積水ハウスのセミオーダーの実態と予算内で建てる方法を解説

こんにちは。

積水ハウス ご紹介割引の相談窓口、運営者の北川晴夫です。

「積水ハウスのセミオーダー」をお調べの方。

「積水ハウスの高品質な家が欲しい、でも、フルオーダーだと価格も高いし、坪単価も気掛かり。打ち合わせも大変そう…」

「もっと手軽な規格住宅の間取りプランはないの?」

「平屋の選択肢は?」

「昔あったノイエのような商品はどうなった?」

と、積水ハウスの高品質な家づくりと、コストパフォーマンスを両立させる道を探していらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、積水ハウスで家を建てる際、ダインコンクリートやベルバーンといった外壁の比較から始まり、最終的な価格やメンテナンスのバランス、そして何より「我が家の理想のプラン」を実現するために、膨大な選択肢と予算の間で悩んだ施主の一人です。

その経験から、あなたが「積水ハウスのセミオーダー」という言葉に託す「本当のニーズ」がよく分かります。

この記事では、積水ハウスの現役オーナーである私、北川晴夫が、積水ハウスの商品ラインナップの実態と、フルオーダーの中で「セミオーダー的な」家づくりを実現した私の実例を、包み隠さず解説していきます。

記事のポイント

  • 積水ハウスに「セミオーダー」や「規格住宅」はあるのか
  • 「ノイE」や「平屋」のプランはセミオーダーと呼べるのか
  • フルオーダーの中で「セミオーダー的」にコストダウンする方法
  • オーナーである私のリアルな坪単価と価格実例

積水ハウスのセミオーダー、その疑問に答えます

積水ハウスのセミオーダー、その疑問に答えます

積水ハウス ご紹介割引の窓口イメージ

まず、あなたが抱える「積水ハウスにセミオーダーはあるの?」という最大の疑問にお答えします。

競合他社の商品や、過去の「ノイエ」ブランド、平屋プランなどと比較しながら、積水ハウスの家づくりの「実態」を明らかにしていきましょう。

積水ハウスに「規格住宅の間取り」はある?

まず、最も重要な結論から先にお話しします。

2025年現在、積水ハウスの公式ラインナップには、「セミオーダー」や「規格住宅」と明確に銘打った商品は存在しません。

例えば、大和ハウスさんの「Smart Made Housing」や三井ホームさんの「SELECT」のように、あらかじめ用意された多数の「規格住宅」プランから選んでコストを抑える、というタイプの商品は、積水ハウスは(現時点では)積極的に展開していないのです。

なぜなら、積水ハウスの家づくりの根幹は、あくまでも「邸別自由設計」、つまり一邸一邸ゼロから設計する完全なフルオーダーメイドにあるからです。

「わが家を世界一幸せな場所にする」という哲学のもと、顧客一人ひとりの感性や敷地条件に完璧に合わせることを最優先にしています。

◆北川のワンポイントアドバイス

この「邸別自由設計」は、私もオーナーとして強く実感している部分です。

私の担当だった橋爪店長や設計士の富田さんも、決して「このプランから選んでください」という姿勢ではありませんでした。

むしろ、「北川さんのご要望を叶えるにはどうすればいいか」という一点に集中し、私たちの漠然としたイメージを、ゼロから唯一無二の形にしてくれたのです。

この「とことん付き合ってくれる」姿勢こそが、積水ハウスの最大の価値だと私は感じています。

ですから、「積水ハウスのセミオーダー」という特定の商品を探しても、残念ながら公式カタログには見つからない、というのが現状の答えになります。

旧「ノイエ」の標準仕様とは?

積水ハウスのセミオーダー、旧「ノイエ」の「標準仕様」とは?

