積水ハウスに安いシリーズはある?オーナーが実例で坪単価を公開

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こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談口、運営者の北川晴夫です。

私は現在、まさに積水ハウスで自宅を建築中の「施主(オーナー)」でもあります。

家づくりを検討される際、多くの方が「積水ハウスの安いシリーズはないか?」と、調べているようです。

世界一の供給戸数を誇るトップブランド積水ハウス。

その品質や安心感に憧れつつも、「でも、やっぱり高いのでは?」「予算内で建てる方法はないか?」と考えるのは、当然の心理だと思います。

私自身、積水ハウスを選ぶ過程で、その価格設定の理由や、独自の高耐久外壁であるダインコンクリートやベルバーンといった外壁 種類、そしてそれらにかかるメンテナンス費用や価格まで、徹底的に調べ上げました。

他社のサイディング外壁との違いも含め、なぜ積水ハウスがその価格になるのかを深く理解したつもりです。

この記事では、積水ハウスの現役施主という立場から、あなたの疑問や不安に対し、私が知る限りの情報を誠実にお答えしていきます。

記事のポイント

  • 積水ハウスに「安いシリーズ」は存在するのか
  • 「ノイエ」や「SIコラボ」の評判とグレードの違い
  • 積水ハウス本体の各商品ランクとコストダウン戦略
  • オーナー北川の建築実例とリアルな坪単価

積水ハウスの安いシリーズの真相:オーナーの答え

積水ハウスの安いシリーズの真相:オーナー北川の答え

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

まず、積水ハウスというブランドの立ち位置と、「安いシリーズ」という核心について、オーナーである私の視点から切り込んでいきます。

あなたが探している「答え」は、単なる価格表の中にはなく、積水ハウスがなぜ「高い」のかを理解することから始まります。

積水ハウスの標準仕様となぜ高いのか

まず大前提としてご理解いただきたいのは、積水ハウスの注文住宅は、その「標準仕様」が他社と比較して圧倒的にハイレベルであるということです。

これが、坪単価が高くなる最大の理由です。

例えば、私が工場見学で感動し、契約の決め手の一つにもなった点ですが、積水ハウスは「安全・安心」に対するこだわりが尋常ではありません。

独自構法による圧倒的な耐震・耐久性

積水ハウスは、鉄骨造と木造のデュアルプラットフォームを持っていますが、どちらも独自開発の技術を採用しています。

  • 鉄骨造(イズ・シリーズなど):
    独自の「ダイナミックフレーム・システム」を採用。国の基準を上回る「耐震等級3」を標準で確保しつつ、高強度の「ダイナミックビーム」により、柱の少ない大空間リビング(ファミリースイート)を実現します。
  • 木造(シャーウッド):
    独自の「シャーウッドハイブリッド構造」を採用。「MJ接合システム」や「基礎ダイレクトジョイント」といった技術で、従来の木造の弱点を克服し、鉄骨造に匹敵する強度と設計自由度を両立させています。

地震の揺れを抑える「シーカス(SHEQAS)」

私が工場見学で実際に震度7の揺れを体験し、その性能に度肝を抜かれたのが、この制震システム「シーカス」です。(鉄骨造に標準搭載)

これは地震のエネルギーを熱に変換して吸収し、建物の変形を最大で2分の1にまで抑え込む技術です。

一度きりの本震だけでなく、何度も襲ってくる「繰り返す余震」にこそ真価を発揮します。

この安心感が標準で付いてくるのです。

◆北川のワンポイントアドバイス

工場見学の体験は衝撃的でした。

家族4人で震度7を体験したのですが、揺れは凄まじいものの、建物はびくともしません。

さらに驚くべきは、スタッフの方曰く「この実験棟は、すでに9000回以上、同じ震度7の揺れをくらっている」という事実です。(公式データでは「245回の実大振動実験」ともあります)

