積水ハウスとヘーベルハウスはどっちがいい?【施主が本音で比較】

こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。

「積水ハウスとヘーベルハウスはどっちがいいの?」という疑問は、注文住宅を検討する上で、誰もが一度はぶつかる最大の悩みどころではないでしょうか。

どちらも業界を牽引するトップメーカーであり、坪単価も高価格帯。

強靭な鉄骨構造を武器に、高い耐震性を誇ります。

ヘーベルハウスの耐火性やALC外壁(ヘーベル)の耐久性は圧倒的ですし、積水ハウスのデザイン性や木造(シャーウッド)も選べる選択肢の広さも捨てがたい。

内装の自由度、都市部の狭小地への対応、省エネ性能(ZEH)、そして長期のメンテナンスや保証はどうなっているのか…

比較すればするほど、どちらも一長一短あり、本当に迷ってしまいますよね。

この記事では、ネット上の評判や口コミだけでは分からない、実際に家づくりという「人生最大の買い物」を進めている当事者(施主)の目線で、両社の決定的な違いと、私が最終的に積水ハウスを選んだ理由を、包み隠さず、誠実にお話ししたいと思います。

記事のポイント

  • 両社の決定的な思想の違い(キャンバス vs 要塞)
  • 坪単価や耐震性・外壁の性能比較
  • 設計自由度とメンテナンスの現実
  • 私が積水ハウスを選んだ最終的な理由

積水ハウスとヘーベルハウスでどっちがいいか悩む方へ

積水ハウスとヘーベルハウスでどっちがいいか悩む方へ

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

詳細な比較に入る前に、まず大前提として私からお伝えしたいことがあります。

この2社の比較は、「どちらが優れているか」という単純な勝ち負けの話ではありません。

そうではなく、「どちらがあなたの理想とする暮らし、あなたが家というものに求める価値観に合っているか」という、もっと深い問いへの答えを見つけるプロセスなのです。

私の理解では、積水ハウスが提供するのは、住まい手の人生や感性を自由に映し出す「邸宅」という名のキャンバスです。

一方、ヘーベルハウスが提供するのは、あらゆる災害から家族を守り抜く「要塞」とも呼べる住まいです。

この根本的な思想の違いが、構造、外壁、設計、さらには価格設定に至るまで、あらゆる仕様に色濃く表れています。

比較①:坪単価と費用の違い

まず、誰もが真っ先に気になる「お金」の話、坪単価と費用感です。

複数の情報源や私自身の見積もり経験から言っても、どちらもハウスメーカーの中でトップクラスの高価格帯であることは間違いありません。

いわゆるローコストメーカーとは全く異なります。

大まかな目安としては、どちらも坪単価100万円以上が中心的な価格帯となると考えておくべきでしょう。

(積水ハウスは「おおむね100万円台〜150万円/坪程度が目安」とされていますが、これはあくまで参考値です。)

その上で、費用の傾向として、以下のような違いがあると私は分析しています。

  • 積水ハウス:
    圧倒的な設計自由度と、とにかく豊富なオプションが特徴です。
    標準仕様でももちろん高品質ですが、積水ハウスの真価はそこから先にあります。
    社内のトップデザイナー「チーフアーキテクト」による特別な設計、フラッグシップの外壁「ダインコンクリート」の採用、上質な内装材へのグレードアップなど、こだわればこだわるほど、正直、費用は青天井になりがちです。
    実際、私の家も総額約1億3000万円(当初1億2000万予定が最終的に自己資金増額で約2000万投入になりそう...)ですが、これはまさにそのケースです。
    良くも悪くも「夢を形にできてしまう」メーカーなのです。
  • ヘーベルハウス:
    軽量鉄骨、ハイブリッド、そして3階建て以上で採用される重量鉄骨と、選択する構造体によって価格が大きく変動します。
    また、ヘーベルハウスは構造的な合理性を非常に重視するため、その規格から外れた特注品(例えば特殊な形状の窓や建具など)を採用しようとすると、価格がポンと跳ね上がることがあると聞きます。

