こんにちは。
住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。
前回の【積水ハウス建築日記 Vol.13】では、クロスを貼る直前の「パテ処理」の様子や、私が一目惚れして採用した天井の板張り工事の進捗をお届けしました。
あの時はまだ石膏ボードの黄色い壁がむき出しで、まさに「工事現場」という雰囲気でしたよね。
あれから数週間。
現場監督の工藤さんをはじめ、職人の皆さんがラストスパートをかけてくださり、工事は驚くべきスピードで進みました。
そしてついに……。
「竣工検査(しゅんこうけんさ)」の日を迎えました!
これから家づくりをされる方のために少し補足しますと、竣工検査とは、建物が完成した後、引き渡しの前に施主(私)と建築会社(積水ハウス)が立ち会い、最終的な仕上がりをチェックする非常に重要なイベントです。
図面通りにできているか?
傷や汚れはないか?
設備の不具合はないか?
これらを一つひとつ確認していく、いわば「家づくりの卒業試験」のような日。
今回は、内装工事がすべて完了し、養生(保護シート)も外されたばかりの、生まれたての我が家の様子をたっぷりとレポートします。
積水ハウスの「チーム力」を感じた検査当日
検査当日は、天気にも恵まれました。
玄関を開けると、新築特有の新しい建材と、ほのかな木の香りが漂ってきます。
現場には、これまで二人三脚で歩んできた営業担当の方、現場全体を統括してくれた監督の工藤さん、そしてこだわりのプランを描いてくれた設計士さんなど、お世話になった「チーム積水ハウス」の皆さんが勢揃いしていました。
▲キッチンの仕様説明や最終確認を行っている様子。天井の木目が空間に温かみを与えています。
写真は、キッチンの最終確認をしているワンシーンです。
真剣な表情で設備の説明をしてくれる監督や、仕上がりを満足そうに見つめる営業さんの姿を見て、私も胸が熱くなりました。
「ああ、本当に家が建ったんだな」
「図面上の線だったものが、こうして現実の空間になったんだな」
そんな実感が、じわじわと込み上げてきます。
特にキッチン周りは、前回ご紹介した「木質天井」が美しく施工されており、間接照明の光が柔らかく木目を照らしていました。
この天井の下で家族と食事をする日が来るのかと思うと、今からワクワクが止まりません。
【痛恨のミス】興奮しすぎて一番大事なアレを撮り忘れ…
完成した我が家を目の前にして、私は完全に舞い上がってしまいました。
あちこち見て回り、「すごいなー」「きれいだなー」と連呼していたのですが……。
一番肝心な「リビングの全景写真」とか「こだわりの照明計画」とか、諸々の写真を一式撮り忘れていた(泣)
目視での確認に夢中になりすぎて、シャッターを切るのを完全に忘れていました。
家具が入った内覧会の際には、必ずリベンジして最高のアングルで撮影します!
計算された「33帖」の大空間マジック
リビングの全景写真はありませんが、リビングから続く重要なエリアの写真はしっかり押さえてあります。
それがこちら、我が家のこだわりの一つである「コート(中庭)」です。
▲リビングの大開口サッシからフラットに繋がる中庭(コート)スペース。
この写真だと少し分かりにくいかもしれませんが、実はこの空間には積水ハウスならではの設計マジックが隠されています。
我が家のLDK(リビングダイニングキッチン)は、約26帖あります。
一般的に20帖あればかなり広いと言われますから、26帖でも十分な広さです。
しかし、この家はそれだけではありません。
リビングの掃き出し窓の向こうにある、この中庭(コートスペース)を見てください。
壁に囲まれたプライベートなこの外部空間を、リビングの一部として視覚的に取り込むことで、空間の広がりが劇的に変わります。
リビング(約26帖) + 中庭スペース(約7帖相当?) = 約33帖
サッシを開け放てば、合計で約33帖もの巨大な空間が出現するのです。
さらに設計士さんの提案で素晴らしかったのが、「形の整え方」です。
リビングと中庭を合わせると、ちょうど綺麗な「正方形」に近い形になるように設計されています。
長細い33帖よりも、正方形に近い33帖の方が、人間は感覚的に「圧倒的な広さ」や「安定感」を感じるそうです。
白い外壁に反射した自然光がリビングの奥まで届き、カーテンを開けっ放しでも外からの視線が気にならない。
「ウチ(室内)」と「ソト(中庭)」の境界線が曖昧になる、この感覚。
写真では広さが伝わりにくいのが本当に悔しいですが、この開放感こそが、積水ハウスの提案力の凄さだと改めて感じました。
完成した内装ツアー:細部へのこだわり
他のエリアの仕上がりも少しご紹介します。
まだ家具が入っておらず、生活感のない「素の状態」ですが、だからこそ建具や素材の良さが際立っています。
家の顔となる「玄関ホール」
まずは玄関です。
玄関ドアは、断熱性能と防犯性能に優れた重厚感のあるタイプを選びました。
スリットガラスから自然光が入るので、日中は電気をつけなくても十分明るいです。
右側にはフロートタイプ(宙に浮いたようなデザイン)のシューズボックスを設置。
床のタイルと木目のコントラストが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
手すりの位置や高さも、将来のことまで考えて絶妙な位置に設置されていました。
「行ってきます」「ただいま」と言う場所だからこそ、シンプルで飽きのこないデザインにこだわりました。
※玄関左側に土間収納があるのですが取り忘れました
遊び心を入れた「1階 洗面スペース」
続いては、1階のメイン洗面台です。
どうでしょうか? この鏡の下のモザイクタイル!
