こんにちは。
積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。
「積水ハウスの家って、なんだかおしゃれだよな」「あの重厚感のある外観はどうやって作られているんだろう?」
「積水ハウスの外観はおしゃれ」と検索してこのサイトに辿り着いたあなたは、きっと積水ハウスが持つ独特の佇まいやデザイン性に、強く惹かれているのではないでしょうか。
家づくりを考える上で、外観デザインは「家の顔」であり、絶対に妥協したくない最重要ポイントの一つですよね。
私自身、積水ハウスで自宅を建てることを決めた大きな理由の一つが、まさにその「外観の美しさ」と「圧倒的な存在感」でした。
しかし、一口に積水ハウスの外観と言っても、実は様々な外壁の種類が存在します。
この記事では、私、北川晴夫が「現役施主」という立場から、なぜ積水ハウスの外観がおしゃれに見えるのか、その秘密を徹底的に解説します。
カタログ情報だけでは分からない、オーナーだからこそ語れるリアルな視点で、あなたの家づくりを全力でサポートします。
記事のポイント
- 積水ハウスを象徴する外壁材の決定的な違い
- 人気の配色で失敗しないための具体的なコツ
- 外構計画や窓、軒のデザインが外観に与える影響
- 長期的な維持費に関する重要な注意点
積水ハウスの外観がおしゃれな理由
積水ハウスの邸宅が放つ、洗練された「おしゃれ」な佇まい。
それは単なる流行のデザインを追った結果ではありません。
その背景には、構造の違いから生まれる設計思想と、他のハウスメーカーには真似のできない独自開発の「シグネチャー外壁材」という、二つの大きな柱が存在します。
この章では、まずその根幹となる理由を深掘りしていきます。
鉄骨とシャーウッド構造の違い
積水ハウスで家づくりを始める際、施主はまず大きな選択を迫られます。
それは、構造を「鉄骨」にするか、あるいは木造の「シャーウッド」にするかという決断です。
この選択は、単に「鉄か木か」という素材の違いだけでなく、実は実現できるデザインの方向性や、外観の印象を根本から決定づける、重要な分岐点なのです。
なぜなら、積水ハウスはそれぞれの構造に「専用」の最高級外壁材を用意しているからです。
鉄骨構造システム(イズなど)
まず、私が選んだ鉄骨造(1階・2階建て用の「ダイナミックフレーム・システム」)です。
鉄骨の強みは、なんといってもその強靭な構造躯体にあります。
柱や壁の制約が比較的少なく、大開口の窓や、柱のないだだっ広い大空間(ファミリースイート)を実現しやすいのが特徴です。
デザイン的には、この強さを活かしたシャープでダイナミックなフォルム、いわゆる「都市型モダン」なデザインを得意とします。
そして、この鉄骨造の外観を象徴するのが、後述する「ダインコンクリート」という外壁材です。
木造構造システム(シャーウッド)
一方、木造の「シャーウッド」は、積水ハウス独自の「シャーウッドハイブリッド構造」を採用しています。
日本の伝統的な木造軸組構法をベースにしながら、先進技術で強度と自由度を両立させています。
シャーウッドのデザイン的な特徴は、「木」ならではの温もりや優しさ、そして自然との調和です。
鉄骨が「都市の邸宅」なら、シャーウッドは「自然に溶け込む上質な住まい」といった趣があります。
クリアビューデザインによる内外の一体感や、深い軒(のき)による陰影の美しさなど、日本の伝統的な美意識を現代的に再解釈したデザインが魅力です。
そして、このシャーウッド専用の外壁材が「ベルバーン」です。
構造選び = 外観の方向性選び
このように、積水ハウスでは「鉄骨にはダインコンクリート」「木造にはベルバーン」という、構造と外壁材が強く結びついています。
もちろん他の外壁材も選べますが、積水ハウスの「顔」とも言えるこの二大巨頭を選ぶ場合、構造の選択がそのまま外観の選択に直結するのです。
あなたが「あの彫りの深い、重厚感のあるモダンな外観」に憧れるなら鉄骨造を、「焼き物のような、繊細で温かみのある外観」に惹かれるなら木造シャーウッドを、というように、まずはご自身の理想の外観イメージから構造を絞り込んでいくのも一つの有効なアプローチです。
