・自家消費:1kWhあたり約35円の支出削減

つまり、発電した電気を売らずに家で使う(自家消費する)ことは、売電するよりも「3.5倍」も経済的価値が高いのです。

売電収入よりも自家消費の方が経済効果が3倍高いことを示す図解

大和ハウスの戦略も、まさにこの「自家消費率の最大化」にフォーカスしています。

彼らの提案する「大容量搭載」は、かつてのように売るためではなく、「雨の日や冬場、曇天時でも、生活に必要な基礎電力を自給するため」のものです。

一般的な住宅では4〜5kW程度の搭載が多いですが、大和ハウスのxevoΣ(ジーヴォシグマ)などは、その深い軒やフラットルーフ、片流れ屋根などの形状を活かし、10kWを超える大容量パネルを搭載することが可能です。

5kWでは晴天時の昼間しか賄えませんが、10kWあれば曇りの日でもそこそこの発電量が見込め、高い電気を買うリスクを最小限に抑えられます。

これは、電気代が高騰し続けるこれからの時代において、非常に強力な家計防衛策となるでしょう。

(出典:経済産業省 資源エネルギー庁『買取価格・期間等』

PPA「スマ・エコ」の仕組み

大和ハウスについて調べていると、「PPA(Power Purchase Agreement)」モデル、例えば「SMA-ECO チャージ」といったサービスを目にすることがあるかもしれません。

これは特に、建築費用の総額を抑えたいと考えている方にとっては、一見すると救世主のような仕組みに見えます。

PPAとは、簡単に言うと「初期費用ゼロで太陽光発電を設置できる代わりに、自宅の屋根を事業者に貸す」という契約形態です。

設備(太陽光パネルや蓄電池)の所有権は大和ハウスグループなどの事業者にあり、彼らが設置費用やメンテナンス費用を負担します。

私たち施主は、そこで発電された電気のうち「家で使った分」だけを従量課金で購入し、余った電気は事業者が回収して売電収入を得る、というビジネスモデルです。

「無料で太陽光がつくなんて最高じゃないか!」と思われますよね。

確かに、数百万円単位の初期投資なしで、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様の家に住めるのは大きな魅力です。

契約期間(一般的に10年〜15年)が終了すれば、設備は無償で施主に譲渡されるケースが多いため、将来的な資産にもなります。

太陽光発電の初期費用ゼロ契約(PPA)の注意点と自己所有のメリット比較

PPAの注意点とデメリット   

しかし、私は手放しでおすすめはしません。
以下の点を理解しておく必要があります。

①ランニングコストがかかる:自己所有なら発電した電気は「タダ」ですが、PPAでは事業者から「買う」必要があります(電力会社よりは安い設定が多いですが)。
②売電収入がない:FIT期間中の売電収入はすべて事業者のものです。
③リフォームの制限:契約期間中は屋根の改修や設備の撤去が自由にできません。

◆北川のワンポイントアドバイス

ぶっちゃけた話をしますと、「初期費用0円」は魅力的ですが、15年、20年という長期的な収支シミュレーションで見ると、やはり「自己所有」の方が圧倒的にお得になるケースが多いです。

なぜなら、自己所有ならローンを払い終えれば(あるいは最初から払ってしまえば)、発電した電気は完全に「無料」で使い放題だからです。

毎月数千円〜1万円以上の電気代削減効果がダイレクトに家計に入ってきます。

ですので、資金計画や住宅ローンの借入枠に余裕があるなら、私は間違いなく「自己所有」をおすすめします。

PPAは、どうしても予算が厳しく、ローンの枠が限界に近い場合の「次善の策」として、あるいは「リスクを取りたくない」という場合の選択肢として考えるのが良いでしょう。

HEMSによるエネルギーの見える化

「太陽光も蓄電池も入れた。これで安心!」と思いがちですが、それらを賢く使いこなせなければ、高価な設備の能力を半分も発揮できないかもしれません。

そこで重要になるのが「HEMS(Home Energy Management System)」という司令塔の存在です。

大和ハウスが採用するD-HEMS(パナソニック製AiSEG2連携など)は、単に「今どれくらい発電しているか」「どれくらい電気を使っているか」をモニターに表示するだけの装置ではありません。

