積水ハウスのシャーウッドは4000万で建つ?現役施主が教える秘策

こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。

「積水ハウスのシャーウッドで家を建てたいけれど、4000万円という予算で本当に足りるのだろうか?」

人生最大の買い物である家づくりにおいて、予算への不安は誰もが抱くものです。

特に、積水ハウスのような業界を牽引するトップブランドを検討する場合、その不安は一層強くなることでしょう。

展示場で見るような、陶版外壁「ベルバーン」を纏った邸宅や、重厚感のある「ダインコンクリート」の住まいに憧れを抱きつつも、「自分たちの予算では、外壁は一般的なサイディングや吹付塗装で妥協せざるを得ないのではないか」「そもそも、相手にされないのではないか」と、一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。

しかし、結論から申し上げますと、工夫と戦略次第でその夢は十分に手の届く範囲にあります。

私自身、現在進行形で積水ハウス(私は鉄骨造の「イズ」を選択しましたが)で自宅を建築中の施主として、昨今の建築費高騰の波や、見積もりのリアルな数字、そして値上がりの現状を肌で感じてきました。

この記事では、2025年の最新の市場環境や部材価格の高騰を踏まえ、カタログスペックだけでは決して分からない「4000万円」という金額が持つ本当の価値と、その予算内で最高の一棟を建てるための具体的な戦略を、包み隠さずお話しします。

記事のポイント

  • 積水ハウスのシャーウッドを4000万円で建てるための建物サイズと仕様
  • 「建物本体価格」と「総取得費用」のギャップを埋めるための資金計画
  • 標準仕様の進化により「ランク」を上げなくても手に入る高性能の正体
  • 予算内で最高級外壁を採用し、将来の資産価値を守るための優先順位の付け方

積水ハウスのシャーウッドは4000万で実現可能か

積水ハウスのシャーウッドを予算4000万円で建てるための戦略解説スライドの表紙。ベルバーン外壁の美しい外観写真

「積水ハウス シャーウッド 4000万」というキーワードで検索されているあなたが最も知りたいのは、ズバリ「その予算で、具体的にどんな家が建つのか(あるいは建たないのか)」という現実的なラインでしょう。

2025年現在、世界的なインフレーションに伴う建設資材の高騰、円安による輸入コスト増、そして建設業界の労働力不足(いわゆる2024年問題の長期化)により、数年前の常識は通用しなくなっています。

かつては「豪邸」が建つと言われた金額であっても、現在ではその価値が変化しています。

まずは、現在の坪単価相場と照らし合わせながら、4000万円という予算が持つ「購買力」を冷静かつ客観的に分析していきましょう。

シャーウッドの坪単価から見る2025年の相場

まず、あなたに共有しておかなければならない「不都合な真実」があります。

それは、積水ハウスを含む大手ハウスメーカーの坪単価が、ここ数年で確実に、そして大幅に上昇しているという事実です。

私が契約した際の経験や、関係者から伺った話を総合すると、現在のシャーウッドの坪単価(建物本体価格のみ)は、おおよそ100万円台から150万円程度がひとつの目安となっています。

なお、シリーズ別の相場感や直近の推移については、積水ハウスの坪単価はいくら?2024→2025の推移まとめでも詳しく整理しています。

もちろん、これは「ベルバーン」などの人気仕様を含んだ標準的なグレードの話であり、こだわれば青天井に上がっていくのが注文住宅の世界です。

ここで極めて重要なのが、「坪単価」という言葉の定義です。

ネット上の情報や古いブログ記事には、数年前のデータや、付帯工事費を含まない「本体価格」だけで計算された、安すぎる坪単価(70万〜80万円など)が散見されますが、これを鵜呑みにすると資金計画が破綻します。

【北川のリアル・チェック】
私たちが本当に見るべきは、実際に住める状態にするための「実質坪単価」です。

建物そのものの工事費である「本体工事費」に加えて、屋外の給排水工事や空調工事、ガス・電気の引き込み工事などの「付帯工事費」、そして設計料や諸費用を含めると、実質的な坪単価は120万円~130万円前後(仕様によっては150万円以上)を見ておくのが安全圏です。

