積水ハウスの家の値段はいくら?施主が総額1.3億の実例公開

こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。

「積水ハウスの家の値段」と検索して、この記事にたどり着いたあなたは、「積水ハウスの家は一体いくらかかるのか?」という、最も核心的で、同時にもっとも不透明な疑問をお持ちなのだと思います。

家づくりは人生最大の買い物です。

「絶対に後悔したくない」という気持ちで情報を集める中で、「坪単価90万円」という情報もあれば「150万円」という声もあり、混乱されているのではないでしょうか。

また、ダインコンクリートやベルバーンといった積水ハウス独自の素晴らしい外壁材(サイディングとは一線を画すものです)を選ぶと、価格や将来の塗装・メンテナンス費用にどう影響するのか、不安も尽きないと思います。

私自身、現在まさに積水ハウスで自宅を建築中(総額約1.3億円...になりそうな)現役施主です。

あなたと全く同じ不安を抱え、徹底的に価格を調査し、交渉し、そして契約書に印を押しました。

だからこそ、表面的な坪単価ではなく、施主の立場で経験した「リアルな総額」と、その価格の内訳について、誠実にお話しできることがあります。

この記事では、WEB上の曖昧な情報を整理し、私自身の具体的な実例も交えながら、積水ハウスの「本当の値段」について、徹底的に解説していきます。

記事のポイント

  • 積水ハウスの坪単価と坪数別のリアルな総額目安
  • 「本体価格」と「総支払額」の危険なギャップ
  • 年収いくらなら建てられる? 現実的な資金計画
  • オーナーである私の生々しい実例価格と坪単価

積水ハウスの家の値段はいくら?オーナーが解説

積水ハウスの家の値段はいくら?オーナーが解説

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積水ハウスの家づくりを検討し始めるとき、誰もが最初にぶつかるのが「結局、総額でいくら必要なのか?」という疑問です。

このセクションでは、まず情報が錯綜しがちな「坪単価」の真実を解き明かし、坪数別の具体的な費用シミュレーションをご紹介します。

積水ハウスの一戸建て 価格の相場

まず結論から申し上げますと、積水ハウスの「坪単価」には非常に幅があります。

インターネットで検索すると、過去の平均データとして「坪単価85万円」といった数字が出てくることもありますが、現在の市場実勢価格としては「坪単価 約100万円〜150万円」というのが、私が各所で見積もりや実例を調査した上での現実的な感覚値です。

より詳しい最新の坪単価の推移やシリーズ別の価格帯については、【最新版】積水ハウスの坪単価と2025年の価格動向もあわせてご覧いただくと、全体像を掴みやすくなるはずです。

なぜこれほどまでに価格の相場に幅があるのか。

それには大きく2つの理由があります。

  1. 何を「坪単価」の計算に含めているか?
    坪単価という言葉は便利な反面、非常に危険な落とし穴があります。
    それは、「計算の元となる価格」が情報源によってバラバラだからです。

    建物本体価格 ÷ 坪数:最も狭義の坪単価。積水ハウスが提示する見積書の「本体価格」で計算されることが多いですが、これにはオプションや後述する付帯工事費、諸費用が一切含まれていません。

    オプション込み価格 ÷ 坪数:施主の要望(外壁のグレードアップ、キッチンの変更など)を含んだ現実的な建物価格。積水ハウスの家は、このオプションによって数百万円単位で価格が変動します。

    総費用 ÷ 坪数:土地代を除いた、建物本体+オプション+付帯工事費+諸費用のすべてを含めた「本当に支払う総額」で計算した坪単価。私の実例(後述)もそうですが、この計算をすると坪単価は160万円を超えることもあります。

  2. 積水ハウスの「70:20:10」の法則
    注文住宅の総費用(土地代除く)は、大まかに以下の割合で構成されると言われています。

    建物本体工事費:約70%
    付帯工事費:約20%(地盤改良、外構、給排水管の引込など)
    諸費用:約10%(ローン手数料、登記費用、火災保険料など)

    つまり、あなたが「本体価格3,500万円」の見積もりを見たとしても、それは総費用の70%に過ぎない可能性が高いのです。
    この場合、実際の総支払額は 約5,000万円(3,500万円 ÷ 0.7)になる、ということです。

本体価格・付帯工事費・諸費用それぞれの内訳や、坪数別の総額シミュレーションをもっと詳しく知りたい方は、総額はいくら?本体・付帯・諸費用の内訳と平均相場【積水ハウス】も参考になると思います。

