こんにちは。
住まいをつなぐ「すまつな」運営者の北川です。
積水ハウスの建売の値段はいくらなのかと調べているあなたは、きっと積水ハウスで家を建てたいという思いがあるはずです。
でも、注文住宅の予算や、いつ引っ越せるのかという入居時期の課題から、品質の高い建売(分譲住宅)も現実的な選択肢として真剣に検討されているのだと思います。
その際、いくつか気になることが出てきますよね。
- 積水ハウスの建売って、実際のところいくらくらいするのか。
- 注文住宅と同じように、ダインコンクリートやベルバーンといった高品質な外壁は使われているのか。
- 一般的な建売と比べて価格は高いようだけれど、その価値やメンテナンスの手間、耐用年数はどうなのか。
家づくりを進める中で、こうした疑問が次々と湧いてくるのはとてもよくわかります。
積水ハウスで注文住宅を建てて、現在その家で家族と暮らしているオーナーとして、あなたのそのお気持ちは痛いほどよくわかります。
家づくりというのは、建物の品質、かかる価格、理想のデザイン、そしていつから新しい生活を始められるかという入居時期など、本当に様々な要素のバランスを取る、とても悩ましい作業だからです。
この記事では、実際に積水ハウスに住んでいる私が、積水ハウスの建売(分譲住宅)のリアルな価格相場や、その価格にしっかり含まれている本当の価値について、包み隠さずお話しします。
さらに、注文住宅と比較したときにあなたが後悔しないための判断基準も、実体験を交えながら徹底的に解説していきます。
これから家を建てるあなたに、絶対に後悔してほしくないという思いでまとめました。
記事のポイント
- 積水ハウスの建売の正しい定義と販売形態
- 全国の具体的な分譲住宅の価格実例
- 注文住宅と比較した際のメリットと後悔しやすいポイント
- 価格交渉や割引制度を賢く利用する方法
積水ハウスの建売の値段、リアルな相場
まず、積水ハウスの建売はいくらなのかという、あなたが一番気になっている核心的な疑問にお答えしていきます。
ただし、実際の金額を見る前に知っておいてほしいことがあります。
積水ハウスが販売する建売にはいくつかの形態があり、そこを勘違いしてしまうと、後から予算計画が大きく狂ってしまうという非常に重要な注意点があるのです。
まずはそこから丁寧にお話しさせてください。
「建売」=「分譲戸建て」
まず大前提として、積水ハウスは建売という言葉をあまり積極的に使っていません。
一般的にあなたが建売としてイメージされる、土地と建物が最初からセットになっている物件は、分譲住宅という名称で販売されています。
いわゆる分譲戸建てのカテゴリーですね。
その中核となるブランドが、コモンステージ(Common Stage)です。
これは、積水ハウス自身が土地の造成からしっかりと関わり、街区全体を計画的に美しくデザインし、そこに積水ハウスの設計思想に基づいた高品質な住宅を建てて販売する形態のことを指します。
「分譲戸建て(コモンステージ)」の主な特徴
- 土地と建物がセットになった総額表示: 必要な価格が最初から明確なので、後から予算オーバーになる心配が少なく安心です。
- すでに完成済みの物件であること: 契約する前に、実際の日当たりや生活動線、建物の質感などを自分の目でしっかり確認できます。
- 入居時期が圧倒的に早い: 注文住宅のようにゼロから設計して建築する長い時間が不要で、契約から短期間で新しい生活をスタートできます。
積水ハウスの建売の値段を知りたい場合、基本的にはこのコモンステージというブランドの分譲戸建ての価格を見ていくことになります。
建築条件付きの土地との違い
ここで、家づくりについて調べている方がとても陥りやすい罠があります。
それは、同じコモンステージという名前で販売されている物件であっても、それが建築条件付きの土地であるケースです。
例えば、インターネットで探していると、コモンステージの物件が4,080万円といった価格で載っている情報が見つかることがあります。
それを見ると、積水ハウスの家が4,000万円台で買えるのかと一瞬期待してしまいますよね。
でも、これは大きな間違いなので注意してください。
「建築条件付きの土地」は建売ではありません
先ほどのような価格は、あくまで土地のみの価格を示しています。
