こんにちは。住まいをつなぐ「すまつな」の北川です。
「注文住宅を考え始めたけれど、何から手を付ければいいのか分からない」「住宅展示場へ行くと、その場で営業担当者が決まりそうで不安」と感じていませんか。
そんな家づくりの入口で頼りになるのが、リクルートが運営するスーモカウンター(SUUMOカウンター)です。
予算や希望条件を一緒にまとめ、条件に合う建築会社を紹介してもらえるため、何も決まっていない段階でも利用しやすいサービスだと思います。
ただし、積水ハウスを少しでも候補に入れている方は、申し込みの順番だけ慎重に考えてください。
スーモカウンターが悪いのではなく、先にどの紹介ルートから積水ハウスへ接触するかによって、後から選べる割引や担当者のルートが変わる可能性があるからです。
積水ハウスには、建物本体価格から全国一律で必ず3%値引きされる一般公開の公式制度があるわけではありません。
一方で、オーナーからの紹介を通した個別商談で、3%相当を目安とする価格調整が行われるケースはあります。
この記事では、スーモカウンターで何をしてもらえるのか、無料で利用できる理由、評判から分かるメリットと注意点、予約から相談までの流れを解説します。
さらに、積水ハウスを検討している方が、比較の自由を残したまま紹介や値引きの選択肢も守るための順番を、積水ハウスオーナーの立場からお伝えします。
記事のポイント
- スーモカウンターで相談できる内容と無料の理由
- 評判から分かるメリットと利用前の注意点
- 積水ハウスの紹介や値引きで順番が重要な理由
- 比較の自由を残して家づくりを進める手順
スーモカウンターは何をする場所?
スーモカウンターは、注文住宅や新築マンションを検討している人が、住まい選びについて相談できる無料サービスです。
最新の相談方法や店舗情報は、スーモカウンター公式サイトで確認できます。
注文住宅向けの相談では、家づくりの進め方、総予算、土地探し、住宅ローン、建築会社の選び方などをアドバイザーと確認できます。
店舗での対面相談だけでなく、Zoomや電話を利用した相談も用意されているため、近くに店舗がない方や、子どもを連れて外出しにくい方でも利用しやすくなっています。
ここでは、スーモカウンターの主な役割を順番に見ていきましょう。
家づくりの基礎を学べる
家づくりを始めたばかりの頃は、予算、土地、住宅ローン、坪単価、間取り、工期など、分からない言葉が一気に増えます。
私も最初は、「建物価格に何が含まれていて、何が別料金なのか」という基本から迷いました。
スーモカウンターでは、はじめての注文住宅、建築会社の選び方、注文住宅の価格などをテーマにした講座が用意されています。
講座数や取り扱う内容は地域や店舗で異なる場合がありますが、公式サイトでは注文住宅向けに複数の講座が案内されています。
断片的な情報をインターネットで集め続けるより、家づくりの全体像を先に把握したい方には便利でしょう。
ただし、講座を受けたからといって、その場で建築会社を決める必要はありません。
まずは、自分たちが何を知らないのかを見つける場所として利用するくらいの感覚で大丈夫です。
予算と希望条件をまとめてくれる
注文住宅では、「総予算は5,000万円です」と伝えるだけでは、土地代を含むのか、建物だけなのか、外構や諸費用をどこまで含むのかが分かりません。
そこで、アドバイザーとの相談では、年収、自己資金、月々の返済希望額、土地の有無、入居時期、希望エリア、家族構成などを確認しながら、予算と条件を具体化していきます。
まだ土地が決まっていない場合には、土地探しから対応できる建築会社を紹介してもらうことも可能です。
また、「広いリビングが欲しい」「冬の寒さを抑えたい」「共働きなので家事動線を短くしたい」といった希望も、会社選びの条件へ置き換えてもらえます。
自分たちだけで話していると、希望が増えるばかりで優先順位を決められないことがありますよね。
第三者へ説明することで、「絶対に必要な条件」と「予算次第で調整できる条件」が見えやすくなる点は、相談サービスの大きな価値です。
条件に合う建築会社を紹介する
希望条件がまとまったら、スーモカウンターと提携している建築会社の中から、候補を提案してもらいます。
大手ハウスメーカーだけでなく、地域の工務店やビルダーが候補に入ることもあり、自分で一社ずつ探すより比較を始めやすいでしょう。
紹介後は、気になる会社との初回面談や見学の日程調整も依頼できます。
アドバイザーから希望条件を事前に共有してもらえるため、複数の会社へ毎回同じ説明を繰り返す負担も抑えられます。
