こんにちは。
積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。
私は本サイトの運営者であると同時に、現在まさに積水ハウスで自宅を建築中の「施主(オーナー)」でもあります。
(2026年3月引き渡し予定です)
家づくりは、人生最大の買い物です。
私も、とても大きな住宅ローンと向き合いながら、日々その重みを実感しています。
そんな一大決心で、最高品質のブランドである積水ハウスを選んだにもかかわらず、インターネットで検索すると「積水ハウスの外観はダサい?」といった、非常に気になる、というか不安を煽るようなキーワードを目にすることがあります。
「多額の費用をかけたのに、完成した我が家の外観が『ダサい』、あるいは『ありきたり』だったらどうしよう…」
この不安は、注文住宅を検討するすべての方が抱える、本当に深刻な悩みだと思います。
私自身、契約に至るまで、この「外観の後悔」については徹底的に考え抜きました。
この記事では、単なる製品カタログの解説ではありません。
なぜ一部の外観が期待外れに終わるのかを徹底的に分析し、私自身のオーナーとしての実体験も交えながら、時代を超えて愛される「タイムレスな外観」を実現するための具体的な鉄則を、誠心誠意お話しさせていただきます。
記事のポイント
- 積水ハウスの外観が「ダサい」と言われてしまう本当の理由
- 多くの人が陥る外観設計の典型的な失敗パターン
- プロが実践する「洗練された外観」を作るための3つの鉄則
- オーナーである私(北川)が実践した外観の工夫
積水ハウスの外観は「ダサい」のか?
まず、この最も気になる疑問について、真正面からお答えしたいと思います。
積水ハウスで家を建てるという決断は、最高の品質と技術を選ぶこと。
それなのに、なぜ「ダサい」という不安が付きまとうのでしょうか。
オーナー北川晴夫の正直な回答
結論から申し上げますと、「積水ハウスだからダサい」ということは断じてありません。
むしろ、その逆です。
ダインコンクリートやベルバーンといった独自開発の素晴らしい外壁材は、他社にはない圧倒的な品質と、一目でわかるほどの高級感を持っています。
しかし、「施主の選択と設計プロセス次第で、残念な外観になり得る」のもまた事実です。
これは料理に似ていると、私は思います。
どんなに最高の食材(=高品質な素材)があっても、調理法(=設計)や盛り付け(=色彩計画)を間違えれば、料理は台無しになりますよね。
外観もそれと全く同じです。
高品質な素材に甘んじて施主側が思考停止し、担当者に丸投げして無難な提案を鵜呑みにしてしまうことこそが、「ダサい」と感じる外観が生まれる最大の原因だと、私は考えています。
なぜ「ダサい」「ありきたり」と感じる?
では、なぜ積水ハウスの高品質な家が、一部で「ありきたり」や「ダサい」と評されることがあるのでしょうか。
これには、私なりに分析した、大きく分けて2つの理由があります。
1. ブランドの成功がもたらす「均質性」
ダインコンクリートやベルバーンは、非常に高品質で特徴的であるがゆえに、一目で「あ、積水ハウスの家だ」とわかります。
これはブランドの圧倒的な強みである一方、大きな落とし穴にもなります。
人気の素材と定番の色(例えば白やグレー系)の組み合わせが多くの住宅で採用されると、どうなるか。
特に新しい分譲地などでは、街並みに統一感が生まれる半面、個々の住宅が「どこかで見たような外観」になってしまう可能性があります。
高価格帯の注文住宅に期待される「自分だけの特別な家」「オンリーワンの邸宅」という価値と、この「均質性」との間にギャップが生まれたとき、主観的に「つまらない」「ありきたりだ」と感じてしまうのです。
2. 「自由設計」と「無難な選択」のギャップ
もう一つの理由は、施主側にあります。
「自由設計」という言葉には、夢が膨らみますよね。
しかし、いざ設計が始まると、膨大な選択肢を前に「何を決めればいいか分からない…」と、多くの施主が不安になります。
私もそうでしたが、家づくりはほとんどの人にとって初めての経験です。
知識がない状態で決断を迫られるのは、正直かなりのストレスです。
その不安から、担当者に提案された「あまり特徴のない無難な間取り」や「失敗しない定番の色使い」を、そのまま受け入れてしまう…。
