住友林業の人気間取り(スキップフロア・ヌック・土間収納)実例と、後悔しない注意点

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こんにちは。

住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。

これから家づくりを始める方、あるいは今まさにハウスメーカー選びで悩んでいる方、SNSやカタログで目にする「おしゃれな間取り」に心を奪われていませんか?

特に、Instagramなどでよく見かける住友林業の実例は、木質感たっぷりで本当に素敵ですよね。

段差を巧みに操るスキップフロア、秘密基地のようなヌック、そして空へと視界が抜ける2階リビング。

これらは、建売住宅やマンションではなかなか実現できない、注文住宅ならではの「夢」の結晶だと思います。

「こんな開放的な家に住めたら、毎日の暮らしがどんなに豊かになるだろう…」

そう想像するだけでワクワクしてきますよね。

私も家づくりをスタートさせた当初は、カタログを眺めては付箋を貼りまくり、理想のライフスタイルを妄想していました。

しかし、ここで一度立ち止まって、冷静に考えてみてほしいのです。

デザイン性が高いということは、それだけ構造や温熱環境において「無理」が生じやすいということでもあります。

「開放的なリビングにしたけど、冬は寒くて暖房費が恐ろしいことに…」
「スキップフロアがおしゃれだと思ったけど、掃除機を持って移動するのがこんなに大変だなんて…」

そんな「住んでからの後悔」だけは、絶対にしてほしくありません。

家は「作品」ではなく、家族が毎日を営む「生活の場」だからです。

実は私自身、最終的に積水ハウスで家を建てることになりましたが、検討段階では住友林業が有力な候補の一つでした。

徹底的に情報を集め、比較検討した経験、そして現在進行形で積水ハウスの施主として家づくりを進めているリアルな視点から、住友林業の人気間取りの魅力と、それを採用する前に知っておくべき「現実的な注意点」について、忖度なしの本音でお話ししたいと思います。

デザインの良さだけでなく、機能性や将来のメンテナンスまで見据えた、長く快適に住める家づくりのヒントになれば幸いです。

記事のポイント

  • 住友林業の「スキップフロア」「ヌック」などの人気間取りがなぜ魅力的なのか、その空間効果と技術的背景
  • おしゃれな間取りに潜む「空調効率の悪化」や「老後の生活動線」などのリスク
  • 積水ハウスなどの他社と比較する際に見るべき「構造躯体の強さ」と「快適性を担保する断熱技術」のポイント
  • Webシミュレーションツールの賢い活用法と、展示場で営業マンのトークに流されずに確認すべきチェックポイント

住友林業で叶う理想の間取り

木のぬくもりあふれる大開口リビングの内観パース。ビッグフレーム構法によるヌックやスキップフロアの提案。

住友林業といえば、やはり「木のぬくもり」と「自由な設計」が最大の魅力です。

ハウスメーカーの中でも、木造軸組工法を進化させた独自の技術を持っており、それが他の木造メーカーでは真似できない大空間やユニークな間取りを生み出しています。

特に、「ビッグフレーム(BF)構法」によって実現される設計自由度は、多くの施主さんを魅了してやみません。

ここでは、インターネット検索でも特によく調べられている人気の間取りキーワードについて、なぜそれが現代のユーザーに刺さるのか、その理由と特徴を深掘りしていきましょう。

スキップフロアとヌックの魅力

最近、家づくりのトレンドとして定着しつつあるのが「スキップフロア」と「ヌック」です。

これらは単なる流行ではなく、都市部の限られた敷地を有効活用し、家族のつながりを深めるための機能的なアイデアでもあります。

まず、スキップフロアについてです。

これは、床の高さを半階層(0.5階分)ずらして、空間を縦方向に緩やかにつなぐ手法です。

壁や扉で部屋を仕切るのではなく、床の段差(レベル差)で空間をゾーニングするため、視線が斜めに抜け、実際の畳数以上の広がりを感じることができます。

例えば、リビングの一角に数段上がった「中2階」のようなスペースを作り、そこを子供のスタディコーナーやご主人のワークスペースにするプランが人気です。

リビングにいる家族の気配を感じながらも、視線の高さが変わることで程よい距離感が生まれ、作業に集中できる環境が作れます。

また、その上がった床の下部分(高さ1.4m以下)を「蔵」のような大容量の収納スペースとして活用できるのも大きなメリットです。

季節外れの家電や子供の作品、アウトドア用品など、かさばる物をまとめて放り込んでおける場所があるというのは、収納不足に悩む子育て世代にとって救世主のような存在でしょう。