9000回揺らされても平然と建ち続ける圧倒的な頑丈さ。

これ以上の安心材料があるでしょうか。

「もう他社には頼めない」と、本気で痛感させられました。

超高耐久の外壁材「ダインコンクリート」と「ベルバーン」

積水ハウスの価格を語る上で欠かせないのが、独自の外壁材です。

  • ダインコンクリート(鉄骨用):
    一般的なコンクリートとは一線を画す、高温高圧で養生された「オートクレーブ養生」による最高級外壁です。圧倒的な強度、耐久性、耐火性を誇り、その重厚感とデザイン性はまさに邸宅と呼ぶにふさわしいものです。
  • ベルバーン(木造用):
    粘土などを高温で焼成する「焼き物」の外壁です。紫外線による色褪せや変色がほとんど起こらないため、理論上、塗り替えなどの大規模メンテナンスが不要とされています。

これらの外壁は、一般的なサイディングが10年~15年で塗り替え(=数十万~百数十万円の費用発生)が必要なのと比較し、長期的なメンテナンスコスト(LCC)を劇的に下げてくれます。

各外壁材ごとの特徴や価格帯、メンテナンス性を一覧で比較したい方は、「積水ハウス 外壁の種類と選び方:全種類の特徴・価格・メンテナンス」をご覧いただくとイメージしやすいと思います。

この「将来かからない費用」が、初期費用に含まれているとも言えます。

快適性を追求した室内環境システム

構造や外壁だけでなく、室内環境も標準でハイレベルです。

  • ぐるりん断熱:
    家全体を高性能な断熱材で魔法瓶のようにすっぽりと包み込む独自の断熱工法です。これにより、標準仕様でも国の定める高い断熱等級5や6をクリアしています。
  • SMART-ECS(スマート イクス):
    換気と空気清浄を統合した次世代の室内環境システムです。高性能フィルターが外気に含まれる花粉やPM2.5をしっかり除去してくれるため、窓を開けずに家中の空気を清浄に保てます。(私の家もこれを採用しています)

業界最高水準の「初期30年・永年保証」

そして、これら全ての技術的自信の表れが、「初期30年保証」と、有料点検を条件に建物がある限り保証を延長できる「ユートラスシステム(通称:永年保証)」です。

これら全てが「標準仕様」なのですから、坪単価がローコストメーカーの2倍、3倍になるのは当然のことだと、私は納得しました。

ポイント

積水ハウスの価格が高い理由は、他社ではオプション扱いになるような最高水準の技術(耐震・制震・外壁・断熱・保証)が、すべて「標準仕様」として価格に含まれているためです。

より詳しく「積水ハウスは高いのか?その値段に見合う価値は何か」を整理したい方は、「積水ハウスは高いだけ?オーナーが語る値段と価値」も参考にしてみてください。

「安いシリーズ」は存在しない

積水ハウスに「安いシリーズ」は存在しない

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ここまでお読みいただいて、もうお分かりかと思います。

あなたが検索されている「安いシリーズ」という名称、あるいは廉価版として明確に位置づけられた商品は、2025年現在、積水ハウスの主要な注文住宅ラインナップ(イズ、シャーウッド)には、公式には存在しません。

もし、積水ハウスが自慢の「シーカス」や「ダインコンクリート」を外し、一般的なサイディングと在来工法で「積水ハウスの安い家」として売り出したら、それはもう積水ハウスの家とは呼べず、ブランド価値そのものを毀損してしまうでしょう。