坪単価はあくまで「目安」です

これは本当に声を大にして言いたいのですが、坪単価は、建物の仕様、オプション、設計の複雑さ、そして土地の状況によって全く変わってきます。

坪単価だけで比較検討するのは非常に危険です。

私が重視すべきだと考えるのは、「総所有コスト(ライフタイムコスト)」です。

特に30年目以降に必ず発生する、数百万円単位の大規模メンテナンス費用まで含めて、トータルでいくらかかるのか。

そこまで含めて資金計画を立てることが、後悔しない家づくりのためには絶対に必要です。

比較②:鉄骨と木造(シャーウッド)

構造の選択肢は、両社の大きな違いの一つです。

ヘーベルハウスは「鉄骨造のみ」です。

軽量鉄骨と重量鉄骨(3階建て以上で採用される強靭なラーメン構造など)を、条件によって使い分けます。

この「鉄骨の強さ」こそがヘーベルハウスのアイデンティティであり、ブランドの核となっています。

一方、積水ハウスは「鉄骨造」と「木造(シャーウッド)」の両方を、それぞれ最高レベルで提供しています。

これは購入者にとって非常に大きなアドバンテージだと私は思います。

  • 鉄骨(ダイナミックフレーム・システム):
    私も選んだ「イズ」シリーズなどに使われる軽量鉄骨構法です。
    高強度の梁「ダイナミックビーム」により、最大7mもの柱のない広大な大空間「ファミリースイート」を実現できるのが最大の魅力です。
  • 木造(シャーウッド):
    積水ハウス独自の木造軸組構法で、一般的な木造住宅とは一線を画します。
    鉄骨で培った技術を応用した「MJ(メタルジョイント)接合システム」や「基礎ダイレクトジョイント」などで、木造でありながら鉄骨に匹敵する強度と設計自由度を確保しています。
    「木の温もりや質感を重視したい、でも耐震性や自由度は絶対に妥協したくない」という、ある意味で最も贅沢なニーズに応えられる選択肢です。

私自身、最初は鉄骨の強靭さに惹かれていましたが、シャーウッドの持つ木の質感や設計の柔軟性にも大いに心が揺れました。

鉄骨の安心感と、木造の温もり。

この両方を同じテーブルで最後まで悩める。

この選択肢の広さこそが、積水ハウスの懐の深さだと感じます。

参照:積水の鉄骨/木造の仕組みと耐震の違いを詳しく知る

比較③:外壁性能(ダイン vs ヘーベル)

両社の「顔」とも言える外壁材。

ここは、両社の思想の違いが最も分かりやすく表れている部分だと、私は思います。

積水ハウス「ダインコンクリート」

積水ハウスの鉄骨住宅を象徴するのが、厚さ約55mmのプレキャストコンクリートパネル「ダインコンクリート」です。

最大の特徴は、コンピューター制御で緻密に再現された、職人の手仕事のような彫りの深い、芸術的とも言えるデザイン性

これが非常に重厚で、他にはない高級感を醸し出します。

性能面では、最高品質のフッ素樹脂クリア塗装を含む4層構造の高性能塗装システム「タフクリア-30」が施されており、メーカーは塗り替え目安30年という高いメンテナンス性を誇っています。(ただし、パネル間のシーリング材は定期的なメンテナンスが必要です。)

そして技術的に面白いのが、この外壁材は非常に「重い」という点です。

その重さがもたらす地震時の大きなエネルギーを、外壁パネルがわずかに回転して力を逃がす「ロッキング工法」と、後述する制震システム「シーカス」で巧みに吸収し、マネジメントする。