もっと能動的で、非常に賢い役割を果たします。

最新のHEMSは、インターネットを通じて翌日の「天気予報」や「日射量予測」のデータを取得し、AIが自動でエネルギーマネジメントを行います。

例えば、翌日の予報が「晴れ」だとしましょう。

AIは「明日は太陽光で十分に発電できる」と判断し、夜間の安い深夜電力による蓄電池への充電をあえて抑制します。

これによってバッテリーの空き容量を確保し、翌日の太陽光で発電した「無料の電気」を無駄なく充電できるようにするのです。

逆に「雨」予報なら、太陽光発電が見込めないと判断し、前日の夜間に安い深夜電力で蓄電池を満タンにしておきます。

これにより、雨の日の昼間に高い電気を買わずに済みます。

さらに素晴らしいのが「気象警報連動機能」です。

台風や豪雨などの警報が発令された情報をキャッチすると、経済性優先モードから自動的に「防災モード」へ切り替わります。

蓄電池とEVを強制的に満充電にし、いつ停電が発生しても確実に電気が使える状態をキープしてくれるのです。

これら全てを、ユーザーがいちいち設定変更することなく、AIが勝手に「一番お得で、一番安心な状態」を作ってくれる

これこそが、私たちが目指すべき「頑張らない省エネ」の姿ではないでしょうか。

V2Hで実現するくるまの電源化

そして、大和ハウスのエネルギー戦略の真骨頂とも言えるのが「V2H(Vehicle to Home)」と、それを統合制御する「eneplat(エネプラット)」です。

これは車好きな私としても、非常にワクワクする技術です。

ご存知の通り、電気自動車(EV)のバッテリー容量は桁違いです。

家庭用蓄電池が大きくても10kWh〜15kWh程度なのに対し、EV(例えば日産アリアやリーフe+)は60kWh以上の容量を持っています。

これは一般家庭の数日分の電力に相当します。

この巨大なバッテリーを、単なる移動手段としてだけでなく、家の「電源」として使わない手はありません。

大和ハウスが採用している「eneplat」は、業界でも画期的なシステムで、「太陽光」「蓄電池」「EV」の3つの電気を、1つのパワーコンディショナで統合管理(トライブリッド制御)できます。

太陽光パネルで創った電気を家と電気自動車(EV)で循環させるV2Hシステムの仕組み

従来のシステムでは、それぞれの機器に変換器が必要でロスが多かったり、「太陽光からEVへ充電中は、蓄電池へ充電できない」といった制約があったりしました。

しかし、eneplatなら「太陽光で発電した電気を、ロスなくEVと蓄電池の両方に同時に充電する」ことや、逆に「EVと蓄電池の両方から同時に家へ放電し、大量の電力を使う」ことが可能です。

これは、夕方の家族団らんの時間帯など、IHクッキングヒーターやエアコン、ドライヤーなどが重なって電力消費がピークになる時でも、買電ゼロを実現できることを意味します。

項目 一般的なシステム(分離型) 大和ハウス(eneplat)
機器構成 太陽光、蓄電池、V2Hそれぞれにパワコンが必要(場所を取る・配線複雑) 1つのパワコンで統合(省スペース・変換ロス減)
充放電制御 排他制御(どれか一つずつ切り替え)が多い 同時充放電が可能(パワフルな使い方ができる)
拡張性 後付けが難しく、工事が大掛かりになりがち 将来の増設(V2Hスタンド追加など)を前提とした設計

EVをお持ちの方、あるいは将来的にEV購入を考えている方にとって、このシステムは非常に強力な選択肢になります。

私自身も、「今はガソリン車だけど、10年後はEVかもしれない」と考え、V2Hの導入(あるいは先行配管)を真剣に検討しました。

車を「走る蓄電池」に変えることは、究極の防災対策にもなるからです。

設備投資の前に知るべき「順序」

ここまで大和ハウスの設備について、その先進性と魅力を解説してきましたが、素晴らしい技術であることは間違いありません。

カタログを見ていると、「これもつけたい、あれもつけたい」と夢が膨らみますよね。

しかし、これから家を建てるあなたに、私・北川から、施主として、そして経営者として、どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、「家の性能アップには、絶対に間違えてはいけない『正しい順序』がある」ということです。