建築条件付きというのは、この土地を買うなら家は必ず積水ハウスで建ててくださいねという条件が最初から付いている土地のことです。
つまり、その土地代に加えて、これから建てる積水ハウスの注文住宅の建築費用が別途大きくかかってきます。
これは実質的に建売(分譲戸建て)を購入するのとは違い、注文住宅を建てるための土地取得プロセスそのものです。
この違いをしっかり理解していないと、あとから資金計画が根本から破綻してしまうため、本当に注意が必要です。
土地代と建物代は明確に分けて考える必要があります。
家づくりの土地探しについては、私の土地探し奮闘記(Vol.2)でも詳しくお話ししていますので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事では、こうした少し紛らわしい土地のみの価格は除外し、純粋な土地と建物のセットである分譲住宅の価格を分析していきます。
全国の値段とリアルな相場
では、純粋な土地と建物のセットである分譲住宅(コモンステージ)は、実際にいくらくらいで販売されているのでしょうか。
全国の販売されている実例をまとめました。
結論から言うと、積水ハウスの分譲住宅の価格相場は、土地と建物を合わせた総額で5,000万円台後半から1億円を超えるような高価格帯になっています。
【積水ハウス「コモンステージ」全国価格実例】
| 物件名(地域) | 価格(万円) | 間取り | 建物面積 (m²) | 土地面積 (m²) | 建物構造 |
|---|---|---|---|---|---|
| コモンステージ北夕顔瀬(岩手県盛岡市) | 5,854 | 4LDK | 117.04 | 164.86 | (記載なし) |
| コモンステージ高岡3丁目(高知県高岡市※) | 5,980 | 3LDK | 103.72 | 168.85 | 木造2階建 |
| コモンステージ市原市惣社(千葉県市原市) | 6,350 ~ 6,800 | 3LDK | 102.86~116.70 | 165.12~ | (記載なし) |
| コモンステージ長者一丁目(福島県郡山市) | 6,490 | 3LDK | 107.98 | 155.06 | (記載なし) |
| コモンステージ松戸みのり台(千葉県松戸市) | 7,800 | 3LDK | 104.75 | 142.02 | (記載なし) |
| コモンステージ下土狩V(東海エリア某所) | 7,900 | 3LDK | 111.66 | 160.36 | 軽量鉄骨2階建 |
| コモンステージ明石・明舞(兵庫県明石市) | 7,980 ~ 9,680 | 3LDK | 110.87~121.66 | 144.54~174.55 | (記載なし) |
| コモンステージ木津川市相楽台(京都府木津川市) | 8,880 | 3LDK | 131.50 | 227.09 | (記載なし) |
| コモンステージ黒松(宮城県仙台市) | 10,500 | 3LDK | 161.49 | 167.04 | 軽量鉄骨2階建 |
※市場データを基に構成
この表を見ていただくとわかる通り、積水ハウスの分譲住宅は、あなたが想像する一般的な建売住宅のイメージとは一線を画す価格帯です。
比較的価格が抑えられている地方都市の物件でも約6,000万円ほどしますし、都市部や人気の好立地になれば、8,000万円から1億円を超えることも決して珍しくありません。
この価格には土地代が大きな割合で含まれているため、注文住宅でよく使われる坪単価という言葉で比較しようとすると、計算が完全におかしくなってしまいます。
例えば、先ほどの仙台市の物件を建物面積で割って計算すると、坪単価が200万円を超えてしまいますが、これには土地の値段も含まれているため、全く参考になりません。
ですから、建売(分譲住宅)を検討する際は、坪単価という数字に惑わされるのではなく、土地と建物、そしてお庭などの外構も含めた総額で判断することが鉄則になります。
なぜ積水ハウスに安い建売はないのか
「それにしても価格が高すぎる」「普通の建売ならもっと手の届く値段なのに」と、戸惑いを感じる方も多いと思います。
なぜ、積水ハウスの建売(分譲住宅)はこれほどまでの高価格帯になっているのでしょうか。
その理由は非常にシンプルで、積水ハウスが建売だからといって安く作るという考え方を一切持っていないからです。