これが積水ハウスの思想です。

ヘーベルハウス「ヘーベル(ALC)」

ヘーベルハウスのアイデンティティそのものであるのが、ダインコンクリートを上回る厚さ75mmを誇るALC(軽量気泡コンクリート)パネル、「ヘーベル」です。

最大の特徴は、その名の通り「圧倒的な軽さ」

なんと水に浮くほど軽く、この「軽さ」が建物の総重量を劇的に減らし、地震時に建物が受ける揺れの力そのものを軽減することに直結します。

耐火性・耐久性・遮音性にも非常に優れ、素材自体の耐用年数は60年以上とされています。

デザインは、シャープな目地とフラットな屋根が特徴的な、モダンで堅牢な都市型住宅のイメージを確立しています。

思想としては、「軽い」外壁材を採用することで、そもそも建物が受ける地震エネルギーを最小限に抑えよう、という非常に合理的なアプローチです。

「発生した力を技術でいなす」積水ハウスか、「発生する力そのものを減らす」ヘーベルハウスか。

この根本的な違いは、家全体の設計思想に影響を与えています。

比較④:耐震性とシーカス

地震大国・日本において、耐震性はまさに命綱であり、最重要項目です。

両社ともに業界最高水準ですが、そのアプローチはここでも異なります。

ヘーベルハウスは、重量鉄骨ラーメン構造や制震フレーム「ハイパワードクロス」、特殊な接合部など、構造体そのものが一体となって地震に抵抗し、エネルギーを吸収するシステムとして設計されています。

私の言葉で言えば、「まず究極の安全構造ありき」という思想です。

家全体が一個の強靭なブロックとして地震に対抗するイメージですね。

対して積水ハウスは、まず「ダイナミックフレーム・システム」という強固な骨格で耐震等級3(最高等級)を標準で確保(※プランや地域、仕様により異なる場合があります)し、そこに独自の制震システム「シーカス(SHEQAS)」を付加します。

シーカスは、地震のエネルギーを瞬時に熱エネルギーに変換して吸収する、いわば地震対策の「装置」です。

積水ハウスの資料によれば、所定の試験条件下で建物の変形量をおおむね1/2程度に抑える効果があるとされています。

設計の自由度という「美しさ」をまず実現し、そこに最高峰の「安全装置」を組み込むというアプローチとも言えます。

◆北川のワンポイントアドバイス

この「シーカス」こそ、私が積水ハウスに決めた決定的な理由の一つです。

何を隠そう、私は契約前に、家族4人(私、妻、娘、息子)で積水ハウスの工場見学に行き、震度7の揺れを体験できる「シーカス」の実験棟に実際に乗りました。

凄まじい揺れでした。

しかし、建物は平然としている。

そして驚くべきは、その実験棟、スタッフの方曰く「すでに9000回以上、同じ震度7の揺れをくらっている」という事実です!

(もちろん、これはツアーガイドの方のリップサービスも含まれるかもしれませんが、積水ハウスの公式データでも所定の試験条件下での「245回の実大振動実験」や「最大速度160カインの巨大地震を想定した揺れ」にも耐えたとありますから、その頑丈さは本物です。)

繰り返す揺れにも耐え続ける圧倒的な頑丈さ。

この「本物の技術力」を文字通り「体感」して、私は「もう他社には頼めない」と決意しました。

この体験は、どんなカタログやウェブサイトを見ても絶対に得られないものでした。

その時の興奮と決意の詳細は、私の「運命の出会い」を綴ったこちらの記事でも詳しくお話ししていますので、よろしければご覧ください。

比較⑤:耐火性というヘーベルの強み

耐火性・防火性という観点において、ヘーベルハウスは業界随一の強みを持つと言っていいでしょう。

外壁のALC「ヘーベル」パネルそのものが、国土交通大臣認定の耐火構造部材であり、無機質なので燃えません。

この高い信頼性は、あの東京都庁舎をはじめ、多くの超高層ビルや公共施設に採用されている実績が何よりの証拠です。

特に、隣家との距離が近い住宅密集地や都市部において、「もらい火」による延焼リスクを徹底的に抑えたい、と考える方にとって、ヘーベルハウスが提供する「燃えない家」という絶対的な安心感は、何物にも代えがたい価値があると言えるでしょう。