つまり、4000万円の予算をすべて「建物(+付帯・諸費用)」に充てられるとしても、単純計算で以下のようになります。

総予算4000万円 ÷ 実質坪単価130万円 ≒ 約30.7坪

これが、2025年におけるシャーウッド検討の「基準値」となります。

「40坪の広々とした家」を4000万円で建てることは、現在の市場価格からすると極めて困難であるという現実を、まずは直視する必要があります。

2025年の積水ハウス シャーウッドの実質坪単価(約120〜150万円)と、予算4000万円で建築可能な延床面積(約30.7坪)を示した図解資料

◆北川のワンポイントアドバイス

「坪単価」という数字に振り回されすぎないでください。

私の家の見積もりでもそうでしたが、坪単価は「キッチンのグレードを上げた」「外壁の一部に高級な石(SHストーン)を貼った」「バルコニーを増設した」など、といった個別のこだわりで、簡単に5万、10万と跳ね上がります。

逆に言えば、こだわりポイントを絞り込み、標準仕様を上手く活用すれば、坪単価のコントロールも十分に可能です。

重要なのは「平均坪単価」という曖昧な指標ではなく、「あなたが叶えたい仕様を入れた時の総額」です。

まずは30坪前後を目安に、担当者にプランを作成してもらうことから始めましょう。そこがスタートラインです。

建物だけで4000万あれば30坪の家は建つ

前述の試算から導き出される答えは、「建物だけで4000万(土地代別)という予算枠があれば、30坪前後の高品質なシャーウッドは十分に建築可能である」ということです。

「30坪」と聞いて、「少し小さいかな?」「狭くないかな?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、積水ハウスの設計力、特に「メーターモジュール」と「空間提案力」を侮ってはいけません。

一般的な日本の住宅は「尺モジュール(910mmグリッド)」で作られていますが、積水ハウスは「メーターモジュール(1000mmグリッド)」を採用しています。

廊下や階段の幅が約10cm広くなるだけで、家全体のゆとりや体感的な広さが劇的に変わります。

車椅子での移動や、大きな荷物を持っての移動もスムーズになり、将来的なバリアフリー性も高まります。

さらに、積水ハウスの設計士(チーフアーキテクト等)は、天井高の操作や「クリアビューデザイン」と呼ばれる大開口サッシの活用により、物理的な畳数以上の広がりを演出するプロフェッショナルです。

予算4000万円で積水ハウスを建てる場合の費用内訳円グラフ(建物3500万円・諸費用500万円)と、30坪で実現可能な間取りやベルバーンなどの仕様スペック一覧

予算配分(総額4000万円)のイメージ 実現できる家のイメージ(約30坪・2階建)
① 建物本体 + 付帯工事
(目安:約3,400〜3,600万円)
  • シャーウッドハイブリッド構造(耐震等級3)
  • 外壁:ベルバーン(総貼り可能)
  • 断熱:断熱等性能等級6(標準仕様)
  • 設備:標準ハイグレード(Panasonic/LIXIL等の上位モデル)
  • 間取り:3LDK〜4LDK(LDK約18〜20畳)
② 諸費用 + 外構・地盤補強
(目安:約400〜600万円)
  • 設計料、建築確認申請費
  • 地盤改良工事(地盤によるが100万〜程度)
  • 外構工事(最低限〜標準的なエクステリア)
  • 登録免許税、印紙代などの税金

※上記はあくまで概算シミュレーションであり、建設地、地盤改良の有無、外構のボリュームによって大きく変動し、特に地盤改良費と外構費は振れ幅が大きいため注意が必要です。

このように、建物単体で4000万円の予算を組める方であれば、シャーウッドの最大の魅力である「ベルバーン総貼り」の邸宅を実現できます。

30坪というサイズは、4人家族でも、廊下を減らしてLDKを広げるなどの無駄のない動線設計を行えば、十分に快適に、そして豊かに暮らせるサイズ感です。

3000万円の家と比較して分かる性能の決定差

ここで、「無理して4000万円のシャーウッドにしなくても、地場の工務店や中堅メーカーなら3000万円の家でもっと広い家、例えば40坪以上の豪邸が建つのではないか?」という疑問が湧くのは当然です。

確かに、床面積の広さや設備の豪華さ(キッチンのグレードを最高級にするなど)だけを比較すれば、3000万円の中堅メーカーの家に軍配が上がるかもしれません。

しかし、私が実際に積水ハウスの工場見学(住まいの夢工場)に行き、震度7の地震実験を目の当たりにして痛感したのは、スペック表には現れにくい「見えない部分」の圧倒的な差です。

積水ハウス シャーウッドと一般的な3000万円の注文住宅の比較図。型式適合認定を受けた耐震性、基礎ダイレクトジョイント、30年保証、スムストック査定など、資産価値の違いを解説