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積水ハウスのセミオーダーと検索すると、「ノイエ」という言葉が出てくることがあります。

この「ノイエ」こそが、かつてのセミオーダー(規格住宅)に最も近い位置づけの商品でした。

ノイエは、積水ハウスグループの高品質な住まいを、より幅広い層に届けるために、仕様やプランをある程度規格化することで価格を抑えたブランドだったと記憶しています。

ノイエを含む二世帯住宅や4階建て、規格住宅の価格差やセミオーダー方式の仕組みについては、積水ハウスの二世帯・4階建て・規格・ノイエの価格比較とセミオーダーの仕組みで詳しく解説しています。

いわば、積水ハウスの品質は保ちつつ、「ノイエ 標準仕様」というパッケージ化によってコストパフォーマンスを高めた戦略的商品です。

しかし、2025年現在、「積水ハウス ノイエ株式会社」は事業移管・清算手続きが進められています。

ブランド自体は積水ハウス不動産グループに継承され、現在は主に「土地分譲一体型の商品」としてその名前が残っているようですが、以前のように「ノイエ」という規格住宅を単体で注文する、という形ではなくなっていると認識しています。

この「ノイエ」の存在と、その「手が届きやすかった」というイメージが、「積水ハウスにもセミオーダーがあるはず」という印象を与えている一因かもしれません。

「平屋」のセミオーダープランはあるか

「セミオーダーとまではいかなくても、平屋のような人気ジャンルなら、お得な規格プランがあるのでは?」と期待される方もいらっしゃるでしょう。

積水ハウスは「平屋の暮らし」というジャンルを非常に得意としており、魅力的な実例も豊富です。

具体的な平屋の建物本体価格や支払総額の目安は、積水ハウスの平屋は幾らで建てられる?20/30/40坪の価格とコストで、坪単価の考え方とともに詳しくまとめています。

しかし、これも結論から言えば、「平屋」専用のセミオーダー「プラン」というものは存在しません。

積水ハウスの「平屋」は、あくまで「邸別自由設計」の中で実現される一つのスタイルです。

鉄骨の「イズ」で建てる大開口の平屋も、木造の「シャーウッド」で建てる勾配天井の平屋も、すべてが顧客の要望と敷地条件に合わせてゼロから設計されます。

「平屋」という選択が、自動的に「規格プラン」や「コストダウン」に直結するわけではない、という点は理解しておく必要があります。

セミオーダーの評判とは?

商品として存在しないにもかかわらず、なぜ「積水ハウスのセミオーダー」というキーワードが検索され、その「評判」が気になるのでしょうか?

私は、あなたが本当に求めているのは、以下の3つの「不安の解消」だと分析しています。

「セミオーダー」に隠された3つの深層心理

  1. コストの不安:「フルオーダーは高すぎる。予算オーバーが怖い」
  2. 決定の疲弊:「フルオーダーは決めることが多すぎて大変そう」
  3. 品質の不安:「フルオーダーは担当者次第?失敗した(という評判)くない」

つまり、「積水ハウスという最高のブランド品質を、予算内で、効率的に、失敗なく手に入れたい」。

この非常に合理的で賢明なニーズこそが、「積水ハウス セミオーダー」という検索キーワードの正体だと私は思います。

そして、このニーズを持つ人が多いために、「セミオーダー的な建て方はないか」という「評判」や情報交換がネット上で生まれやすいのではないでしょうか。

フルオーダーとの違いと価格

積水ハウスのセミオーダー、フルオーダーとの違いと「価格」

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では、積水ハウスが採用する「フルオーダー」と、あなたがお探しの「セミオーダー」は、具体的に「価格」面でどれくらい違うのでしょうか。

一般的な住宅市場の分類で比較してみましょう。

フルオーダー vs セミオーダー vs 規格住宅

カテゴリー フルオーダー(積水ハウス) セミオーダー(他社例) 規格住宅(他社例)
自由度 非常に高い
(ゼロから設計)
中程度
(選択肢から組合せ)
低い
(プラン固定)
価格(コスト) 高額
(上限なし)
中程度
(フルオーダー比で安価)
安価
(価格が明確)
手間(打ち合わせ) 非常に多い
(10回~15回以上)
中程度
(仕様決定が楽)
少ない
(ほぼ決まっている)