一方、ヌック(Nook)は「こぢんまりとした居心地の良い隠れ家」を意味します。

コロナ禍を経て、「家族と一緒の空間にはいたいけれど、一人の時間も欲しい」というニーズが高まったことで注目されるようになりました。

階段下のデッドスペースや、窓際の一角をベンチ状にして張り出させたスペースなどが代表的です。

住友林業の場合、得意とする「木質感」を活かして、本棚とベンチを作り付けた「リーディング・ヌック」や、庭の緑を切り取る「ウィンドウ・ヌック」など、非常に情緒的な提案が上手です。

あえて天井を低くしたり、入り口をアーチ状にしたりして「おこもり感」を演出することで、LDKの中にありながら、そこだけ時間の流れが違うような特別な居場所を作ることができます。

北川のメモ:BF構法の恩恵と「強さ」の理由

こうした複雑な段差や小さなスペースを構造的に無理なく実現できるのは、住友林業の「ビッグフレーム(BF)構法」のおかげです。

一般的な木造軸組工法(105mm角の柱)では、筋交いや耐力壁が必要になり、思い通りの場所に窓や開口を開けられないことがあります。

しかし、BF構法では幅560mmという巨大な「ビッグコラム(大断面集成柱)」を使用し、金物で強固に接合する「ラーメン構造」に近い形式をとっています。

これにより、柱や壁を最小限に抑えつつ、スキップフロアのような複雑な床組みでも耐震性を損なわずに実現できるのです。

私が積水ハウスを選んだ理由の一つも「構造の強さ」でしたが、木造でこれだけの自由度と強さを両立させている点は、素直にすごい技術だと思います。

天井高を活かした大開口LDK

「住友林業 LDK」で検索される方が求めているのは、やはり圧倒的な「開放感」と「視界の広がり」でしょう。

ここでもBF構法の技術力が光ります。

一般的な木造住宅では、梁の強度的な限界から、柱なしで飛ばせるスパン(柱間の距離)は3.6m〜4m程度が限界と言われています。

しかし、BF構法は最大で約7.1mという驚異的な大開口を実現可能です。

これにより、リビングの南面全体を窓にするような、ダイナミックな設計が可能になります。

リビングからウッドデッキ、そして庭へと視界が遮られることなく抜けていくことで、室内と屋外が一体化したような感覚(ウチとソトの融合)を味わえるのが最大の魅力です。

また、水平方向の広がりだけでなく、垂直方向の広がりも重要です。

住友林業では、標準の天井高(2.4m程度)よりも高い天井設定や、屋根の形状をそのまま室内に見せる「勾配天井」を積極的に提案しています。

特に平屋や2階リビングの場合、屋根の一番高いところまで天井を上げることができるため、最大で3m〜4m近い天井高を確保することも夢ではありません。

さらに、建物の角(コーナー)部分に柱を立てずに窓にする「コーナーサッシ」も、BF構法ならではの得意技です。

視線が対角線上に抜けることで、部屋の隅が消え、実際の面積以上に広く感じる視覚効果があります。

太いビッグコラムが黒子として構造を支えているからこそ、こうした「窓だらけ」のような開放的なLDKが実現できるのです。

憧れの中庭と土間のある暮らし

都市部の住宅地などで、隣家が迫っていたり、道路からの視線が気になったりする場合に有効なのが「中庭(コートヤード)」を取り入れたプランです。

建物を「コ」の字型や「ロ」の字型に配置し、外壁で囲まれたプライベートな庭を作ります。

中庭を作る最大のメリットは、「カーテンのいらない生活」ができることです。

外側の道路に面した窓は最小限にして防犯性とプライバシーを高めつつ、中庭に向けて大きな窓を開放することで、誰の目も気にせずに光と風を取り込むことができます。

住友林業の設計思想である「涼温房(りょうおんぼう)」とも相性が良く、中庭を通して風の通り道を作ったり、冬の日差しを奥まで取り込んだりと、自然エネルギーをパッシブに活用する設計が可能です。