だから、積水ハウスは「安いシリーズ」を作らないのです。

◆北川のワンポイントアドバイス

あなたが「安いシリーズ」を探してしまう心理、私もよく分かります。

「積水ハウスというトップブランドの信頼性、耐震性、長期サポートは欲しい。でも、予算は限られている…」

このジレンマこそが、検索の背景にあるのだと思います。

「安いシリーズ」という商品はありませんが、そのジレンマを解決するための2つの現実的な「解」は存在します。

それこそが、次に解説する「積水ハウス ノイエ」と「SIコラボレーション」です。

現実解①:積水ハウスのノイエとは

「安いシリーズ」に対する、最も直接的な答えの一つが、この「積水ハウス ノイエ(Sekisui House Noie)」です。

これは積水ハウス本体の注文住宅ラインナップではなく、価格戦略上、明確に分離された「派生ブランド(フランカーブランド)」です。

簡単に言えば、トヨタ自動車における「レクサス(本体)」と「カローラ(ノイエ)」のような関係、と分析できます。

本体のプレミアムイメージを保ちつつ、異なる価格帯の市場(ロー~ミドル層)を獲得するためのブランドです。

以前は「積水ハウス ノイエ株式会社」という別会社が運営していましたが、現在は事業が移管され、積水ハウス不動産グループがそのブランドを継承し、主に土地と建物をセットにした分譲住宅として展開されています。

ノイエの坪単価と本体とのグレードの違い

ノイエの最大の魅力は、その価格帯です。

物件や地域によりますが、坪単価の目安は55万円~80万円とされています。

これは、積水ハウス本体(私の家のように坪150万円を超えるケースもある)と比較すれば、明確に安価です。

では、なぜこれほど安いのか。

それは、積水ハウス本体との明確な「グレードの違い」があるからです。

積水ハウス ノイエと本体の主なグレード 違い

  1. 構造(最大の相違点):
    積水ハウス本体の木造が「シャーウッド構法」という独自技術なのに対し、ノイエは一般的な「在来木造住宅」です。積水ハウス独自の高コストな構造躯体(シャーウッドプレミアム構造材など)は採用されていません。
  2. 外壁・仕様:
    積水ハウスの象徴である「ベルバーン」や「ダインコンクリート」は、ノイエの標準仕様ではありません。一般的なサイディングなどが採用されます。
  3. 保証期間:
    本体が「初期30年~永年保証」なのに対し、ノイエは「(条件付きで)構造30年/防水20年の初期保証」など、本体とは異なる保証体系が設定されています。
  4. 設計自由度:
    本体がフルオーダーであるのに対し、ノイエは後述する通り「パッケージ化されたプラン」が中心となります。

このように、ノイエは積水ハウス本体とは全く異なる仕様・グレードの商品であり、それゆえに手の届きやすい価格帯を実現しているのです。

ノイエはローコストか?その評判と実例

積水ハウスの安いシリーズ、ノイエはローコストか?その評判と実例

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では、「積水ハウス ノイエ」は、一般的な「ローコスト」メーカーと同等なのでしょうか。

価格帯(坪単価55万~80万)は、確かにタマホームやアイフルホームといったローコストメーカーの価格レンジと重なります。

しかし、決定的な違いが一つあります。

それは、「積水ハウスグループによる施工体制」で建てられるという点です。

これがノイエの最大の価値(バリュープロポジション)です。

一般的な評判としても、「ローコストメーカーの施工品質には不安を感じるが、ノイエなら積水ハウス基準の施工で安心できる」という声が多いようです。

ただし、設計の自由度は低く、フルオーダーの注文住宅ではありません。

実例の多くは、積水ハウス本体の実績から厳選されたプランを「パッケージ化」したもの、あるいは「分譲(建売)」が中心です。

ノイエが適するターゲット

  • フルオーダーの間取りやデザインには強いこだわりが無い。
  • ローコストメーカーの施工品質やアフターサポートには不安がある。
  • 「積水ハウス」というトップブランドの安心感と施工品質を、坪単価55万~80万の予算で手に入れたい層。