私も以前、積水ハウスの工場見学に足を運び、その圧倒的な技術力と徹底された品質管理の体制を目の当たりにしました。
その時、これは一般的な工務店さんでは到底真似できない家づくりだと深く痛感したのを覚えています。
◆北川のリアルな体験
私は工場で、積水ハウス独自の制震システムであるシーカス(SHEQAS)が搭載された建物で、実際に震度7の揺れを体験しました。
立っていられないほどの凄まじい揺れだったにもかかわらず、建物はかすり傷ひとつ負っていませんでした。
案内してくれたスタッフの方に聞くと、なんとその実験棟は、すでに9000回以上も同じ震度7の揺れを受け続けているというのです。
この圧倒的な建物の頑丈さと、家族を守ってくれるという安心感は本物だと感じました。
積水ハウスの分譲住宅は、こうした注文住宅で培われた最高水準の技術や、高品質な外壁、断熱材といった部材を、妥協することなくそのまま投入して作られています。
ただ安い建売を作るのではなく、積水ハウス品質の家を、プロが美しい街並みとしてコーディネートした完成品として提供しているのです。
その確かな品質とブランドの価値が、そのまま価格に反映されていると考えるのが自然だと思います。
価格が高いのにはしっかりとした理由があり、それに見合うだけの圧倒的な安心と品質への対価が含まれているからこそだと、実際に住んでいる今でも強く感じています。
建売の評判と本当の品質
建売は注文住宅と比べて品質が劣るのではないかという不安は、家づくりを考える多くの方が抱くものであり、世間一般的な建売の評判として耳にすることもあると思います。
しかし、こと積水ハウスに関していえば、その心配は限りなく不要だと、住んでいる実感として断言できます。
お話しした通り、積水ハウスの分譲住宅は、注文住宅と全く同じ鉄骨造のダイナミックフレーム・システムや、木造のシャーウッドハイブリッド構造といった強靭なコア技術を用いて、国内の自社工場で精密に生産され、管理されています。
外壁の性能や、ぐるりん断熱と呼ばれる断熱性能、そしてシーカスによる耐震性能など、積水ハウスが誇る家の基本性能は、分譲住宅だからといって意図的にレベルを下げられているわけでは決してありません。
もし違いがあるとすれば、それは建物の品質の差ではなく、選べる仕様の差でしかありません。
家の品質と仕様の違いについて
- 家の品質(クオリティ): 建物の基本性能や、家族を守る安全性、長く住める耐久性など。これらは注文住宅も建売も厳しい積水ハウス基準で全く同等に作られています。
- 家の仕様(スペック): 生活する間取り、床などの内装材、キッチンや浴室の設備のグレード、外壁の種類など。注文住宅はこれらを自分たちで自由に選べますが、建売は積水ハウスのプロが選定した使いやすい標準仕様や推奨仕様であらかじめ固定されています。
つまり、自分たちだけの細かなこだわりを反映できないというだけで、家という建物そのもののクオリティや、それに伴う評判は注文住宅と全く遜色がなく、非常に高いレベルで担保されているのです。
むしろ、経験豊富なプロが全体のバランスを考えて美しくコーディネートしている分、住みにくい間取りになったり、ちぐはぐなデザインになってしまうリスクがないとも言えますね。
実際に約47坪のわが家で暮らし始めてみて、計算し尽くされた間取りや空気の流れの大切さを身をもって感じており、プロの設計の素晴らしさには本当に感謝しています。
積水ハウスの分譲住宅の価値と後悔しない考え方
積水ハウスの建売(分譲住宅)が、一般的な建売とは全く違う、ワンランク上の高価格帯であることはおわかりいただけたかと思います。
では、その決して安くはない価格を支払うだけの価値は、具体的にどこにあるのでしょうか。
そして、注文住宅と比較したときに、将来あなたが後悔してしまう可能性はないのでしょうか。
現在積水ハウスに住んでいるオーナーとしての厳しい目線で、さらに深掘りしてお伝えします。
将来を見据えた高い資産価値
私自身が積水ハウスを選んだ大きな理由の一つに、長期的な資産価値への期待があります。
家というのは人生で最大の買い物であると同時に、何十年か先、ライフスタイルの変化によって将来的に売却する可能性もゼロではない大切な資産になります。
その点、積水ハウスは中古住宅の市場でも非常に高い評価を受け続けており、資産価値が極めて下がりにくいという、他社にはなかなか真似できない圧倒的なブランド力を持っています。
