積水ハウスの平屋は幾らで建てられる?20/30/40坪の価格とコスト

こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。

私自身、現在まさに積水ハウスで自宅を建築中の施主として、日々本当に多くの方から家づくりに関するご相談をいただきます。

中でも、特に、いやダントツで多いご質問が、「積水ハウスの平屋って、結局いくらで建てられるの?」という、ストレートな価格に関するものです。

いや、本当によく分かります、そのお気持ち。

平屋はワンフロアで生活が完結する利便性や、階段の上り下りがないバリアフリー性、そして家族の繋がりを感じやすい間取りで、近年ますます人気が高まっていますよね。

私自身も家づくりを考え始めた当初、建物や塀で中庭を囲む「コートハウス」スタイルの平屋にめちゃくちゃ憧れました。

しかし、ご存知の通り、積水ハウスの平屋の価格は、建てる坪数(20坪、30坪、40坪など)や、構造(木造か鉄骨か)、選ぶオプションによって大きく異なります。

さらに、ネット上には「坪単価〇〇万円~」といった情報が玉石混交で溢れていて、「結局、地盤改良とか外構とか、全部入れたら総額でいくら準備すればいいの!?」と、かえって混乱してしまい、不安になっている方も多いのではないでしょうか。

家づくりは、多くの方にとって、文字通り人生最大の買い物です。

私にとっても、もちろんあなたにとっても。

だからこそ、価格については曖昧な情報に振り回されるのではなく、信頼できる「目安」をしっかりと押さえて、後悔のない資金計画を立てたいですよね。

この記事では、現役施主である私・北川が、積水ハウスの平屋、特に需要の高い20坪・30坪・40坪の価格帯に焦点を当て、その具体的な価格早見表から、初心者が陥りがちな「坪単価の罠」、そして価格を大きく左右する構造の違いまで、施主目線で徹底的に、そしてどこまでも誠実に解説していきます。

記事のポイント

  • 積水ハウスの平屋(20坪・30坪・40坪)の具体的な価格目安(建物本体+総額)
  • なぜ「坪単価」だけ見ていてはダメなのか?「支払総額」の内訳と考え方
  • 木の温もり「シャーウッド(木造)」と絶対安心「ISシリーズ(鉄骨)」の価格差と特徴
  • オーナー目線で見た、積水ハウスの価格以上の価値と、賢いコスト管理のヒント

積水ハウスの平屋、実際いくら?

積水ハウスの平屋、実際いくら?

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

まず、一番気になる結論からズバリお伝えします。

積水ハウスの平屋は、国内の数あるハウスメーカーの中でも、間違いなくトップクラスのプレミアムセグメントに位置します。

そのため、価格帯も正直に申し上げて、高めに設定されています。

しかし、声を大にして言いたいのは、これはただ単に「ブランド料」で高いわけでは断じてない、ということです。

私自身が施主として契約し、地鎮祭を終え、今まさに建築のプロセスを目の当たりにしているからこそ断言できますが、その価格は、

  • チーフアーキテクトによる卓越したデザイン性
  • 工場見学で度肝を抜かれた圧倒的な住宅性能(耐震性・断熱性・耐久性)
  • 業界最高水準と言われる長期保証(初期30年保証・条件付き永年保証)
  • そして、私が最も価値を感じている「人」による最高の家づくり体験

といった、他社にはない、確かな価値に裏打ちされたものなのです。

「高い」と一言で思考停止せず、その中身、つまり「なぜその価格になるのか」「その価格で何が得られるのか」をしっかり理解することが、後悔しない家づくりの絶対的な第一歩だと、私は強く思います。

坪数別・価格早見表【2025年最新】

それでは本題です。

皆さんが最も知りたいであろう、積水ハウスの平屋の坪数別の価格目安を見ていきましょう。

ここでは、インターネット上に散見される複数の情報源(住宅情報サイト、ブログ、口コミなど)や、私自身が積水ハウスの担当者から得た情報、そして最新の市場動向(近年のウッドショックや円安による資材高騰も含む)を総合的に判断し、「建物本体価格」と、それだけでは家は建たないという現実を踏まえた「支払総額」の目安を一覧表にまとめました。

【超重要】価格早見表 ご利用上の注意点

この表に記載されている金額は、あくまで一般的な仕様(標準仕様に近いもの)で建てた場合の「目安」です。

家づくりは本当に千差万別。

土地の条件(地盤が弱ければ地盤改良費が数百万円かかることもザラにあります)、選択するオプション(キッチンのグレード、床材の変更、外壁材のアップグレード、太陽光発電の有無など)、そして建築する地域によって、金額は必ず、そして大きく変動します。

特に「支払総額」には、土地の購入費用は一切含まれていませんので、土地から探される方は絶対に注意してください。

この表は、「だいたいこのくらいの予算規模感か」という大枠を掴むための参考資料としてご覧いただき、あなたの理想の家が具体的にいくらになるのかは、必ず積水ハウスの担当者(できれば私のようなオーナーから紹介を受けた、信頼できる担当者)に正式な見積もりを依頼してください。

(当サイト経由でのご紹介であれば、建物本体価格の交渉サポートを受けられる可能性がありますので、お気軽にご相談くださいね!)