積水ハウスの「フルオーダー」は、自由度が最高である反面、「価格」も手間も(基本的には)最大になります。

一方で「セミオーダー」は、この3つのバランスが取れているのが特徴です。

「そこそこの自由度」で「価格を抑え」「手間も減らしたい」という、非常に合理的なニーズに応えるものです。

積水ハウスの価格(坪単価)が高価格帯になる理由は、この「邸別自由設計」という手間のかかるプロセスに加え、そもそもキッチンや窓、外壁などの「標準仕様」が他社のオプションレベルで非常にハイグレードなため、スタートラインの価格が異なる、という側面も大きいのです。

積水ハウスでセミオーダー的な家づくりをする方法

積水ハウスでセミオーダー的な家づくりをする方法

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「商品」として存在しないなら、「家づくりの進め方」で実現すれば良いのです。

ここでは、積水ハウスのフルオーダーというプロセスの中で、施主側が主導権を握り、「コスト管理」「効率化」「品質担保」を実現する実践的なアプローチを、私の実体験とともにお伝えします。

「セルフ・セミオーダー」という戦略

積水ハウスで「セミオーダー的」な家づくり(=私はこれを「セルフ・セミオーダー」と呼んでいます)を実現するための最大の戦略は、「標準仕様の価値を最大化し、不要なオプションを徹底的に削る」ことです。

これは、施主側が自ら「制限(ルール)」を設ける行為に他なりません。

他社のセミオーダーが「メーカー側が制限を設けてくれる」のに対し、積水ハウスでは「施主が自分で制限を設ける」のです。

具体的なアプローチは主に4つあります。

1. 建物の「形状」をシンプル化する(最も効果的)

規格住宅が安い最大の理由は、形がシンプルだからです。

凹凸の多い複雑な形状は、外壁、基礎、屋根の面積を増やし、コストが雪だるま式に跳ね上がります。

可能な限りシンプルな「総二階建て(1階と2階の面積がほぼ等しい箱型)」に近づけることが、最大のコストダウンに繋がります。

2. 建物の「大きさ」をコンパクトにする

当然ですが、延床面積を小さくすることが最も直接的なコスト削減策です。

「40坪は欲しい」を「35坪でも工夫すれば暮らせる」に変えるだけで、坪単価(例えば100万円)×5坪=500万円、といった具合に、数百万単位の予算圧縮が可能になります。

3. 機能と建具を「省略」する

「ウォークインクローゼット(WIC)の扉」や「トイレやお風呂の窓」(最近は換気性能が上がり不要なケースも多い)を省略する。

「2階の洋室を将来仕切れるように、広い1部屋のままにしておく」など、建具や間仕切りを減らすだけで、数十万円単位の削減が可能です。

こうした「省略」の積み重ねが、大きなコストダウンに繋がります。

4. 優先順位の低い「グレード」を戦略的に下げる

人の目に触れる1階リビングや玄関にはコストをかけるが、家族しか使わない2階の部屋の床材や巾木(はばき)のグレードは標準にする、など、メリハリをつけることが重要です。

全てを最高級にする必要はありません。

コストダウンのプラン術

積水ハウスのセミオーダー、コストダウンのプラン術

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「セルフ・セミオーダー」を実現するには、「プラン(間取り)」の工夫も欠かせません。

設計の早い段階で、コストダウンに繋がる「プラン」を設計士にリクエストしましょう。

コストを意識した「プラン(間取り)」の例

  • 水回りを集中させる:
    キッチン、お風呂、洗面所、トイレといった水回りを近い位置にまとめると、給排水管の長さを短くでき、配管工事の費用を抑えられます。

    1階と2階で水回りの位置を(できるだけ)上下で揃えるのも非常に有効です。

  • 壁を減らす(間仕切りを減らす):
    LDKを一体の開放的な空間にしたり、子供部屋を将来仕切る前提で大きな一部屋にしたりすることで、壁、ドア、照明、配線、スイッチ、コンセントなど、多くのコストを一度に削減できます。
  • 窓の数と大きさを最適化する:
    窓はコストに大きく影響する要素です。