これは、同じく積水ハウスが手がけている高級な分譲マンションのブランドであるグランドメゾンなどにも共通して言えることですが、分譲戸建ての場合は、建物だけでなく土地そのものもしっかりと自分の資産になるという点が非常に大きなメリットです。
どんな家でも建物自体の価値は年々少しずつ下がっていきますが、土地の価値は立地条件によって長く維持されたり、場合によっては上昇することさえあります。
多くの口コミでも、万が一手放すことになった際にも積水ハウスなら安心だという声があるように、このリセールバリューの高さは、最初の購入価格が高く感じても、長い目で見たときのトータルコストを抑えられる可能性が高いことを意味しています。
分譲住宅という形であっても、積水ハウスがしっかりと施工した家であるというブランドの価値は一生変わりません。
この先何十年も続く長期的な安心感こそが、あの価格にしっかりと含まれている大きな価値の一つだと私は感じています。
住んでから実感するアフターサービスの充実
積水ハウスは、建ててからがお客様との本当のお付き合いの始まりと言われるほど、引き渡し後のアフターサービスの充実にものすごく力を入れています。
実際に住んでいる私も日々の暮らしの中で強く実感していますが、定期的な点検のしっかりとした仕組みや、暮らしの中で何かちょっとした困りごとがあった時のカスタマーズセンターの迅速な対応は、本当に手厚くて頼りになります。
◆北川からのアドバイス
積水ハウスには、家の骨組みとなる構造躯体と、雨水の浸入を防ぐ部分を対象とした初期30年保証という心強い制度があります。
さらにその後も、有料の点検や必要な補修を行うことを条件に、保証をずっと延長していくことができるユートラスシステムという永年保証の仕組みまで用意されています。
こうした非常に手厚いサポート体制は、注文住宅だけでなく、もちろん分譲住宅を購入された方にも全く同じように提供されます。
長く住み続ける上での維持管理にかかるコストの不安や、万が一の不具合が起きたときの精神的なストレスを大幅に軽減してくれるのです。
安心して毎日を過ごせるというこの環境もまた、価格に含まれている非常に重要な価値だと言えますね。
住み始めてから、家の中の空気がいつも気持ちよくて、外から帰ってくるたびにほっとする感覚は、こうした見えない安心感に守られているからこそだと実感しています。
建売を選んで後悔しやすいポイント
では、逆に建売を選んで後悔してしまうポイントはどこにあるのでしょうか。
世間一般的な建売の評判としてよく耳にするのは、デザインがどれも同じに見える、隣の家との距離が近くて窮屈、内装がどうしても安っぽく感じるといった不満の声です。
積水ハウスのコモンステージの場合、美しい街並み全体をデザインしているため、個々の家のデザインには統一感を持たせていますし、土地の効率を考えれば隣家との距離が近い場合も当然あります。
しかし、内装が安っぽいと感じることはまずありません。
なぜなら、注文住宅で使われているのと同じ、質の高い標準仕様が採用されていることがほとんどだからです。
もし、注文住宅を真剣に検討しているあなたが、積水ハウスの建売を選んで後悔するとすれば、その理由はただ一つしかありません。
言うと、それは自分たちの思い通りにできる設計の自由度がゼロであるという、この一点に尽きます。
注文住宅を検討している方が後悔しやすい点
- 間取りを自分好みに変えられない: 家族の動線を考えて本当はリビング階段が良かった、ここに大きな収納が欲しかったと思っても、後から変更することはできません。
- 内装や水回りの設備を選べない: 毎日使うキッチンの色や、足ざわりの良い床材の質感、お風呂のグレードなど、すべてがあらかじめ決められたものになります。
- 外観のデザインが周囲と似ている: 街並みの美しい統一感を重視して作られた物件では、自分たちらしい外観の個性を出すことは難しくなります。
たとえば「周囲の目を気にしすぎず、のびのび暮らせるように中庭のある家にしたい」といった、どうしても譲れない具体的なこだわりが一つでもある方は、建売を選んでしまうと、住み始めてから「やっぱりあそこはこうしておけば良かった」と後悔する可能性が非常に高くなります。
家づくりでどうしても叶えたい夢がある場合は、慎重に判断してください。