【+1000万円の差が生む「決定的」な価値】

  • 型式適合認定を受けた構造躯体: 一般的な木造軸組工法とは異なり、科学的に証明された耐震性能を持つ工業化住宅(シャーウッドハイブリッド構造)。
  • 基礎の堅牢さ(基礎ダイレクトジョイント): 土台を使わず、基礎と柱を直接金具で結合する独自技術により、地震の力をダイレクトに地盤へ逃がす仕組み。
  • MJ(メタルジョイント)接合システム: 木造の弱点である接合部の断面欠損を最小限に抑え、金物で強固に連結する技術。
  • 保証の永続性: 「初期30年保証」に加え、建物が存在する限り保証を延長可能な「ユートラスシステム」による、一生涯の安心。
  • 資産価値の維持(スムストック): 将来売却する際に、建物の価値が適切に評価される仕組み。

3000万円の家が「消費(建てた瞬間から価値が下がる)」であるのに対し、シャーウッドへの投資は「資産形成(価値が長く維持される)」に近い側面があります。

特に、私の実体験としてお伝えしたいのは、アフターサポートの安心感です。

建てて終わりではなく、30年、50年先まで企業が存続し、守ってくれるという保証。そして、24時間365日対応のカスタマーズセンターの存在。

この「安心料」が+1000万円の中に含まれていると考えれば、その差額は決して高くはありません。

長期的な視点で見れば、むしろコストパフォーマンスに優れているとさえ言えます。

詳細な資金計画や、私が実際にローンを組んだ際の記録(年収や審査の裏側)については、以下の記事でも詳しく公開していますので、ぜひ併せてご覧ください。

【我が家の住宅ローン全記録】年収や審査の裏側をすべて公開します

土地込み4000万でのシャーウッド計画は無謀か

一方で、もしあなたの予算が「土地込みで4000万」であるならば、話は大きく変わります。

結論から申し上げますと、これは極めて厳しい、あるいは「戦略的な縮小」が必要なプロジェクトになります。

仮に土地を1000万円(かなり郊外や建築条件付きでないと難しい地域も多いでしょう)で見つけられたとしても、建物(+諸費用・外構)に残る予算は3000万円です。

さらに諸費用や外構費で最低でも500万円程度は見ておく必要があるため、純粋な「建物本体価格」に回せるのは2500万円前後となります。

今のシャーウッドの相場で本体2500万円となると、延床面積は20坪台前半〜25坪程度が限界ラインとなります。

これは、積水ハウスのセカンドブランドである「積水ハウス ノイエ(PARTAGEなど)」や、WEB限定の企画型商品を検討する領域に入ってきます。

【注意点:無理なコストダウンの罠】
「土地込み4000万円」の枠内で無理に注文住宅のシャーウッドを建てようとすると、肝心の建物性能(断熱や外壁ベルバーン)を削ることになりかねません。

その場合は、エリアを見直して土地値を下げるか、あるいは「積水ハウス ノイエ」などの別ブランドを検討する勇気も必要です。

「ノイエ」も積水ハウスグループの品質基準で建てられるため、中途半端な仕様のシャーウッドよりも満足度が高くなるケースがあります。

4,000万で平屋を建てる際の広さと仕様の限界

土地代込み4000万円の場合と、平屋を建てる場合の積水ハウス シャーウッドの難易度解説。平屋の場合は25〜28坪が目安となる理由を図解

近年、シニア層だけでなく子育て世代にも人気の「平屋」ですが、4,000万の平屋という条件でシャーウッドを検討する場合、2階建てよりもさらに予算配分がシビアになります。