ここを間違えると、どんなに高価な設備を入れても、「思ったより電気代が下がらない」「快適じゃない」という後悔につながってしまいます。

創エネの前に断熱・気密が必須

結論から言います。

どんなに高性能な太陽光パネルや大容量の蓄電池を導入しても、家自体の「断熱・気密性能」が低ければ、その効果は半減、いやそれ以下になってしまいます。

よく例えられる話ですが、想像してみてください。

「穴の空いたバケツ」に、一生懸命水を注ぎ込んでいる状態を。

低断熱住宅を穴の空いたバケツに例え、光熱費が下がらない理由を説明したイラスト

この「穴」が家の隙間であり、断熱不足の壁や窓です。

そして「水」が、エアコンで冷やした空気や暖めた熱エネルギーです。

隙間だらけで断熱性の低い家では、エアコンで作った快適な空気がどんどん外へ逃げていきます。

そのロスを埋めるために、エアコンは常にフル稼働し、その電力を賄うために太陽光で必死に発電し、高い蓄電池の電気を浪費する…。

これでは、あまりにも非効率で、経済的にも無駄が多すぎます。

家づくりの黄金ルール:省エネ・創エネの優先順位

  1. 第一優先:断熱・気密(器の性能)
            一度建てたら、壁を剥がして断熱材を入れ直すのは困難で、莫大な費用がかかります。後から変えるのが最も難しい部分なので、最優先で予算を投じるべきです。       
  2. 第二優先:高効率設備(省エネ)
            最新のエアコン、高効率給湯器(エコキュートなど)、LED照明など。これらは比較的交換が容易ですが、日々の消費電力を抑えるベースとなります。       
  3. 第三優先:創エネ・蓄エネ(発電)
            太陽光パネルや蓄電池。これらはあくまで「足りないエネルギーを補う」ためのものです。器の性能が高ければ、少ないパネル容量でも十分に自給自足が可能になります。

家づくりの優先順位は1に断熱・気密、2に省エネ設備、3に創エネ設備であることを示す図

まずは「魔法瓶」のような保温性の高い家を作ること。

そうすれば、魔法瓶に入れたお湯がいつまでも温かいように、少ないエネルギーで快適に過ごせるようになります。

結果として、必要な太陽光パネルや蓄電池の容量も小さくて済み、トータルの建築コストを最適化できるのです。

メンテナンス費用と収支の罠

また、設備機器への過度な依存には、もう一つのリスクがあります。

それは「メンテナンスコスト」と「寿命」の問題です。

太陽光パネル自体は比較的長持ち(20年〜30年)しますが、電気を変換する「パワーコンディショナ」は精密機械であり、一般的に10年〜15年で寿命を迎えます。

交換には1台あたり20万円〜40万円程度の費用がかかります。

また、蓄電池もスマホのバッテリーと同じで、充放電を繰り返すうちに徐々に容量が減っていきます。

15年後、20年後には交換が必要になる可能性が高いでしょう。

初期費用で200万〜300万円をかけ、さらに15年後にまた数十万円の修理・交換費がかかる…。

営業マンの「光熱費がゼロになるからお得ですよ!」というシミュレーションには、こうした将来のメンテナンス費用が含まれていない、あるいは甘く見積もられていることがよくあります。

住宅設備の寿命は10〜15年だが、家の躯体と断熱性能は30年以上の一生モノである比較図

一方で、家の「躯体(骨組み)」や高性能な「断熱材」はどうでしょうか。

これらは一度施工すれば、物理的な破損がない限り、メンテナンスフリーで30年、50年とその性能を発揮し続けます。

ランニングコストがかからないのです。

設備は後付けや交換が可能ですが、躯体は変えられません。

だからこそ、限られた予算の配分は、まず「変わらないもの(躯体・断熱)」に厚く、次に「変わるもの(設備)」へ、という視点で慎重に行うべきなのです。

積水ハウスが選ばれる「性能」

私が最終的に、数あるハウスメーカーの中から積水ハウスを選んだ理由は、まさにこの「躯体性能」への圧倒的な信頼感があったからです。

大和ハウスの先進的な設備提案も確かに魅力的でしたが、それを受け止める「器」としての家の完成度、そして何より「家族の命と資産を守るシェルターとしての強さ」に、私は投資することに決めました。

業界をリードする断熱技術の凄み

私が積水ハウスの工場見学(住まいの夢工場)に行った際、最も衝撃を受けたのが、その断熱へのこだわりと施工精度の高さでした。

積水ハウスでは「ぐるりん断熱」という独自の断熱仕様を採用しています。

これは読んで字のごとく、天井・壁・床を高性能な断熱材で、家全体を隙間なく「ぐるり」と包み込む工法です。

【参考】断熱材「ぐるりん断熱」の凄さを体感

特に私が選んだ鉄骨住宅(イズ)において、鉄は熱を伝えやすい(熱橋=ヒートブリッジになりやすい)という弱点があります。

しかし積水ハウスは、鉄骨の柱や梁の裏側まで丁寧に断熱材を回り込ませたり、熱を遮断する特殊な樹脂カバーを装着したりと、執念とも言える対策を行っています。

さらに、窓には超高断熱の「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」などを採用し、開口部からの熱の出入りを徹底的に防いでいます。

これにより、国の定める「断熱等性能等級5」や「ZEH基準」を、無理なオプション追加なしで標準レベルでクリアする性能を実現しています。

実際に建築中の我が家の現場を見に行っても、壁の中にぎっしりと隙間なく詰め込まれた分厚い断熱材を見て、「これなら冬も絶対に寒くないだろうな」と確信することができました。

快適性が違う「ぐるりん断熱」

高い断熱性能は、単に「光熱費が下がる」という経済的なメリットだけではありません。

もっと本質的な、「快適性」と「健康」に直結します。

あなたは、実家や古いアパートで、「暖房の効いているリビングは暖かいけど、廊下やトイレに行くと凍えるように寒い」という経験はありませんか?