私が複数のハウスメーカーとの比較を経て、最終的に積水ハウスの注文住宅に決めた経緯については、こちらの記事(仕様決定 Vol.2)でも詳しく書いていますので、よろしければ読んでみてください。
最大のメリットは価格の確定と圧倒的な入居スピード
設計の自由度がないというデメリットの代わりに、建売(分譲住宅)で得られるメリットはあなたにとって非常に強力な武器になります。
それは、後から金額が上がらないという価格の透明性と、すぐに新しい生活を始められる入居スピードです。
注文住宅づくりで最も恐ろしいのは、気がつけば予算を大きくオーバーしてしまうことです。
私も打ち合わせを重ねていくうちに、あれもこれもと希望を詰め込んでしまった結果、当初の予定よりも自己資金の負担が大幅に増えてしまい、資金計画の調整に冷や汗をかいた経験があります。
その点、分譲住宅は、最初に総額として提示された金額が、土地も建物も外構もすべてコミコミの価格になります。
契約した後に、オプションの追加などでどんどん金額が膨れ上がっていくという恐ろしい心配が一切ありません。
お金のやりくりが見通しやすく、予算管理が非常に楽になるため、精神的な安心感が本当に絶大です。
さらに、すでに完成している物件であれば、実際の日当たりや部屋の広さを見て心から納得した上で契約でき、住宅ローンの手続きが済み次第、すぐに入居して新しい暮らしをスタートできます。
お子様の小学校入学までにどうしても引っ越したいなど、明確な期限が迫っている方にとって、このスピード感は何物にも代えがたい大きな魅力となります。
やはり気になるデメリットは設計の自由度
先ほどの後悔しやすいポイントでもお伝えしましたが、改めてデメリットを整理しておきましょう。
最大のデメリットは、やはり自分たちで一から設計できないという自由度の少なさです。
積水ハウスの注文住宅は、一邸ごとに異なる家族の暮らしに合わせた自由設計が基本です。
わが家の設計を担当してくださった経験豊富な設計士の方も、私たちのフワッとした要望を見事なまでに美しい形にしてくれました。
例えば、わが家の場合は、外からの視線を気にせずに家族でくつろげるように、中庭を囲むような特別な設計を採用してもらいました。
外から見ると窓が少なくて閉じているように見えますが、家の中は吹き抜けや高い位置にある窓のおかげで、一日中とても明るく、開放感があり、家にいるだけで気分が上がる毎日を送っています。
カーテンを閉めなくても安心して暮らせる生活がとても快適で、家ってここまで気持ちを変えてくれるんだと、住んでみて改めて感動しています。
こうした自分たちだけの暮らし方を実現できるのが注文住宅の最大の醍醐味ですが、分譲住宅ではあらかじめ完成しているため、そういった個別の要望を取り入れることはできません。
最近とても人気のある平屋の設計や、部屋を一つ増やすような大幅な間取りの変更も、当然ながら不可能です。
プロが考え抜いた無理のない、暮らしやすい間取りになるように設計された家で満足できるのか、それとも、自分たちのライフスタイルやこだわりを全部詰め込んだ唯一無二の家が欲しいのか。
この二つの選択肢を天秤にかけてどう判断するかが、建売を選ぶか、注文住宅を選ぶかを決めるあなたにとって最大の分岐点になるはずです。
積水ハウスの分譲戸建てをあえて選ぶ理由
では、注文住宅ではなく、あえて積水ハウスの分譲戸建てを選ぶ決定的な理由は何なのでしょうか。
それは、揺るぎない品質と、計算された美しい街並みへの深い信頼に尽きると私は考えています。
世の中の一般的な建売住宅の中には、どうしても販売コストを優先するあまり、住みやすさの設計や目に見えない部分の品質が二の次にされてしまっているケースも、残念ながら存在するのが実情です。
しかし、積水ハウスの場合は、これまで何度もお伝えしてきた通り、注文住宅と全く変わらない非常に高いレベルの品質がしっかりと約束されています。
さらに、コモンステージに代表されるような分譲物件は、ただ一軒の家をポツンと建てるのではなく、毎日の行き帰りを通る道路の配置、四季を感じられる植栽、すっきりとした景観を作る電柱の地中化など、街区全体が美しく、そして子供たちが安全に暮らせるようにトータルでデザインされています。
高い品質が担保されているという揺るぎない安心感と、何十年先も価値が維持されるであろう美しい街並み。