坪数 構造 建物本体価格の目安 支払総額の目安
(土地代除く)
20坪
(約66㎡)
木造 (SHAWOOD) 1,600万円~2,000万円 2,100万円~2,800万円
鉄骨 (ISシリーズ) 2,000万円~2,400万円 2,600万円~3,100万円
30坪
(約99㎡)
木造 (SHAWOOD) 2,400万円~3,000万円 3,100万円~4,000万円
鉄骨 (ISシリーズ) 3,000万円~3,600万円 3,900万円~4,700万円
40坪
(約132㎡)
木造 (SHAWOOD) 3,200万円~4,000万円 4,200万円~5,200万円
鉄骨 (ISシリーズ) 4,000万円~4,800万円 5,200万円~6,200万円

この早見表から、いくつかの重要な傾向が見て取れますね。

  1. 同じ坪数であっても、木の温もりや質感を活かした木造「SHAWOOD(シャーウッド)」に比べ、堅牢な構造を持つ鉄骨「ISシリーズ」の方が価格設定が高いこと。

    (これには明確な理由があります。後ほど詳しく解説します。)

  2. 当然ながら、坪数が大きくなるほど価格は上がります。

    しかし、注目すべきは、小規模な住宅(特に20坪クラス)ほど、1坪あたりの単価(いわゆる坪単価)自体は割高になる傾向があること。

    (これも理由があります。後述しますね。)

  3. ハウスメーカーの見積書で提示されることが多い「建物本体価格」と、実際に引き渡しまでにかかる諸費用などを含めた「支払総額」には、約1.3倍~1.4倍程度の差があること。

    (ここが予算オーバーの最大の落とし穴です!)

次章以降で、これらの価格が一体どのように構成されているのか、その気になる内訳を詳しく解剖していきます。

20坪の平屋:本体価格と総額目安

まずは最もコンパクトな20坪(約66㎡、畳で言うと約40畳)の平屋から見ていきましょう。

このサイズは、ご夫婦二人暮らし、あるいは子育てを終えた後の「セカンドライフ」をゆったりと、しかし上質に過ごしたい方、または最近注目されている、豊かな空間でミニマルな生活を志向する単身の方(タイニーハウス志向の方など)に最適なサイズ感です。

間取りとしては、広々とした贅沢な1LDKや、書斎や趣味のスペースも確保できる機能的な2LDKが中心となります。

価格帯の目安は、早見表の通り、建物本体価格で木造(シャーウッド)なら1,600万円~2,000万円、鉄骨(ISシリーズ)なら2,000万円~2,400万円。

これに付帯工事費や諸費用が加わった支払総額(土地代除く)では、木造で2,100万円~2,800万円、鉄骨で2,600万円~3,100万円あたりが一つの目安となってくるでしょう。

「20坪って、ちょっと狭くない?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは積水ハウスの設計力が最大限に発揮されるところです。

例えば、廊下を極力なくして居住スペースや収納を最大限に確保するプランニング。

あるいは、リビングとひと続きになる大きなウッドデッキやタイルデッキを設けて、室内と屋外(庭)を一体化させ、坪数以上の開放感を演出するプランなどは、まさに得意とするところです。

(私の自宅も、プライバシーを確保しつつ開放感を得るためにコートハウス形式を採用しています。)

そして、これは私が特に強調したいポイントですが、面積が小さい分、内装材や住宅設備のグレードに予算を集中させやすい、という大きなメリットがあります。

「床材だけは絶対に本物の無垢材にしたい」

「キッチンはデザインも機能も妥協したくないから最高グレードのものを入れたい」

「壁の一部に天然石を張ってアクセントにしたい」

といったこだわりを実現しやすく、まさに「小さな高級住宅(タイニーラグジュリー)」としての価値を追求できるのが、このサイズの最大の醍醐味と言えるでしょう。

30坪の平屋:本体価格と総額目安

続いて、ファミリー層に最も人気の高い30坪(約99㎡、畳で言うと約60畳)クラスの平屋です。

お子様が1~2人いらっしゃる標準的なファミリー世帯にとって、広すぎず狭すぎず、最もバランスの取れた「現実的な理想」の広さと言えるかもしれません。

我が家は最終的に40坪近い家(建物や外構、家具や家電、諸々の諸経費などで約9000万円、土地と合わせると総額約1億3000万円です…汗)になりましたが、家づくりの検討の初期段階では、この30坪台のプランも数多く拝見しました。

そのどれもが、本当によく考えられていて、機能性の高さに毎回感心したのを覚えています。

間取りは3LDKが中心となり、家族それぞれの個室と、ゆったりとしたLDKを確保できます。

価格帯の目安は、建物本体価格で木造(シャーウッド)なら2,400万円~3,000万円、鉄骨(ISシリーズ)なら3,000万円~3,600万円。

支払総額(土地代除く)では、木造で3,100万円~4,000万円、鉄骨で3,900万円~4,700万円が目安となります。

価格に幅があるのは、後述する木造・鉄骨の構造自体の価格差や、このクラスになると選べるオプションの選択肢が一気に広がるためです。

30坪クラスになると、間取りの自由度が格段に上がります。

特に、積水ハウスの提案で評価が高いのが、キッチン、洗面脱衣室(サニタリー)、ファミリークローゼット、リビング、そして各個室をぐるりとスムーズに移動できる「回遊動線」を取り入れた間取りです。

これにより、朝の忙しい時間の身支度や、洗濯物を干して畳んでしまうといった日常の家事のストレスが劇的に軽減され、家族のコミュニケーションも自然と円滑になります。

また、玄関横にシューズインクローゼットを設けたり、パントリー(食品庫)を充実させたり、リビングに隣接して畳コーナーやスタディスペースを設けたりと、家族のライフスタイルに合わせたプラスアルファの空間づくりも十分に可能になってきます。

家族が集まる時間を大切にしつつ、それぞれのプライベートもしっかり確保できる、まさにファミリー向け平屋のスタンダードと言える広さですね。

40坪の平屋:本体価格と総額目安

最後に、40坪(約132㎡、畳で言うと約80畳)クラスの平屋です。

この広さになると、まさに「邸宅」と呼ぶにふさわしい、ゆとりと格調を備えた空間が実現できます。

お子様が多い大家族や、親世帯との二世帯での同居を考えている方、あるいは自宅でサロンを開いたり、来客をもてなす機会が多い方、さらには音楽室やアトリエ、トレーニングルームなど、趣味や仕事に没頭できる専用スペースをしっかり確保したい方など、より豊かでゆとりのある暮らしを求める層に適しています。