坪単価の罠:平均値や最低価格を鵜呑みにしない

積水ハウスの価格を検討する際は、WEB上の「平均坪単価85万円」といった数値を絶対に鵜呑みにしてはいけません。

それは最新の資材高騰を反映していない過去のデータか、オプションを一切含まない最低限の価格である可能性が極めて高いです。

現実的な予算策定のためには、「建物本体価格で最低でも坪100万円~」と考え、そこからさらにオプション費用、付帯工事費(本体の約20%)、諸費用(本体の約10%)が上乗せされる、と理解しておくことが不可欠です。

30坪2階建ての費用目安

積水ハウスの家の値段、30坪2階建ての費用目安

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では、具体的な坪数でシミュレーションを見ていきましょう。

まずは30坪2階建てのケースです。

複数のデータや実例から分析すると、30坪の家を建てる場合の費用目安は以下のようになります。

  • 建物本体価格(目安):3,000万 ~ 4,500万円
  • 総額(土地代除く):約4,300万 ~ 6,400万円

ここで非常に重要なポイントがあります。

それは、「家は小さい(坪数が少ない)ほど、坪単価は高くなる」という事実です。

なぜなら、キッチン、浴室、トイレといった高額な設備費用や、ZEH(ゼッチ)対応の空調・換気システムといった「固定費」は、家の大小にかかわらず必ず発生します。

50坪の家でも30坪の家でも、キッチンの数は基本的に1つです。

この高額な固定費を、より小さな床面積(坪数)で割ることになるため、坪数が少ない家ほど坪単価は自動的に跳ね上がるのです。

◆北川のワンポイントアドバイス

実際、私が見た建築実例でも、木造(シャーウッド)の29.1坪の家で、本体価格が3,105万円というものがありました。

これを計算すると、坪単価は約106.7万円です。

これは、平均値とされる「85万円」や、木造の最低ライン目安「65万~」といった情報をいかに安易に信用してはいけないかを示す、強力な実例だと思います。

30坪前後の家を検討される方は、坪単価が100万円を超えることを前提に資金計画を立てることを強くお勧めします。

30坪2階建てのより具体的な見積もり例や世帯年収の目安については、積水ハウスの30坪2階建て価格のリアル!総額と年収目安を公開で詳しく解説していますので、あわせて確認してみてください。

35坪総額のシミュレーション

次に、最も標準的なサイズと言われる35坪のシミュレーションです。

30坪のケースで見た「坪単価の罠」は、この35坪でも同じように存在します。

  • 建物本体価格(目安):3,500万 ~ 5,250万円
  • 総額(土地代除く):約5,000万 ~ 7,500万円

35坪の価格を調査していると、情報源によって「本体工事費目安 約2,500万円(標準仕様)」といった記述が見つかることがあります。

しかし、この「2,500万円」と、現実的な目安である「3,500万円~」との間には、実に1,000万円以上もの乖離があります。

この乖離こそが、「標準仕様」と「施主が本当に建てたい(オプションを含んだ)家」との差額です。

積水ハウスを選ぶ施主の多くは、標準のまま家を建てることは稀です。

外壁を「ダインコンクリート」や「ベルバーン」にしたい。

キッチンをグレードアップしたい。

床材にこだわりたい。

こうした「積水ハウスらしい」仕様を実現するためのオプション費用が積み重なり、標準仕様の2,500万円が、あっという間に3,000万円、3,500万円に膨れ上がるのが現実です。

したがって、35坪の家を検討する際は、「標準価格2,500万円」は広告的な最低ラインと割り切り、現実的な建物本体価格は最低でも3,500万円からスタートする、と考えるのが正しい予算感です。