また、最近では古くて新しい「土間」の価値が見直されています。

玄関を単なる靴脱ぎ場としてではなく、趣味や収納のスペースとして拡張した「土間収納」や「通り土間」が人気です。

例えば、ベビーカーを畳まずに置けたり、泥のついたキャンプ用品やゴルフバッグをそのまま収納できたりと、子育て世帯やアクティブな趣味を持つ家族にとって非常に使い勝手が良い空間です。

さらに、リビングの一部をタイル貼りの土間仕上げにして、薪ストーブを置いたり、愛犬の居場所にしたりする「リビング土間」という提案もあります。

土間は蓄熱性が高いため、冬場は昼間の日射熱を蓄えて夜に放熱し、夏場はひんやりとした冷たさを感じられるという、熱環境的なメリットもあります。

◆北川のワンポイントアドバイス

実は私の自宅(積水ハウスの鉄骨造「イズ」)も、プライバシー確保を最優先に考え、中庭を建物と塀で囲む「コートハウス」の設計にしました。

外からの視線を完全に遮断できるので、リビングではカーテンを開けっ放しで過ごせますし、お風呂上がりにそのまま涼んだりできる開放感は、何物にも代えがたい価値があります。

ただし、中庭を作るということは、建物の形状が複雑になり、外壁の面積が増えることを意味します。

つまり、建築費用はどうしても高くなります。

私の家も、外壁面積が増えたことや、外構フェンスを延長したことで、当初の見積もりからかなりの金額アップになりました。

また、中庭に雨水が溜まらないようにするための排水計画や、湿気がこもらないような通風計画もしっかり考えないと、後々カビや苔の原因になり、メンテナンスが大変になるので注意が必要です。

また、我が家では中庭に「5本の樹」計画の一環としてレモンの木や紅葉を植えることにしました。

憧れだけで採用せず、コストとメンテナンスのバランスをしっかり担当者と相談してくださいね。

間取りシミュレーションの活用法

理想の間取りを考えるとき、いきなり展示場に行って営業マンの話を聞くのも良いですが、その前に自分たちの中で「どんな暮らしがしたいか」のイメージを固めておくことが非常に重要です。