現実解②:SIコラボレーションとは

「積水ハウスの安いシリーズ」という検索意図に対する、第二の解答が「SIコラボレーション(SI-Collaboration)」です。

これは商品シリーズ名ではなく、2023年8月に発表された「共同建築事業」という新しいスキーム(事業モデル)です。

「SI思想」に基づいており、「スケルトン(S=構造躯体)」と「インフィル(I=内装・設備)」を分離して考えます。

  • スケルトン(S: 構造躯体):
    基礎、構造躯体、接合部など、建物の根幹。これを積水ハウスが担当し、設計・構造計算・施工・品質保証まで行います。
  • インフィル(I: 内装・設備):
    内装、住宅設備、間取りの提案など。これを地域の提携ビルダー(工務店など)が担当します。

このモデルの最大の特長は、建物の根幹である「スケルトン」部分に、積水ハウス本体の最高水準の技術(高耐震木造構造、DJ構法など)がそのまま投入される点です。

全邸で許容応力度計算を実施し、耐震等級3の設計が標準です。

SIコラボの評判とローコストとの違い

SIコラボレーションの価格は、提携ビルダーや仕様によって大きく異なるため、一概に「ローコスト」とは言えません。

本体の独自木造躯体を採用するため、構造部分のコストはしっかりとかかります。

では、「安さ」のメカニズムはどこにあるのか。

それは「コスト配分の最適化」にあります。

積水ハウス本体で契約すると、キッチンやバスなども高グレードな標準仕様から選ぶことになります。

しかし、SIコラボではその縛りがありません。

提携ビルダーが提供する、より安価で多様なメーカーのキッチンや床材を自由に選定でき、「インフィル(内装・設備)部分」のコストを柔軟にコントロールできるのです。

一般的な評判としては、「構造は最強だが、インフィル部分の提案力や施工品質は提携ビルダー次第」という側面があります。

契約窓口はあくまでビルダー側になるため、その提携ビルダーを信頼できるかが鍵となります。

SIコラボが適するターゲット

  • ノイエの「在来木造」では満足できず、「積水ハウス独自の高耐震構造」を必須条件と考える層。
  • 積水ハウス本体の高額な内装・設備には魅力を感じず、その部分のコストを削減・最適化したい層。
  • 地元の提携ビルダーによる、地域密着型の柔軟なプランニングに魅力を感じる層。

積水ハウスで安いシリーズを探す方への答え

積水ハウスで安いシリーズを探す方への答え

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ここまで、「安いシリーズ」という直接的な商品は存在しないものの、その検索意図に応える2つの現実的な選択肢「ノイエ」と「SIコラボ」を解説しました。

このセクションでは、これらを比較しつつ、積水ハウス本体で契約する場合のコストダウン戦略まで、施主の視点で具体的に掘り下げます。

ノイエとSIコラボの比較

「ノイエ」と「SIコラボ」。

どちらも積水ハウス本体より価格を抑えられる可能性がありますが、その「安さの質」は全く異なります。

どちらが自分に合っているか、以下の比較表で整理してみてください。

比較項目 積水ハウス ノイエ SIコラボレーション
基本概念 分譲(建売)/パッケージプラン中心 共同建築事業 (S&I分離)
坪単価目安 55万~80万円(総額の安さ) パートナー・仕様により異なる(コスト最適化)
構造 在来木造(本体と異なる) 積水ハウスの独自木造 (DJ構法など)
耐震性 高(積水ハウスグループ基準) 最高水準(等級3標準設計)
外壁(標準) サイディングなど(ベルバーン不可) ビルダー仕様(内装・設備と一括)
設計自由度 制限あり(パッケージ中心) 高い(ビルダーによる)
施工会社 積水ハウスグループ施工体制 S:積水ハウス建設/I:提携ビルダー
担当窓口 積水ハウス ノイエ(不動産G) 提携ビルダー

◆北川のワンポイントアドバイス

この比較で失うものが明確になります。

「ノイエ」を選ぶということは、積水ハウス独自の「構造(シャーウッド)」や「ベルバーン」、「永年保証」を諦めることです。

その代わり、積水ハウスグループの「施工品質」をローコスト価格帯で手に入れられます。

「SIコラボ」を選ぶということは、積水ハウス本体による「内外装の一貫したデザイン提案」や「ベルバーン」などのシグネチャー仕様、そして積水ハウスとの直接契約を諦めることです。