この二つの大きな価値を、注文住宅を建てるよりも圧倒的に早く、そして予算オーバーの心配がない確定した価格で確実に手に入れられること。
それこそが、数ある選択肢の中から積水ハウスの分譲戸建てを選ぶ、最も賢明で最大の理由だと実感しています。
空調システムのおかげで家じゅうが快適で、悩まされていた花粉の時期も以前よりずっと過ごしやすくなり、毎日の暮らしの満足度が本当に高いです。こうした基本性能の高さが分譲戸建てでも手に入るのは素晴らしいことですよね。
建売でも価格の値引き交渉はできるのか
積水ハウスの建売は、少しでも値引きの交渉ができるのだろうかという点も、予算を考える上でとても気になりますよね。
結論から言うと、決して簡単ではありませんが、交渉の余地はあります。
ただし、ゼロから建てる注文住宅とは少し事情が違ってきます。
注文住宅の場合、一般的に値引きの目安は建物本体価格の数パーセント程度と言われており、さらに私のようなすでに家を建てたオーナーからの紹介割引を適用して、少しでもお得に建てられるケースが多くあります。
しかし、建売(分譲住宅)の場合は、すでに土地代、建物代、そして外構費用などがすべて一体となった完成品としての価格が設定されています。
そのため、注文住宅のように建物本体の価格だけを抜き出して、そこから何パーセント引いてほしいというような交渉は、仕組み上とても困難になります。
ですが、もし購入を検討するタイミングが良ければ、全体の総額から少し端数をカットしてもらえたり、あるいは生活に役立つオプション家具をつけてもらうといった形で、実質的な値引きに相当するサービスを引き出せる可能性はゼロではありません。
交渉を切り出しやすいタイミング
- 建物が完成してから少し時間が経過している物件: もしその分譲住宅が完成してからしばらく経っている場合、メーカー側も早く販売を完了させたいため、真剣に購入を検討している方には価格交渉の余地が生まれやすくなります。
◆北川からのアドバイス
よくインターネット上では、決算月の前である特定の月が値引きの狙い目だといった情報を目にすることがありますよね。
しかし、私が以前、積水ハウスの担当の方に直接本音を聞いてみたところ、決算期だからといって特別に値引きの額が大きくなるようなことはないとはっきりと教えてくれました。
決算月なら安くなるというのは、ネットに出回っている誤った情報の一つなのだそうです。
ですから、契約の時期ばかりを気にするよりも、完成からどれくらい時間が経っているかといった物件ごとの状況を見極めたり、この後にお話しするようなご自身の勤め先の法人割引や、すでにお付き合いのあるオーナーからの紹介ルートを活用する方が、よほど現実的で、結果的にお得になる賢い方法だと言えるでしょう。
また、もしも可能であれば、ご自身の勤務先が積水ハウスと提携していないかを確認して法人提携割引を利用したり、積水ハウスで家を建てた知り合いからオーナー紹介割引を使わせてもらえないか、契約の前に一度確認してみる価値は十分にあります。
もし周りに紹介してくれる人がいなければ、元店舗経営者であり、現在は「すまつな」を運営している私にご相談ください。
私の紹介ルートの最大の強みは、一般の営業担当者ではなく、店長や責任者クラスの優秀なスタッフ同士が直接連携する特別なルートでお繋ぎできる点にあります。
現役のオーナーとして、あなたが検討している分譲物件でも、何らかの割引や手厚いサポートが適用できないか、私が心から信頼している責任者の方を通じてしっかりと後押しするお手伝いが可能です。
通常のルートではなかなか難しい相談も、すでに実績のあるオーナーからの橋渡しがあれば、良い方向に進む可能性が高くなります。
→ 自分たちに合った家づくりの方向性を考えるための、私のオーナー紹介割引や交渉サポートの詳細はこちら
(※ただし、無理な値引きを強引に要求することは、これから長くお付き合いする担当者との信頼関係を壊してしまうため、あくまでここで買いたいという契約の意思をしっかりと固めた上で、最後の相談として丁寧にお願いするのが、家づくりを成功させるための大切なマナーです)
積水ハウスの建売(分譲住宅)に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 結局、建売(分譲)と注文住宅はどっちがおすすめですか?