    本当に必要な採光と通風を見極め、不要な窓を減らしたり、大きすぎる窓(特注サイズ)を避けたりすることもコストダウンに繋がります。

こうした「コストを意識した間取り」を、設計士さんにフルオーダーの段階でリクエストすることが、「セルフ・セミオーダー」の肝となります。

価格を抑える仕様のメリハリ

フルオーダーの打ち合わせは、まさに「欲望との戦い」です。

ショールームに行けば、どれも素晴らしいものばかり。

あれもこれもとオプションを追加すれば、見積もりはあっという間に膨れ上がります。

ここで重要なのが、積水ハウスの「標準仕様」は、他社でいう「オプション」レベルのものが大量に含まれているという事実です。

坪単価が高いのは、このハイグレードな標準仕様が最初から含まれているためでもあります。

この「標準仕様」がいかに高品質かを理解し、「標準のままで十分満足できる」という意思決定を積み重ねることが、価格を抑える最大の秘訣です。

◆北川のワンポイントアドバイス

私自身、まさにこの「欲望との戦い」で苦悩しました(笑)。

例えば、トイレはやっぱり自動開閉式が良いとか、キッチンのパネルはできるだけ高級感があるものがいいとか、リビングの天井は本物の木(木目調ではなく)がいいとか…。

こうした「絶対に譲れない部分」を明確にする代わりに、「妥協できる部分」も決めました。

例えば、家族しか使わない2階の部屋の仕様は標準のままにする、などです。

「ここはこだわる(お金をかける)」「ここは標準で構わない(お金をかけない)」というメリハリを自分の中で明確に持つことが、予算超過を防ぐ最大の防衛策になります。

我が家の坪単価と実例

では、私が「セルフ・セミオーダー」を意識しつつも、結局「欲望」と戦った結果、最終的にコストはどうなったのか。

生々しい数字ですが、私の「実例」として「坪単価」を公開します。

私の家の施工床面積は46.71坪です。

この数字を元に「坪単価」を計算してみますが、この「坪単価」というのが非常に厄介なクセモノです。

なぜなら、計算に何を含めるかで金額が全く変わってしまうからです。

【北川家の実例で見る「坪単価」】

計算方法 計算式(私の実例) 坪単価
① 本体工事費のみ 49,987,650円 ÷ 46.71坪 約107万円/坪
② オプション等を含んだ建築工事費 71,390,000円 ÷ 46.71坪 約153万円/坪
③ 土地代以外の総費用 (71,390,000円 + 諸費用 3,484,814円) ÷ 46.71坪 約160万円/坪

※家具や家電、備品代などは含まれていません
※上記は私の契約時点の金額であり、現在の価格とは異なる可能性があります。

いかがでしょうか。

一般的に「坪単価100万円」と言われる場合、①の本体価格のみを指すことが多いです。

しかし、実際に家を建てるには②のオプション(私の場合は約2,140万円!)や③の諸費用(登記費用やローン手数料など)が必ずかかります。

私の最終的な総額(土地+建物+全費用)は、約1.3億円になりそうです。

内訳は、銀行借入が1億1,000万円、自己資金が約2,000万円です。

(土地取得費が諸費用込みで約4,100万円かかっています)

これが、積水ハウスのフルオーダーで「こだわり」を追求したリアルな「実例」の数字です。(本当はもっとやりたいことはありましたが高くなり過ぎて我慢しました)

「坪単価」という言葉に惑わされず、必ず「総額でいくらかかるのか」という視点で資金計画を立ててください。

特に30坪前後のプランで「総額いくらになるのか?」をイメージしたい方は、積水ハウス30坪の総額は5000万超?施主がリアルな内訳を公開も併せて読んでいただくと、具体的な数字感がつかみやすくなるはずです。

実例に学ぶコスト削減のヒント

積水ハウスのセミオーダー、実例に学ぶコスト削減のヒント

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他の「実例」として、コスト削減のために「施主支給(せしゅしきゅう)」や「分離発注(ぶんりはっちゅう)」を検討される方もいます。