40坪の建築費目安

積水ハウスの家の値段、40坪の建築費目安

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続いて、40坪のケースです。

坪数が増えるにつれて、坪単価はやや下がる傾向にありますが、当然ながら総額は上がっていきます。

  • 建物本体価格(目安):4,000万 ~ 6,000万円
  • 総額(土地代除く):約5,700万 ~ 8,500万円

40坪ともなると、建物本体価格だけで最低4,000万円、オプションや設計にこだわれば6,000万円に達することもあります。

これに付帯工事費(約20%)と諸費用(約10%)が加わるため、土地代を除いた総額が6,000万円を超えるのはごく一般的です。

私の家は施工床面積が約47坪ですが、40坪前後の家は、二世帯住宅やある程度ゆとりのある間取りを希望される方に多いボリュームゾーンです。

この価格帯になると、まさに「プレミアムブランド」での家づくりという実感が出てくる金額規模になります。

50坪の価格帯

50坪を超える家は、積水ハウスの中でもかなりゆとりのある、いわゆる「邸宅」と呼べる規模になります。

価格もそれに応じて大きく変動します。

  • 建物本体価格(目安):4,500万 ~ 7,500万円(坪単価90万~150万で計算)
  • 総額(土地代除く):約6,400万 ~ 1億円超

50坪の規模になると、間取りの自由度が格段に上がる一方で、採用するオプションや設計(例えば、完全分離型の二世帯住宅など)によって、価格は青天井になりがちです。

私が見た実例では、鉄骨の51.6坪の家で、本体価格が4,732万円(坪単価 約91.7万円)というものがありました。

これは坪単価で見ると、前述の29.1坪(坪単価106.7万円)の家よりも安くなっています。

これは「家が大きいほど坪単価は下がる」という法則が働いている良い例です。

しかし、これはあくまで「坪単価」の話。

総額としては、土地代抜きで6,000万円~1億円を超える予算を確保する必要がある、と認識しておくべきです。

【坪数別】積水ハウス 価格シミュレーション(目安)

これまでの情報を表にまとめます。価格はあくまで目安であり、オプションや土地の状況によって大きく変動します。

坪数 ① 建物本体価格 (目安) ② 総額 (土地代除く・目安: ① ÷ 0.7)
30坪 3,000万~4,500万円 約4,300万~6,400万円
35坪 3,500万~5,250万円 約5,000万~7,500万円
40坪 4,000万~6,000万円 約5,700万~8,600万円
50坪 4,500万~7,500万円 約6,400万~1億700万円

※総額(土地代除く)は、建物本体価格が全体の70%を占めると仮定した「70:20:10の法則」に基づき算出(本体価格 ÷ 0.7)。

積水ハウスの家の値段を決める要因

積水ハウスの家の値段を決める要因

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ここまでは坪数別の「総額」を見てきましたが、同じ坪数でも価格が数千万円単位で変わるのが注文住宅の奥深く、そして恐ろしいところです。

積水ハウスの家の値段は、具体的にどのような要因で決まっていくのでしょうか。

私自身の経験も踏まえて、価格を左右するポイントを解説します。

人気の平屋の価格帯と特徴

近年、非常に人気が高い「平屋」ですが、価格を検討する上で一つ大きな注意点があります。

それは、「同じ延床面積なら、2階建てより平屋の方が高額になる」という点です。

例えば「延床面積30坪」の家を建てる場合を比較してみましょう。

  • 2階建て(1階15坪+2階15坪):基礎の面積は15坪分、屋根の面積も15坪分(+α)
  • 平屋(1フロア30坪):基礎の面積は30坪分、屋根の面積も30坪分(+α)

このように、平屋は2階建てに比べて、コストのかかる「基礎工事」と「屋根工事」の面積が単純に2倍近く必要になります。

さらに、30坪の平屋を建てるためには、当然ながら30坪以上の広い土地が必要になります。

そのため、30坪 2階建ての本体価格目安が3,000万円~だったとしても、30坪 平屋の本体価格はそれよりも数百万円高くなる可能性が高いです。

平屋を検討される場合は、このコスト構造を理解した上で、2階建てよりも予算を多めに見積もっておく必要があります。

積水ハウスのノイエの価格は安い?

積水ハウスの家の値段、積水ハウス・ノイエの価格は安い?

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「積水ハウスに興味があるけれど、注文住宅は高すぎる…」という方が、「積水ハウス ノイエ」というブランドに注目されることがあります。

「積水ハウス ノイエ(Sekisui House noie)」は、かつては積水ハウスのグループ会社が運営していましたが、現在は事業移管され、積水ハウス不動産グループが「土地分譲一体型の商品」として展開しているブランドです(運営会社としての積水ハウス ノイエ株式会社は清算手続き中ですが、ブランドと商品は継承されています)。

いわゆる「建売住宅(分譲住宅)」に近い形態ですが、積水ハウスの高品質な部材や技術をベースに、あらかじめ設計されたプランで建築されます。

価格は安いのか?