もちろん、積水ハウスの「ダインコンクリート」も、隣家が火事になり外壁表面が840℃に達しても、室内側の温度は40℃以下に抑えられるという、極めて高い耐火性能を誇ります。

しかし、こと「耐火」という一点を突き詰めた場合、ALCパネルを全面に採用するヘーベルハウスに軍配が上がる、というのが一般的な評価であり、私もそう思います。

比較⑥:メーターモジュールと尺モジュール

これは一見、地味な違いに見えますが、住み始めてから毎日、そして将来的に「じわじわと効いてくる」重要な違いです。

  • 積水ハウス: メーターモジュール(1m=100cm単位)を採用。
  • ヘーベルハウス: 尺モジュール(1間=約182cm、半間=約91cm単位)を採用。

たった9cmほどの違いですが、これが廊下、階段、トイレ、お風呂の洗い場など、あらゆる「幅」に影響します。

積水ハウスのメーターモジュールは、尺モジュールに比べて空間全体に「ゆとり」が生まれます。

特に、将来的に車椅子での移動が必要になったり、介護のしやすさなどを視野に入れたりする場合、この「ゆとり」は非常に大きなメリットになります。

私も、展示場で両方のモジュールを体感しましたが、やはりメーターモジュールの方がゆったりと感じ、その点は魅力に感じました。

一方、尺モジュールは日本の伝統的な設計基準であり、畳や建具などもこの規格が多いため、空間を効率的に使い切る設計に向いているとも言えます。

どちらが良いかは、まさにライフスタイルや将来設計によりますね。

積水ハウスとヘーベルハウスはどっちがいいか、私の結論

積水ハウスとヘーベルハウスはどっちがいいか、私の結論

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

さて、ここまで構造や性能といった、いわば「スペック」を比較してきました。

ここからは、「暮らし」そのものに関わる部分と、一人の施主としての私の最終的な結論です。

「積水ハウス ヘーベルハウス どっちがいいか」という問いは、結局のところ、あなたが家づくりという「体験」に何を求め、どんな「人」と進めていきたいか、という点に行き着くと私は思っています。

比較⑦:内装と設計自由度

設計の自由度という点では、積水ハウスが業界トップクラスであることは、広く認知されている通りだと思います。

規格化されたプラン集から選ぶのではなく、顧客一人ひとりのために設計図を一から起こす「邸別自由設計」が基本です。

さらに、社内のトップデザイナーである「チーフアーキテクト」制度もあり、彼らが手掛ければ、もはや「家」というより「作品」と呼ぶにふさわしい、芸術性の高い唯一無二の邸宅を建てることも可能です。

技術的にも、柱のない大空間「ファミリースイート」や、内外がシームレスに繋がる「クリアビューデザイン」など、積水ハウスならではの空間提案の幅が非常に広いです。

ヘーベルハウスももちろん自由度は高いですが、その強靭な構造を維持するための構造的な制約(例えば、壁の配置や窓の大きさなど)が、積水ハウスに比べると多くなる傾向があるようです。

また、ヘーベルパネルの持つ力強いデザイン性が、結果としてどの家も「ヘーベルハウスらしい」モダンな外観になりやすい、とも言われます。(それが好きだ、という方も多いので、これは完全に好みの問題ですね)

私のケースでは、積水ハウスの設計士・富田さんが、「プライバシーを守るために外からは閉じたコートハウスにしたい、でも室内は絶対に明るく開放的にしたい」という、私のワガママで矛盾した要望に対し、吹き抜けと効果的な高窓(ハイサイドライト)を駆使した、期待を遥かに超える完璧なプランを一発で提案してくれました。