これは、照明やエアコン、外構工事などを積水ハウスに頼まず、自分で業者を探して発注することで、中間マージンをカットしようという上級者向けの手法です。

施主支給・分離発注の注意点

ただし、この手法には大きな注意点とリスクが伴います。

  • 保証の問題:施主が支給した製品や、分離発注した業者の工事部分に不具合が出た場合、積水ハウスの「初期30年保証」などの対象外となります。
  • 手間の増大:業者探し、打ち合わせ、スケジュール調整、支払いなどを全て自分で行う必要があり、非常に手間がかかります。
  • トラブルのリスク:工事の連携がうまくいかず、工期が遅れたり、追加費用が発生したりするリスクもあります。
  • 積水ハウスが許可しない場合も:品質担保のために、工事の根幹に関わる部分では分離発注を認められないケースも多いです。

安易な分離発注は、私はお勧めしません。

特に外構工事などは、積水ハウスの「邸別自由設計」の一環として、建物と一体でデザインしてもらう価値が非常に高いです。

得られるメリットと、増大するリスク・手間を天秤にかけ、慎重に判断してください。

評判から見る担当者の重要性

積水ハウスのセミオーダーと探す背景にある「品質の不安」について、ネット上の「評判」を調べると必ず出てくるのが「担当者ガチャ」の問題です。

「担当者の当たり外れが怖い」「フルオーダーだからこそ担当者のセンスや経験に左右されるのでは?」という不安は、当然あると思います。

私の場合、橋爪店長という最高の担当者に出会えましたが、これは本当に幸運だった側面もあります。

家づくりは「モノ」であると同時に、担当チームと進める「コト(体験)」です。

どれほど建物が素晴らしくても、体験が最悪なら後悔が残ってしまいます。

積水ハウスは「チーフアーキテクト制度」など、設計品質を組織的に担保する仕組みが整っていますし、オリコン顧客満足度調査でも「設計担当者の対応」で1位を獲得するなど、全体のレベルが非常に高いことは事実です。

それでも不安な方は、信頼できるオーナーからの紹介(いわゆるオーナー紹介制度(公式制度ではありません))を利用するのも一つの手です。

担当者の質に対する不安を、少しでも減らす努力をすることは重要だと思います。

積水ハウスの価格とプランに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 積水ハウスで「平屋」にすると、価格は安くなりますか?

A. 一概にそうとは言えません。

平屋は2階建てに比べて階段や2階のトイレが不要になるため、その分のコストは下がります。

しかし、建物面積が同じ場合、平屋の方が「基礎」と「屋根」の面積が大きくなるため、その分のコストは逆に上がってしまいます。

総二階建て(1階と2階の面積がほぼ同じ)が最もコスト効率が良いとされており、「平屋プラン」=「安い」とはならないケースが多いので注意が必要です。

Q2. 決算期(1月末)に契約すると値引きが大きいという「評判」は本当ですか?

A. これはよくある誤解ですが、残念ながら、決算期だからといって特別な値引きや割引が適用されやすくなる、ということはありません。

私も積水ハウスの担当者に直接確認しましたが、WEB上にあるこの手の情報は誤情報とのことでした。

積水ハウスの値引きは、あくまで個別の契約内容や条件(例えばオーナー紹介など)によって総合的に判断されるもので、時期によって変動するものではないようです。

Q3. 坪単価100万円で建つ、という「実例」はありますか?

A. 非常に難しい質問です。

先ほど私の実例でお見せした通り、「坪単価」の計算方法によります。

もし「① 本体工事費のみ」で坪単価100万円、ということであれば、私の実例(約107万円/坪)に近いので、オプションや仕様を標準(あるいは標準以下)に抑える「セルフ・セミオーダー」を徹底すれば可能かもしれません。

しかし、オプションや諸費用を含めた「② 建築工事費」や「③ 総費用」の坪単価で100万円に収めるのは、現在の建築費高騰の状況下では、積水ハウスではかなり難しいのではないか、というのが私の所感です。

Q4. 「ノイエ 標準仕様」の家は、もう中古でしか買えないのですか?