何も準備せずに行くと、営業マンの巧みなトークに流されてしまい、自分たちの本来の要望を見失ってしまう可能性があるからです。

そこで活用したいのが、Web上で使えるシミュレーションツールです。

住友林業には、「Forest Selection BF(フォレストセレクション)」に関連する非常に便利なシミュレーション機能があります。

Webで試す6LDKや土間収納

住友林業のWebサイトにあるシミュレーション機能を使うと、自宅にいながら、PCやスマホで様々な間取りパターンを試すことができます。

これは、住友林業がこれまでに蓄積した膨大なプラン集の中から、条件に合うものを抽出してくれるシステムです。

使い方はとても簡単です。

まず、敷地の条件(間口や奥行き)や玄関の向きを入力します。

次に、「2階リビング」「土間収納あり」「和室あり」といったこだわり条件を選択していきます。

すると、その条件にマッチしたおすすめのプランがパッと表示されるのです。

例えば、将来的に二世帯住宅を考えている方や、子供が3人以上いる多子世帯の方であれば、「6LDK」のような部屋数の多いプランも検索可能です。

一般的な建売住宅では4LDKが主流なので、こうした特殊な条件のプランを自宅で見比べられるのは大きなメリットでしょう。

さらに、外観や内装のインテリアスタイル(ナチュラル、モダン、ジャパニーズモダンなど)を選んで、3Dパースでイメージを確認できる機能もあります。

「床の色をウォルナットにすると、部屋の雰囲気がどう変わるか?」といったシミュレーションも可能です。

また、プランによっては概算の価格感が表示される場合もあります。

「この要望を盛り込むと、だいたい予算がどれくらいになるのか」という肌感覚を掴むためにも、展示場訪問前に一度触ってみることを強くおすすめします。

シミュレーション結果を印刷して展示場に持参すれば、設計士さんとの意思疎通もスムーズになり、より具体的な提案を引き出せるはずです。

デザイン重視の間取りの落とし穴

ここまで住友林業の魅力的な間取りを紹介してきましたが、ここからは「施主仲間」として、あえて現実的な側面、つまり「デメリット」や「リスク」についても切り込みたいと思います。

おしゃれで映える間取りには、必ずと言っていいほど機能面での犠牲や、生活上の不便さが潜んでいます。

建ててから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、以下の点は必ずチェックしてください。

2階リビングの動線と老後リスク

住宅密集地で日当たりやプライバシーを確保するために選ばれることが多い「2階リビング」。

勾配天井を活かした開放的な空間や、明るいLDKが作れるのは大きな魅力ですが、毎日の生活動線、そして将来の生活については慎重にシミュレーションする必要があります。

お掃除ロボットが使えない、重い荷物の運搬が大変、老後の足腰への負担を示すイラスト図解。

 

ここが要注意!2階リビングのリアルな課題

  • 毎日の買い出し搬入: 重いミネラルウォーターやお米、大量の食料品を抱えて、毎回階段を上がるのは想像以上に重労働です。若いうちは良くても、年齢を重ねると足腰への負担が大きくなります。
  • ゴミ出しの負担: キッチンが2階にあるということは、生ゴミも2階から1階へ降ろさなければなりません。ゴミ出しの日の朝、両手にゴミ袋を持って階段を降りるリスク(転倒など)も考える必要があります。
  • 大型家電・家具の搬入: 冷蔵庫、洗濯機、大型ソファなどが階段を通らないケースが多々あります。その場合、クレーン車を使って窓から搬入することになり、数万円単位の追加費用が発生します。買い替えのたびにこの費用と手間がかかるのは痛手です。
  • 老後の生活リスク: これが最大の問題です。将来、自分たちが70代、80代になった時、階段の上り下りが必須の生活は現実的でしょうか?もし足を怪我したり、車椅子生活になったりした場合、2階のLDKに上がることすらできなくなります。ホームエレベーターの設置スペース(畳1枚分ほど)を最初から計画しておくなどの対策が必須です。