その時の感動は、「初プラン提案!要望は形になったのか?」の記事で詳しく書いていますが、この「夢を形にする設計力」の高さは、本当に見事でした。

比較⑧:メンテナンスと耐久性

メンテナンスと耐久性

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長期保証は両社とも業界最高水準で、非常に手厚いです。

  • 積水ハウス:
    初期30年保証(構造躯体・雨水浸入防止)。
    その後は、積水ハウスが指定する点検と有償メンテナンス工事の実施を条件に、建物がある限り保証を延長できる独自の再保証制度「ユートラスシステム」(永年保証)があります。
  • ヘーベルハウス:
    同じく初期30年保証(構造躯体・雨水浸入防止)。
    「60年無料点検」を大々的にアピールしており、こちらも指定の有償メンテナンス工事を条件に、最長60年まで保証が延長されます。

「無料点検」と「無料保証」は違います!

これは絶対に知っておいてほしいのですが、ヘーベルハウスの「60年無料点検」は、あくまで「点検」が無料だということです。

保証を延長し続けるためには、積水ハウスもヘーベルハウスも、初期保証が切れた後(30年後など)は、メーカーが指定する有償のメンテナンス工事(外壁塗装や防水工事など、数百万円単位になることが多い)を実施することが絶対条件です。

これは、オーナーを自社の高利益率なリフォーム事業に囲い込むための、一種の「黄金の手錠」とも呼ばれるビジネスモデルです。

どちらのメーカーを選ぶにせよ、この長期的な修繕費用を、住宅ローンとは別にあらかじめ資金計画に組み込んでおく必要があります。

比較⑨:省エネ性能(ZEH)

「鉄骨の家は寒い」というのは、この2社に関しては完全に過去の話です。

両社とも莫大な投資を行い、断熱・気密性能を飛躍的に向上させています。

積水ハウスは、天井・壁・床だけでなく、熱が逃げやすい鉄骨の柱や梁の周りまで断熱材を隙間なく包み込む「ぐるりん断熱」と、細やかな熱橋(ヒートブリッジ)対策という「施工技術」が強みです。

その結果、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及率は95%(2023年度、北海道以外の地域、Nearly ZEH含む)と、業界を牽引しています。

ヘーベルハウスは、親会社である化学メーカー・旭化成が開発した、業界トップクラスの高性能断熱材「ネオマフォーム」という「断熱素材」そのものが強みです。

これと外壁「ヘーベル」による二重の断熱構造で、高い断熱性能を実現しています。

ZEH比率も88%(2023年度)と非常に高い水準です。

私自身、工場見学で「ぐるりん断熱」の施工技術の高さに感銘を受けましたし、重度の花粉症持ちである私のために提案された、次世代室内環境システム「SMART-ECS(スマート イクス)」など、健康で快適な暮らしへのきめ細やかな配慮も、積水ハウスを選んだ大きな理由の一つです。

比較⑩:都市部・狭小地での強み

この分野は、ヘーベルハウスの独壇場とも言えるかもしれません。

ヘーベルハウスが得意とする重量鉄骨「重鉄・システムラーメン構造」は、高層ビルと同じく、筋かいが不要なため、柱と梁だけで強固な骨格を作れます。

この構造がもたらすメリットは絶大です。

例えば、1階部分を駐車場にする「ピロティ」や、上の階が下の階より張り出す「オーバーハング(キャンティ架構)」など、敷地を最大限に活用するための設計ノウハウが非常に豊富です。

北側斜線制限などの厳しい法規制をクリアしつつ、1cmでも広く、1フロアでも高く空間を確保したいという、都市部や狭小地での建築においては、ヘーベルハウスは非常に頼もしいパートナーとなるでしょう。

私が積水ハウスを選んだ決め手

私が積水ハウスを選んだ決め手

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さて、ここまで様々なスペックを比較してきましたが、私が最終的に積水ハウスに決めた理由は、突き詰めると以下の3点に集約されます。