結論から言えば、「フルオーダーの注文住宅よりは価格が抑えられるが、一般的なローコストメーカーの建売よりは高額」です。

「ノイエ」は、設計の自由度を制限し、仕様をパッケージ化することでコストを抑えています。

しかし、ベースとなっているのは積水ハウスの技術力と品質基準です。

そのため、「ローコスト住宅」とは全く異なり、品質と価格のバランスが取れた「積水ハウスの分譲住宅ブランド」と考えるのが最も正確です。

ゼロから建てる注文住宅ほどの予算はないけれど、品質に妥協はしたくない、という方にとって有力な選択肢となるでしょう。

家を建てる年収の現実的な目安

「積水ハウスで家を建てるには、いったい年収がいくら必要なのか?」

これは非常に生々しく、重要な問題ですよね。

複数の調査データを分析すると、積水ハウスのオーナーの平均世帯年収は「約600万円~650万円」というデータが浮かび上がってきます。

例えば、30坪の家(総額3,500万円・土地代除く)を建てるケースで試算してみましょう。

3,500万円のローンを金利1.5%(35年返済)で組んだ場合、年間の返済額は約128万円になります。

安全な返済負担率(年収に占めるローン返済の割合)を20%と仮定すると、必要な世帯年収は640万円(128万円 ÷ 0.2)となり、このデータは非常に現実的なラインであることがわかります。

積水ハウスオーナーの目安:世帯年収 600万円~

もちろん、これはあくまで「平均」であり「目安」です。

600万円未満でも、自己資金を多く用意したり、親からの贈与を受けたりして建てている方も大勢います。

逆に、私のように年収がそれ以上あっても、1億円を超えるようなローンを組む場合は、金融機関による厳格な審査が必要になります。

重要なのは「年収」そのものよりも、「①どれだけ自己資金(頭金)を用意できるか」そして「②ご自身の信用情報で、いくらまで健全に借り入れができるか」の2点です。

◆北川のリアルなローン体験談

私自身、今回の家づくりで銀行から1億1,000万円という巨額の融資を受けました。

その過程は決して平坦ではなく、「本当にこの金額を借りられるのか?」という不安と常に向き合う日々でした。

金融機関との交渉や、特に「団体信用生命保険(団信)」の審査など、施主が乗り越えなければならないハードルは数多くあります。

家づくりは、まず「資金計画」という土台を固めることから始まります。

このあたりの生々しい奮闘記は、我が家の住宅ローン全記録で詳しく書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。

価格の実例:北川家のリアルな総額

積水ハウスの家の値段、価格の実例:北川家のリアルな総額

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さて、ここまで一般的な価格相場や目安について解説してきましたが、やはり「お前の場合はどうなんだ」という声が聞こえてきそうです。

ここで、この記事の核心とも言える、私(北川)が積水ハウスと契約した「リアルな総額」を、包み隠さずお話しします。

私が契約した家(土地+建物)の総額は…

総額 約1億3,000万円

その内訳は、銀行からの借入が1億1,000万円、そして自己資金が約2,000万円(当初1,000万円の予定が膨らみました…)です。

この総額の中には、もちろん土地取得費(諸費用込みで約4,100万円)も含まれています。

土地代を除いた、純粋な「家」に関する費用(建築工事費+諸費用)だけでも、約8,900万円かかっている計算になります。

なぜこれほど高額になったのか?

「積水ハウスは高いと聞いていたけど、それにしても高すぎないか?」と思われたかもしれません。

高額になった理由は明確で、私が打ち合わせの過程で、積水ハウスの「標準」から大きく「アップグレード」する要望を次々と追加していったからです。

  • ハイエンドモデル「イズ」の選択:積水ハウスの鉄骨造の中でも上級モデルを選びました。
  • 「コートハウス(中庭型)」設計:プライバシーを確保するため、建物をロの字型にして中庭を囲む、特殊でコストのかかる設計を採用しました。
  • 外壁「SHストーン」の採用:外壁の一部に、標準のダインコンクリートよりもさらに高価な「石張り(SHストーン)」を採用しました。
  • 仕様の逐次アップグレード:打ち合わせ中に「リビングの天井は本物の木が良い」「エアコン全6台を上位機種に」「バルコニーを追加」「目隠しフェンスを延長」…など、多くのワガママ(笑)を追加していきました。