間取りは4LDKはもちろん、5LDK以上も余裕で可能となり、まさに自由設計の真骨頂を発揮できます。

価格帯の目安は、建物本体価格で木造(シャーウッド)なら3,200万円~4,000万円、鉄骨(ISシリーズ)なら4,000万円~4,800万円。

支払総額(土地代除く)では、木造で4,200万円~5,200万円、鉄骨で5,200万円~6,200万円が一つの目安となります。

ここまで来ると、まさにフルオーダーメイドの世界。

予算もかなりの規模になりますが、それに見合うだけの圧倒的な満足感が得られるはずです。

この40坪クラスになると、広々としたLDKはもちろんのこと、例えば以下のような、多様なニーズに応える空間設計が可能になります。

  • 独立した書斎やホームオフィス
  • 本格的なホームシアタールーム
  • ゲストをもてなすための客間(和室など)
  • 家族全員の衣類をまとめて収納できる大容量のファミリークローゼット
  • 靴やアウトドア用品をたっぷりしまえるシューズインクローゼット

さらに、建物の形状自体にも工夫を凝らすことができます。

例えば、建物で中庭(パティオ)を「ロ」の字や「コ」の字に囲むことで、外部からの視線を完全に遮断しつつ、すべての部屋に光と風を取り込むプライベートな屋外空間を作り出すことができます(私の理想のコートハウスですね!)。

あるいは、車好きの方なら、愛車を眺められるビルトインガレージを組み込むことも可能です。

このように、40坪の平屋は、単なる住居としての機能を超え、住まう人のステータスやライフスタイル、価値観そのものを表現する「器」としての役割が強くなる、特別な空間と言えるでしょう。

「坪単価」の罠と「総額」の考え方

「坪単価」の罠と「総額」の考え方

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さて、ここまで坪数別の価格目安を見てきましたが、ここで改めて「坪単価」について警鐘を鳴らしたいと思います。

家づくりを検討し始めると、誰もが必ず目にするのが「坪単価〇〇万円!」というキャッチーな数字です。

そして、「A社は坪80万円だけど、B社は坪70万円だからB社の方が安い!」といった短絡的な比較をしてしまいがちです。

しかし、私自身の店舗経営(これまでに4店舗ほど建てました)や、今回の自宅建築の経験から、はっきりと言わせていただきます。

この坪単価という数字“だけ”でハウスメーカーを比較したり、予算を判断したりするのは、本当に、本当に危険です。

後で必ず「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになります。

なぜなら、繰り返しになりますが、この「坪単価」には、業界で統一された明確な定義が一切存在しないからです。

言うなれば、「言ったもん勝ち」に近い側面すらあります。

坪単価より「総額」で考えるべき理由

信じられないかもしれませんが、実際に今、インターネットで「積水ハウス 坪単価」と検索してみてください。

おそらく、安いものだと50万円台から、高いものだと140万円台、いや、もっと高い数字まで、同じハウスメーカーなのに、とんでもなく幅広い数字が出てくるはずです。

一体、この価格差は何なのでしょうか?

それは、情報を発信している人やサイトによって、坪単価を計算する際の「前提」が全くバラバラだからです。

【要注意!坪単価が「安く」見えるカラクリの例】

  • 計算対象が「建物本体価格」のみ:
    これが最も多いパターンです。

    見積書に記載される「建物本体価格」(それも最低限の標準仕様)だけを、単純に延床面積で割っています。

    当然、後述する付帯工事費や諸費用は一切含まれていません。

  • オプション費用が未計上:
    キッチンやユニットバスのグレードアップ、床暖房の設置、外壁材の変更、太陽光発電システムの搭載など、ほとんどの施主が選択するであろうオプション費用が全く含まれていない「素の状態」の価格です。

  • 古いデータに基づいている:
    特に数年前のブログ記事などでは注意が必要です。

    近年のウッドショックや円安による資材価格・人件費の高騰は凄まじく、数年前と今とでは坪単価が10万円~20万円、あるいはそれ以上上昇していると言われています。

    古い情報は全く参考になりません。

  • 特定の安価な商品シリーズが基準:
    積水ハウスにも様々な商品ラインナップがあります。

    比較的安価な(と言っても高いですが)シリーズ(例えば、かつての木造商品「里楽(りらく)」など)を基準に坪単価を算出している場合があります。

【逆に、坪単価が「高く」見える理由の例】

  • フルオプションに近い実際の見積もり額が基準:
    ハイグレードな仕様や多くのオプションを含んだ「契約時の実際の見積もり総額」に近い金額を延床面積で割っている場合、坪単価は当然高くなります。

  • 最新の価格動向を反映:
    2023年以降の資材高騰や物価上昇をきちんと反映して算出している場合、坪単価は高めに出ます。

  • 「施工床面積」で計算している:
    延床面積(居住スペースの面積)ではなく、バルコニーやポーチ、吹き抜けなど、工事が必要な面積全体を含む「施工床面積」で割ると、分母が大きくなるため坪単価は安く見えますが、逆に延床面積で割ると高く見えます。

    (どちらで計算しているか明記されていないことが多いです。)

このように、坪単価はあくまで「フワッとした参考値」として捉えるべき指標です。

本当に重要なのは、坪単価という一点の数字に惑わされることなく、家づくりにかかる全ての費用を含んだ「支払総額」を正確に把握し、それで資金計画を立てることです。

そのために、次に解説する「総額」の構成要素(内訳)を、絶対に、絶対に理解しておいてください。

これを知っているか知らないかで、家づくりの成否が決まると言っても過言ではありません。

建物本体価格(支払総額の約70%)

まず、家づくりの総費用の中で最も大きな割合を占めるのが、この「建物本体価格」です。

これは文字通り、住宅そのもの(家というハコ)を建てるための費用であり、一般的にハウスメーカーが提示する「坪単価 × 延床面積」で算出される価格に最も近い部分です。