(※それぞれの構造や工法の特徴については、積水ハウスの構造(鉄骨/木造)と工法を施主が解説【耐震・モジュール】の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。)
鉄骨の顔ダインコンクリートの重厚感
私が最終的に鉄骨造の「イズ」を選んだ最大の理由の一つが、この「ダインコンクリート」の圧倒的な存在感でした。
ダインコンクリートは、積水ハウスの鉄骨住宅専用に開発された、ブランドの最高級外壁材です。
一般的なコンクリートやサイディングとは一線を画す、まさに「別格」の質感を持っています。
その特徴は、なんといっても「彫りの深さ」と「重厚感」です。
厚さ約55mmという重厚なプレキャスト・コンクリートパネルに、まるで職人が手彫りしたかのような深く複雑なテクスチャーが刻み込まれています。
この深いレリーフが、太陽光の角度によって刻々と変化するドラマチックな光と影を生み出し、ファサード(建物の正面)に彫刻のような風格と、他の素材では決して出せない高級感を与えてくれます。
◆北川のワンポイントアドバイス
私が工場見学(住まいの夢工場)でこのダインコンクリートの実物を見た時の衝撃は、今でも忘れられません。
「これは…もはや“壁材”ではなく“芸術作品”だ」と本気で感じました。
特に人気の「ケシズミブラック」などは、その重厚感と陰影の美しさが際立ちます。
私が希望した「要塞のような重厚感のあるコートハウス」というイメージにも、このダインコンクリートは完璧にマッチしました。
また、この「重さ」と「厚み」は、デザイン性だけでなく、遮音性にも絶大な効果を発揮します。
重い壁ほど音を通しにくい(質量則)ため、外の騒音をシャットアウトし、室内の静粛性を高めてくれるのです。
この点も、私がダインコンクリートを選んだ大きな決め手でした。
(※遮音性については、積水ハウスの音はうるさい?遮音性能をオーナーが徹底解説で詳しく語っています。)
もちろん、高強度であること、耐候性・耐火性に優れていること、汚れの付着を防ぐ防汚塗装が施されていることなど、機能面でも最高峰のスペックを誇ります。
積水ハウスの「モダン」「重厚」「高級感」といったイメージを体現する、まさに鉄骨の「顔」と呼ぶにふさわしい外壁材です。
木造の美ベルバーンという選択
一方、木造の「シャーウッド」を選ぶ施主を魅了してやまないのが、専用の陶版外壁「ベルバーン」です。
ダインコンクリートが「彫刻的なコンクリート」であるならば、ベルバーンは「永続的な美しさを持つ“焼き物”」です。
その名の通り、ベルバーンは粘土などの自然素材を主原料とし、釉薬(ゆうやく)をかけて約1100℃もの高温で焼成される「陶器」の壁です。
皆さんのご家庭にあるお茶碗やタイルをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
この「焼き物」であるという特性が、ベルバーンに唯一無二の価値を与えています。
驚異的な耐候性(塗り替え不要)
最大のメリットは、その卓越した耐候性です。
陶器が何十年経っても色褪せないのと同じ原理で、ベルバーンは紫外線による色褪せや変色がほとんど起こりません。
これにより、一般的なサイディングなどで10年~15年ごとに必要となる「塗装の塗り替え」が、理論上不要となります。
これは、長期的なメンテナンスコストを劇的に抑えられる、とてつもなく大きな経済的メリットです。
【重要】ベルバーンも「シーリング」のメンテは必要です
ただし、ここで絶対に誤解してはいけない点があります。
ベルバーンの「壁パネル自体」は塗り替え不要ですが、パネルとパネルの継ぎ目を埋めている「シーリング材(目地)」は別です。
シーリングはゴムのような素材ですので、紫外線や風雨によって必ず経年劣化します。
これを放置すると雨漏りの原因になるため、シーリングの定期的な点検と、必要に応じたシーリングの打ち替えメンテナンスは必ず必要になります。
「ベルバーン=完全メンテナンスフリー」ではない、という点は強く認識しておいてください。(詳細は後述します)
繊細で有機的な美しさ
ベルバーンのもう一つの魅力は、その繊細で有機的な美しさです。