その代わり、「最強クラスの構造躯体」と「内装のコスト自由度」を両立できます。

ご自身の「絶対に譲れないもの」が何かを明確にすることが大切ですね。

積水ハウスの商品ランクの整理

積水ハウスの安いシリーズ、積水ハウスの商品ランクの整理

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ここで、積水ハウス本体のラインナップについても整理しておきます。

以前は「イズ・ロイエ」「ビー・モード」「里楽(りらく)」など、多くの商品名が存在しましたが、現在はブランドイメージ統一のため、よりシンプルな区分になっています。

基本的には以下の3つが、本体のプレミアムな「商品 ランク」となります。

  1. イズ(IS): 軽量鉄骨造(1・2階建て)の主力商品。私の家もこれです。
  2. シャーウッド(SW): 木造(シャーウッド構法)の商品。
  3. ベータ(β): 重量鉄骨造(3・4階建て)の商品。

「イズ・ステージ」や「イズ・ロイエ」といった旧名称は、現在は営業の現場では「イズ」として統一して呼ばれています。

デザインの方向性によって価格帯が多少異なることはありますが、基本構造が同じであれば、商品名で価格が大きく変わるわけではありません。

そして、「ノイエ」はこれらの商品ランクとは異なる、ミドル~ロー価格帯の「別ブランド」として明確に位置づけられています。

積水ハウス本体でコストダウンする戦略

では、「ノイエ」や「SIコラボ」ではなく、私と同じように積水ハウス本体(イズやシャーウッド)で契約しつつ、コストを抑える(=安くする)方法はないのでしょうか。

これは、私が家づくりを進める中で痛感したことでもあります。

戦略は確かに存在します。

戦略1: 間取りとデザインのシンプル化(総二階・平屋)

最も効果的かつ基本的なコストダウン手法は、建物の形状をシンプルにすることです。

複雑な間取りや凹凸の多い外観デザインは、壁面積や特殊な部材が増え、施工の手間(工数)も増えるため、本体工事費に直結します。

凹凸の少ない「総二階建て」や、逆に「平屋」は、屋根や基礎の形状がシンプルになるため、コスト削減に繋がります。

戦略2: 標準仕様(スタンダード)の徹底採用

これが一番重要かもしれません。

前述の通り、積水ハウスの標準仕様はすでに非常に高いレベルにあります。

コストダウンとは「標準から削る」ことではなく、「標準から(不必要に)足さない」ことです。

  • 断熱: 標準の断熱等級6(または5)仕様を採用し、あえて最上位の「プレミアム仕様」へのアップグレードを見送る。
  • 設備: キッチン(Panasonic ラクシーナなど)やバスを標準仕様から変更せず、オプション追加を厳しく精査する。

◆北川のワンポイントアドバイス(施主の自戒)

これは、まさに私自身の反省点です(涙)。

私の家の総額が(当初の想定より)上がった最大の要因は、まさにこの「足し算」です。

「エアコン全6台を三菱の霧ヶ峰の上位機種に変えたい」

「外壁の一部に石張り(SHストーン)をやって高級感を出したい」

「リビングの天井は木目調じゃなく本物の木(節無し)がいい」

「当初なかったバルコニーを追加したい」

「外構の目隠しフェンスを数メートル延ばしてくれ」

他にもたくさん… 

こうした私のワガママ(オプション)が積み重なった結果、自己資金は当初予定の1000万円から、最終的に2000万円近くになりました。

積水ハウス本体でコストダウンを狙う最大の秘訣は、この「足したい」という誘惑に打ち勝ち、高水準な標準仕様のまま満足することです。

本当に、これに尽きます。

(とはいえ、私は後悔していません。一生に一度の買い物ですから!)