通常、家づくりにかかる総費用の約70%を占めると言われています。

具体的には、以下のような工事や部材の費用が含まれます。

【建物本体価格に含まれる主なもの】

  • 基礎工事: 地面と建物を繋ぐ土台を作る工事。
  • 構造躯体工事: 建物の骨組み(柱、梁、壁、床など)を作る工事。
  • 屋根工事・外壁工事: 雨風から家を守る外側の工事。
  • 内装仕上げ工事: 壁紙(クロス)、床材(フローリングなど)、天井などの仕上げ工事。
  • 建具工事: 窓(サッシ)、ドア(室内ドア、玄関ドア)などの取り付け工事。
  • 住宅設備費: キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレなど、生活に必須な設備の本体費用と設置費用(標準仕様の範囲内)。
  • 電気配線・給排水配管工事: 家の中に電気や水を通すための基本的な工事。

積水ハウスの場合、この建物本体価格の中に、

  • 地震に強い独自の構造体(鉄骨のダイナミックフレーム・システムや木造のシャーウッドハイブリッド構造
  • 夏涼しく冬暖かい、高性能な断熱仕様(ぐるりん断熱)
  • 断熱性・気密性の高い高性能サッシ
  • 計画換気システム(標準は「エアキス」、上位仕様で「SMART-ECS」)

といった、高い基本性能を実現するための技術が含まれています。

ただし、注意点として、例えば「ダインコンクリート」や「ベルバーン」といった高耐久な外壁材は、商品によっては標準仕様ではなくオプション扱いとなり、追加費用が発生する場合があるので、必ず確認が必要です。

付帯工事費と諸費用(支払総額の約30%)

さあ、ここが家づくりの予算計画で最も見落とされがちで、後から「えっ、聞いてないよ!」「こんなはずでは…」とトラブルになりがちな「残り約30%」の費用です。

多くのハウスメーカーの初期の見積もりでは、この部分が最小限しか計上されていなかったり、全く含まれていなかったりすることも少なくありません。

私自身、土地契約の際にも痛感しましたが、この「その他」に見える費用が積み重なると、平気で数百万円、場合によっては1千万円近くになることもあります。

絶対に侮ってはいけません。

この約30%の費用は、大きく「付帯工事費」「諸費用」の2つのカテゴリーに分けられます。

【1. 付帯工事費(総費用の約20%目安)】

これは、建物本体「以外」で、家を建てて生活するために必ず必要となる工事費用です。

特に、土地の状態(形状、高低差、地盤の強度)や、既存インフラ(水道管、ガス管)の状況によって費用が大きく変動するため、予算を組む際には最も注意が必要です。

屋外給排水・ガス配管工事

前面道路に埋設されている水道管やガス管を、敷地内に引き込み、建物に接続する工事です。

引き込み距離が長かったり、特殊な工事が必要だったりすると高額になります。

外構工事(エクステリア工事)

駐車場(コンクリート舗装やカーポート設置)、門扉、アプローチ、フェンス、塀、庭(植栽や芝生)など、建物の外回りを整備する工事です。

どこまでこだわるかで費用はピンキリですが、最低限の整備でも数十万~百万円以上はかかります。

(我が家も外構にはかなりこだわっているので、結構な金額になっています…)

地盤改良工事

家を建てる前の地盤調査の結果、地盤が弱い(軟弱地盤)と判定された場合に、建物の沈下を防ぐために必須となる工事です。

工法にもよりますが、数十万円から、場合によっては数百万円かかることもあります。

(私の土地も元々田んぼだったので、しっかり地盤改良を行いました。)

空調設備・カーテン・照明器具の本体費と設置工事

エアコン、カーテンレール、カーテン本体、シーリングライトやダウンライトなどの照明器具は、多くの場合、建物本体価格とは別に計上されます。

全室にエアコンを設置したり、こだわりの照明を選んだりすると、これもかなりの金額になります。

(私はリビングのエアコンを三菱の霧ヶ峰Zシリーズ、他5台をJXVシリーズにしたので、これだけで結構な追加費用になりました… エアコンだけで、税込 207万6800円 です涙)

エアコン見積もり

解体工事

古い家が建っている土地に建て替える場合に必要となる、既存家屋の解体費用と廃材の処分費用です。

家の大きさや構造によりますが、木造でも100万円以上かかることが多いです。

【2. 諸費用(総費用の約10%目安)】

これは、工事費用以外に発生する、手続き上の費用や税金、保険料などです。

住宅ローンに含められない場合や、現金での支払いが必要な項目も多いため、手元資金としてあらかじめ準備しておく必要があります。

建築確認申請などの各種申請費用

家を建てる許可を役所から得るための申請手数料などです。

不動産取得税、登録免許税、印紙税

土地や建物を購入・新築した際にかかる税金や、登記(法務局に権利を登録すること)に必要な税金です。

特に登録免許税は、借入額に応じて高額になります。

住宅ローン関連費用

金融機関に支払うローン事務手数料や、保証会社に支払うローン保証料です。

借入額や金融機関によって異なりますが、数十万円から百万円以上かかることも珍しくありません。

(私の1億1000万円ローンの場合も、かなりの額でした…)

火災保険料・地震保険料

住宅ローンを組む場合、火災保険への加入が必須条件となります。

地震保険は任意ですが、地震大国日本では加入が強く推奨されます。

保険期間や補償内容によりますが、これも一括払いだと数十万円単位になります。

登記費用(司法書士への報酬)

土地や建物の所有権移転登記や、住宅ローンの抵当権設定登記などを、専門家である司法書士に依頼するための報酬です。

その他

地鎮祭の費用(玉串料)、近隣挨拶の粗品代、引っ越し費用なども、忘れずに予算に入れておきましょう。

長くなりましたが、これが「支払総額」の内訳です。

結論として、例えば営業担当者から「建物本体価格は3,000万円です」と提示された場合、何も特別なオプションを付けなかったとしても、付帯工事費(総額の約20%)と諸費用(総額の約10%)を考慮する必要があります。

建物本体価格が総額の約70%を占めるという目安に基づき試算すると、支払総額の目安は約4,285万円となります。

計算の内訳

建物本体価格の約1.4倍。

この「総額」を基準に資金計画を立て、住宅ローンの借入額を決めることが、後悔しない家づくりの絶対的な第一歩であり、鉄則です。

ちなみに、私自身の土地探しの経験でも、土地そのものの価格(約3,874万円)以外に、仲介手数料(約134万円)や登記費用・税金(約91万円)、農地転用費用(10万円)などで、合計230万円以上の諸費用が別途発生しました。