ロフト採用時の空調と温度差

収納不足の解消や、子供の秘密基地、あるいは大人の趣味部屋として人気の「ロフト」。

そして、空間を縦につないで開放感を出す「スキップフロア」。

これらを採用して空間を一体化させると、どうしても課題になるのが「空調効率」と「温度差」です。

暖かい空気が上昇し、足元が寒くなる図解。開放的なリビングにおける暖房効率のリスク説明。

空気の性質として、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まります。

そのため、夏場は屋根に近いロフト部分に熱気がこもり、サウナのような暑さになりがちです。

逆に冬場は、暖房で温めた空気がすべてロフトや吹き抜けの上部に逃げてしまい、肝心のリビングの足元がいつまで経っても冷える、という「底冷え」現象が起きます。

これを防ぐためには、単にエアコンの畳数を大きくするだけでは不十分です。

シーリングファン(天井扇)を設置して空気を強制的に撹拌したり、サーキュレーターを併用したりする工夫が必要です。

さらに根本的な対策として、家全体の断熱性能(UA値)と気密性能(C値)をかなり高いレベルで確保しなければなりません。

「大空間を作ったけど、光熱費が毎月ものすごい金額になっている…」という失敗談は本当によく聞きます。

また、メンテナンス面でのデメリットも見逃せません。

スキップフロアなどの段差が多い家は、残念ながら現代の神器である「お掃除ロボット(ルンバ等)」が活躍できません。

段差のたびにロボットを持ち上げるわけにもいかず、結局各フロアに1台ずつ置くか、昔ながらの掃除機を持って階段を行き来することになります。

毎日の家事負担を減らしたいと考えている方にとっては、段差のある間取りは大きなマイナスポイントになり得ます。

積水ハウスという「快適」な選択

鉄か木かという構造の違いではなく、快適さでハウスメーカーを選ぶという考え方を示したスライド。

ここまで読んで、「おしゃれな間取りは憧れるけど、寒かったり不便だったりするのは嫌だな…」
「デザインと快適性の両立は難しいのかな…」

と不安を感じた方もいるかもしれません。

そんな方にこそ、選択肢の一つとして検討していただきたいのが、私が最終的に選んだ積水ハウスです。

「積水ハウスって鉄骨のイメージで、木造のイメージはない」
「デザインよりも性能重視の真面目な会社でしょ?」

そんな風に思っている方も多いかもしれませんが、実は積水ハウスも住友林業に負けないくらい設計自由度が高く、さらに「快適性」という点では一歩リードしている部分があると、施主として実感しています。

寒くない大空間リビングの秘密

積水ハウスには、「ファミリースイート」という空間コンセプトがあります。

これは、柱や仕切りのない大空間リビングで家族がつながるという考え方ですが、積水ハウスのすごいところは、この大空間でも「寒くない」という点です。

その秘密は、家全体を高性能な断熱材で隙間なく包み込む、独自の「ぐるりん断熱」という技術にあります。

家全体を断熱材で包み込む積水ハウスの技術図解。ZEH比率95%の実績と冬でも暖かい大空間の説明。

天井、壁、床の各部位に最適な断熱材を使い分け、特に熱が逃げやすい窓には超高断熱サッシを標準採用しています。

また、鉄骨住宅の場合、鉄が熱を伝えやすいという弱点(熱橋)がありますが、積水ハウスは梁や柱にも断熱処理を施すことで、この弱点を徹底的に克服しています。

さらに、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及にも力を入れており、2023年度の新築戸建住宅におけるZEH比率は95%(北海道を除く)に達しています。

(出典:積水ハウス『ESG経営の リーディングカンパニーへ』)

これは業界でもトップクラスの実績であり、それだけ多くの施主が「省エネで快適な家」を実現している証拠でもあります。

私が工場見学に行った際も、巨大な冷凍庫のような実験室の中に建てられた部屋に入り、外が氷点下でも室内が暖かいことを体感しました。

デザインのために寒さを我慢するのではなく、「デザインと快適性を技術で両立させている」のが積水ハウスの強みです。

設計自由度と断熱性の両立

「積水ハウス=鉄骨」のイメージが強いかもしれませんが、木造住宅の「シャーウッド」も非常に人気があり、進化しています。

鉄骨の「ダイナミックフレーム・システム」も、木造の「シャーウッドハイブリッド構造」も、どちらも耐震等級3(最高等級)を標準でクリアしながら、数メートル単位の大開口や、空中に部屋が張り出すようなオーバーハング(キャンチレバー)を実現できます。

特に木造のシャーウッドでは、基礎と柱を直接緊結する「基礎ダイレクトジョイント」により、地震のエネルギーを効率的に地盤へ逃がす強固な構造を実現しています。

つまり、住友林業で検討しているような「コーナーサッシ」や「深い軒」、「柱のない大空間」といったデザインも、積水ハウスなら同等以上の性能担保をした上で実現可能なのです。

むしろ、積水ハウス独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」などを組み合わせることで、繰り返す地震への強さという点ではさらに安心感があります。

私も工場でシーカスの実大振動実験(震度7)を体験しましたが、建物が壊れないだけでなく、揺れ自体がマイルドに吸収される感覚(変形量が約1/2に抑えられるとのこと)に驚愕しました。

さらに、積水ハウスには「チーフアーキテクト」という社内資格を持つトップクリエイターが在籍しています。

彼らは厳格な審査をクリアした設計のエリートであり、施主の要望をただ図面にするだけでなく、敷地の特性を読み解き、光や風、視線の抜けまで計算し尽くした「邸別自由設計」を提案してくれます。