一方で、紹介される会社は提携先の範囲内です。
提携していない工務店、設計事務所、紹介制の会社まで含めて、地域内のすべての選択肢を網羅しているわけではありません。
スーモカウンターから紹介された会社だけで決めるのではなく、自分で気になっている会社も含めて比較する姿勢が大切です。
日程調整や断りも支援する
建築会社を複数比較すると、面談の日程調整だけでも大変です。
さらに、最終的に契約するのは一社なので、それ以外の会社には断りを伝えなければなりません。
担当者に何度も提案してもらうと、「断るのが申し訳ない」と感じてしまう方も多いと思います。
スーモカウンターでは、紹介した建築会社との初回面談の調整や、希望に合わなかった会社への断りの連絡をサポートしています。
営業担当者への遠慮から判断を先延ばしにしやすい方にとって、間にアドバイザーが入る安心感は大きいでしょう。
ただし、断りを代行してもらえるからといって、理由を曖昧にするのはおすすめしません。
価格、間取り、担当者との相性、工期など、合わなかった理由をアドバイザーへ伝えると、次に紹介される会社の精度も上げやすくなります。
なぜすべて無料で利用できる?
相談、講座、建築会社の紹介、日程調整、お断りの支援まで無料と聞くと、「どこで利益が出ているのだろう」と不安になりますよね。
スーモカウンターは、提携している建築会社からの広告費や販売促進費によって運営されています。
そのため、相談者がカウンターへ相談料を支払う仕組みではありません。
無料の仕組みを理解したうえで、利用者側のメリットと注意点を分けて考えてみましょう。
相談者は利用料を払わない
スーモカウンターの公式案内では、注文住宅の個別相談を含むサービスは無料とされています。
店舗相談だけでなく、電話やオンライン相談も選べるため、相談方法によって利用料金が変わるわけではありません。
また、建築会社との面談に進まなかった場合や、紹介された会社と契約しなかった場合でも、相談者へ紹介料が請求される仕組みではありません。
「無料相談を受けたら、どこかと契約しなければならない」と考える必要はないでしょう。
ただし、スーモカウンターから紹介された建築会社と契約する場合、工事請負契約そのものは当然有料です。
無料なのは、相談と紹介、比較を支援するサービス部分だと理解しておくと分かりやすいです。
紹介料の上乗せとは分けて考える
よくある疑問が、「建築会社が支払う広告費や販売促進費が、私たちの見積もりへ上乗せされるのではないか」というものです。
スーモカウンターの公式説明では、紹介された顧客も、直接訪れた顧客と同じ条件で商談と契約を行うことが、登録建築会社の要件として案内されています。
同じ建築仕様であれば、スーモカウンターを利用したことだけを理由に建築金額が高くなる仕組みではない、という説明です。
また、スーモカウンター経由でも、建築会社との通常の値引き交渉は可能とされています。
ここで混同しないでほしい点
「スーモカウンターを利用すると見積もりへ紹介料が上乗せされる」という話と、「別の紹介ルートに用意されていた条件を後から選べなくなる可能性がある」という話は別です。
この記事で注意しているのは後者です。
つまり、スーモカウンター経由だから不当に高い見積もりになると決めつける必要はありません。
一方で、積水ハウスのオーナー紹介など、入口が異なるルートを後から重ねられるとは限らないため、接触前に順番を考える必要があります。
評判から見るメリットと注意点
スーモカウンターの評判を見ると、無料で相談できる点だけでなく、希望条件の言語化、会社比較、日程調整、お断りの支援を評価する声が見られます。
その一方で、紹介会社の範囲、担当アドバイザーとの相性、紹介後の営業連絡などに注意が必要です。
利用してから「思っていたサービスと違った」とならないように、向いている人と注意したい人を確認しましょう。
比較の手間を減らしやすい
注文住宅では、会社ごとに商品、構造、価格帯、設計の考え方、保証、得意な間取りが異なります。
一社ずつ公式サイトを調べ、問い合わせ、見学予約を取り、希望条件を説明するだけでも相当な時間がかかります。
スーモカウンターを利用すると、最初に一度条件を伝えたうえで、候補会社の提案と面談調整を受けられます。
仕事や育児で時間が限られている家庭にとって、この手間を減らせる点は分かりやすいメリットです。
また、自分では候補に入れていなかった会社を知るきっかけにもなります。
会社名の知名度だけで選ばず、「希望する暮らしを実現できるか」という条件から候補を広げたい方に向いています。