オーナーの建築実例と坪単価

積水ハウで 安いシリーズを探す方は、「坪単価100万円以下」を一つの目安にされているかもしれません。

ここで、私の「実例」を元に、坪単価のリアルな数字を公開します。

この「坪単価」という言葉には、実は大きな罠が潜んでいます。

【北川家の実例で見る「坪単価」の罠】

私の家の施工床面積は 46.71坪 です。

  1. よくある「坪単価」(本体工事費のみ):
    本体工事費 49,987,650円 ÷ 46.71坪 = 約107万円/坪
    (※これだけ見ると安く見えますが、罠です)
  2. オプション等を含んだ「建築工事費」での坪単価:
    建築工事費(税込) 71,390,000円 ÷ 46.71坪 = 約153万円/坪
  3. 土地代以外の「総費用」での坪単価:
    (建築工事費 71,390,000円 + 諸費用 3,484,814円) ÷ 46.71坪 = 約160万円/坪

※新調する家具や家電、備品代などは含まれておりません。

このように、「坪単価」は計算の分母に何を含めるかで、50万円以上も跳ね上がります。

WEB上で「坪単価100万円」と書かれていても、それがどの段階の費用を指しているのか(大抵は①の本体工事費のみ)を注意深く見る必要があります。

私の実例からも分かる通り、積水ハウス本体のフルオーダーで、「諸費用やオプションをすべてを含んだ総額」を坪単価100万円以下に収めるのは、現在の建築費高騰を考えると、かなり困難と言わざるを得ません。

もし「坪単価100万円以下」が絶対条件なのであれば、「積水ハウス ノイエ」(坪単価目安55万~80万)が、唯一の現実的な選択肢となるでしょう。

積水ハウスの定額制という誤解

積水ハウスの安いシリーズ、積水ハウスの定額制という誤解

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

「安いシリーズ」と関連して、「積水ハウスの定額制」と検索される方も多いようです。

タマホームやアイフルホームのような、商品ラインナップ別の建築費用「定額制」を期待されているのかもしれません。

しかし、これも結論から言うと「積水ハウスに建築費用の定額制は存在しません」

検索でヒットする「定額制」のキーワードは、主に以下の2つのオーナー向けサービスを指しており、建築費用とは全く無関係です。

  1. 住まいるクラブサポートベーシック:
    月会費550円(税込)などを支払う、オーナー向けの「有償メンテナンス会員サービス」です。網戸の交換などに使える割引クーポンなどが提供されます。
  2. スイート コンシェル (SUITE CONCIER):
    オーナー向けに、提携する外部サービス(医療相談、アートの定額レンタルなど)を優待価格で利用できるプラットフォームです。

注意

積水ハウスの「定額制」は、建築費(イニシャルコスト)ではなく、入居後のメンテナンス(ランニングコスト)に関する有償サポートサービスのことです。

建築費用の定額制を期待されている方は、「積水ハウス ノイエ」のパッケージプランが最も近い選択肢となります。

積水ハウスの価格に関するよくある質問

Q1. 結局、諸費用込みの総額はいくらになりますか?

A. これは本当にお答えするのが難しい質問です。

なぜなら、土地の価格、建物の大きさ、そして私のようにどれだけオプションを「足し算」するかで、無限に変わってしまうからです。

私の実例(土地+建物+全費用で総額約1.3億円)は、コートハウスという特殊な設計や多くのオプション、地盤改良費なども含んだ結果の金額です。

一つ言える目安として、「建築工事費(税込)に加えて、最低でも300万円~400万円の諸費用(登記費用、ローン手数料、火災保険、各種申請費など)がかかる」と見ておいた方が安全です。

(私の場合は諸費用だけで約348万円でした)

「本体価格の1.3倍」という目安も、あながち間違いではありません。

正確な金額を知る唯一の方法は、実際に積水ハウスの担当者(私の担当の橋爪店長のような優秀な方)に相談し、ご自身の希望に基づいた見積もり(資金計画書)を作成してもらうことです。

Q2. 決算期(1月)は値引きが大きいというのは本当ですか?