これは設計の失敗というより、施主の漠然とした理想を明確な「建築言語」へ翻訳するプロセスが、施主の不安に引っ張られて保守的に働いた結果と言えます。
そして、完成してから「もっと冒険すればよかった」「本当はこんなはずじゃなかった」と後悔することに繋がるのです。
外観で後悔する4つの典型失敗パターン
これは本当にやりがちなのですが、外観の品格を著しく損なう「典型的な失敗」がいくつか存在します。
私自身、設計士の富田さんとプランを練る中で、「こうなったら嫌だな」と意識していた点でもあります。
これらを設計段階で意識的に避けることが、後悔しないための第一歩です。
失敗1:戦略なき3色以上の色使い
最も陥りやすい失敗が、この「色彩計画の混乱」です。
「個性を出したい」「単色ではつまらない」という思いから、明確な戦略やセオリーがないまま、外壁に3色、4色と色を使ってしまうケースです。
その結果、どうなるか。
途端に視点が分散し、全体が雑然とした、まとまりのない印象になってしまいます。
高価なダインコンクリートを使っていても、色の組み合わせが悪いだけで、建物全体が安っぽく見えてしまうのです。
特に、彩度(色の鮮やかさ)や明度がバラバラな色を組み合わせるのは非常に危険です。
色の調和が取れていない家は、残念ながら「品格がある」とは言えません。
失敗2:バラバラな窓配置というノイズ
これも非常に多い失敗です。
窓を「室内の採光や換気のための“穴”」としか考えていないと、外観は簡単に崩壊します。
「リビングはこの位置だから窓はここ」「寝室のベッドがここだから窓はこっち」と、間取りの都合だけで窓を配置した結果、外から見てみるとどうでしょう。
上下階で窓の中心線がずれていたり、大きさや形の違う窓が何の脈絡もなく並んでいたり…。
それこそが、外観における「視覚的なノイズ」となります。
洗練された外観は、窓も壁と同様に、外観全体を構成するデザイン要素として、その配置や比率が計算され尽くされているものなのです。
失敗3:屋根と壁のちぐはぐな印象
屋根の形状は、その家のシルエット、つまり「佇まい」を決定づける最も重要な要素の一つです。
例えば、私が選んだ「イズ」に使われるダインコンクリートの持つ、重厚でモダンな印象。
これに、もし南欧風の可愛らしいオレンジ色の急勾配な瓦屋根が組み合わさったらどうでしょう?
壁と屋根、それぞれの素材は一流でも、スタイルがちぐはぐで、お互いの良さを殺し合ってしまいますよね。
重厚な外壁にはどっしりとした寄棟屋根やモダンな陸屋根(フラットルーフ)、シャープな外壁にはスタイリッシュな片流れ屋根など、壁と屋根の「スタイル」を一致させることが、統一感を出す上で絶対に不可欠です。
失敗4:後回しにされた外構計画
これは、予算組みの段階から注意していないと、本当に、本当によくある失敗です。
建物本体のプランニング(間取りや内装、設備)に予算と情熱を注ぎ込みすぎた結果、外構(フェンス、アプローチ、駐車場、植栽など)が後回しになり、「予算が尽きてしまった…」というケースです。
その結果、どうなるか。
建物は超一流なのに、アプローチはコンクリート打ちっぱなし、フェンスは最低限のアルミメッシュ、植栽はゼロ…といった状態です。
どれだけ美しい建物を建てても、外構が貧弱では、家全体が未完成で安っぽく、ちぐはぐに見えてしまいます。
外構は単なる装飾ではなく、建築と一体で考えるべきトータルデザインの一部なのです。
洗練された外観を実現する3つの鉄則
では、これらの典型的な失敗を回避し、洗練された外観を実現するために、プロが実践している「原則」を3つご紹介します。
これは私(北川)も、設計士の富田さんとの打ち合わせで、「まさにその通りだ」と膝を打ち、強く意識した部分です。
鉄則1:カラーパレットは「3色」で制する
「失敗1」で色の多すぎはNGだとお伝えしましたが、ではどうすれば良いのか。
プロのデザイナーは、外観に使用する色を原則3色以内に絞り込みます。
そして、その配分を「70:25:5」の比率で構成するのが、バランスを美しく見せる黄金比とされています。
【外観の黄金比 70:25:5の法則】
- ベースカラー(70%): 外壁の大部分を占める基本色。家の印象を決定づけます。(例:明るいグレーのダインコンクリート)