工業製品でありながら、焼き物だけが持つ僅かな表情のゆらぎ、土の風合い、深みのある色合いを持っています。
光の当たり方によって多彩な表情を見せる様は、まさに「生きている壁」。
ダインコンクリートのドラマチックな陰影とは対照的な、繊細で温かみのある、日本人の感性に響く美しさと言えるでしょう。
デザインパターンも豊富で、モダンな「スレンドボーダー」から、土の風合いが魅力の「クラフトボーダー」、和の趣が深い「クシビキボーダー」まで、多彩な表情を選べます。
人気のモダンスタイル実例
積水ハウスの外観がおしゃれに見える理由の一つに、確立された「スタイル」の提案力があります。
ここでは、特に人気の高いモダンスタイル系の実例と、その構成要素を見ていきましょう。
ザ・モダン・レジデンス(都市型モダン)
積水ハウスの得意とする王道スタイルです。
クリーンな直線、キュービック(箱型)なフォルム、そしてモノトーン(白・黒・グレー)を基調とした色彩が特徴です。
- 構造:鉄骨造(イズなど)
- 外壁:ダインコンクリート(シェードボーダー、ケシズミブラックなど)
- 屋根:陸屋根(ろくやね)または緩勾配の片流れ屋根
- 特徴:水平・垂直ラインを強調。鉄骨の強さを活かした大開口の窓や、建物の⼀部が⾶び出したようなキャンティレバー(オーバーハング)を取り入れ、ダイナミックで彫刻的なフォルムを創出します。
和モダン・ホーム
日本の伝統的な美意識と、現代の機能性・デザイン性を高度に融合させたスタイルです。
静謐な落ち着きとモダンな洗練が共存する、日本人にとって非常に心地よいデザインです。
- 構造:木造(シャーウッド)が多いが、鉄骨造(イズなど)でも可能
- 外壁:ベルバーン(クシビキボーダー、スティックボーダーなど)
- 屋根:切妻(きりづま)屋根や寄棟(よせむね)屋根
- 特徴:深い軒(のき)、木製の格子(こうし)、自然石などを巧みに組み合わせます。特にシャーウッドの場合、ベルバーンの持つ「焼き物」の質感が、和のテイストに深く調和します。
ナチュラル&シンプル・ドウェリング
周囲の環境との調和や、素材の温かみを最優先するスタイルです。
華美な装飾を排し、自然とシームレスに繋がる暮らしを目指します。
- 構造:木造(シャーウッド)
- 外壁:ベルバーン(クラフトボーダーなど、アースカラー系)
- 屋根:緩勾配の切妻屋根や片流れ屋根
- 特徴:デザインの核となるのは、内外の境界を曖昧にする「クリアビューデザイン」です。広々としたウッドデッキや豊かな植栽と建物を一体化させ、気取らない心地よさを演出します。
失敗しないツートン配色のコツ
「ツートンカラー」に挑戦したいけれど、失敗しないか不安…という方も多いのではないでしょうか。
配色に失敗すると、せっかくの高級感が台無しになり、「ダサい」印象にもなりかねません。
失敗しないための基本的なセオリーは、「ベースカラー(70%)」「アソートカラー(25%)」「アクセントカラー(5%)」という比率を意識することです。
ツートン配色成功の鍵は「分割位置」
ツートンカラー(2色)で構成する場合、以下の点を意識するとバランスが取りやすくなります。
- 建物の凹凸で色を分ける
最も王道で失敗が少ない手法です。例えば、建物の奥まった部分(バルコニーの内側など)に濃い色を配し、手前の壁を明るい色にすると、ファサードに立体感と奥行きが生まれます。 - 1階と2階で水平に分ける
1階を濃い色、2階を明るい色にすると、どっしりとした安定感が生まれます。逆に、1階を明るく2階を濃くすると、モダンでシャープな印象になります。 - 縦のラインで分ける
建物の特定のライン(例えば玄関周りだけ)を縦に色分けする手法です。モダンでスタイリッシュな印象を与えられます。
注意点としては、あまり多くの色を使いすぎないこと(基本は3色以内)、そして建物の形状と無関係な場所で中途半端に色を分割しないことです。
迷った場合は、チーフアーキテクト(設計士)の提案を信じるのが一番です。
彼らは配色のプロですからね。
外壁の色選び(白・グレー・黒)
外壁の色は、家の印象を決定づける最大の要素です。
積水ハウスで人気の高いモノトーン系(白・グレー・黒)のメリットとデメリットを知っておきましょう。