これは建物ではなく「土地」だけで、です。

詳しくは以下の記事でも赤裸々に書いていますが、こうした諸費用は「必ずかかるもの」として、最初から余裕をもって予算に組み込んでおく必要があります。

参考記事:【土地探し奮闘記 Vol.2】運命の土地と、35年越しの不思議なご縁(重要事項説明書と諸費用の内訳)

価格を左右する2つの構造

価格を左右する2つの構造

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さて、積水ハウスの平屋の価格、特に「建物本体価格」を理解する上で、避けては通れないのが、「木造」と「鉄骨」という2つの異なる構造(プラットフォーム)を、施主が自由に選べるという点です。

これは他の大手ハウスメーカーにはなかなかない、積水ハウスの大きな特徴であり、強みでもあります。

どちらの構造を選ぶかで、価格はもちろん、デザインの方向性、耐震性へのアプローチ、そして住み心地の感覚(温熱環境や音の響き方など)も大きく変わってきます。

それぞれの特徴と価格帯について、もう少し詳しく見ていきましょう。

木造「シャーウッド」の特徴と価格帯

まずは、積水ハウスの木造住宅ブランド「シャーウッド(SHAWOOD)」です。

シャーウッドは、日本の伝統的な木造軸組構法をベースに、積水ハウスが独自に進化させた構法を採用しています。

単なる在来工法ではなく、強度や品質が安定した構造用集成材と、接合部の強度を高める独自の金属製ジョイント(MJ接合システム)、そして基礎と柱を直接緊結する「基礎ダイレクトジョイント」などを組み合わせた、「シャーウッドハイブリッド構造」と呼ばれる非常に強固で設計自由度の高い構造です。

これにより、木造でありながら耐震等級3(最高等級)を実現し、柱の少ない開放的な空間づくりも可能にしています。

シャーウッドの最大の魅力は、やはり「木」本来の温もりや質感を活かした、やわらかく上質なデザインを得意としている点でしょう。

無垢材を使った床や天井、木の格子を取り入れたデザインなど、自然素材に囲まれた心地よい空間、日本らしい落ち着きのある住まいを求める方には、シャーウッドが非常に響くはずです。

そして、そのデザイン性を象徴するのが、シャーウッドでしか選ぶことができない(※一部商品除く)オリジナルの陶版外壁「ベルバーン」です。

これは、粘土などの自然素材を主原料とし、釉薬(ゆうやく)をかけて約1100℃もの高温でじっくりと焼き上げた「焼き物」そのものです。

一般的なサイディングのように塗装で色をつけているのではなく、素材自体が焼き物特有の色と質感を持っているため、紫外線による色褪せや変色がほとんど起こりません。

そのため、一般的な外壁材で必要となる10年~15年ごとの「塗り替え」メンテナンスが、理論上は不要とされています。

これは、家を建てた後の維持管理コスト(ライフサイクルコスト)を考えた際に、非常に大きな経済的メリットとなります。

(ただし、ベルバーン自体は高耐久でも、パネル間のシーリング材は経年劣化するため、定期的な点検とメンテナンスは必要です。)

価格帯については、後述する鉄骨造に比べると、構造自体のコストや標準仕様の違いから、やや抑えられる傾向にあります。

(もちろん、ベルバーンを選んだり、内装に無垢材をふんだんに使ったりすれば、鉄骨造の価格を超えることも十分にあり得ます。)

デザインの自由度も高く、木の特性を活かした温かみのある住まいを求める方には、シャーウッドが非常におすすめです。

鉄骨「ISシリーズ」の特徴と価格帯

続いて、積水ハウスのもう一つの主力構造、軽量鉄骨造の「ISシリーズ」(イズ・シリーズ)です。

これは、厚さ約2.3mm~4.5mm程度の軽量鉄骨の柱(C形鋼を組み合わせた角形鋼管)と梁で構成される軸組構造に、地震の水平力に抵抗するブレース(筋交い)を組み合わせた「ダイナミックフレーム・システム」を採用しています。

部材の多くを、品質管理の行き届いた自社工場で精密に生産・加工し、現場で組み立てる方式のため、品質のばらつきが少なく、高い精度を実現できるのが特徴です。

ちなみに、我が家もこの鉄骨造(商品名はイズ)を選びました。

鉄骨造の最大のメリットは、なんと言ってもその強度を活かした設計の自由度の高さです。

特に、標準的な梁の5倍~10倍もの強度を持つ高強度梁「ダイナミックビーム」を用いることで、従来では難しかった柱の少ない広大なLDK(リビング・ダイニング・キッチン)や、床から天井までの大きな窓(大開口サッシ)を実現しやすくなります。

これにより、開放感あふれるモダンでシャープな空間づくりを最も得意としています。

「ファミリースイート」と呼ばれる、LDKを一体の大空間として捉える積水ハウス独自のコンセプトも、この鉄骨構造の強度があってこそ実現できるものです。

そして、鉄骨造で選択可能な最高級外壁材が「ダインコンクリート」です。

これはもう、実物をご覧になった方はお分かりかと思いますが、その迫力と重厚感は圧巻です。

独自のオートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)によって作られた高強度コンクリートパネルで、彫りの深い陰影に富んだデザインが、まさに「邸宅」と呼ぶにふさわしい風格を醸し出します。

もちろん、耐久性も極めて高く、「タフクリア-30」という高耐候塗装により、ベルバーン同様、長期にわたる美観維持とメンテナンスコストの削減に貢献します。

(こちらもシーリングのメンテナンスは必要です。)

さらに、耐震性についても、鉄骨構造の「耐震等級3」の強度に加え、積水ハウスが誇る独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」が標準で搭載されています。

これは、地震のエネルギーを特殊なダンパーで吸収し、建物の揺れそのものを低減する技術です。

(私は積水ハウスの工場見学で、このシーカスが入った建物で震度7の揺れを体験し、その効果に衝撃を受け、契約を決意した経緯があります。)