A. 実際に住んでいるオーナーの視点からお答えします。
どちらが良いかは、あなたが今回の家づくりで何を一番大切にしたいかによって決まります。
【建売(分譲住宅)がおすすめな方】
- 後から予算が膨れ上がるリスクを絶対に避けたい方(価格が確定している安心感を最優先したい方)
- お子様の進学やライフイベントに合わせて入居の時期が明確に決まっている方(引っ越しのスピードを最優先したい方)
- 間取りや設備にどうしても譲れない強いこだわりがなく、プロが考え抜いた美しいコーディネートで十分に満足できる方
【注文住宅がおすすめな方】
- 中庭のある家にしたい、といったような、毎日の暮らし方やデザインに対する明確で強いこだわりがある方
- 資金やスケジュールに多少の余裕があり、一から自分たちの理想の家を創り上げていくプロセスそのものを家族で楽しみたい方
まずはご家族で話し合い、自分たちの優先順位をはっきりとさせることが、後悔しない家づくりの大切な第一歩になります。
Q2. 建売(分譲住宅)の価格には、どこまでの費用が含まれていますか?
A. 一般的に、積水ハウスの分譲住宅で提示される総額には、土地代、建物の本体価格、水道などの屋外給排水工事費、駐車場やフェンスなどの外構工事費、そして消費税などがすべて含まれています。
これらがセットになっているため、後から大きな追加費用が発生しにくいのが魅力です。
ただし、家を買う際には必ずかかる登記の手続き費用、住宅ローンを組む際の手数料、火災保険料、固定資産税の清算金、そして実際の引っ越し費用といった諸費用は、物件の価格とは別に現金で必要になるケースがほとんどです。
そのため、物件価格の総額とは別に、諸費用として手元にいくらかの現金を準備しておく必要があります。
後で慌てないためにも、営業担当者が出してくれる資金計画書をしっかり確認して、何がどこまで含まれているのかを把握しておきましょう。
Q3. 建売でも外壁はダインコンクリートやベルバーンですか?
A. これは販売されている物件ごとに異なります。
積水ハウスの分譲住宅には、頑丈な鉄骨造の家と、木のぬくもりを感じる木造のシャーウッドの家がそれぞれ存在しています。
- 鉄骨造の物件であれば、積水ハウスの代名詞とも言える最高級の外壁ダインコンクリートが採用されている可能性は十分にあります。
- 木造(シャーウッド)の物件であれば、焼き物ならではの美しさを持つベルバーンという外壁が採用されている可能性があります。
ただし、分譲住宅の標準的な仕様として、それら以外の品質の高い外壁材が採用されているケースももちろん考えられます。
外壁の種類は、家の外観の印象を決めるだけでなく、数十年後のメンテナンス費用にも大きく影響してきます。
検討している物件にどの外壁材が使われているかは、必ず担当の方に詳しく確認するようにしてください。
Q4. 注文住宅の予算オーバーが怖いのですが、何か対策はありますか?