こうした要望を、積水ハウスの設計士さんや担当の橋爪店長が、見事にプランに落とし込んでくれた結果が、この金額です。

ですから、これは積水ハウスが不当に高いのではなく、私が「最高の家」を求めた結果の価格であり、私自身は心から納得しています。

北川家の「坪単価」を計算してみる

この実例で、冒頭にお話しした「坪単価の罠」を検証してみましょう。

我が家の施工床面積は 46.71坪 です。

【北川家の実例で見る「坪単価」計算】

  1. よくある「坪単価」計算(本体工事費のみ)
    本体工事費 49,987,650円 ÷ 46.71坪 = 約107万円/坪
  2. オプション等を含んだ「建築工事費」での坪単価
    建築工事費(税込) 71,390,000円 ÷ 46.71坪 = 約153万円/坪
  3. 土地代以外の「総費用」での坪単価
    (総額 1億3,000万円 - 土地取得費 約4,100万円) ÷ 46.71坪 = 約190万円/坪

※総額には外構工事、太陽光発電、冷暖房設備、登記費用、ローン手数料などの諸経費をすべて含みます。

ご覧の通り、計算に何を含めるかで、坪単価は「107万円」から「190万円」まで、80万円以上も跳ね上がります。

「坪単価100万円で40坪なら4,000万円」といった単純計算がいかに現実と乖離しているか、これでお分かりいただけたかと思います。

積水ハウスの「家の値段」を知りたいなら、坪単価という曖昧な数字に振り回されるのではなく、「自分が実現したい仕様で、総額がいくらになるのか」という視点で見積もりを精査することが、何よりも重要なのです。

積水ハウスの家の値段に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 坪単価が情報によってバラバラなのは、なぜですか?

A. これは「坪単価」という言葉に明確な定義がないためです。

大きく3つの理由があります。

  1. 計算の基準が違う:「建物本体価格」だけで計算している場合(一番安く見える)、「オプション込みの建築費」で計算している場合、私の実例のように「諸費用まで含めた総費用」で計算している場合(一番高く見える)があり、情報源によってバラバラです。
  2. 時期が違う:数年前の「平均坪単価85万円」といったデータは、最新の資材高騰や人件費上昇を反映しておらず、現在の実勢価格とはかけ離れています。
  3. 家の大きさ:本文でも解説した通り、キッチンなどの固定費が坪数で割られるため、30坪の家と50坪の家では、30坪の家の方が坪単価は高くなります。

坪単価はあくまで初期の目安と割り切り、必ず「総額でいくらかかるのか」という視点で見積書をチェックしてください。

Q2. 正直なところ、値引き交渉はどれくらい可能ですか?

A. 口コミなどでは「建物本体価格の5%」が目安とされています。

3,500万円の本体価格なら約175万円となり、非常に大きな金額です。

ただし、交渉で最も注意すべきは「値引き」と「減額」の違いです。

  • 値引き:仕様は変えずに、総額から純粋に金額を引いてもらうこと。
  • 減額:キッチンのグレードを落とすなど、仕様を削って価格を下げること。

営業担当者から「100万円安くします」と言われても、それが「減額」であれば真の値引きではありません。

正しい交渉術は、「①まず全ての仕様を確定させ、最終見積もりをロックする。②その上で、その最終金額に対して『値引き』を要求する」という順序です。

また、当サイトのようなオーナー経由の「紹介割引」を利用することで、建物本体価格の3%相当の割引が適用される可能性があります。

WEB上では「積水ハウス公式のオーナー紹介割引3%制度」と書かれていることもありますが、厳密には「公式制度」として3%が確約されているわけではありません。

しかし、私のような現役オーナーが橋渡しをすることで、実質的に3%相当(またはそれ以上)のメリットが適用されるケースが非常に多いのも事実です。

これは交渉とは別枠で受けられる大きなメリットですので、商談を始める前に利用するのが最も賢明です。

ご興味のある方は、当サイトの【現役施主】積水ハウス紹介割引(3%)+交渉サポート申込ページをご確認ください。

私と同じ施主仲間として、全力でサポートさせていただきます。

Q3. 鉄骨と木造(シャーウッド)で値段は大きく変わりますか?

A. 結論から言うと、悩むほどの価格差はありません。

一般的に「鉄骨は高い」というイメージがあるかもしれませんが、積水ハウスにおいては、両者の平均坪単価データを見ても、むしろ木造(シャーウッド)の方が高いケースすらあります。

どちらも積水ハウスの技術の粋を集めたプレミアム商品であり、構造で価格が決まるというよりは、選ぶオプションや設計で価格が決まります。

価格差がないため、施主は純粋に「好み」で選ぶことになります。

最大の分岐点は、採用できるオリジナルの「外壁」です。

  • 鉄骨造 → 「ダインコンクリート」(重厚感、彫りの深いデザイン)
  • 木造 (シャーウッド) → 「ベルバーン」(焼き物ならではの質感、メンテナンス性)

この「ダインコンクリートの重厚感」と「ベルバーンの焼き物の美しさ」のどちらに惹かれるかが、鉄骨と木造を選ぶ最大の決め手になることが多いです。

Q4. 決算期(1月末や7月末)に契約すると安くなりますか?