デザイン力においても、建築家顔負けの実力を持っています。

メンテナンスと長期保証の安心

家づくりで忘れてはいけないのが、建てた後の「維持費(ランニングコスト)」です。

どんなにおしゃれな家でも、10年ごとに数百万円のメンテナンス費用がかかるのでは、生活を圧迫してしまいます。

木造住宅で特に気になるのが、外壁のメンテナンスです。

一般的な塗装外壁と積水ハウスのベルバーン・ダインコンクリートのメンテナンス費用の違いを比較した図。

一般的なサイディングや吹付け塗装の外壁は、紫外線や雨風で劣化するため、10年〜15年おきに足場を組んで塗り替えやシーリングの打ち替えが必要になります。

一方、積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」で採用できる陶版外壁「ベルバーン」は、焼き物(陶器)でできています。

お茶碗や壺が何百年経っても色あせないのと同じで、ベルバーンも紫外線による劣化がほとんどなく、塗装の塗り替えがいりません。

また、鉄骨住宅の外壁「ダインコンクリート」も、コンクリートならではの重厚感と圧倒的な耐久性を誇り、メンテナンスサイクルが非常に長いです。

そして何より、構造躯体と雨水の浸入防止部分に対する「初期30年保証」と、その後も有料点検・有償補修を行うことで建物がある限り保証を延長できる「永年保証(ユートラスシステム)」の安心感は別格です。

初期費用(坪単価)だけで比較すると積水ハウスは高く感じるかもしれませんが、30年、50年というスパンでメンテナンスコストを含めて考えると、トータルコストは決して高くない、むしろコストパフォーマンスは非常に高いと私は実感しています。

あわせて読みたい:【最新版】積水ハウスの坪単価はいくら?2024→2025の推移とシリーズ別の目安

比較項目 住友林業 積水ハウス
得意な質感 圧倒的な「木」の質感、和モダン、カフェスタイル モダン、重厚な邸宅感、異素材(石・鉄・木)の調和
大空間の実現技術 ビッグフレーム(BF)構法
(木質梁勝ちラーメン構造)
ダイナミックフレーム(鉄骨「イズ」)
シャーウッドハイブリッド構造(木造「シャーウッド」)
(型式適合認定を受けた工業化住宅)
外壁メンテナンス シーサンドコート(吹付け)等は定期的な塗り替えが必要な場合あり ベルバーン(陶器)、ダインコンクリートは塗り替え不要で高耐久
断熱・気密・快適性 標準仕様+寒冷地仕様などで対応
※大開口時は入念な計画が必要
「ぐるりん断熱」で標準から高性能
ZEH比率95%の実績あり
地震対策 ビッグコラムによる強固な耐震構造 耐震等級3 + 制震システム「シーカス」で揺れを吸収

どちらを選ぶ?後悔しない決め方

住友林業の木の質感・雰囲気と、積水ハウスの快適性・メンテナンスフリー性能を対比させたイラスト。

ここまで色々と比較してきましたが、最終的に、住友林業も積水ハウスも、どちらも日本を代表する素晴らしいハウスメーカーであることに間違いはありません。

大切なのは、ブランド名で選ぶのではなく、「自分たちがどんな暮らしをしたいか」「何を優先順位の一番に置くか」という軸を持つことです。

「何がなんでも無垢の木に囲まれたい、木の香りに包まれて暮らしたい」という感性価値を最優先するなら、住友林業は最高のパートナーになるでしょう。

一方で、「大空間でも快適な温熱環境が欲しい、地震への絶対的な安心感が欲しい、将来のメンテナンス手間を減らしたい」という機能的・合理的な価値を重視するなら、積水ハウスが最適解になる可能性が高いです。