第三者へ相談しながら進められる
住宅展示場で相談すると、基本的にはその会社の商品を前提に話が進みます。
一方、スーモカウンターのアドバイザーは、複数の提携会社から条件に合う候補を提案する立場です。
特定の会社を強引に勧めないことや、中立的な立場で希望に沿う会社を紹介することも公式サイトで案内されています。
もちろん、提携会社の中から紹介するサービスなので、世の中の全建築会社から完全に自由な比較をするわけではありません。
それでも、一社の営業担当者だけに相談するより、会社選びの視点を増やしやすいでしょう。
紹介先が提携会社に限られる
スーモカウンターを利用するうえで、最初に理解したいのが紹介範囲です。
候補として提示されるのは、スーモカウンターと提携している建築会社です。
地域で評判の小規模工務店、建築家の設計事務所、独自の集客ルートだけを使う会社などが、必ず候補に含まれるとは限りません。
そのため、「紹介された三社の中から絶対に決めなければならない」と考えないでください。
自分で見つけた会社、家族や知人から紹介された会社、以前から気になっていた会社も並べて比較する方が、選択肢を狭めずに済みます。
紹介後は営業連絡が入る
スーモカウンターのアドバイザーが強引な営業をしなくても、紹介先の建築会社から面談や見学に関する連絡が入ることはあります。
これは、建築会社との商談を始めるために必要な連絡でもあります。
ただ、複数社を一度に紹介してもらうと、電話やメールが同じ時期に重なり、「思ったより忙しい」と感じるかもしれません。
紹介を受ける前に、連絡方法はメール中心がよい、平日の日中は電話に出られないなど、希望をアドバイザーへ伝えておきましょう。
合わない会社からの連絡を止めたい場合は、アドバイザーへ相談し、断りの支援を依頼できます。
連絡が多いことだけを理由に我慢する必要はありません。
担当者との相性は別に確認する
条件に合う建築会社を紹介してもらえても、その会社で担当する営業、設計、インテリア、外構の人まで自動的に相性が合うとは限りません。
住宅会社の比較では、商品性能と価格だけでなく、担当者が要望を正確に聞くか、回答が曖昧でないか、見積もりの変更理由を説明できるかも重要です。
紹介された会社名だけを見て安心せず、初回面談で担当者の対応を確認してください。
「会社は気に入ったけれど、担当者とは合わない」と感じた場合には、担当変更を相談する選択肢もあります。
積水ハウス検討者が先に確認すること
ここからが、積水ハウスを候補に入れている方へ最も伝えたい部分です。
スーモカウンターを利用すること自体に問題があるわけではありません。
ただし、スーモカウンターから積水ハウスを紹介してもらう前に、オーナー紹介や担当者の紹介ルートを使う可能性がないか確認しておくことをおすすめします。
家づくりの入口は後から巻き戻しにくいためです。
初回接触前かどうかが重要
積水ハウスのオーナーから担当者へつなぐ紹介では、商談開始前であることが原則になります。
住宅展示場で記名する、公式サイトから資料請求する、見学会で個人情報を登録する、別の紹介サービスから積水ハウスを紹介してもらうといった行動は、積水ハウス側で顧客情報が登録されるきっかけになります。
すでに担当営業が決まっている場合や、別ルートから紹介済みの場合には、後からオーナー紹介へ変更できないことがあります。
実際の扱いは接触状況や商談の進み方で異なるため、「店舗へ行っていないから大丈夫」と自己判断しない方が安全です。
資料請求だけ、イベント予約だけ、電話で質問しただけという場合でも、登録状況を確認してから次へ進みましょう。
スーモ経由の紹介も一つの入口
スーモカウンターで積水ハウスを紹介してもらうと、アドバイザーから積水ハウスへ相談者の情報が共有され、面談調整が始まります。
その時点で、積水ハウス側ではスーモカウンター経由の相談として扱われる可能性があります。
その後にオーナー紹介を申し出ても、二つの紹介ルートを重ねて適用できるとは限りません。
スーモカウンターにはスーモカウンターの役割があり、オーナー紹介にはオーナー紹介の役割があります。
どちらが善悪という話ではなく、同じ顧客を複数の紹介元から送客した形にできないという、入口の問題として考えてください。
3%は全国一律の保証ではない
ここは誤解されやすいので、正確にお伝えします。
積水ハウスに、オーナーから紹介されれば建物本体価格が全国一律で必ず3%安くなると一般公開された公式制度があるわけではありません。