平屋は2階建てに比べて、基礎の面積と屋根の面積が広くなるため、坪単価が割高になる傾向があります。

一般的に、同じ延床面積の2階建てと比較して、坪単価で5〜10万円、総額で数百万アップすると考えておいた方が無難です。

予算4000万円(建物のみ)でシャーウッドの平屋を建てる場合、現実的な広さは「25坪〜28坪」程度となるでしょう。

30坪を超えるゆとりある平屋を目指すなら、4500万円〜5000万円の予算準備が望ましいのが本音です。

ただし、25坪の平屋であっても、積水ハウスが得意とする「勾配天井」や「大開口サッシ」を組み合わせることで、数字以上の開放感を演出することは十分に可能です。

廊下を極限まで減らし、LDKを中心とした回遊動線を作ることで、無駄のない機能的な住まいが実現します。

「広さ」ではなく「質」を追求する、大人の隠れ家のような住まいを目指すのであれば、4000万円の平屋は最高の選択肢となり得ます。

積水ハウスのシャーウッド、4000万で後悔しない戦略

4000万円という予算は、決して少ない金額ではありません。

しかし、積水ハウスというステージにおいては、「何でも叶う金額」ではないこともまた事実です。

だからこそ、どこにお金をかけ、どこを削るかという「選択と集中」が、後悔のない家づくりの鍵を握ります。

ここでは、限られた予算内で最大の満足度を引き出すための、現役施主視点での戦略をお伝えします。

2025年の標準仕様と断熱等級6の進化

これからシャーウッドを検討されるあなたに、どうしてもお伝えしたい朗報があります。

それは、2025年時点での積水ハウスの「標準仕様」のレベルが、私が検討を始めた数年前に比べても、格段に進化しているという事実です。

特に目を見張るのが「断熱性能」の底上げです。

積水ハウスは現在、「断熱等性能等級6」の標準化を強力に推し進めています。

「等級6」と言われてもピンとこないかもしれませんが、これは従来の長期優良住宅の基準(等級4)や、ZEH基準(等級5)を明確に上回る、極めて高い断熱水準です。

以前であれば、ここまでの性能を出すためには追加の断熱オプション費用を支払う必要があったケースも多いのですが、今のシャーウッドなら、標準でこの性能が手に入るのです。

【等級6がもたらす生活の変化】
等級4の家と比較して、冷暖房にかかるエネルギー消費量を約30〜40%削減できると言われています。

冬場の朝、布団から出るのが辛くない。夏場、帰宅した瞬間にムッとする熱気を感じにくい。

この「当たり前の快適さ」が、オプション料金なしで手に入るというのは、予算4000万円で計画を進める上で非常に大きなアドバンテージになります。

これはつまり、「断熱オプションに追加費用を払わなくても、十分に冬暖かく夏涼しい家が建つ」ということを意味します。

4000万円という限られた予算内でやりくりする際、「もっと断熱性能を上げなきゃ寒いんじゃないか?」と不安になり、無理に最高等級(等級7)を目指して数百万円を追加しようとする方がいらっしゃいます。

しかし、私の実体験から申し上げますと、標準仕様の等級6を信頼し、浮いた予算を内装のグレードアップや、憧れの外壁「ベルバーン」に回す方が、住んでからの満足度は高くなる可能性が高いです。

工場見学で確信した「ぐるりん断熱」の凄み

私が実際に積水ハウスの工場見学(住まいの夢工場)に参加した際、最も感動したのが標準仕様の断熱施工技術、通称「ぐるりん断熱」の精度の高さでした。

一般的な木造住宅では、コンセントボックスの裏側や筋交いの周辺などに断熱材の隙間ができやすく、そこが熱の逃げ道(ヒートブリッジ)になりがちです。

しかし、シャーウッドの工場生産部材は、そういった細部まで計算し尽くされており、現場で職人さんがパズルのように隙間なく断熱材を埋め込んでいきます。

カタログ上の数値(UA値)が良いのはもちろんですが、現場での「施工ミス」が起きにくい仕組みが完成されている。

これこそが、数値以上の快適性を生む積水ハウスの真骨頂だと、私は確信しています。

▼木板を使い完璧に敷き詰められた我が家の断熱材

住宅性能評価申請:断熱下地検査合格 住宅性能評価申請:断熱下地検査合格 住宅性能評価申請:断熱下地検査合格

シャーウッドのランクと市場での立ち位置

積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」は、日本の住宅市場においてどのような立ち位置にあるのでしょうか。

よく「シャーウッド ランク」や「偏差値」といった言葉で検索されますが、間違いなくハウスメーカー界の「トップティア(最上位群)」に位置するブランドです。

競合としては、住友林業の「ビッグフレーム(BF)構法」などが挙げられます。

どちらも素晴らしい住宅ですが、シャーウッドの特異性は「木造でありながら、型式適合認定を受けた工業化住宅である」という点に尽きます。

一般的な木造住宅が、現場の大工さんの腕に左右される「工芸品」的側面を持つのに対し、シャーウッドは工場で厳密に管理・生産された部材を、計算通りに組み立てる「工業製品」としての精密さを持っています。

これは、品質のバラつきが極めて少ないことを意味し、将来的なメンテナンスリスクの低減にも繋がります。

【ランクの違い】
重要なのは、予算4000万円で建てるシャーウッドも、1億円で建てるシャーウッドも、この「構造躯体の品質」や「耐震性能(耐震等級3)」という根幹部分は全く同じであるということです。