  1. 「人」への絶対的な信頼感:
    これが最大の理由です。
    何を隠そう、私は担当の橋爪店長との出会いで「この会社にしよう」と決めました。
    ハウスメーカーの営業さんというと、強引に契約を取ろうとする「ゴリゴリの営業」を想像していましたが、橋爪店長は全く違いました。
    ゴリ押ししない誠実な姿勢、きめ細かな「報・連・相」、そして私の漠然とした不安や要望に、どこまでも真摯に耳を傾けてくれた人柄に、「この人になら、人生最大の買い物をすべて任せられる」と心の底から信頼できました。
  2. 「技術」の圧倒的な体感:
    前述した、工場見学での「シーカス」の震度7体験です。
    スタッフの方の「9000回以上揺れている」という話(公式記録は245回)はさておき、繰り返す巨大地震にも耐え続ける実験棟を目の当たりにし、「これ以上の安心材料があるだろうか」と、その本物の技術力に完全に納得させられました。
  3. 「自由度」と「提案力」:
    「要塞のような重厚なコートハウス。でも中は明るく開放的に」という、私の無茶な要望に対し、設計士の富田さんが期待を遥かに超える完璧なプランを一発で提案してくれたこと。
    この「夢を形にする力」が積水ハウスにはありました。

卓越した技術力、それを形にする設計力、そして何より、それらを束ねて顧客に寄り添う「人」の力。

この三位一体の「チーム力」こそが、私が積水ハウスを選んだ理由です。

ヘーベルハウスが向いている人

では、逆にヘーベルハウスが向いているのはどのような方でしょうか。

私の分析では、以下のような価値観を最優先する方には、ヘーベルハウスが最適だと思います。

  • 災害への備えを最優先する方:
    特に住宅密集地での火災延焼リスク(もらい火)や、大地震に対する絶対的な安心感を求める方。
    「家はシェルターである」という考えに強く共感する方。
  • 都市部の厳しい敷地条件で建築する方:
    斜線制限や狭小地といった都市特有の課題を、ピロティやオーバーハングといった高度な設計技術で克服し、空間を最大限に活用したい方。
  • 重厚でモダンなデザインを好む方:
    ヘーベルパネルが織りなす、直線的で堅牢、かつモダンな建築スタイル(いわゆる「ヘーベルハウスらしい」デザイン)を好む方。
  • 「ロングライフ」思想に共感する方:
    構造体の劣化が極めて少なく、長期にわたって資産価値を維持し、世代を超えて住み継いでいきたいと考える方。

積水ハウスとヘーベルハウスの比較に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 結局、総額はどっちが高いですか?

A. これは本当にケースバイケースですが、どちらも非常に高価格帯です。

私の経験上、積水ハウスは設計や内装の自由度が本当に高いため、私のように「あれもしたい、これもしたい」とこだわりを詰め込むと(例えば、外壁の一部にSHストーンという石張りを採用したり、エアコン全6台を最上位機種の霧ヶ峰Zシリーズに変えたり…)、その分、総額は上がりやすい傾向にあります。

一方で、ヘーベルハウスも3階建てにして重量鉄骨を採用したり、地盤改良が大掛かりになったりすると、構造体そのもののコストが高くなるため、当然ながら総額は高くなります。

重要なのは、初期費用だけでなく、ご自身が求める性能やデザインが、その金額に見合っているかで冷静に判断することだと思います。

Q2. 30年後のメンテナンス費用は、どっちが安いですか?

A. これは非常に重要なポイントですが、「どちらが安い」と断言するのは難しいです。

積水ハウスのダインコンクリートは「タフクリア-30」という高耐久塗装が強みですが、30年後にはやはり再塗装やシーリング(目地)の打ち替えが必要です。

ヘーベルハウスの「ヘーベル」は素材自体の耐久性が60年以上とされていますが、同様に表面の塗装やシーリングのメンテナンスは定期的に必要です。

どちらのメーカーで建てるにせよ、契約前に「長期修繕計画」と「その概算費用」を必ず提示してもらい、将来の支出を比較検討してください。

「60年無料点検」といった魅力的な言葉だけに惑わされず、保証を延長するために必要な「有償工事」にいくらかかるのかを、ご自身の目で見極めることが不可欠です。

Q3. 鉄骨の家は寒くないですか? 断熱性能はどちらが良いですか?