これがヒートショックの原因となり、高齢者の健康リスクを高める要因です。

積水ハウスの「ぐるりん断熱」による高断熱住宅は、家の中の温度差(温度ムラ)を極限まで小さくします。

真冬でも、エアコン一台を弱運転させておくだけで、LDKだけでなく、廊下や脱衣所まで、家全体がほんのり暖かくなると多くのオーナーさんが口を揃えて言います。

この「ベースとなる快適さ」があってこそ、太陽光などの設備が活きてくるのです。

設備で無理やり温度をコントロールするのではなく、家そのものの保温力で快適さを保つ。

これが私の目指した理想の住まいでした。

災害時でも在宅避難できる安心

そしてもう一つ、私が何よりも重視したのは「災害への強さ」です。

日本に住む以上、いつ巨大地震が来るかわかりません。家は家族の命を守る最後の砦です。

積水ハウスの工場で体験した実大振動実験は、私の価値観を変えました。

震度7クラスの激しい揺れを、一度だけでなく何度も、何度も加える実験です。

それでも積水ハウスの建物は倒壊しないどころか、外壁のひび割れや内装の損傷すらほとんど見られませんでした。

その秘密は、独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」にあります。

これは地震の揺れのエネルギーを「熱エネルギー」に変換して吸収し、建物の変形を最大で約2分の1に抑え込む技術です。

車のサスペンションのように、揺れをいなすのです。

「大地震が来ても、自宅が一番安全な場所になる」
これこそが、家族を守るための最大の備えだと私は考えました。

電気があることよりも、地震の後もそのまま住める「家が壊れないこと」が重要であることを示す防災の図

太陽光やV2Hで電気を確保することも重要ですが、「そもそも家が倒壊しない、傾かない、そのまま住み続けられる」という躯体の強靭さがあって初めて、「在宅避難」が可能になるのです。

避難所に行かずに済むという安心感は、何物にも代えがたい価値です。

後悔しない家づくりの結論

大和ハウスのエネルギーソリューションは、間違いなく業界トップクラスの先進性と合理性を持っています。

特にeneplatのような統合システムは、EV時代を見据えた素晴らしい提案です。

しかし、家づくり全体を見渡したとき、優先順位を見誤ってはいけません。

高性能な家を作ってから設備を載せることや予算配分の重要性をまとめた結論のスライド

躯体性能への投資が資産を守る

私の結論はシンプルです。

「予算配分は、まず変えられない『躯体・断熱』に最優先。設備はその次。」

太陽光パネルや蓄電池などの設備は、日進月歩で進化しており、価格も変動します。

そして、いずれは寿命が来て交換が必要です。

しかし、頑丈な構造体(鉄骨や基礎)と高い断熱性能は、30年、50年、あるいはそれ以上、家族の暮らしを物理的に支え続け、家の資産価値を守ってくれます。

私はその点で、積水ハウスの「変わらない価値(=堅牢な躯体と基本性能)」にお金を払う価値があると判断しました。

◆北川のワンポイントアドバイス

もちろん、予算が潤沢にあれば「最高の躯体(積水ハウスなど)」に「最高の設備(大容量太陽光・V2H)」を載せるのが理想です。最強の家ができます。

でも、現実には多くの人が予算の上限と戦っています。

もし予算調整が必要なら、安易に断熱グレードを下げたり、構造の強さを妥協したりしてまで、高価な設備にお金を回すのはおすすめしません。

まずはしっかりとした「箱(高性能な家)」を作ること。

太陽光などは、将来お金が貯まった時に増設できるように「配管だけ通しておく(先行配管)」といった選択肢も、賢い家づくりの戦略の一つですよ。

お得に建てる「紹介制度」の活用

「積水ハウスの性能が良いのは分かった。でも、やっぱり価格が高いよね…」
そう思われる方も多いでしょう。

おっしゃる通り、積水ハウスの坪単価は安くありません。
良いものは高い、これは世の常です。

しかし、私が利用したような「オーナー紹介制度」を賢く活用することで、実質的なコストを大きく下げることが可能です。

【参考】積水ハウスに公式の紹介制度はない?オーナー紹介割引の真実

あまり公にはなっていませんが、展示場に行く前、資料請求をする前にオーナーからの紹介を受けることで、結果として建物本体価格の3%相当、あるいはそれ以上の割引実現の可能性や、私が紹介する信頼できる店長と、各地域の優秀な店長が連携し、あなたに最適な優秀な担当者をアサインするための強力な後押しが可能になります。