ホワイト(白)系
- メリット:清潔感、開放感があり、家を大きく見せる効果があります。どんな街並みにも調和しやすく、飽きがこない定番色です。ダインコンクリートの「ピュアホワイト」などは、上品な印象を与えます。
- デメリット:汚れ(特に雨だれや排気ガス)が目立ちやすいことです。ただし、積水ハウスの外壁材は防汚塗装(タフクリアなど)が施されているため、一般的な外壁よりは汚れに強いですが、立地(交通量の多い道路沿いなど)によっては注意が必要です。
グレー系
- メリット:白の清潔感と黒の重厚感の中間にあたる、非常にバランスの良い色です。汚れが目立ちにくく、洗練された「おしゃれ」な印象を与えやすい万能色と言えます。他の色や素材(木目調など)とも相性が良いです。
- デメリット:色の濃淡(明るいグレーか、濃いグレーか)によって印象が大きく変わります。明るいグレーはモダンに、濃いグレーは重厚になりますが、濃すぎると暗い印象になる可能性もあります。
ブラック(黒)系
- メリット:圧倒的な重厚感、高級感、そしてスタイリッシュな印象を与えます。ダインコンクリートの「ケシズミブラック」は、積水ハウスのモダンデザインを象徴する人気色です。
- デメリット:熱を吸収しやすいため、夏場は壁の表面温度がかなり高くなる可能性があります(ただし、積水ハウスは「ぐるりん断熱」など高断熱仕様のため、室内の温度への影響は最小限に抑えられています)。また、白とは逆に、砂埃や土汚れといった「白い汚れ」が目立ちやすい側面もあります。
◆北川のワンポイントアドバイス
色選びで絶対に注意してほしいのが、「小さなサンプルだけで決めない」ということです。
カタログや手のひらサイズのサンプルで見る色と、実際に建物全体に施工された時の色(面積効果)は、驚くほど印象が変わります!
一般的に、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じられます。
また、晴れの日と曇りの日、朝と夕方でも見え方は全く違います。
担当の方にお願いして、できるだけ同じ外壁材・色を使った実例(オーナー宅や展示場)を、必ず屋外の太陽光の下で見学させてもらうことをお勧めします。
積水ハウスでおしゃれな外観にする秘訣
積水ハウスの外観を「本当におしゃれ」に仕上げるためには、外壁材や色だけでなく、もう一歩踏み込んだ「設計の細部」と「長期的な視点」が不可欠です。
私自身が家づくりを進める中で「これは重要だ!」と感じた、プロならではの秘訣をご紹介します。
差がつく「5本の樹」の外構計画
家づくりにおいて、意外と見落とされがちなのが「外構(がいこう)」、つまり庭やアプローチ、駐車場、フェンスなどの「建物の外周り」です。
いくら建物本体が1億円の豪邸でも、外構が手抜きで安っぽかったら、家全体の価値は半減してしまいます。
逆に、建物がシンプルでも、外構が美しく計画されていれば、家全体が何倍にも「おしゃれ」に見えます。
積水ハウスが素晴らしいのは、この外構計画を「建物のおまけ」ではなく、「建物と一体で計画する」という思想を強く持っている点です。
その象徴が、積水ハウス独自の取り組みである「5本の樹(ごほんのき)」計画です。
これは、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」というスローガンのもと、地域の生態系に配慮した在来樹種を中心に庭木を植えようという提案です。
これは単なる環境活動ではなく、外観デザインにも絶大な効果をもたらします。
- 植栽の緑が、ダインコンクリートやベルバーンといった建築の硬質なラインを和らげ、温かみと彩りを加える。
- 戦略的に配置された樹木が、道路からの視線を遮る「自然の目隠し」となり、プライバシーを守る。
- 建物と庭が一体となることで、家がその土地の風景に溶け込み、時を経るごとに味わいを増していく。
◆北川のリアル体験
我が家でも、この「5本の樹」計画を取り入れています。
娘が蝶々が好きなので、コートハウス(中庭)には蝶が好むレモンの木を植えることにしました。
他にも中庭には紅葉と桜の木、外の外構にも桜の木を一本、と計画しています。