一方で、オーナー紹介を通した個別商談において、3%相当を目安とする値引きが行われる運用はあります。
ただし、値引きの対象範囲、率、金額、併用条件は、建物の規模、商品、仕様、地域、契約時期、キャンペーン、見積もりの内訳などで変わります。
「紹介なら必ず同じ率になる」と受け取らず、正式な見積書で確認することが欠かせません。
紹介制度の考え方と、すまつなが店長ルートでどのように担当者へつなぐのかは、積水ハウスのオーナー紹介と割引の仕組みで詳しく解説しています。
値引きだけで入口を決めない
紹介ルートを先に確認する理由は、値引きだけではありません。
注文住宅では、営業担当者が要望を社内へ伝え、設計、インテリア、外構、施工などの担当者をまとめます。
入口の段階で経験豊富な担当者につながれるかどうかは、提案の進めやすさに影響します。
すまつなでは、私から積水ハウスの店長へ相談内容を伝え、建築予定地域を担当する店長へ管理職同士でつないでもらう流れを取っています。
すべての相談で店長本人が営業担当になるわけではありませんが、値引き条件だけでなく、担当者選びも含めて相談しやすい入口を作ることが目的です。
後から紹介扱いへ変更できるとは考えない
スーモカウンター、住宅展示場、資料請求、見学会などから積水ハウスへ個人情報が渡った後では、オーナー紹介へ切り替えられない場合があります。
まだ積水ハウスに決めていなくても、候補に入っているなら接触前に紹介ルートを確認してください。
スーモと紹介を両立する正しい順番
積水ハウスも比較したいし、スーモカウンターで他社も紹介してもらいたいという方は多いでしょう。
その場合、どちらか一方を諦める必要はありません。
積水ハウスへの入口だけ先に確認し、その後でスーモカウンターを他社比較に活用すれば、選択肢を残しやすくなります。
積水ハウスとの接触状況を確認する
最初に、家族全員の接触状況を確認してください。
夫は何もしていなくても、妻が資料請求をしていた、親が展示場で名前を書いていたというケースもあります。
確認したいのは、展示場の来場、資料請求、イベント予約、オンライン相談、電話問い合わせ、他サービスからの紹介、営業担当者との連絡です。
何らかの接触がある場合には、いつ、どの窓口へ、どの名義で連絡したかをまとめておくと確認しやすくなります。
まだ接触していなければ、次の手順へ進みましょう。
先に紹介ルートを相談する
積水ハウスを候補に残したい場合は、スーモカウンターから積水ハウスを紹介してもらう前に、すまつなへ相談してください。
この段階で必要なのは、積水ハウスへ契約を約束することではありません。
建築予定地域、注文住宅か建売か、土地の有無、予算の目安、希望時期などを共有し、紹介可能な状態かを確認します。
紹介を受けた後でも、他社と比較して最終的に積水ハウスを選ばないことは可能です。
紹介を受けることと、契約義務を負うことは別です。
スーモでは他社候補を広げる
積水ハウスへの入口を確認した後は、スーモカウンターで予算や希望条件に合う他社を提案してもらいます。
その際は、積水ハウスについては別ルートで相談中であることをアドバイザーへ伝え、重複して紹介されないようにしてください。
「積水ハウスと比較したいので、同じ価格帯や希望条件に合う会社を知りたい」と伝えると、比較の目的も共有しやすくなります。
構造、設計自由度、断熱、外壁、保証、担当者の提案力など、何を比べたいのかまで伝えると、単なる会社名の紹介で終わりにくくなります。
同じ条件で見積もりを比べる
複数社から見積もりを取るときは、建物の大きさや部屋数だけでなく、含まれる工事範囲を揃えてください。
一社は外構や照明を含み、別の会社は建物本体だけなら、総額だけを並べても比較になりません。
地盤改良、付帯工事、空調、カーテン、照明、太陽光、蓄電池、外構、設計料、申請料、諸費用まで確認しましょう。
積水ハウスの価格帯を考えるときも、坪単価だけで判断すると実際の支払額を見誤ります。
建物価格と総額の違いは、積水ハウスの坪単価と総額の考え方でも解説しています。
予約から相談までの流れ
積水ハウスへの紹介ルートを確認できたら、スーモカウンターの相談を予約します。
公式サイトでは店舗相談のほか、Zoomや電話による相談も案内されています。
相談時間は個別相談の案内で約90分が目安とされていますが、相談内容や方法によって変わる可能性があります。
短い時間を有効に使うために、予約前の準備も確認しておきましょう。
相談方法と日時を選ぶ
店舗で直接話したい方は、通いやすい店舗と日時を選びます。