両社の強みを展示場で体感する

Webでの情報収集やシミュレーションも大切ですが、やはり最後は「実物」を見て、五感で体感することが一番です。

カタログや画像では分からない「空気感」や「質感」を確認するために、ぜひ両社の展示場に足を運んでみてください。

その際、漫然と見るのではなく、以下のポイントを意識してチェックすることをおすすめします。

  • 床の踏み心地と質感: スリッパを脱いで、素足で歩いてみてください。住友林業の無垢床の温かみと、積水ハウスの挽板・突板の足触りの違いを感じ取れるはずです。
  • 大空間の室温と音: 吹き抜けのあるリビングに入った瞬間、ヒヤッとしませんか?また、外の騒音は聞こえませんか?断熱・気密・遮音性能は体感がすべてです。
  • 営業担当との相性: これが家づくりの成否を分ける一番大事な要素かもしれません。こちらの漠然とした要望をどれだけ汲み取り、プロとしての提案を返してくれるか。信頼できるパートナーかどうかを見極めてください。

私の場合は、比較検討の末、積水ハウスの橋爪店長という素晴らしい担当者に出会えたことが、最終的な決め手になりました。

「この人になら任せられる」と思える「人」と、それを裏付ける確かな「技術」。

この両面で納得できるパートナーを見つけることが、後悔しない家づくりの唯一の近道です。

警告マークのイラスト。アンケートを記入すると営業マンが固定され変更できないリスクについての注意喚起。

まだ展示場に行っていない方へ

もし、これから積水ハウスの展示場へ行ってみようかなと考えているなら、ちょっと待ってください。

ハウスメーカーあるあるなのですが、いきなり展示場に行ってアンケートを記入してしまうと、その時点でその展示場にいた営業マンがあなたの担当者として自動的に(ランダムに)決まってしまいます。

もしその担当者が新人だったり、相性が悪かったりしても、後から担当者を変更することは基本的にできません。

家づくりは、担当者の力量でその結果が天と地ほど変わります。

私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長を通じて、あなたの地域の「店長」と直接連携を取り、強力な後押しによって最良の担当者をアサインできる体制を整えています。

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あわせて読みたい:積水ハウスに公式の紹介制度はない?オーナー紹介割引の真実

住友林業・積水ハウスの間取りに関するよくある質問(FAQ)

Q1. スキップフロアはお掃除ロボット(ルンバ等)を使えますか?

A. 残念ながら、段差があるためフロア全体を1台で掃除することはできません。各フロアに別々のロボットを置くか、手動で掃除機をかける必要があります。家事の効率化を最優先する場合は、フラットな床の方が有利です。実際、私は掃除の手間を考えてフラットな床を選びましたが、ルンバが家中を走り回ってくれるので本当に楽ですよ。

Q2. 2階リビングは夏場、暑くなりやすいと聞きましたが本当ですか?

A. はい、本当です。屋根からの熱を直接受けやすいため、1階に比べてどうしても暑くなりやすい傾向があります。そのため、屋根の断熱性能(遮熱性能)を強化したり、窓の外で日射を遮る「軒」や「シェード」を設置したりする対策が必須です。積水ハウスや住友林業のような大手であれば、しっかりとした断熱計算に基づいた提案をしてくれるはずですので、契約前に「夏場の熱対策はどうなっていますか?」と確認することをおすすめします。

Q3. ヌックを作りたいのですが、実際には物置になりませんか?

A. 非常に鋭い質問ですね。用途が曖昧だと、ただの荷物置き場になってしまうリスクは高いです。「ここでコーヒーを飲みながら本を読む」「子供が宿題をする」など、具体的な目的を持たせ、そのための照明やコンセント、座り心地の良いクッションなどを計画段階でセットにしておくことが重要です。ただの「余白」ではなく「機能を持った居場所」として設計しましょう。

Q4. 住友林業と積水ハウス、価格(坪単価)はどちらが高いですか?