(植栽工事の総額は税込で887,700円でした)
建物が完成した直後はまだ殺風景かもしれませんが、これらの木々が家族と共に成長し、四季折々の表情を見せてくれることで、我が家の外観は「完成」するのだと思っています。
建物と外構は、まさに「一心同体」なのです。
窓と軒で魅せるデザイン
外観の印象は、壁だけでなく「窓」と「軒(のき)」によっても劇的に変わります。
窓:「クリアビューデザイン」
特に木造シャーウッドで採用される「クリアビューデザイン」は、積水ハウスの設計力を象徴する技術です。
これは、床から天井までの大開口サッシや、室内とバルコニーの床レベルを段差なく繋ぐ「フルフラットバルコニー」、室内の天井と屋外の軒裏の素材や高さを揃える、といった緻密な設計技術の総称です。
これにより、内と外の境界線が溶け合い、リビングがそのまま庭へと続くかのような圧倒的な開放感が生まれます。
外観から見ても、この大胆なガラス面は、シャープでモダンな印象を強く与えます。
軒:「スローリビング」という思想
軒(のき)は、屋根の先端で壁から張り出している部分です。
日本の伝統建築が持つ知恵であり、積水ハウスはこの軒のデザインを非常に大切にしています。
深い軒は、外観に美しい水平ラインと陰影を与えるだけでなく、夏の厳しい日差しを遮り、冬の低い日差しを室内に取り込むという、パッシブデザイン(自然の力を利用する設計)の重要な機能も果たします。
そして、この深い軒の下に生まれる中間領域(屋外だけど屋根の下)を、積水ハウスは「スローリビング」と呼び、縁側のようにくつろげる豊かな空間として提案しています。
この「軒下空間」の有無が、外観の高級感と暮らしの質を大きく左右します。
屋根形状:寄棟・切妻・陸屋根
屋根の形も、外観スタイルを決定づけます。
- 寄棟(よせむね):四方に傾斜を持つ伝統的な形状。どっしりとした安定感と重厚感を演出し、和風や洋風の邸宅スタイルに合います。
- 切妻(きりづま):シンプルな二面構成(本を伏せたような形)。和モダンやシンプルモダンスタイルに多用される、シャープで汎用性の高い形状です。
- 陸屋根(ろくやね):水平な屋根。都市的なミニマリズムを極めたスタイルで、モダンな外観と非常に相性が良いです。屋上テラスとして活用できるメリットもあります。
どの形状を選ぶかで、家の「個性」がはっきりと変わってきます。
ダサいと感じる理由と対策
「積水ハウス」と検索すると、ごく稀に「ダサい」という関連キーワードが出てくることがあります。
あれだけおしゃれな家を建てているのに、なぜでしょうか?
これは積水ハウスそのものがダサいのではなく、家づくりの「特定のプロセス」で失敗した結果、ダサいと感じる外観になってしまったケースがほとんどだと私は分析しています。
外観が「ダサい」と感じる主な原因
- ツートン配色の分割位置がおかしい
前述したように、建物の形状を無視した中途半端な位置で色を分けると、途端にバランスが悪く見えます。 - 窓のサイズや配置がバラバラ
"間取り"だけを最優先した結果、外観から見ると窓の大きさや高さが不揃いで、チグハグな印象になってしまうケースです。 - 外構(庭・フェンス)が安っぽい
これが最大の原因かもしれません。建物本体に予算を使い果たし、外構が後回しに…。結果、安価なアルミフェンスや手入れされていない庭が、建物全体の印象を著しく下げてしまいます。 - メンテナンス不足による汚れ
どんなにおしゃれな家も、雨だれやコケで汚れていては台無しです。特に白系の外壁は、定期的な清掃(点検)が美観を保つ鍵となります。
対策は、「設計士(チーフアーキテクト)の提案を信頼すること」と「外構費用を最初から建物と一体で確保しておくこと」です。
積水ハウスのプロは、間取りの要望を叶えつつ、外観から見た窓の配置(ファサードデザイン)も完璧に計算してくれます。
素人考えでデザインに口を出しすぎず、プロのトータルコーディネートに任せることが、失敗を避ける一番の近道です。
メンテナンス費用とシーリングの重要性
外観の「おしゃれ」は、建てた瞬間だけのものではありません。
10年後、20年後もその美しさを維持できてこそ、本物の「おしゃれな家」と言えます。