A. 「鉄骨の家は寒い」というのは、この2社に関しては、もはや過去の話です。

両社ともZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を標準でクリアする(または目指せる)高い断熱性能を備えています。

積水ハウスは家全体を隙間なく包む「ぐるりん断熱」という「施工技術」の高さが強み。

ヘーベルハウスは旭化成グループの「ネオマフォーム」という高性能な「断熱素材」そのものが強みです。

どちらを選んでも、最新の住宅として非常に快適な温熱環境が得られます。

むしろ、私が打ち合わせで感じたのは、家全体の性能よりも、リビングの大きな窓など「開口部」の性能(サッシやガラスの種類)が快適性を左右する部分も大きいということです。

その点もしっかり比較することをお勧めします。

Q4. 担当者ガチャ(当たり外れ)が心配です。

A. これは、どのハウスメーカーで建てる場合でも、最大のリスクであり、最大の成功要因だと私は断言します。

家づくりは「モノ」であると同時に、担当チームと進める「コト(体験)」です。

どれほど建物が素晴らしくても、体験が最悪なら後悔が残ります。

幸い、私は積水ハウスの橋爪店長、設計士の富田さん、現場監督の工藤さんという、全員が「超一流」と心から思える最高のチームに出会えました。

こればかりは運もありますが、私の経験上、積水ハウスは社員教育が徹底されており、オリコンなどの顧客満足度調査でも常に上位にいるため、組織としての「標準品質」が非常に高いと感じています。

もし展示場などで「この人、合わないな」と感じたら、勇気を持って交代を申し出ることも、後悔しないためには重要です。

積水ハウスとヘーベルハウスはどっちがいいか、私の答え

「積水ハウス ヘーベルハウス どっちがいいか」という、家づくりにおける壮大な問い。

ここまで長く比較してきましたが、一人の施主である私の最終的な答えは、やはり「あなたが、家というものに何を最優先するかで決まる」というものです。

もし、あなたが「何よりも災害に強い家。特に火事に強い、家族を守る鉄壁の要塞が欲しい」「都市部の複雑な土地で、法規制をクリアしながら最大限の空間を実現したい」と願うなら、ヘーベルハウスは最高の、そして最強の選択肢となるでしょう。

もし、あなたが「耐震性は絶対だが、それと同じくらいデザインの自由度や建築としての美しさも妥協したくない」「鉄骨か木造か、その選択肢は広く持ちたい」「柱のない開放的な大空間や、内外のつながりを感じる豊かな暮らしがしたい」と願うなら、積水ハウスはあなたの夢を描くための、最高のキャンバスを提供してくれます。

私は後者でした。

私にとって積水ハウスは、「シーカス」という絶対的な安心感と、「チーフアーキテクト」に代表される無限の設計自由度、そして何よりも、橋爪店長という「人」への絶大な信頼、そのすべてが揃った唯一のパートナーでした。

この記事が、あなたの家づくりという壮大な旅路において、ご自身の価値観を見つめ直すための一つの、確かな道標となることを願っています。

【免責事項】

本記事に記載されている坪単価や性能、保証内容、ZEH比率などの各種情報に関する記述は、私が家づくりを検討・実行した時点(2024年~2025年)で収集した情報、および記事データベースに基づいた一般的な目安や私個人の見解です。

仕様や価格、制度内容は、ハウスメーカーの改良や社会情勢の変化により、時期や個別のプランによって大きく異なる場合があります。

正確な最新情報や、ご自身のプランにおける具体的なお見積もり・保証条件については、必ず積水ハウスおよびヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の公式サイト、または正規の担当者にご確認ください。

 

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プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。