A. WEB上ではそうした情報(決算期に値引きや割引が適応されやすい)が散見されますが、私の知る限り、これは誤情報です。

私も担当の橋爪店長に直接確認しましたが、「決算期だからといって、特別な値引き枠があるわけではない」とのことでした。

積水ハウスの価格は、そうした時期的な要因で変動するものではなく、あくまで積み上げられた仕様に基づいて決定されます。

むしろ、時期を気にするよりも、当サイトのようなオーナー紹介経由での割引(3%相当)や、優秀な担当者による交渉サポートを活用する方が、よほど現実的で確実なコストダウンに繋がると私は考えています。

Q3. ノイエの品質や保証についての評判が不安です。

A. はい、そのお気持ちは分かります。

評判として「本体とは別物」と言われるのは、主に構造(在来木造)と保証(永年ではない)の「グレードの違い」を指しています。

ただし、これはノイエの品質が低いという意味ではなく、あくまで「保証」というサービス内容の違いです。

施工は積水ハウスグループが担いますし、一般的なローコストメーカーと比較すれば、初期保証として手厚い内容と言えます。

「永年保証」という安心感を最優先されるのであれば、ノイエではなく本体(またはSIコラボの構造部)を選ぶべき、という明確な判断基準になりますね。

Q4. 本体(イズ、シャーウッド)の商品ランクによる価格差は?

A. 現在、本体の「商品ランク」はイズ(鉄骨)、シャーウッド(木造)、ベータ(3・4階建て)に集約されています。

鉄骨系と木造系で大きな価格差はなく、それよりも仕様グレード(外壁材や設備グレード)による差の方が大きいと言われています。

例えば、同じ鉄骨の「イズ」の中でも、デザインコンセプトによって価格帯が多少異なることはありますが(例:フラッグシップモデルとシンプルなモデル)、基本構造が同じであれば、商品名で価格が大きく変動するわけではありません。

コストダウンは、商品ランクで悩むより、「標準仕様を徹底する」方が遥かに効果的です。

私が考える積水ハウスの安いシリーズの結論

ここまで、「積水ハウスの安いシリーズ」を深掘りし、施主としての現実的な答えを模索してきました。

結論として、積水ハウスに安易な「安さ」を求めるべきではありません。

私が積水ハウスに“人生最大の買い物”を託そうと決意した理由は、価格ではなかったからです。

それは、担当の橋爪店長をはじめとする「人」の誠実さであり、工場見学で震度7の揺れに9000回(あるいは245回)耐えても平然と建ち続ける実験棟を目の当たりにした、圧倒的な「技術力」への信頼です。

この地震大国・日本において、家族の命と財産を守る「シェルター」としての絶対的な安心感。

そして、それを「永年保証」で支え続けるという企業の姿勢。

これこそが、積水ハウスの価格に含まれる「本質的な価値」だと私は確信しています。

「安いシリーズ」はありませんが、ご自身の「こだわり」に優先順位をつけることで、予算と品質のバランスが取れた「賢い選択肢」(ノイエ、SIコラボ、標準仕様の活用)は、確かに存在します。

この記事が、あなたにとっての後悔のない家づくりの第一歩となれば、現役施主として、これほど嬉しいことはありません。

ご案内

家づくりは「モノ」であると同時に、担当チームと進める「コト(体験)」です。

私は、担当の橋爪店長(現・静岡支店 店長)という最高のパートナーに出会えたことで、何の不安もなく「家づくりのワクワク感」だけを楽しんでいます。

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(もちろん、強引な営業などは一切ありませんのでご安心ください)

 

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  • この記事を書いた人
プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

「すまつな」運営者・株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。