- アソートカラー(25%): ベースカラーを引き立て、変化を生む補助色。(例:屋根の色、バルコニーや玄関周りのアクセント外壁、一部の色を変えた壁)
- アクセントカラー(5%): 面積は小さいが全体を引き締める「差し色」。(例:玄関ドア、窓枠(サッシ)、雨樋など)
重要なのは、単に色を3つ使うのではなく、全体の「トーン(色調)」を統一することです。
例えば、すべての色を彩度の低いスモーキーなトーンで揃えれば、落ち着いた高級感を演出できます。
逆に、ビビッドな色を使いたいなら、それはアクセントカラー(5%)の範囲に留めておくのが賢明です。
鉄則2:「整列」の力で視覚的ノイズを消す
これは「失敗2:バラバラな窓配置」の完全な逆です。
意図的に建築の要素を「整列」させることで、建物に静かで秩序ある美しさが生まれます。
これは、積水ハウスのチーフアーキテクト(私の担当である富田さんもそうです)が非常に得意とする手法で、「ノイズレス」なデザインと呼ばれたりもします。
具体的に何を整えるのか?
【「整列」させるべきライン】
- 水平ライン(横の線): 同じ階にある複数の窓の「上端(まぐさ)」と「下端(窓台)」の高さを、ピシッと一直線に揃えます。これにより、水平方向への伸びやかさが強調されます。
- 垂直ライン(縦の線): 上下階にある窓の「中心線」を揃えます。これにより、建物に安定感が生まれます。
- 構造ライン: 軒のライン、バルコニーの笠木(かさぎ)、基礎の水切りなど、建物の構造上生まれる線を、クリーンな一本の線として見えるように設計します。
これらを守るだけで、外観の完成度は劇的に向上します。
「ノイズレス」とは、デザインの本質に関わらない視覚的な「雑音」を徹底的に排除する考え方です。
これぞプロの技、という感じですよね。
鉄則3:外構まで含めたトータルビジョン
「失敗4」で犯しがちなミスを避ける、最も重要な鉄則です。
美しい家は、その敷地全体でデザインされます。
失敗例の逆で、建物の設計と「同時」に外構計画をスタートさせてください。
これは必須です。
モダンでミニマルな建物には、同じく直線的でシンプルなコンクリートやタイルの外構が調和します。
シャーウッドのベルバーンのような温かみのある外壁には、自然な樹形の植栽(積水ハウスの「5本の樹」計画は素晴らしいですよね)や、柔らかな曲線を持つアプローチが似合います。
建物と外構が一体となって初めて、その家は「完成された邸宅」となるのです。
ちなみに、我が家も外構にはこだわり、最終的な本契約では当初の計画より目隠しフェンスを数メートル延長するなど、建物のプライバシー計画と一体で考えて予算を組みました。
これも、最初から外構をトータルで考えていたからこそできた判断です。
我が家の実例「イズ」の工夫
ここまで、少し小難しく「原則」などをお話ししてきました。
ですが、机上の空論ではなく、「じゃあ、お前(北川)はどう考えたんだ」という点が、皆さんが一番知りたいことだと思います。
そこで、これらの原則を踏まえ、私(北川)が現在建築中の自宅(鉄骨造の「イズ」)で、特にこだわった部分をご紹介します。
重厚感と採光を両立させた「窓」の配置
我が家は、立地的な条件もあり、何よりも「プライバシーを完璧に確保すること」を最優先にしました。
そこで、建物や塀で中庭を囲む「コートハウス」というスタイルを選びました。
その結果、最初のプラン提案で設計士の富田さんが見せてくれた外観パースは、道路側から見ると窓がほとんど見えない、まるで要塞のような、どっしりとした重厚感のあるデザインでした。
私は元々、こういう「守られている感」のあるデザインが大好きなので、このプランを一発で気に入りました。
しかし、ここで当然、一つの大きな問題が出てきます。
それが「室内の明るさ(採光)」です。
外からの視線を遮るために壁を高くすると、どうしても室内が暗くなりがちです。
プライバシーを取れば、明るさが犠牲になる…。
これはトレードオフ(二者択一)だと思われがちです。
そこは、さすが凄腕設計士の富田さんです。
私たちのこの相反する要望を、見事に両立させてくれました。
【我が家の「プライバシー」と「明るさ」両立の工夫】
- 吹き抜けの設置: リビングの主要な部分に大きな吹き抜けを設け、縦方向の開放感を確保しました。