図や資料を一緒に見ながら話したい方、家族そろって相談したい方には対面相談が向いているでしょう。
一方、店舗が遠い、子どもが小さい、移動時間を抑えたい場合には、Zoomや電話での相談が便利です。
土日や家族が参加しやすい時間帯は予約が重なる可能性があるため、希望日が決まったら早めに空きを確認してください。
予約なしで店舗へ行くより、事前予約をした方が、相談時間と担当者を確保しやすくなります。
相談前に家族で決めること
すべてを決めてから相談する必要はありませんが、次の項目を家族で話しておくと、紹介会社の精度を上げやすくなります。
- 土地を含む総予算と月々の返済希望額
- 自己資金として使える金額
- 希望エリアと土地の有無
- 入居したい時期
- 必要な部屋数と駐車台数
- 絶対に譲れない条件を三つ程度
総予算が決まっていない場合は、「毎月の住居費を今よりどの程度増やせるか」から考えても構いません。
また、子どもの進学、車の買い替え、教育費、親との同居など、今後の大きな支出も伝えた方が現実的な資金計画になります。
希望条件は、多ければ多いほど良いわけではありません。
優先順位が付いていない条件を大量に並べると、どの会社を紹介すべきか判断しにくくなるためです。
当日に確認したい質問
相談当日は、紹介される会社の名前だけでなく、なぜ自分たちに合うと判断したのかを聞いてください。
「価格帯が近いから」「希望地域の施工実績が多いから」「大空間が得意だから」など、紹介理由が具体的なら比較軸として使えます。
さらに、紹介先の得意な構造、標準仕様、土地探しの対応、契約までの一般的な流れも確認しましょう。
担当者に求める人物像がある場合には、この段階で伝えておくことも大切です。
説明が丁寧な人、返信が早い人、土地探しに詳しい人、予算管理を厳しくしてくれる人など、あなたが安心して話せる条件を具体的に伝えてください。
紹介後は記録を残す
複数社と面談すると、数週間後には「どの会社が何を言っていたか」が混ざります。
面談日、担当者名、提案の特徴、概算価格、良かった点、不安な点、次回までの宿題を会社ごとに残しましょう。
見積書を受け取ったら、版の日付と増減理由も記録してください。
断る会社が決まった場合は、早めにアドバイザーへ伝えます。
提案を受け続ける会社を絞ることで、本命候補との打ち合わせに時間を使えるようになります。
値引きに惑わされない比較方法
スーモカウンター経由か、オーナー紹介経由かを考えると、どうしても値引き率へ目が向きます。
しかし、家づくりで最終的に重要なのは、契約書に記載された値引き率の大きさではなく、希望する家を完成させるための総支払額です。
比較するときは、値引き、減額、サービス品、追加工事を分けて見ましょう。
値引きと仕様削減を分ける
同じ仕様のまま価格が下がったなら値引きですが、床材や設備のグレードを下げて価格が下がったなら、仕様変更による減額です。
どちらも見積もりの合計は下がるものの、意味は違います。
契約直前に大きな値引きを提示された場合は、以前の見積もりと設備表、仕上表、外構内容を比べてください。
「値引きしてもらえた」と喜んだ後で、必要な工事が別途になっていたら、結果として予算は下がりません。
現金値引きとサービス品を分ける
価格調整は、見積もりから現金で差し引く形だけではありません。
エアコン、照明、カーテン、家具、外構の一部などがサービスになるケースもあります。
サービス品は、定価ではなく、実際に必要だった購入費と工事費で価値を判断してください。
使う予定のない商品を高い定価で提示されても、あなたの家計に同額のメリットがあるとは限りません。
型番、台数、設置費、配管、電源工事、保証まで見積書へ記載してもらうと判断しやすくなります。
値引き率は総額と一緒に見る
積水ハウスの値引きには、全国共通の一律相場や限界が公式に決められているわけではありません。
同じ3%でも、何を分母にするかで金額は変わります。
建物本体工事だけを対象にするのか、設備や外構を含むのかを確認せず、率だけを比べるのは危険です。
紹介による価格調整、契約時の値引き、サービス品、仕様変更をまとめて一つの率にすると、実態が見えにくくなります。
相場の考え方、私の見積書に記載された実例、限界という言葉の注意点は、トピッククラスターの親記事である積水ハウスの値引き率・相場・限界と実例にまとめています。
スーモカウンターを利用するか判断するときも、値引き率だけでなく、担当者、提案内容、仕様、総額を一緒に比べてください。
スーモと積水ハウスのFAQ
Q1. 利用料は本当に無料ですか?