ここがブレないからこそ、建物の規模に関わらず、積水ハウスを選ぶ価値があるのです。

5000万の家と比較した時の妥協点と優先順位

もし予算があと1000万円あれば、つまり5000万の家であれば、何が変わるのでしょうか。

この差分を知ることで、4000万円で何を諦めるべきか、何を守るべきかが見えてきます。

5000万円の予算があれば、以下のようなことが実現可能になります。

  • 延床面積を35坪〜40坪に拡大する(各個室を広くする)。
  • リビングに「ピットリビング(床下げ)」や大掛かりな吹き抜けを採用する。
  • キッチンを海外製(ミーレの食洗機など)や最上位グレード(LIXILリシェルなど)にする。
  • 「5本の樹」計画に基づいた、豪華な植栽と外構工事を行う。

逆に言えば、4000万円で建てる場合は、これらの要素を「削る」あるいは「標準化」する必要があります。

私の提案する優先順位は以下の通りです。

注文住宅の予算配分ピラミッド図。構造・外壁(ベルバーン)は死守し、断熱は優先、設備や内装・広さは調整可能であることを示した戦略図

  1. 【最優先】構造・安全・外壁(ベルバーン): 後から変えられない部分は絶対に削ってはいけません。特にベルバーンはシャーウッドのアイデンティティであり、メンテナンスコスト削減の要です。
  2. 【優先】断熱・窓: 快適性と光熱費に直結するため、標準仕様(等級6)以上は死守しましょう。窓のサッシも、アルミ樹脂複合の高性能なものを維持すべきです。
  3. 【調整可能】設備(キッチン・バス): 積水ハウスの標準仕様(スタンダード)でも、PanasonicやLIXILのかなり良いグレードが入っています。無理にランクアップしなくても機能は十分です。
  4. 【我慢】広さと装飾: 部屋数を減らす、過度なアクセントウォールや造作家具を控える。ここが最大のコスト調整弁です。

プランニングや間取りの工夫については、私が実際に経験した打ち合わせの様子も参考にしてみてください。

【積水ハウス 仕様決定までの道のり】要望は形になったのか?プラン提案の裏側

外壁ベルバーン採用による維持費の削減効果

4000万円の予算配分で最も悩むのが、「ベルバーンを採用するか否か」ではないでしょうか。

ベルバーンは高価です。サイディングに変更すれば、100万円単位でイニシャルコスト(初期費用)を下げられるかもしれません。

しかし、私は「他の全てを削ってでも、ベルバーンだけは採用すべき」だと断言します。

理由は単純で、トータルコスト(生涯費用)で見た時に圧倒的に得だからです。

一般的なサイディング外壁は、10年〜15年ごとに塗装メンテナンスが必要です。

足場代を含めると、その都度100万円〜150万円の出費が発生します。

一方、陶版外壁であるベルバーンは、焼き物(セラミック)であるため、紫外線による色褪せがほとんどありません。

シーリング(目地)の打ち替えは必要ですが、塗装の必要がないため、30年、50年というスパンで見れば、メンテナンス費用で数百万円の差がつきます。

積水ハウスの陶版外壁ベルバーンと一般的なサイディング外壁のメンテナンスコスト比較グラフ。30年間で塗装費用により数百万円の差が出ることを示した図

◆北川のワンポイントアドバイス

家を建てる時の4000万円は「今の出費」ですが、メンテナンス費は「将来の出費」です。

定年退職後や年金暮らしになった時に、10年おきに100万円以上のリフォーム代を捻出するのは、精神的にも金銭的にも大きな負担になります。

「若い今のうちに、将来のメンテナンス費を先払いして楽を買う」。

ベルバーンへの投資は、そういう意味で最強の老後資金対策とも言えるんですよ。

シャーウッドで後悔しないための予算配分の鉄則

最後に、シャーウッド 後悔という検索キーワードで調べている方が陥りやすい失敗パターンと、それを回避する鉄則をお伝えします。

最大の失敗は、「箱(建物)を大きくしすぎて、中身(仕様)がスカスカになること」です。

「せっかくだから広い家がいい」と40坪の家を建てたものの、予算オーバーで外壁はサイディング、窓はアルミサッシ、床は安価なシートフローリング、断熱も最低限…となってしまっては、せっかくのシャーウッドの魅力が半減してしまいます。