- 高窓(ハイサイドライト)の設置: その吹き抜けの上部、つまり道路側からの視線が絶対に届かない高い位置に、大きな窓(高窓)を設置しました。
- 中庭への「クリアビューデザイン」: 外(道路)へは閉じていますが、内(中庭)へは徹底的に開いています。中庭に面する窓は、積水ハウス得意の「クリアビューデザイン」を採用し、天井から床までの大開口サッシを設け、視線がスムーズに外(中庭)へ抜けるように設計されています。
これにより、外観の重厚感とプライバシーを守りつつ、日中は照明が不要なほど明るく開放的なリビングを実現できるプランとなりました。
この提案を見た時、「ああ、プロに任せて良かった」と心から思いましたね。
◆北川のワンポイントアドバイス
家を建てる時って、大体の人が一生に一度の大きな買い物になると思います。
だからこそ、「あれもしたい、これもしたい」と、自分の要望を言い過ぎてしまいがちです。
でも、それが行き過ぎてしまうと、せっかく積水ハウスのような一流のチームがいるのに、素人の要望の多さが邪魔をしてしまい、結果的に使いにくかったり、バランスの悪い、変なものになってしまう可能性もあると思うんです。
だから、ここは本当に注意が必要で、ある程度、自分たちの核となる要望(我が家の場合は「プライバシー」と「明るさ」でした)を伝えたら、あとは「すべてプロにお任せします!」という信頼の姿勢が、結果的に一番良いものを作れる秘訣なのだと、私は思います。
あれもこれもお願いしたくなるので、ここはなかなか難しいところですが、家づくりにおいて、もしかしたら一番大事な、重要なポイントかもしれません。
結論:後悔しないために「実物」を見よ
ここまで様々な原則や失敗例をお話ししてきましたが、外観の後悔を防ぐために施主ができる、最も重要で、最も効果的な行動が一つだけあります。
それは、「必ず『実物』で判断する」ことです。
ショールームにある、A4サイズや、せいぜい畳一枚分くらいの小さな外壁サンプル。
あれだけで、何十平方メートルにもなる壁の色や質感を決定するのは、非常に危険です。
はっきり言って、無謀ですらあります。
なぜなら、光の当たり方(朝日、日中、曇りの日、夕方)、見る角度、そして何よりその「スケール感(面積の大きさ)」によって、色の印象は全く、本当に全く変わるからです。
小さなサンプルでは明るく見えた色が、大きな面積になると急に暗く重く見えたり、その逆も然りです。
完成後の「イメージと違った…」という、取り返しのつかない最大の後悔を防ぐために、必ず、積水ハウスの担当者(私で言えば橋爪店長のような方)に依頼して、建築中または完成済みの物件(実例)を見学させてもらってください。
私自身も、他社との比較検討の段階から、実際に積水ハウスさんが建てた家々の完成見学会に足を運び、その圧倒的な質感やデザインのレベルの高さを肌で感じたことが、最終的な決断に繋がりました。
本稿が提供した知識と視点を武器にすれば、「ダサい家」への漠然とした恐れは、「時代を超える家」を創り上げる自信へと変わるはずです。
積水ハウスの外観に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ダインコンクリートとベルバーン、どちらがおしゃれですか?
A. これは非常に多くいただく質問ですが、オーナーとしての私の答えは「目指すスタイルによります」としか言いようがありません。
ダインコンクリート(鉄骨造用)は、その圧倒的な厚み(約55mm)と、職人の手仕事から生まれた深い彫りが生み出す陰影が特徴です。
「重厚感」「モダン」「邸宅感」を求める方、私のように「要塞感」が好きな方(笑)には最適です。
我が家(イズ)もこのダインコンクリートの重厚感に惹かれて選びました。
一方、ベルバーン(木造シャーウッド専用)は、陶器と同じ製法で作られる陶版外壁です。
焼き物ならではの温かみと、土の風合いを感じる有機的な質感が魅力です。
「和モダン」「ナチュラル」「経年美化」を楽しみたい方にはベルバーンが強くおすすめです。
何より、外壁本体の耐用年数が60年以上とされ、塗り替えが基本的に不要というメンテナンス性も驚異的ですよね。
どちらが優れているかではなく、ご自身が目指す家のスタイル(モダンか、ナチュラルか)に合わせて選ぶことが正解です。
Q2. 人気の色は何色ですか?白や黒は汚れが目立ちますか?