A. 規格住宅としての「ノイエ」を新築で建てるのは難しい状況です。

ただし、先述の通り「積水ハウス不動産グループ」がブランドを継承し、「土地分譲一体型の商品」として提供されているケースはあるようです。

これは、あらかじめ土地とセットで「ノイエ」の仕様に基づいた建売住宅、あるいは建築条件付き土地として販売される形態だと推測されます。

新築で「ノイエ」に近いコンセプトの家をお探しの場合は、積水ハウスの分譲地情報を確認してみると良いかもしれません。

結論:積水ハウスのセミオーダーを求める方へ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

積水ハウスのセミオーダーという商品は、現時点では存在しませんが、あなたがその言葉に込めた「コスト管理」「効率化」「品質担保」という真のニーズは、積水ハウスのフルオーダーという土俵の上で、施主側の明確な戦略と規律によって実現可能です。

それは、積水ハウスのハイレベルな「標準仕様」の価値を最大限に認め、不要なオプションを勇気を持って「省略」し、自分たちの家づくりの「軸」となる「プラン」を明確に持つ、という「セルフ・セミオーダー」のアプローチです。

私の「実例」のように、こだわりを追求すれば「価格」も「坪単価」も青天井になりがちなのがフルオーダーの怖さでもありますが、それをコントロールするのもまた、施主自身なのです。

もし、「家づくりのプロセスや手間を最小限にしたい」「価格の明確さを最優先したい」と考えるならば、積水ハウスは最適解ではないかもしれません。

大和ハウスさんや三井ホームさんが提供する、明確なセミオーダー商品を選ぶ方が、合理的な結果を得られる可能性があります。

一方で、「積水ハウスというブランドと品質を絶対に諦めたくない」「そのために、自ら勉強し、コストダウン戦略を主導する労力を惜しまない」と考えるならば、積水ハウスのフルオーダーという選択は、最高の「家づくり体験」になるはずです。

私自身、フルオーダーのプロセスを通じて、橋爪店長や富田さんという最高のチームと出会い、予算と格闘しながらも、何の不安もなく「家づくりのワクワク感」だけを楽しむことができました。

(そのリアルな過程は「仕様決定までの道のり Vol.1」でも紹介しています)

この記事が、「積水ハウスのセミオーダー」という視点をお持ちのあなたにとって、後悔のない家づくりの第一歩を踏み出すための、具体的なヒントとなれば幸いです。

【免責事項】
本記事に記載されている坪単価、価格、費用、および他社の商品情報(仕様・価格・名称を含む)は、私、北川晴夫が家づくりを検討・契約した時点(2024年~2025年)の調査や実体験、および調査した情報に基づくものです。

住宅の仕様や価格は、建築時期、地域、選択するモデル、社会情勢によって常に変動します。

本記事の内容はあくまで一個人のオーナーとしての見解と実例であり、その正確性や最新性を保証するものではありません。

最新かつ正確な情報(特に価格や標準仕様、商品ラインナップ、ノイエブランドの現在)については、必ず積水ハウスおよび各ハウスメーカーの担当者、または公式サイトにて直接ご確認いただきますよう、お願いいたします。

 

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  • この記事を書いた人
プロフィール

北川 晴夫(積水ハウス 施主)

株式会社リバティアース代表取締役。 現在、積水ハウスで自宅を建築中(2026年3月完成予定)の「現役オーナー」です。「絶対に後悔したくない」という想いから、元店舗経営者(4店舗の運営管理経験)の視点も活かし、ハウスメーカー各社を徹底比較。最終的に積水ハウスの「人」の誠実さと「技術」の圧倒的なレベルの違いに感動し、このリアルな体験を共有するため「積水ハウス ご紹介割引の窓口」を設立しました。当サイト経由のご相談で、公式制度にはない「3%以上の紹介割引」の実現と、私が全幅の信頼を寄せる橋爪店長による「最大限の交渉サポート」を、現役オーナーとして全力でバックアップします。