【4000万円シャーウッドの鉄則】

「小さく建てて、豊かに暮らす」

積水ハウス シャーウッドで後悔しないための鉄則。「小さく建てて、豊かに暮らす(Build Small, Live Richly)」というコンセプトと、面積を抑えて質を高める戦略の図解

30坪、あるいは28坪でも構いません。

面積をコンパクトに抑えることで浮いた予算を、ベルバーンや無垢床、高断熱サッシといった「質」の部分に回してください。

積水ハウスの設計士(チーフアーキテクト)は、コンパクトな空間を広く見せる天才です。

物理的な広さよりも、視線の抜けや素材の質感が生み出す「居心地の良さ」を追求することこそが、この予算帯での勝利の方程式です。

積水ハウス シャーウッド建築に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 4000万円の予算には、消費税や諸費用も含まれていますか?

A. この記事でのシミュレーションは、基本的に「総額4000万円(税込・諸費用込)」を想定しています。

ただし、土地の状況によって発生する「地盤改良費(100万〜200万かかる場合も)」や、「外構工事」のボリュームによっては、建物本体にかけられる金額がさらに圧縮される可能性があります。

契約前に必ず「資金計画書」の総額を確認し、何が含まれていて何が含まれていないか(カーテン、照明、空調など)を厳密にチェックすることが重要です。

Q2. 決算期(1月・7月など)に契約すれば、4000万円でもっと広い家が建ちますか?

A. 「決算期なら大幅値引きができる」という噂はよく聞きますが、積水ハウスにおいては過度な期待は禁物です。

基本的に適正価格での提案がベースであり、時期によって数百万円も価格が変わることはありません。

ただし、インテリア(家具やカーテン)などのオプションサービスや、キャンペーン(「ご成約特典」など)が適用されるケースはあるため、営業担当者に相談してみる価値はあります。

また、私がお手伝いしている「紹介制度」も併用すると、よりメリットが出る可能性があります。

Q3. ベルバーン以外の外壁を選ぶメリットはありますか?

A. コストダウン以外にも、デザインの好みで選ぶメリットはあります。

例えば「吹付塗装(シーサンドコートのような質感)」を選べば、継ぎ目のないシームレスでモダンな外観が実現できますし、「サイディング」にも近年は高耐久で意匠性の高い商品が出ています。

ただし、「シャーウッドらしさ」や、将来的な「資産価値(リセールバリュー)」を最優先するなら、やはりベルバーンが最強の選択肢であることに変わりはありません。

Q4. 予算4000万円の場合、値引き交渉は可能ですか?

A. 可能ですし、交渉自体はすべきですが、「ただ安くして」という交渉は逆効果になりがちです。

積水ハウスの営業マンも人間です。

予算の上限(4000万円)を正直に伝え、「この金額に収まるように仕様を調整したい」「モニター協力(完成見学会への協力)をするので考慮してほしい」といった建設的な相談を行うのがベストです。

また、私のサイト経由のような「オーナー紹介」を活用することで、最初から有利な条件を引き出せる可能性が高まります。

結論:積水ハウスのシャーウッドは4000万円で建てられるのか

ここまで、積水ハウスのシャーウッドは4000万で可能かというテーマについて、現役オーナーの視点から徹底的に掘り下げてきました。

結論として、4000万円でのシャーウッド建築は、「賢者の選択」になり得ます。

 4000万円で積水ハウスを選ぶ意義についてのまとめスライド。安全(Safety)、健康(Health)、美しさ(Beauty)という資産価値を得ることこそが賢者の選択であるというメッセージ

確かに、広さや派手な設備は制限されるかもしれません。

しかし、その代わりに手に入るのは、震度7に耐えうる「安全」、高断熱が生む「健康」、そしてベルバーンが約束する「永続的な美しさ」です。

家は、建てて終わりの「作品」ではなく、家族が何十年も暮らす「器」です。

4000万円という大金を、見た目の豪華さという「消費」に使うのか、家族を守り続ける性能という「資産」に使うのか。

もしあなたが後者を選ぶのであれば、積水ハウスのシャーウッドは、その期待に120%応えてくれるはずです。

まずは展示場に足を運び、その「質」の違いをご自身の目で確かめてみてください。

そして、もし「信頼できる担当者に出会いたい」「少しでも有利に話を進めたい」と思われたら、いつでも私の「ご紹介割引の相談窓口」をご活用ください。

私と橋爪店長が、あなたの家づくりを全力でサポートいたします。

【積水ハウス 仕様決定までの道のり】ついに本契約!値引きと最終金額のリアル

 

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プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。