私自身、この制度を利用し、さらに私が全幅の信頼を寄せる店長と優秀なスタッフという最高のパートナーに出会えたおかげで、納得のいく価格交渉ができ、最高のチームで家づくりを進めることができました。

150万円、200万円という金額が変われば、諦めていた太陽光パネルを載せることだってできるかもしれません。

もし積水ハウスに少しでも興味をお持ちであれば、まずは「紹介制度」について情報収集してみてください。

ただし、一度でも展示場で名前を書いてアンケートに答えてしまうと、この特典は使えなくなってしまいます。最初の一歩が肝心です。

エネルギー設備と家づくりに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 太陽光発電と蓄電池、結局何年で元が取れますか?

A. 設置条件や電気料金プラン、採用するメーカーによりますが、一般的に太陽光のみなら8年〜10年前後、蓄電池セットだと15年〜20年程度が回収の目安と言われています。

ただし、昨今の急激な電気代高騰により、買電を減らす「自家消費率」を高めることで、この回収期間は短縮傾向にあります。

重要なのは「売電収入で元を取る」のではなく、「高い電気を買わないことによる節約効果」で計算することです。

また、金額的なメリットだけでなく、停電時に電気が使えるという「災害時の安心感(プライスレスな価値)」も含めて検討することをおすすめします。

Q2. V2Hを入れたいのですが、EV(電気自動車)を持っていなくても設置できますか?

A. はい、将来を見据えた準備は可能です。
具体的には、「先行配管」や「機器設置」のみを行っておくパターンがあります。

ただし、V2H機器(スタンド等)自体はEVがないと機能しませんし、高額なV2H機器導入に対する国の補助金(CEV補助金など)の要件には、通常「EVの所有(または発注)」が含まれています。

そのため、現時点でEV購入の予定が具体的でない場合は、建築時に200Vの電源配線と、将来V2Hケーブルを通すための「空配管(CD管)」だけを施工しておくのが、最も無駄のない賢い方法です。

これなら数万円の追加費用で済みます。

Q3. 大和ハウスのPPA(スマ・エコ チャージ)は途中で解約できますか?

A. 原則として、契約期間中(10年〜15年など)の中途解約にはリスクが伴います。

一般的に、中途解約をする場合は「違約金」や、その時点での設備の「残存価値(時価)」での買い取りが発生するケースが多いです。

転勤や離婚、家の売却、あるいはリフォームなどでどうしても設備の撤去や契約解除が必要になる可能性はゼロではありません。

PPAを検討する際は、目先の「初期費用0円」だけでなく、契約前に必ず約款の「解約条項」を確認し、営業担当者に「もし5年後に解約したら、具体的にいくら支払う必要があるか」を書面でシミュレーションしてもらうことを強く推奨します。

Q4. 積水ハウスでも大和ハウスのようなV2Hや全館空調はできますか?

A. もちろん可能です。全く問題ありません。
積水ハウスもV2H対応の実績は非常に豊富ですし、EVコンセントの設置は今や標準的です。

また、全館空調システムに関しても、積水ハウスオリジナルの「スマート・エアーズ」など、快適性を高める設備ラインナップは非常に充実しており、天井埋込型ですっきりとした空間を実現できます。

むしろ、積水ハウスの「自由設計」の強みを活かして、メーカー純正品だけでなく、施主の希望に合わせて他社製の高性能な機器を柔軟に組み込む提案もしてくれる(設計士さんの腕によりますが)のが、大きな魅力だと私は感じています。

最後に:家づくりは情報戦です     

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

家づくりは、人生で最も大きなお金が動くイベントです。

にもかかわらず、多くの人が「知らなかった」というだけで、数百万円単位の損をしたり、住み始めてから後悔したりしています。

私が運営するこのサイト「すまつな」では、ハウスメーカーの営業マンではない、一人の施主だからこそ語れるリアルな実体験や、本当にお得な紹介制度の活用法を発信しています。

もし積水ハウスをご検討中であれば、ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

これから家づくりをされるあなたの家づくりが、後悔のない最高のものになるよう、私が全力でサポートします!

 

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プロフィール画像

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。