ここで、積水ハウスの「メンテナンスフリー」という言葉の真実について、オーナーとして非常な重要なことをお伝えします。
前述の通り、ダインコンクリートやベルバーンといった最高級外壁材は、それ自体が非常に高い耐久性を持ち、塗装の塗り替えが長期間不要(ベルバーンは理論上不要)です。
これは事実であり、大きなメリットです。
しかし、建物全体がメンテナンスフリーというわけでは断じてありません。
最も注意すべきは、外壁パネル間の継ぎ目を埋めている「シーリング(目地)」です。(ガスケットと呼ばれる場合もあります)
このシーリングは、紫外線や風雨に晒されることで経年劣化します。
これを放置すると、防水性が損なわれ、雨水が壁体内に侵入する大問題に発展します。
つまり、外壁パネル本体がどれだけ長持ちしようとも、シーリングの定期的な点検と打ち替え交換は、家の寿命を保つために「必須」のメンテナンスなのです。
長期的な修繕計画を立てましょう
積水ハウスでは「初期30年保証」という手厚い保証がありますが、この保証を継続するためには、10年ごと、20年ごとの定期点検と、そこで必要と判断された「有償の」メンテナンス(防蟻処理など)を実施することが条件となっています。
(※詳しくは、積水ハウスの基礎・湿気・防蟻対策をオーナーが徹底解説の10年有償メンテナンスの項目もご参照ください。)
積水ハウスの計画では、20年目頃にシーリングの状態点検や補修(目安:約79万円)、そして30年目頃にはシーリングの全面的な打ち替えが視野に入ってきます。
これには足場を組む必要もあり、その総額は(データベースの事例では315万円以上)かなりの費用になる可能性があります。
積水ハウスを選ぶ際は、この長期的なメンテナンスコストも必ず予算に組み込んでおくことが、聡明なオーナーとしての必須条件だと私は考えます。
※これらの費用や年数はあくまで一般的な目安です。実際のメンテナンス計画や費用については、必ず積水ハウスの担当者にご確認ください。
私が選んだイズの決め手
ここまで様々な要素を解説してきましたが、最終的に私が積水ハウスを選び、その中でも鉄骨造の「イズ」に決めた理由をお話しさせてください。
私がハウスメーカー選びで比較検討していた当初、もちろん他社も検討しました。
しかし、最終的に積水ハウスに決めた最大の理由は、「人」と「技術」でした。
- 「人」:橋爪店長との出会い
ゴリゴリの営業を一切せず、私たちの不安にどこまでも真摯に耳を傾けてくれた橋爪店長の誠実な人柄。「この人になら人生最大の買い物を任せられる」と心の底から感じました。
- 「技術」:工場見学での圧倒的体験
店舗経営者として建物づくりを経験していた私ですが、積水ハウスの工場見学でその技術レベルの違いに愕然としました。震度7の揺れを9000回以上も受けても平然と建ち続ける実験棟、独自の制震システム「シーカス」、高気密・高断熱を実現する「ぐるりん断熱」。
これらは「町の工務店さんでは作れない代物だ」と痛感しました。
そして、その上で「イズ」を選んだ決め手が、まさしく今回のテーマである「外観デザイン」=「ダインコンクリート」です。
◆北川の決断
私は、プライバシーを完璧に確保できる「コートハウス(中庭のある家)」を熱望していました。
外からの視線を遮断するため、外観は必然的に「窓が少ない、壁がメインの家」になります。
この「壁」が、もしありふれたサイディングだったら…?
きっと、ただの「ノッペリとした巨大な箱」になってしまい、威圧感のある「ダサい」家になっていたでしょう。
私の無茶な要望を「最高におしゃれな外観」に昇華させてくれるのは、壁自体が主役になれるほどの圧倒的な質感と重厚感を持つ「ダインコンクリート」以外にないと確信したのです。
「要塞のような重厚感」と「圧倒的な遮音性」、そして「鉄骨造の構造的な強さ」。
この全てを高いレベルで満たしてくれたのが、イズとダインコンクリートの組み合わせでした。
私の選択が、あなたの家づくりの参考になれば幸いです。
積水ハウスの外観に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ダインコンクリートとベルバーン、結局どっちがおすすめですか?