こうした絶対的な安心感を求める方には、鉄骨造が非常に向いています。

ただし、その分、構造自体のコストや、ダインコンクリートのような高価な部材が使われることが多いため、価格帯は一般的に木造シャーウッドよりも高価になる傾向があります。

◆北川のワンポイントアドバイス

木造か、鉄骨か。

これは積水ハウスで家を建てる際に、誰もが最初に悩む大きな選択だと思います。

どちらの構造も積水ハウスが長年培ってきた最高レベルの技術であり、耐震性能も最高等級(耐震等級3)が基本ですから、どちらが優れているという単純な話ではありません。

価格の一般的な傾向としては「鉄骨 > 木造」ですが、先ほども触れたように、その差は主に外壁材(ダインコンクリートかベルバーンか)の価格差や、採用するオプションによっても大きく変動します。

木造でもフルオプションにすれば、鉄骨の標準仕様より高くなることも当然あります。

ですから、最終的な決め手は、やはりご自身の「デザインの好み」(モダンで重厚、大開口が魅力の鉄骨か、木の温もりと質感が魅力の木造か)と、「どこに予算をかけたいか」という価値観のバランスになると思います。

これはもう、カタログやインターネットの情報だけでは絶対に分かりません。

私から強く、強くおすすめしたいのは、ぜひ両方の構造の展示場や、できれば実際にオーナーさんが住んでいる家を見学できる「住まいの参観日」などの実例見学に足を運んでみることです。

写真では伝わらない素材の質感、空間の広がり、空気感、音の響き方などを、ご自身の五感で直接感じてみてください。

きっと「あ、私はこっちの雰囲気が好きだな」「この空間に身を置きたい」という直感が働くはずですよ。

その「好き」という感覚を大切にすることが、後悔しない選択に繋がると思います。

コストを抑えつつ満足度を高めるヒント

コストを抑えつつ満足度を高めるヒント

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

「積水ハウスで平屋を建てたい。

デザインも性能も最高なのは分かった。

でも、やっぱり予算が厳しい…少しでもコストを抑えたい…」

そうですよね、誰もが思うことです。

(もちろん、私も含めて!笑)

私自身、土地購入から始まり、建物本体、外構、そして諸々のオプション追加を経て、最終的な総額が当初の想定をかなりオーバーし、約1億3000万円という金額になりそう... です。

銀行ローン審査も含めて、本当に予算との壮絶な戦いでした…

(そのあたりの赤裸々な記録は「我が家の住宅ローン全記録」シリーズをご覧ください…涙)

でも、諦めないでください!

プレミアムなハウスメーカーである積水ハウスで建築するからといって、コスト管理を完全に諦める必要は全くありません。

やみくもに安い建材を選ぶのではなく、戦略的に「お金をかけるべき場所」と「そうでない場所(コストを抑える場所)」を賢く仕分けることで、予算内で満足度を最大限に高めるいくつかの「コツ」があります。

これは、実際に家づくりを進めている私だからこそお伝えできる、実践的なヒントです。

オーナー施主・北川が実践&推奨するコスト管理の戦略的ヒント

1. 家の形状(外観)をできるだけシンプルにする

これは、最も効果的かつ確実にコストを削減できる方法の一つです。

建物の形状が、凹凸の少ないシンプルな真四角(総二階建てや、平屋なら長方形)に近いほど、外壁の面積が最小限になり、複雑なコーナー部分の処理(材料も手間もかかる)が減るため、材料費と工事費の両方を大幅に削減できます。

逆に、デザイン的には魅力的に見えるL字型やコの字型、あるいは中庭(パティオ)を設けるプランなどは、外壁面が格段に増えるため、コストは確実に、そして大きく跳ね上がります。

シンプルな形状でも、窓の配置や外壁材の選び方、そして外構デザインで個性と高級感を出すことは十分に可能です。

まずはシンプルなプランをベースに検討を始めるのが、コスト管理の王道です。

2. 「家の骨格」と「外皮」には絶対に投資を集中する

これは私の家づくりの、いや人生の哲学と言ってもいいかもしれませんが、予算配分で絶対にやってはいけないのが、「家の骨格(構造)」と「外皮(外壁・屋根・窓・断熱)」をケチることです。

構造体(鉄骨のダイナミックフレーム・システムやシャーウッドの柱・梁)、基礎、断熱性能、そして積水ハウスが誇る高耐久の外壁材(ダインコンクリートやベルバーン)、高性能なサッシ(窓)。

これらは、一度建ててしまったら、後から簡単に変更したり、性能を向上させたりすることが極めて困難な部分です。

ここにしっかりと投資することが、数十年後の安心と快適性、そして家の資産価値を維持するための絶対条件です。

ここを妥協して目先のコストを下げてしまうと、結局、後で高くつく(メンテナンス費用がかさむ、夏暑く冬寒い家になる、地震で不安になるなど)可能性が高く、何より積水ハウスを選ぶ意味そのものが半減してしまいます。

3. 内装・設備の優先順位を明確にし、メリハリをつける

逆に、コスト調整が比較的しやすいのが、内装材や住宅設備の分野です。

例えば、キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、壁紙(クロス)、床材、照明器具、カーテンなど。

これらは、極端な話、10年後、20年後に家族構成やライフスタイルが変わったタイミングで、リフォームや交換が比較的容易です。

ですから、「キッチンだけは絶対に最新の最高グレードのものを入れたい!」「リビングの床だけはどうしても憧れの無垢材にしたい!」といった、自分たち家族にとっての「絶対に譲れないこだわりポイント」を明確にし、そこに予算を集中させます。

そして、それ以外の場所(例えば、あまり使わない部屋の壁紙や、子供部屋の照明など)は、無理せず標準仕様を選ぶ、あるいは少しグレードを落とすことで、賢くコストバランスを取ることができます。