A. 仕様によりますが、両社とも高価格帯のトップメーカーであり、総額では大きな差が出ないケースも多いです。ただし、私の経験上、積水ハウスは標準仕様のグレードが高く、外壁のメンテナンスフリー性(ベルバーンやダインコンクリート等)を考慮すると、30年単位でのトータルコストパフォーマンスは非常に高いと感じています。正確な比較のためには、同じ希望条件で相見積もりを取るのが一番です。私の紹介サポートを使っていただければ、価格交渉の面でも非常に有利になることは確かです。

最後に:家づくりで「絶対」に後悔したくないあなたへ

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

今回は、住友林業の魅力的な間取り(スキップフロア・ヌックなど)の実例と、それを採用する際に気をつけたい現実的な注意点、そして私が選んだ積水ハウスという選択肢について、かなり踏み込んでお話しさせていただきました。

住友林業の木の質感やデザイン提案力は、間違いなく業界トップクラスです。

しかし、記事内でも触れた通り、デザインを追求すればするほど、「温熱環境(寒さ・暑さ)」や「生活動線(家事・老後)」にしわ寄せが行くリスクも高まります。

私が最終的に積水ハウスを選んだ理由は、「デザインのために快適さを犠牲にしたくない」という強い思いがあったからです。

積水ハウスなら、大空間や大開口といった憧れのデザインを実現しつつ、圧倒的な断熱性能と構造の強さで、家族の健康と資産価値を長期的に守ってくれると確信できました。

【北川家の実例で見る「坪単価」の現実】

参考までに、私が建てた積水ハウスの実例データを共有します。

施工床面積は46.71坪です。

よくある「坪単価」の計算(本体工事費のみ)で言えば、本体工事費 49,987,650円 ÷ 46.71坪 = 約107万円/坪 です。

これだけ見ると「意外と安い?」と思われるかもしれませんが、ここにはオプションや付帯工事が含まれていません。

実際にかかった「建築工事費(税込)」は71,390,000円。これを坪数で割ると、約153万円/坪になります。

さらに諸費用も含めた、土地代以外の「総費用」で見ると、約160万円/坪となります。

これがリアルな数字です。

坪単価100万円で計算していると、数百万円〜数千万円の予算オーバーになりかねませんので、必ず「総額」で考えるようにしてください。

家づくりは「情報戦」。最初のボタンの掛け違いだけは避けてください

これからハウスメーカーを検討されるあなたに、私から最後にもう一つだけ、どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、「家づくりは、誰と建てるかで全てが決まる」ということです。

どんなに素晴らしいハウスメーカーでも、担当者の知識や経験が不足していれば、理想の家は建ちません。

逆に、優秀な担当者(エース級)と出会えれば、メーカーの限界を超えた素晴らしい提案を引き出すことができます。

【重要】展示場に行く前の「唯一」のルール

もし、あなたがまだ積水ハウスの展示場へ行ったことがないのであれば、絶対に、ふらっと展示場へ立ち寄らないでください。

なぜなら、積水ハウス(および多くの大手メーカー)には、「一度ついた担当者は原則変更できない」という厳しいルールがあるからです。

予約なしで展示場に行き、アンケートに名前を書いた瞬間に、その場にたまたま居合わせた営業マンが、あなたの担当者として固定されてしまいます。

それが新人であろうと、相性が合わなかろうと、変えることは非常に困難です。

まさに「運任せ」の家づくりになってしまいます。

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すまつな経由で紹介を受ける3つのメリット

  • 優秀な担当者の確約: 一般的なルートでは出会えない、経験豊富な店長クラスやエース級の設計士が担当につくよう、店長間ルートで強力にプッシュします。
  • 紹介割引の適用: 積水ハウスには公式の「一律3%割引」といった制度は存在しませんが、私のような現役オーナーが橋渡しを行うことで、実質的に建物本体価格の3%相当(またはそれ以上)の割引メリットを享受できるよう、最大限の交渉サポートを行います。
  • 私(北川)のサポート: 施主仲間として、見積もりの見方や交渉のアドバイスなど、裏側から全力でバックアップします。

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◆北川からのメッセージ

家づくりで数百万円の損をしたり、入居後に「寒くて住めない!」と後悔したりする人を一人でも減らしたい。

そんな思いでこの活動をしています。

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プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。