実はこれ、妻とカタログを見ながら「どこかにアクセントを入れたいね」と相談して決めたものです。
真っ白な洗面台も清潔感があって良いですが、こうして異素材のタイルを少しあしらうだけで、一気にホテルライクでお洒落な空間になります。
積水ハウスのインテリアコーディネーターさんのアドバイスもあり、派手すぎず、でもしっかりと主張する絶妙な色合いになりました。
収納力もたっぷりで、朝の忙しい時間帯でも家族が並んで使える広さを確保しています。
機能美を追求した「バスルーム&収納」
最後は水回りと収納です。
お風呂は最新のシステムバスを採用しました。
保温性能が高く、お湯が冷めにくい浴槽はもちろん、床の水はけが良い素材なので、カビの心配も少なそうです。
そして地味ですが重要なのが、この収納(ウォークインクローゼット)です。
枕棚とハンガーパイプ、そして中段の棚。
「どこに何を置くか」を設計段階からシミュレーションして棚の配置を決めたので、引っ越し後の片付けがスムーズにいきそうです。
分電盤などの機器類もここに集約されており、メンテナンス性も考慮されています。
「丸投げ」は信頼の証だった
こうして完成した家を見渡しながら、ふと家づくりが始まった頃のことを思い出していました。
正直に言ってしまうと、私は家づくりの過程で、細かい仕様決定などを積水ハウスさんに「丸投げ状態」にしてしまった部分が多々あります。
「壁紙の品番、どれがいいですか?」
「巾木の色はどうしますか?」
膨大な数の決定事項に対し、仕事の忙しさもあって「プロの皆さんのおすすめでお願いします!」「いい感じにしてください!」と言ってしまうこともありました。
一般的には「施主が細部までこだわらないと後悔する」と言われることもあります。
しかし、私の場合はどうでしょう。
完成したこの家を見て、後悔どころか「やっぱりプロに任せて正解だった」という確信しかありません。
こちらの好みを汲み取った上で、素人では思いつかないような色の組み合わせや、使い勝手の良い動線を提案して形にしてくれました。
「この人たちに任せておけば大丈夫」
そう思わせてくれる圧倒的な安心感と提案力。
これこそが、積水ハウスというメーカーを選ぶ最大のメリットなのかもしれません。
もちろん、自分たちでこだわり抜くのも家づくりの醍醐味ですが、「信頼できるパートナーに委ねる心地よさ」もまた、一つの正解だと感じています。
いよいよ新生活へのカウントダウン
内装工事が終わり、あとは家具の搬入と、家の外周りの「外構工事(エクステリア)」を残すのみとなりました。
今はまだ家具がないのでガランとしていますが、ここにお気に入りのソファやダイニングテーブルが入れば、見栄えはさらに良くなるはずです。
そして、外構で植栽(木々)が植えられれば、中庭の風景も劇的に変わるでしょう。
「早く住みたい……」
次回は、いよいよ引き渡し、そして家具が搬入されて生活の息吹が吹き込まれた我が家の様子をお届けできるかもしれません。
感動のフィナーレに向けて、建築日記もラストスパートです。
どうぞお楽しみに!