A. やはり人気が高いのは、白、ベージュ、グレー系の明るい色や中間色です。
これらは街並みにも馴染みやすく、失敗が少ない(=無難な)色とされています。
汚れについては、まず大前提として、積水ハウスの外壁には「タフクリア-30」などの優れた防汚塗装(雨で汚れが流れ落ちる機能など)が施されているため、一般的な外壁材に比べて格段に汚れにくいです。
しかし、それでも、という一般論でお話ししますと、真っ白は排気ガスや雨だれなどの黒っぽい水垢が、真っ黒は黄砂や土埃などの白っぽい汚れが、中間色に比べて目立ちやすい傾向はあります。
汚れが気になる場合は、真っ白・真っ黒を避け、少しグレーがかった白(オフホワイト)や、濃いグレー、ブラウンなどを選ぶと、汚れが目立ちにくくなると思いますよ。
Q3. 窓を大きくすると「ダサく」なりますか?
A. いいえ、まったくそんなことはありません。
むしろ逆です。
積水ハウスが提唱する「クリアビューデザイン」のように、サッシの存在感を消し、計算され尽くした大開口は、むしろ外観をシャープでモダンに見せる最強の武器になります。
「ダサく」なる可能性があるとすれば、それは記事本文でも触れた「整列」の意識がない場合です。
例えば、一つの壁面に、大きな掃き出し窓と、小さな腰窓と、さらに小さなスリット窓が、何の関連性もなくバラバラに配置されていると、途端にバランスが悪く見えます。
大きな窓を採用する場合こそ、他の窓や壁のラインとの「整列」(特に上端のラインを揃える)を強く意識して、設計士さんと相談してみてください。
それだけで、驚くほど洗練されます。
Q4. 「5本の樹」計画は外観にどう影響しますか?
A. 非常に、非常に良い影響を与えます。
これは積水ハウスさんの本当に素晴らしい取り組みですよね。
外観デザインにおいて、「緑(植栽)」は最強のアクセントです。
どんなにモダンで無機質な建物でも、そこに在来樹種の自然な形の緑が加わるだけで、建物に命が吹き込まれ、温かみと上質感が生まれます。
建物の無機質さと植栽の有機質さの対比が、お互いを引き立て合うのです。
我が家でも、コートハウスの中庭に、娘が蝶々が好きなのでレモンの木(アゲハ蝶が来るそうです)を植える計画です。
他にも紅葉や桜も植えます。
建物と植栽が一体となることで、初めて外観が完成すると言っても過言ではありません。
「5本の樹」計画は、外観の質を格段に上げてくれる重要な要素ですよ。
Q5. 外観の打ち合わせで、設計士さんにどう伝えればいいですか?
A. 抽象的な「もっとおしゃれに」「なんかいい感じに」ではなく、できるだけ具体的な言葉で伝えることが成功の鍵です。
一番良い方法は、「あなたの理想に近い建物の写真」を3〜5枚集めて見せることです。
InstagramやPinterestなどで探すのが良いでしょう。
そして、その写真の「どこに惹かれるのか」(色の組み合わせ、窓の形、素材感、全体のシルエットなど)を、ご自身の言葉で言語化してみてください。
その上で、この記事で紹介したような「専門家の言葉」を使ってみるのも非常に有効です。
- 「外観の視覚的なノイズを減らしたいので、エアコンの配管などは正面から見えない位置に計画できますか?」
- 「この面の窓は、すべて上端のラインが揃うように配置をお願いします」
- 「このカラーサンプルを、できれば実例(完成現場)の太陽光の下で確認したいです」
こうした具体的な要望は、設計士さん(私の場合は富田さん)があなたのこだわりやセンスを正確に理解し、設計図に反映させるための、何よりの助けとなります。