A. これは本当に悩ましい問題ですが、オーナーの私としては「あなたが外観に何を一番求めるかによります」とお答えします。
彫刻のような重厚感、モダンな高級感、そして遮音性を最優先するなら、鉄骨造の「ダインコンクリート」がおすすめです。
私のように「要塞感」が欲しい方にもピッタリです。
一方で、長期的な塗装メンテナンスコストの削減(塗り替え不要)、そして「焼き物」ならではの繊細で温かみのある美しさ、自然との調和を最優先するなら、木造シャーウッドの「ベルバーン」が唯一無二の選択肢となります。
どちらも積水ハウスが誇る最高級外壁材です。
ぜひ実物を見比べて、ご自身の感性に響く方を選んでください。
Q2. 外壁の色は小さなサンプルだけで決めても大丈夫ですか?
A. 絶対に避けるべきです!(本文でも書きましたが、重要なので繰り返します)
「面積効果」といって、色は面積が大きくなると、明るい色はより明るく鮮やかに、暗い色はより暗く重く感じられます。
また、太陽光の下(晴れの日・曇りの日)と、室内の照明の下とでは、全く見え方が異なります。
必ず担当の方に依頼して、ご自身が検討している外壁材と色を使った「実例(オーナー宅や展示場)」を、屋外で確認させてもらってください。
これを怠ると、「イメージと違った…」という最大の後悔に繋がる可能性があります。
Q3. ツートンカラーで失敗しない一番のコツは?
A. 「建物の形状(凹凸)に合わせて色を分ける」のが、失敗しない一番のコツです。
例えば、バルコニーで奥まっている部分だけ色を変える、玄関周りの壁だけ縦に色を変える、など、建物の「面」が変わるタイミングで色を切り替えると、デザインにメリハリと立体感が生まれ、非常に「おしゃれ」に見えます。
逆に、平坦な壁の真ん中で意味もなく色を分けるのは、バランスが難しく、ダサい印象になりがちなので避けた方が無難です。
色の組み合わせも含め、ぜひ設計士さんのプロの提案を参考にしてください。
Q4. メンテナンス費用を抑える方法はありますか?
A. 初期コストは上がりますが、外壁材に「ベルバーン」を採用することが、長期的な塗装メンテナンス費用を抑える最も有効な方法です。
ベルバーンは壁パネル自体の塗り替えが不要なため、一般的なサイディングに比べてランニングコストを大幅に削減できます。
ただし、ベルバーンを採用した場合でも、「シーリング(目地)」の打ち替えメンテナンス費用は必ず発生します。
積水ハウスの保証を継続するためにも、定期点検と計画的なメンテナンス(防蟻処理なども含む)は必須です。
家は建てて終わりではなく、維持していくもの。
そのための修繕費用は、家を建てた瞬間から計画的に積み立てておくことを強くお勧めします。
Q5. 北川さんのようなコートハウスの外観、メリット・デメリットは?
A. ご質問ありがとうございます。
あくまで私の個人的な見解ですが、以下のように感じています。
メリット:
なんといっても「圧倒的なプライバシーの確保」です。
外からの視線を完全にシャットアウトできるため、中庭ではカーテン全開で過ごせますし、子供を安心して遊ばせられます。
また、外観が「壁」メインになるため、ダインコンクリートのような高級外壁材を選べば、他にない「要塞感」「重厚感」のある、非常に個性的なデザインを実現できます。
デメリット:
当然ですが、建物の形状が複雑になるため、建築コストは通常の家より高くなります。
また、壁で囲む分、採光(光の取り入れ方)と通風(風の通り道)を高度に計算しないと、暗く湿気がこもりやすい家になってしまいます。
これを実現できるのは、積水ハウスのチーフアーキテクトのような、トップクラスの設計力があってこそだと私は思います。
総括:積水ハウスの外観がおしゃれな理由
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
積水ハウスの外観がおしゃれな理由。
それは、ダインコンクリートやベルバーンといった「優れた素材力」はもちろんのこと、それを最大限に活かす「卓越した設計力」(クリアビューや軒、外構計画)、そしてその美しさを永続させるための「長期的な耐久性・メンテナンス計画」まで、すべてが緻密に計算され、統合されているからに他なりません。
私自身、現在建築中の我が家が、まさにその「イズ」と「ダインコンクリート」という積水ハウスの技術の結晶であり、その完成を心から楽しみにしています。
「積水ハウス 外観おしゃれ」の秘訣とは、一過性のデザインではなく、構造と素材、そして暮らしの哲学までをも外観に映し出す「総合力」そのものだと、私は結論づけます。
この記事が、あなたの「絶対に後悔しない家づくり」の、確かな一歩となれば、これほど嬉しいことはありません。