A. はい、注文住宅の相談、講座、建築会社の紹介、面談調整など、スーモカウンターのサービスは無料と案内されています。
運営費は提携建築会社からの広告費や販売促進費で賄われる仕組みです。
紹介された会社と契約しなかった場合に、相談者へ紹介料が請求される仕組みでもありません。
Q2. 紹介先と契約する義務はありますか?
A. いいえ、紹介を受けても契約義務はありません。
複数社と面談し、条件に合わなければ断ることができます。
希望に合わない会社への断りをアドバイザーへ相談できる点も、スーモカウンターの特徴です。
Q3. 相談後でも紹介を使えますか?
A. スーモカウンターへ相談しただけで、直ちに積水ハウスのオーナー紹介が使えなくなるとは限りません。
重要なのは、積水ハウスをすでに紹介されたか、個人情報が積水ハウスへ共有されたか、担当者との商談が始まっているかです。
積水ハウスの名前を出していない段階でも、接触状況を確認してから次の手続きを進めてください。
Q4. スーモ経由でも値引きできますか?
A. スーモカウンターの公式説明では、紹介先の建築会社とも通常の値引き交渉は可能とされています。
ただし、通常の値引き交渉ができることと、後からオーナー紹介の条件を重ねられることは別です。
積水ハウスを候補に入れているなら、スーモカウンターから紹介を受ける前に、入口の選択肢を確認しておきましょう。
Q5. オンラインだけで相談できますか?
A. はい、公式サイトではZoomや電話を使った相談が案内されています。
店舗が遠い方、外出が難しい方、家族そろって自宅から相談したい方にも利用しやすい方法です。
相談方法や予約可能な時間は申込時に確認してください。
まとめ
スーモカウンターは、家づくりの進め方、予算、土地、住宅ローン、希望条件を相談し、提携する建築会社を紹介してもらえる無料サービスです。
面談の日程調整や希望に合わない会社への断りも支援してもらえるため、初めて注文住宅を検討する方や、複数社を効率よく比較したい方には便利でしょう。
一方で、紹介される会社は提携先の範囲内であり、紹介後の営業担当者との相性まで保証されるわけではありません。
自分で見つけた会社も含め、同じ工事範囲と仕様で総額を比べることが大切です。
そして、積水ハウスを少しでも候補に入れているなら、スーモカウンターから積水ハウスを紹介してもらう前に、オーナー紹介や担当者の紹介ルートを確認するという順番を守ってください。
積水ハウスに全国一律で必ず3%安くなる一般公開の公式制度があるわけではありませんが、オーナー紹介を通した個別商談で3%相当を目安とする価格調整が行われるケースはあります。
さらに、すまつなでは、積水ハウスの店長から建築予定地域の店長へ管理職同士で話をつなぎ、値引き条件と担当者選びの両方を相談しやすい入口を作ります。
紹介を受けても積水ハウスで建てる義務はなく、スーモカウンターで他社を比較することもできます。
最初の入口だけは後から戻しにくいので、資料請求、展示場予約、見学会申込、スーモカウンターからの紹介依頼より先に確認しておきましょう。