A. これはWEB上でよく見かける情報ですが、私の担当者(店長クラス)に確認したところ、「全くそんなことはありません」と明確に否定されました。

私自身も、「決算期だから値引きを…」といった駆け引きは一切行いませんでした。

積水ハウスの家づくりは、施主と営業、設計士がチームとなって数ヶ月~1年がかりで進める長期プロジェクトです。

そうした信頼関係の中で、短絡的な「決算セール」のような値引きが行われることは、まず考えにくいです。

むしろ、決算期を意識して契約を急ぐあまり、仕様の詰めが甘くなったり、十分な比較検討ができなくなったりするデメリットの方が大きいと私は思います。

時期にこだわるよりも、ご自身のプランと予算にじっくり向き合うこと、そして紹介割引など確実な制度を利用することをお勧めします。

Q5. オプションで特に高額になりがちなのは何ですか?

A. 私の経験上、以下の項目は価格を大きく押し上げる要因になります。

  • 外壁のグレードアップ:ダインコンクリートやベルバーン、さらに私の選んだSHストーンなどは、標準の外壁(サイディング等)に比べて初期コストが上がります。(ただし、その分、長期的なメンテナンスコストは抑えられます)
  • 水回り設備:キッチンや浴室は「標準仕様」からグレードを上げ始めると、数十万円~100万円単位で簡単に追加費用が発生します。
  • 断熱性能の強化:ZEH基準を満たすための高性能な断熱材やサッシ(窓)は、家の快適性に直結しますが、その分コストも上がります。
  • 大開口・大空間設計:積水ハウスが得意とする「ファミリースイート」のような柱のない大空間や、床から天井までの大開口サッシは、それを実現するための特別な構造部材(ダイナミックフレーム・システム等)が必要となり、価格に反映されます。

積水ハウスの最終価格は、まさにこの「オプションをどれだけ追加したか」で決まると言っても過言ではありません。

結論:積水ハウスの家の値段は価値に見合う

ここまで、積水ハウスの家の値段について、相場からシミュレーション、そして私自身の生々しい実例まで、詳しく解説してきました。

改めて結論を申し上げます。

積水ハウスの家の値段は、競合他社と比較して高価格帯にあることは紛れもない事実です。

もし、あなたが「コストパフォーマンス(費用対効果)」を最優先し、できるだけ安く、標準仕様で高い性能の家を建てたいと考えるなら、一条工務店さんのような、性能に特化したメーカーの方が適しているかもしれません。

では、なぜ私を含め多くの人が、高額であることを承知の上で積水ハウスを選ぶのか。

それは、その価格設定に明確な「理由=価値」が存在すると信じているからです。

積水ハウスの価格に含まれる「価値」

  1. 独自技術と長期的な経済性:「ダインコンクリート」や「ベルバーン」といった他社にはない独自の外壁材。これらは初期費用こそ高いですが、美観だけでなく、60年スパンでの塗り替えや修繕といった「長期的なメンテナンスコスト」を最小化できるという、経済的な価値を持っています。
  2. 卓越した構造と設計自由度:標準で「耐震等級3」を達成する強靭な構造と、それを支える制震システム「シーカス」。そして、チーフアーキテクト制度に代表されるトップクラスの設計士たちが、施主の理想(大空間や大開口)を安全かつ美しく実現する技術力。
  3. ブランドの信頼性とサポート体制:震災での全壊・半壊ゼロという圧倒的な実績がもたらす「絶対的な安全性」。そして、「初期30年保証」に加え、必要な有償メンテナンスを行うことで建物がある限り保証が続く「ユートラスシステム(永年保証)」がもたらす「長期的な安心感」。

私自身が投じた「約1.3億円」という金額は、単なる「家」というハコに対するものではなく、これらの長期的な価値、卓越した技術、そして家族の命と財産を守り続けてくれるという安心感の総体に対する「投資」であると、心の底から納得しています。

この記事が、あなたが「積水ハウスの家の値段」という大きな問いに向き合い、後悔のない決断を下すための一助となれば、現役施主として、これ以上の喜びはありません。

 

積水ハウスで後悔したくない方へ

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プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。