すべてを最高級にする必要はありません。

メリハリをつけることが重要です。

4. オーナー紹介制度を賢く、そして確実に活用する

これは、ある意味、最も現実的で、かつ効果の大きいコスト削減(割引)方法かもしれません。

積水ハウスでは、私のような既存のオーナー(施主)からの紹介で初めて展示場を訪れたり、商談を進めたりする場合に、最終的な建物本体価格から一定の配慮(例えば3%相当を目標とした価格交渉サポートなど ※サポートの内容や条件は時期や支店によって異なる場合があります)を受けられる可能性があります。

当サイト(積水ハウス オーナー紹介の相談窓口)も、まさにその窓口の一つとして、これから積水ハウスを検討される方と、私が絶大な信頼を寄せている担当の橋爪店長(及びそのチーム)とをお繋ぎしています。

例えば、建物本体価格が4,000万円だった場合、その3%は120万円です。

もし5,000万円なら150万円にもなります。

この金額は、家づくりにおけるオプション費用(例えば、高性能なキッチンや太陽光発電システムなど)に充当したり、あるいは単純に総費用を抑えたりする上で、非常に大きな助けになりますよね。

どうせ同じ積水ハウスで建てるなら、こうした方法は賢く、そして確実に使うべきだと私は強く思います。

もし、あなたがまだ積水ハウスの展示場に行ったことがなく、これから検討を始めたい、あるいは信頼できる担当者に出会いたいとお考えであれば、ぜひお気軽に当サイトからご相談ください。

私が責任を持って、最高のチームをご紹介し、オーナー紹介のサポートについてもさせていただきます。

オーナーが語る積水ハウスの価値

オーナーが語る積水ハウスの価値

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

ここまで、積水ハウスの平屋の価格(お金)の話を中心に、かなり具体的に、そして時にはシビアな現実も含めて解説してきました。

高い買い物ですから、価格について真剣に考えるのは当然のことです。

ですが最後に、現役施主として、私自身が今まさに建築プロセスを通じて感じている「価格以上の価値」について、少しだけお話しさせてください。

私が複数の大手ハウスメーカー(当初は積水ハウス、住友林業、大和ハウスを検討していました)を比較検討した末、最終的に積水ハウスに「人生最大の買い物を託そう」と決断した最大の理由。

それは、もちろん他社を圧倒する素晴らしい技術力(特に工場見学で震度7の揺れを体験した制震システム「シーカス」の衝撃は忘れられません)もありました。

しかし、それ以上に私の心を動かし、決断を後押ししたのは、担当してくださった方々の「人」としての素晴らしさでした。

家づくりは、何千万円、時には億というお金が動く大きな「取引」であると同時に、担当チーム(営業、設計士、インテリアコーディネーター、現場監督など)と何ヶ月も、時には何年も膝を突き合わせて伴走する、人生の一大プロジェクトという「体験」でもあります。

どれだけ建物が素晴らしくても、この「体験」が最悪だったら、きっと後悔が残ってしまいますよね。

私の担当である橋爪店長や、設計士の富田さん、現場監督の工藤さん。

彼ら積水ハウスのチームは、こちらの漠然とした不安や、時には素人ならではの無理難題な要望に対しても、決して頭ごなしに「できない」とは言わず、どこまでも真摯に耳を傾け、代替案を考え、常に完璧すぎるほどの「報告・連絡・相談」を欠かしません。

まさに「超一流」の対応で、家づくりに関して全くの素人だった私たち家族を、安心感とワクワク感を持って導いてくれました。

この「この人たちに任せておけば、絶対に失敗させない」「最高の家を一緒に作ってくれる」という絶対的な安心感と信頼感。

これこそが、他のハウスメーカーではなかなか得難い、積水ハウスの、そして私が幸運にも出会えたチームの、何物にも代えがたい「価格以上の価値」だったと、私は今、心の底から確信しています。

積水ハウスの平屋は、確かに高価です。

しかし、その価格には、単なる建物の費用だけでなく、

  • 数十年にわたる物理的な安心(初期30年保証・条件付き永年保証)
  • 最高の家づくり体験を提供してくれる「人」への対価
  • そして、そこに住む家族の「幸せ」を実現するためのプラットフォーム

そのすべてが含まれているのだと、私は考えています。

もし、あなたが積水ハウスでの家づくりを検討されていて、私と同じように「人」との出会いや「家づくりの体験」そのものを重視されるのであれば、ぜひ以下の記事もご覧になってみてください。

私がなぜここまで「人」の重要性を語るのか、その理由の一端をお分かりいただけるかと思います。

参考記事:【積水ハウス 仕様決定までの道のり Vol.1】比較検討スタート! 運命の出会いは電話から


積水ハウスの平屋価格に関するよくある質問(FAQ)

最後に、積水ハウスの平屋の価格に関して、皆さんが抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えします。

Q1. 平屋は二階建てよりも坪単価が高いと聞きますが、それはなぜですか?

A. はい、その傾向は非常に強いです。

これは積水ハウスに限った話ではなく、一般的に言えることです。

主な理由は、同じ延床面積の二階建てと比較して、平屋は「基礎」と「屋根」の面積が単純に2倍必要になるためです。

例えば、延床面積40坪の家を建てる場合を考えてみましょう。

二階建てであれば、(仮に1階20坪+2階20坪とすると)地面に接する基礎の面積は20坪分、空に面する屋根の面積も20坪分で済みます。

しかし、平屋で同じ40坪の延床面積を実現するには、当然ながら40坪分の基礎と40坪分の屋根が必要になります。

基礎工事も屋根工事も、家づくりの中では特にコスト(材料費も人件費も)がかかる部分です。

その面積が単純に倍になるわけですから、建物全体の工事費用が膨らみ、結果として1坪あたりの単価(坪単価)は割高になってしまう、という理屈です。

Q2. 40坪の平屋で、シャーウッド(木造)とISシリーズ(鉄骨)は、具体的にどれくらい価格が変わるイメージですか?