A. 私のほろ苦い経験から、本音でアドバイスさせていただきます。
予算オーバーを防ぐために最も重要なのは、最初に住宅ローンの仮審査を受けて予算の絶対的な上限をしっかりと確定させること、そして自分たち家族にとって絶対に譲れない優先順位を明確に決めておくことです。
私の場合は、まず金融機関でしっかりとした予算枠の仮審査を通し、資金面での確かな信用を確保するところから始めました。
その上で、この決まった予算内で最高の家を作りたいと積水ハウスの担当者さんに伝え、打ち合わせをスタートさせました。
結果的に私は自分自身のこだわりが強すぎて、予定よりも自己資金の負担を増やしてしまうことになりましたが、本来であれば最初に決めた予算の上限を営業担当の方としっかり共有しておくべきです。
そして、何があってもこの金額を超えたら絶対に契約しないという強い意志を持ち続けることが、家づくりで後悔しないための最大の対策になります。
最後に:積水ハウスの建売の値段に見合う価値はあるのか
ここまで、積水ハウスの建売の値段について、実際に住んでいるオーナーの立場から詳しくお話ししてきました。
結論として言えるのは、積水ハウスの建売(分譲住宅)は、決して安かろう悪かろうの妥協案ではないということです。
その価格相場は、5,000万円台後半から1億円を超えるような決して安くはない高価格帯です。
しかし、その中身は注文住宅と全く遜色のない強靭で高品質な家の骨組みであり、建てた後も安心できる充実した手厚いアフターサービスが受けられ、さらには将来を見据えた長期的な資産価値までもがしっかりと担保されています。
まさに、住まいづくりのプロフェッショナルが自信を持ってコーディネートした、最高の積水ハウスの完成品なのです。
この記事でお伝えしたかったことのまとめ
- 積水ハウスの建売は分譲住宅(コモンステージ)を指し、価格の相場は総額で6,000万から1億円を超える。
- 安く見える建築条件付き土地の価格は土地のみの値段なので、建売と絶対に混同してはいけない。
- 購入する際の最大のトレードオフは、自分好みにできる設計の自由度を失うことである。
- その代わりに、予算を守れる価格の確定性と、すぐに住み始められる入居スピードという大きなメリットを得られる。
- 家の品質や性能、アフターサービスは注文住宅クラスであり、高い価格はそれに見合うだけの妥当な価値が反映されている。
もし、あなたが積水ハウスというメーカーの揺るぎない品質とブランドに絶対的な信頼を置いていて、間取りや仕様にそこまで強いこだわりはない、あるいは一からすべてを決めていくのは少し大変だと感じているのなら。
そして何より、後から予算オーバーになって苦しむリスクだけは絶対に避けたい、あるいは子供のために入居の時期を最優先に考えたいと願っているのであれば。
積水ハウスの建売(分譲住宅)は、時間とお金をかけて注文住宅を選ぶよりも、圧倒的に満足度が高く、本当の意味でのコストパフォーマンスに優れた、賢明で素晴らしい選択肢になると私は確信しています。
まずはぜひ、気になっている実物の物件を見学してみてください。
実際にその空間に身を置き、その価格と価値があなたやご家族のこれからの人生にとって本当に見合うものかどうか、心ゆくまでじっくりと感じて判断してほしいと思います。
あなたの家づくりが、後悔のない、素晴らしいものになることを心から応援しています。
【免責事項】
本記事で紹介している数値(価格の相場や実例の価格、値引きに関する情報など)は、私が調べた情報や実体験に基づく一例であり、あくまで検討するための目安としてお考えください。
実際に家を建てる地域や、土地の具体的な条件、選ばれる建物の仕様、購入する時期、そして担当する支店などによって、最終的な費用は大きく変わってきます。
正確な販売価格や最新のキャンペーン情報、そして大切な保証内容の詳細については、必ず積水ハウスの窓口や担当者の方に直接ご相談のうえ、ご確認ください。
家づくりにおける最終的なご判断は、ご自身とご家族の責任において行っていただきますようお願いいたします。