A. これは非常に多くいただく質問ですが、あくまで本記事の早見表に基づいた目安としてお答えします。

40坪の建物本体価格で比較すると、木造(シャーウッド)が3,200万円~4,000万円鉄骨(ISシリーズ)が4,000万円~4,800万円となっています。

つまり、スタート価格の時点で、単純比較すると800万円程度の差が出る可能性がある、ということです。

この差額の主な要因としては、

  1. 鉄骨構造自体のコスト(ダイナミックフレーム・システムや制震装置シーカスなど)が木造より高いこと。
  2. 鉄骨造で選ばれることが多い最高級外壁材「ダインコンクリート」が、木造の標準的な外壁材(あるいはベルバーン)よりも高価であること。

などが挙げられます。

ただし、これは本当にスタートラインでの比較の話です。

木造であっても、間取りを非常に複雑にしたり、内装や住宅設備のグレードを軒並み最高級のものにしたりすれば、鉄骨造の標準的な仕様の価格を上回ることも十分にあり得ます。

結論としては、価格差は「選択する仕様やオプション次第」というのが正直なところです。

ですから、もし両方の構造に興味がある場合は、必ず両方のプランで見積もりを取り、詳細な項目まで比較検討することをお勧めします。

Q3. 早見表にある「支払総額」に、土地の購入費用は含まれていますか?

A. いいえ、土地の購入費用、および土地購入に伴う諸費用(仲介手数料、登記費用、不動産取得税など)は、一切含まれていません。

これは資金計画において非常に重要な点なので、何度でも強調させてください。

あの早見表に記載されている「支払総額」は、あくまで

「建物本体価格」

 +

「付帯工事費(外構、地盤改良、屋外配管工事など)」

 +

「諸費用(ローン手数料、登記費用、税金、保険料、申請費用など)」

を合計した、建物(上物)に関する費用の総額の目安です。

もしあなたが土地から探して家を建てる場合は、この早見表の「支払総額」に加えて、別途、土地の購入費用(数千万円単位)とその諸費用(土地価格の5%~10%程度)が必要になります。

総予算を組む際には、絶対にこの土地代を忘れないように、細心の注意を払ってください。

Q4. 予算的に20坪の平屋になりそうですが、それでも高級感を出すことはできますか?

A. はい、全く問題なく、むしろ得意とするところだと私は思います!

先ほども少し触れましたが、面積がコンパクトな分、予算を「広さ」ではなく「質」に集中させやすいのが、まさに20坪クラスの平屋の最大のメリットです。

例えば、40坪の家全体に高価な無垢材の床や、ホテルのような高級タイルを使うのは予算的にかなり厳しいですが、20坪であれば実現可能かもしれませんよね。

  • 床材を標準のシートフローリングから、質感の高い無垢材挽板(ひきいた)に変える。
  • キッチンやユニットバス、洗面台のグレードを最上位のものにする。
  • 壁の一部分(例えばリビングのテレビ背面や玄関ホールなど)に、天然石(SHストーンなど)デザインタイルエコカラットなどを張ってアクセントにする。
  • 照明計画にこだわり、間接照明を効果的に取り入れて、空間に陰影と奥行きを出す。

といった工夫を凝らすことで、面積の小ささを全く感じさせない、むしろ上質な素材感やデザインが際立つ、密度が濃縮されたような高級感と、非常に高い満足度を得ることができます。

積水ハウスが誇るトップデザイナー集団「チーフアーキテクト」たちは、まさにそうした「小さな高級住宅(タイニーラグジュリー)」の設計も非常に得意としています。

限られた空間だからこそ、徹底的に質にこだわる。

そんな家づくりも、とても素敵だと思いますよ。

まとめ:積水ハウスの平屋は「価格」と「価値」のバランスで判断を

積水ハウスの平屋は「価格」と「価値」のバランスで判断を

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

今回は、積水ハウスの平屋、特に人気の高い20坪・30坪・40坪の価格目安について、現役施主である私・北川の視点から、かなり詳しく、そして正直に解説させていただきました。

ご紹介した価格早見表の通り、積水ハウスの平屋は決して「安い」買い物ではありません。

むしろ、国内のハウスメーカーの中では、最も高価格帯のグループに属すると言って間違いないでしょう。

しかし、その価格には、単に「家」というモノの値段だけでなく、

  • 他社には真似のできない圧倒的な技術力(特に耐震性・耐久性)に裏打ちされた安心感
  • 流行に左右されない洗練されたデザイン
  • 業界最高水準の長期保証(初期30年・永年保証)による将来の安心
  • そして何より、私が最も価値を感じている、最高の「人」たちがもたらしてくれる、心から満足できる家づくり体験

そのすべてが含まれているのだと、私は考えています。

私自身、最終的に1億円を超える住宅ローンを組むという、人生最大の決断をしたわけですが、それは目先の金額の安さだけではなく、

「この先、数十年間にわたって、この家が本当に家族と財産を守ってくれるのか」

「このチームとなら、心から満足できる、後悔のない最高の家づくり体験ができるか」

という、長期的な視点での「価値」を総合的に天秤にかけた結果です。

この記事でご提示した価格は、あくまで一般的な目安に過ぎません。

あなたの理想の平屋が、あなたのこだわりや夢を詰め込んだ場合に、具体的にいくらになるのか。

その第一歩として、ぜひ一度、展示場や見学会に足を運び、そして信頼できる担当者(もしよろしければ、私がご紹介します!)に相談し、あなたのためだけの具体的なプランと、詳細な見積もりを作成してもらうことを、心の底からお勧めします。

【免責事項】

本記事で紹介した価格、仕様、坪単価に関する情報は、2025年現在の市場動向や複数の情報源、および私個人の経験や調査に基づいた一般的な「目安」であり、その正確性を保証するものではありません。

建材価格の変動、金融情勢の変化、プランの詳細、建築地域の条件、選択するオプション等によって、実際の金額は必ず異なります。

最終的なご契約や資金計画にあたっては、必ず積水ハウス株式会社の正規の担当者にご相談の上、提示された正式な見積書および契約書の内容を十分にご確認いただき、ご自身の責任において慎重にご判断くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。

 

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  • この記事を書いた人
プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。